転生話メモ輝聖石とハド灰錬成した宝玉からハド様召喚
転生先生とハド様を解放する目的で旅している。
前世の執着の歪さに後悔してる先生
ハド様は召喚されたら先生以外には触れられる。
(そのことがよりこたえている)
前世の自分の生家の隠し扉から入る研究室を目指している。
ハド様は自分がなぜここにいるかを忘れている様に見える。(何百年か経ってるから)
先生はハド様を自分の執着から解放して自由にしてあげないとと思っている。
錬成時にハド様からこぼれ落ちた要素(魂の一部)が不足要素となっていたオチ
すべて思い出したハド様は実体化時先生に触れられる様になりhappy endですよ………
やっぱり触れたかったてこたと

「お前、ちょっとこっちこい」

グイッと引っ張られて物陰の人の視線が入らないところに立たされる。

「ユーリス？何かあったのか？」
「どうしたもこうしたもねーよ、はぁ〜ここまで拗れるとは流石の俺様も予想つかなかったぜ」

さっきからユーリスの言っていることが理解できない。拗れる？
頭を傾げて理解してないような雰囲気の俺に対し、またユーリスは大きくため息をつく。

「いきなり何の脈絡もなくお前とクロードの不仲説が流れると軍全体の空気も悪くなる」
「不仲って…そこまで悪くないぞ。…ちょっと距離を置いてるだけだ」
「だから、それが良くないんだって。お前そもそもそういう駆け引き自体うまくできないだろ」

自分はクロードに必要以上に近づきすぎているのかもしれない。誰から言われたわけではないが、そう感じて自分が行ったことといえば、クロードと普段一緒にいる時間…例えば遠乗りや食事などそれらを別の予定があるといって断るようにした。