荒船哲次
きりはら
DONEひびこわし|荒船哲次2021年10月発行『日々くらし』より再録
ひびこわし|荒船哲次 日々暗し 危機流しても ヒビ怖し
このせかいでどんなふうに生きていけばいいのかわからなかったから誰かの真似をした。俺の真似はやめてくれと笑った東の振る舞いはわたしには少しむずかしく、おれにはなれないよと諭した迅の言動は少し窮屈で、なんにも気づかなかった小南の無垢さはどんなに努力しても手に入らないものだった。
名前があって、寝る場所があって、食べるものに困らなくて、だいすきな瑠花ちゃんたちがいて、それなのにわたしは自分の居場所がどこにもないように思う。こころとからだがばらばらにほどけていていつまでも落ち着かない。そんなわたしに唐沢さんはラグビー観戦をすすめてくれた。言われるがままに見たけどルールがわからなくて困った。少し残念そうにしながら「なんでもいいんだよ」と唐沢さんは言った。「なんでもいいのさ。きみがこのせかいを少しでもすきになれるなら」ラグビーのルールはこちらの文化を知るために本を読んだり映画を観たりしているうちにどうでもよくなった。(サッカーと相撲のルールは覚えた。)
4040このせかいでどんなふうに生きていけばいいのかわからなかったから誰かの真似をした。俺の真似はやめてくれと笑った東の振る舞いはわたしには少しむずかしく、おれにはなれないよと諭した迅の言動は少し窮屈で、なんにも気づかなかった小南の無垢さはどんなに努力しても手に入らないものだった。
名前があって、寝る場所があって、食べるものに困らなくて、だいすきな瑠花ちゃんたちがいて、それなのにわたしは自分の居場所がどこにもないように思う。こころとからだがばらばらにほどけていていつまでも落ち着かない。そんなわたしに唐沢さんはラグビー観戦をすすめてくれた。言われるがままに見たけどルールがわからなくて困った。少し残念そうにしながら「なんでもいいんだよ」と唐沢さんは言った。「なんでもいいのさ。きみがこのせかいを少しでもすきになれるなら」ラグビーのルールはこちらの文化を知るために本を読んだり映画を観たりしているうちにどうでもよくなった。(サッカーと相撲のルールは覚えた。)
nk56012799
MEMOとてもめるへんなニノカゲ(嘘)ネタです。
国王…城戸司令
第一王子…東さん
第二王子…二宮さん
第三王子…三輪くん
国王側近A…風間さん
国王側近B…諏訪さん
村人A…影浦くん
村人B…荒船哲次
魔女…加古さん
めるへんにのかげ影浦「何か今日、街の方がやけに騒がしくね?」
荒船「ああ。今第二王子が行方不明になって大騒ぎしてるらしいぞ」
影浦「へー」
荒船「もうちょっと興味持てよ」
影浦「んなこと言っても関係ねえし」
荒船「王子を見付けた奴には報奨金が出るらしいぞ」
影浦「マジか」
荒船「まあこんな村の方までは来てないだろうが」
影浦「どうせ世間知らずの王子様が城下町で迷子にでもなってんだろ」
荒船「世間知らずかは知らないが第二王子は意外と天然だって噂は聞いた事あるな……」
影浦「どっちにしろ俺らには関係ねえな……お、犬」
荒船「え"」
影浦「でけえ犬だな〜荒船……いねえ」
(遠くに全力で逃げる荒船の後ろ姿)
影浦「野良犬にしてはやけに毛並みのいい奴だな……どっかから逃げてきたのか?」
2720荒船「ああ。今第二王子が行方不明になって大騒ぎしてるらしいぞ」
影浦「へー」
荒船「もうちょっと興味持てよ」
影浦「んなこと言っても関係ねえし」
荒船「王子を見付けた奴には報奨金が出るらしいぞ」
影浦「マジか」
荒船「まあこんな村の方までは来てないだろうが」
影浦「どうせ世間知らずの王子様が城下町で迷子にでもなってんだろ」
荒船「世間知らずかは知らないが第二王子は意外と天然だって噂は聞いた事あるな……」
影浦「どっちにしろ俺らには関係ねえな……お、犬」
荒船「え"」
影浦「でけえ犬だな〜荒船……いねえ」
(遠くに全力で逃げる荒船の後ろ姿)
影浦「野良犬にしてはやけに毛並みのいい奴だな……どっかから逃げてきたのか?」
fukamm3116
PROGRESS当真誕小説後日談当夏③荒船哲次の場合
これまたメモ
途中めちゃくちゃ空白空いてんのはそういうことです
【荒船哲次の場合】
『残念すけど、あたし、この度当真先輩の"唯一の愛弟子"になるのでその誘いには乗れませんね!ッ隊長!』
「は?!」
ニッと笑った猫目の頭上から降ってくる追尾弾を見開いた目で捉えた俺は驚きのまま強制帰還を余儀なくされた。
ボスッと緊急脱出先のベッドに落ちるとオペレーターデスクの方から半崎がひょこりと顔を出した。
「はー、ダルいっすわ……」
普段なら開口一番ダルそうな顔を隠しもしない半崎に、もうちょっと隊長を労うとかあるだろ、などと言うものだが今の荒船にはそんな余裕はなかった。
「半崎、お前知ってたか?」
「夏目のスコーピオンっすか?玉狛でレイジさんに教わってるってのは聞いてましたけど。」
1436『残念すけど、あたし、この度当真先輩の"唯一の愛弟子"になるのでその誘いには乗れませんね!ッ隊長!』
「は?!」
ニッと笑った猫目の頭上から降ってくる追尾弾を見開いた目で捉えた俺は驚きのまま強制帰還を余儀なくされた。
ボスッと緊急脱出先のベッドに落ちるとオペレーターデスクの方から半崎がひょこりと顔を出した。
「はー、ダルいっすわ……」
普段なら開口一番ダルそうな顔を隠しもしない半崎に、もうちょっと隊長を労うとかあるだろ、などと言うものだが今の荒船にはそんな余裕はなかった。
「半崎、お前知ってたか?」
「夏目のスコーピオンっすか?玉狛でレイジさんに教わってるってのは聞いてましたけど。」
fukamm3116
PROGRESS前に上げた当真誕生日話の後日談で各方面(荒船哲次の場合、那須隊の場合、夏目出穂の場合、当真勇の場合、冬島隊の場合)を書こうとしていてふと思いついたので東春秋の場合をメモしたら意外といい感じになったので自己満の為に載せます(長い)あくまでメモ段階なので文脈は繋がってません、雰囲気
東春秋の場合何にせよ、放浪癖のある彼を縛り付けるものが増えたことは喜ばしいことだ。
気づけばいなくなってしまいそうなフラフラとした、あるいは飄々とした歩き方。
あちらからフラリと近づいて来たかと思えば、今度はこちらが近づき過ぎるとするりと逃げてしまう。
まるで仲間の馴れ合いを嫌う猫のようなその性格。
彼は時々今では弟子となった彼女の事を、意識的か無意識か「うちの子猫が」と呼び表すことがある。
それに東は首を捻らざるを得ないのだ。
夏目は確かに猫好きで、猫のような特徴的な瞳をしているがその中身はどちらかと言えば犬に近い。
誰とでも仲良くできる明るい性格。
ハッキリ自分の意思を持ち、口にすることが出来る素直さ。
そして意外と、と言っては失礼かもしれないが礼儀正しい。越えてはならない一線は超えてこない。
475気づけばいなくなってしまいそうなフラフラとした、あるいは飄々とした歩き方。
あちらからフラリと近づいて来たかと思えば、今度はこちらが近づき過ぎるとするりと逃げてしまう。
まるで仲間の馴れ合いを嫌う猫のようなその性格。
彼は時々今では弟子となった彼女の事を、意識的か無意識か「うちの子猫が」と呼び表すことがある。
それに東は首を捻らざるを得ないのだ。
夏目は確かに猫好きで、猫のような特徴的な瞳をしているがその中身はどちらかと言えば犬に近い。
誰とでも仲良くできる明るい性格。
ハッキリ自分の意思を持ち、口にすることが出来る素直さ。
そして意外と、と言っては失礼かもしれないが礼儀正しい。越えてはならない一線は超えてこない。
riporipo_de
PROGRESSツイでワートリTシャツ着よってタグ回ってて、いーなーって思ったけど、ワートリ新参者は持ってないから着せようって思ったので、18歳組に着てもらった
鋼くんにも着てもらいたかったけど、3人も書けない(.௰. ꜆)
線画が1番まともな気がする
riporipo_de
TRAINING私の性癖を一手に背負ったアラフネテツジくんガンホルダーとサスペンスダーとハーフグローブ?
をハリ〇ッド映画さながらにノリノリでやってくれそう()
マフィアかエージェント的なのかな←
多分自分で脚本しちゃう()