遥
園児/NG
MEMOクトゥルフ神話TRPG「彼方からの君に捧ぐ」〈ED 1〉全生還
KP:うさき
PC / PL
▼PC1-あなたは20代前半の男性だ。
五十峯 和史(KVR)
▼PC2-あなたは20代前半の女性だ。
小茄子川 鹿乃子(から)
▼PC3-あなたは10代後半の男性だ。
三熊 遥(園児)
▼PC4-あなたは10代後半の女性だ。
天城 月那(かいせ)
2024/03/05 〜
Tofu_funya2
DONE㌦軸(俳優軸)の初期🌲🌸完全に身内ネタ
お豆腐産初期🌲(京太郎=ミヤビ):若手俳優
お豆腐産初期🌸(遥):居酒屋バイト
蘭樹産初期🌲(ミヤコ):大手事務所所属俳優
蘭樹産初期🌸(カナタ):ミヤコの奥さん
京ちゃん:ミヤコの弟
↑これ押さえれば誰でも楽しめる内容ではあると思います( ◜௰◝ )
アンサンブル·キャット 昔から演じることが好きだった。
自分が役になりきって演じれば大人たちが拍手をくれた。
大好きだったのだ、自分では無い『ナニカ』になれることが。
それが今はどうだ。大した役を勝ち取ることも出来ず、それでもなあなあに続けている。何も諦められずに小さな舞台でアンサンブルとして演者を続けている。
「…………もうやめよっかな」
誰も居ない楽屋でぽつりと呟く。
静寂に包まれる。嫌な思考を振り払うようにパシンッと両頬を叩いた。
やめるわけにはいかない。だって
「遥、怒るもんなぁ」
遥。オレの愛しい恋人。
オレの演技を一番傍で見てくれていた人。
オレの演技を「世界で一番綺麗だ」と抱きしめてくれた人。
愛しい人に宣言したのだ。「オレが、誰からも認められるような人間になったら一緒になろう」と。
10113自分が役になりきって演じれば大人たちが拍手をくれた。
大好きだったのだ、自分では無い『ナニカ』になれることが。
それが今はどうだ。大した役を勝ち取ることも出来ず、それでもなあなあに続けている。何も諦められずに小さな舞台でアンサンブルとして演者を続けている。
「…………もうやめよっかな」
誰も居ない楽屋でぽつりと呟く。
静寂に包まれる。嫌な思考を振り払うようにパシンッと両頬を叩いた。
やめるわけにはいかない。だって
「遥、怒るもんなぁ」
遥。オレの愛しい恋人。
オレの演技を一番傍で見てくれていた人。
オレの演技を「世界で一番綺麗だ」と抱きしめてくれた人。
愛しい人に宣言したのだ。「オレが、誰からも認められるような人間になったら一緒になろう」と。
るび江
DONE遥きみ開催記念!!!先行新刊チラ見せ企画です!完成した本は8/24のチャレ!や9/22の夢ポケで頒布予定、虎の穴で通販予定です。続報はXで告知していくので、良かったら見にきてください! 4
fur
MENU【遥かに望む君はすぐ側】「きみ」を大事に【展示】ハルスグイベント開催おめでとうございます。
こちらはいつか短編集にしたいなと温めてきたお話です。
イベントのにぎやかしになればうれしく思います。
部室で他人の目を気にせず天然にいちゃつくハルスグは良い。
既刊サンプル→https://www.pixiv.net/artworks/120227476 9
絹代/棚
DOODLE【webオンリー公開用】あとがきのようなペーパーです。
印刷するとぼかし消えます。
書きたいこと書いただけですが、よければぜひ🙂
【追記】ネップリ期間終了しました。
印刷してくださった方ありがとうございました!!
絹代/棚
INFO8/17 ハルスグWebオンリーに出ます!!イベント名 遥かに望む君はすぐ側
サークル名 レモンのレース
スペース け_2
人生初のサークル参加なのでお手柔らかに😭
出るぞと決断したのが遅すぎて現在進行形で描いてます
頭の中にあるすけべな話描いて形にしたかったけどぜってー不可能なので、ド健全です!!!賑やかしになれれば幸いです!!!!
追記:イベント名入れました。告知さえ慣れてなさすぎわろた
kuroto
DOODLE兄さんは手を取ってまっすぐに希望をくれる人だと思うBGM:back number - SISTER
https://youtu.be/WOHXFNzfehs?si=Ia18nYMedbDKaqx7
「目指した雲はずっと高くて
夢見た島は遥か遠い場所だと知ってて
分かってて踏み出してきたんだから
負けないで
君が瞬きで隠した痛みをその想いを
ああ 僕は知っているから」
ちはネズ
MOURNING2024年07月19日から開催されたタル鍾Webオンリー「冬に至る逍遥」用に作成したサイトや新規イラストのまとめです。恒例の書籍化について今回はしない予定です。閲覧ありがとうございました! 10みい(オタク)
PROGRESS最後の投稿から結構時間が経ってもうたごめんねウインドブレーカーの桜遥ちゃんを描こうと思って描いてたけど
髪の毛描けへんーてなった絵です。
いやー頑張って今日中に完成させたい!
待っててね!
2024/07/24
aw_o_2
DONE7/19-21 タル鍾webオンリー 『冬に至る逍遥』【展示】
・5コマ漫画 ×2(※1点は女体化です)
・らくがき
何も考えずにかいていたら可哀想なタルばっかりになってしまいました!誕生日なのに…!!
一応、タルと先生はどれも付き合ってる前提です! 8
トリ。
DONEタル鍾webオンリー「冬に至る逍遥」書き下ろし新作小噺です。心結び、夢渡る。 第二の故郷とも思えるようになったにぎやかな港が遠ざかり、また新たな任務地に向かう船の甲板に立つ。璃月の海から突き出ている岩槍の山を横目に見ながら行く先ではなく後方に思いを馳せるタルタリヤのジャケットが翻り、ベルトから下げた小さな立方体のかたちをした装飾が海風を受けて揺れている。
璃月を発つ前夜。最高の夕餉を食べて、さらに極上の恋人をいつもより長くたくさん愛でてから、熱を分け合いながら余韻を楽しむ穏やかな時間。とろりと蕩け落ちてしまいそうな濃い蜂蜜のような色を湛えた瞳のまま腕の中でその身を委ねてくれている可愛いひとの耳元で、タルタリヤは初めてこれまでしっかりと引いていた一線を踏み越える頼みごとをした。
4151璃月を発つ前夜。最高の夕餉を食べて、さらに極上の恋人をいつもより長くたくさん愛でてから、熱を分け合いながら余韻を楽しむ穏やかな時間。とろりと蕩け落ちてしまいそうな濃い蜂蜜のような色を湛えた瞳のまま腕の中でその身を委ねてくれている可愛いひとの耳元で、タルタリヤは初めてこれまでしっかりと引いていた一線を踏み越える頼みごとをした。
HRAK__love
DONEタル鍾web only【冬に至る逍遥】にて描いた短いお話。タルは一度死んで転生してます。もちろん記憶あり。
タルが生まれ変わるまで待ち続けた一途過ぎる先生です。
第2回 web only おめでとうございます!
素敵なイベントありがとうございました!✨️ 6
yu.
DONEタル鍾webオンリー『冬に至る逍遥』展示物【小説】タルタリヤ×角と尻尾が生えた幼い鍾離先生
『おかえりなさい』
※角と尻尾が生えた幼いモラクスさんも出てきます
おかえりなさい (少し張り切りすぎたかな)
ひとりで頭の中でそう呟く。見えない力によって、ぐわんと頭が揺さぶられて、思わずたたらを踏む。任務で魔物の巣窟に向かって、暴れ回った際不意打ちで頭を殴られたのが今更効いてきたらしい。殴ってきた奴は即座に切り裂いてやったので、塵となり跡形も無くなったが。
討伐を終え、詳細な報告は部下に任せて璃月の山間部まで来たところで、気がようやく落ち着いてきたのか身体の不調が出始めていた。ふうと一息つく。暫く何処かで休んだほうが良いと判断し、止めていた足をまた歩ませ始める。
この辺りは、角と尻尾が生えた幼い鍾離先生から分たれたとされる、同じく角と尻尾を携えたモラクスが、よく散歩をしている場所だと聞いている。今日はどこそこの花が咲いていた、気候が快かった、品質の良い鉱石を見つけた、などの話を聞いているうちに、俺自身も地形に詳しくなってしまっている。少しうねりのある、小ぶりな銀杏の樹と古びた石碑を起点にして、左へと曲がる。そうすると、岩肌に洞窟が見えてきた。入り口付近の岩には草が生い茂り、少し奥まった位置にあるため、注意深く観察しなければ魔物に見つかることはなさそうだった。大人一人がようやく通れる程の大きさの入り口を潜ると、中は案外広々とした空間になっている。人が座れるような椅子と、その高さに合わせた、机と思しき長く平べったい岩もある。ここはたまにモラクスがやって来て過ごしている場所だ。洞穴内の所々に石珀が生えていて、間接照明のようにぼんやりと光を放つ。とりあえず身体を休められる場所まで辿り着いた、そう思ったところで眠気が襲って来た。ぐらり、暴力的なまでの目眩がする。どうにか腰を落ち着けて、壁に寄りかかる。少し休んだら出発しよう。そう考えている途中で、ふっと意識が滑り落ちていった。
2931ひとりで頭の中でそう呟く。見えない力によって、ぐわんと頭が揺さぶられて、思わずたたらを踏む。任務で魔物の巣窟に向かって、暴れ回った際不意打ちで頭を殴られたのが今更効いてきたらしい。殴ってきた奴は即座に切り裂いてやったので、塵となり跡形も無くなったが。
討伐を終え、詳細な報告は部下に任せて璃月の山間部まで来たところで、気がようやく落ち着いてきたのか身体の不調が出始めていた。ふうと一息つく。暫く何処かで休んだほうが良いと判断し、止めていた足をまた歩ませ始める。
この辺りは、角と尻尾が生えた幼い鍾離先生から分たれたとされる、同じく角と尻尾を携えたモラクスが、よく散歩をしている場所だと聞いている。今日はどこそこの花が咲いていた、気候が快かった、品質の良い鉱石を見つけた、などの話を聞いているうちに、俺自身も地形に詳しくなってしまっている。少しうねりのある、小ぶりな銀杏の樹と古びた石碑を起点にして、左へと曲がる。そうすると、岩肌に洞窟が見えてきた。入り口付近の岩には草が生い茂り、少し奥まった位置にあるため、注意深く観察しなければ魔物に見つかることはなさそうだった。大人一人がようやく通れる程の大きさの入り口を潜ると、中は案外広々とした空間になっている。人が座れるような椅子と、その高さに合わせた、机と思しき長く平べったい岩もある。ここはたまにモラクスがやって来て過ごしている場所だ。洞穴内の所々に石珀が生えていて、間接照明のようにぼんやりと光を放つ。とりあえず身体を休められる場所まで辿り着いた、そう思ったところで眠気が襲って来た。ぐらり、暴力的なまでの目眩がする。どうにか腰を落ち着けて、壁に寄りかかる。少し休んだら出発しよう。そう考えている途中で、ふっと意識が滑り落ちていった。
yu.
DONEタル鍾webオンリー『冬に至る逍遥』展示物【小説】タルタリヤ×角と尻尾が生えた幼い鍾離先生
『はなれていても』
はなれていても「しばらく遠征で家を空けるよ」
そう言うと、鍾離先生は持ち上げていた尻尾を少し垂らして、そうか、と短く答えた。
冬の間は通年を通して温暖な璃月でも、時折寒い日が存在する。段々とそれらが少なくなって和らいで、春の兆しがそろそろ見える頃だという時期のことだった。寒そうにしていた鍾離先生も、幾分暖かくなってきたこの時期であれば、一人でも大丈夫だろう。
先生の頭から生えた黄金色の角が、不思議といつもよりくすんで見える。頭を撫でたくなって、そっと手を伸ばすけれども、勘付いたのか伏せていた顔を持ち上げられた。大きな両目がじっとこちらを見る。
「いつかえってくるんだ?」
「うーん、ざっくりだけど、夏前には…かな。それも早ければの話だけど。詳しくは話せないな」
2396そう言うと、鍾離先生は持ち上げていた尻尾を少し垂らして、そうか、と短く答えた。
冬の間は通年を通して温暖な璃月でも、時折寒い日が存在する。段々とそれらが少なくなって和らいで、春の兆しがそろそろ見える頃だという時期のことだった。寒そうにしていた鍾離先生も、幾分暖かくなってきたこの時期であれば、一人でも大丈夫だろう。
先生の頭から生えた黄金色の角が、不思議といつもよりくすんで見える。頭を撫でたくなって、そっと手を伸ばすけれども、勘付いたのか伏せていた顔を持ち上げられた。大きな両目がじっとこちらを見る。
「いつかえってくるんだ?」
「うーん、ざっくりだけど、夏前には…かな。それも早ければの話だけど。詳しくは話せないな」
yu.
DONEタル鍾webオンリー『冬に至る逍遥』展示物【小説】タルタリヤ×通常サイズの鍾離先生
『不意を突きたい』
※龍化あり
不意を突きたい「少し待っていてくれ」
「ん、わかった。待ってるよ」
そう言って、部屋の主は扉の向こうへと消えていった。
洞天内、中央に聳える邸宅の一室。桃色と薄黄色が混じり合う空が、格子状の窓枠を通して見ることが出来る。太陽は沈もうとしているのか、上がっていこうとしているのかは分からない。夢の狭間のような蕩けた色合いは、現実と離れてしまったかのような錯覚に陥る。しかし手元の感触は確かにあって、椅子の木目の手触りや、座った時に僅かに軋む様子もちゃんとそこにある。ん、と軽く両腕を頭上へ伸ばす。遮られた陽が、腕を下ろすと再び眼を照らした。
昼下がりの真っ青な空の下、快い風が吹く日だった。良い茶葉が手に入ったから来ないか、と偶然道端で会った鍾離先生から言われた。その時俺は久々に璃月に来ていて、再会したのもしばらくぶりだった。長く一ヶ所に留まることは少ないし、積もる話もあるだろう。話すことはたくさんある。いいよ、と承諾すると、にこりと笑顔を返された。自身の背中に流した赤いスカーフがさらさらと風に揺られて、端っこについた装飾同士がぶつかる。その拍子に、きん、と細く、ちいさな音がした。
2353「ん、わかった。待ってるよ」
そう言って、部屋の主は扉の向こうへと消えていった。
洞天内、中央に聳える邸宅の一室。桃色と薄黄色が混じり合う空が、格子状の窓枠を通して見ることが出来る。太陽は沈もうとしているのか、上がっていこうとしているのかは分からない。夢の狭間のような蕩けた色合いは、現実と離れてしまったかのような錯覚に陥る。しかし手元の感触は確かにあって、椅子の木目の手触りや、座った時に僅かに軋む様子もちゃんとそこにある。ん、と軽く両腕を頭上へ伸ばす。遮られた陽が、腕を下ろすと再び眼を照らした。
昼下がりの真っ青な空の下、快い風が吹く日だった。良い茶葉が手に入ったから来ないか、と偶然道端で会った鍾離先生から言われた。その時俺は久々に璃月に来ていて、再会したのもしばらくぶりだった。長く一ヶ所に留まることは少ないし、積もる話もあるだろう。話すことはたくさんある。いいよ、と承諾すると、にこりと笑顔を返された。自身の背中に流した赤いスカーフがさらさらと風に揺られて、端っこについた装飾同士がぶつかる。その拍子に、きん、と細く、ちいさな音がした。
yu.
DONEタル鍾webオンリー『冬に至る逍遥』展示物【小説】タルタリヤ×通常サイズの鍾離先生
『ひとところの窓』
ひとところの窓 いつものように、窓に手をかける。
契約の国・璃月、とある建物の一角、道からは死角となる位置。伝統的な細工の施された、薄明かりの漏れる窓枠に、タルタリヤは手をかける。が、窓枠はびくともしない。普段だったら空いているはずの箇所。疑問に思ったものの、別の場所を探ってみると、こちらはすんなりと開いた。開ける場所を間違えたのだろうか?いや、鍾離先生がそうするとは思えない……そう考えながらも、開いた空間にするりと身体を滑り込ませて、室内へと入る。中を進むと、こちらに気づいた鍾離先生は読んでいた本から顔を上げた。傍らの机に置かれていた、繊細な模様の施された栞を挟み、徐に本が閉じられる。
「こんばんは、鍾離先生」
2162契約の国・璃月、とある建物の一角、道からは死角となる位置。伝統的な細工の施された、薄明かりの漏れる窓枠に、タルタリヤは手をかける。が、窓枠はびくともしない。普段だったら空いているはずの箇所。疑問に思ったものの、別の場所を探ってみると、こちらはすんなりと開いた。開ける場所を間違えたのだろうか?いや、鍾離先生がそうするとは思えない……そう考えながらも、開いた空間にするりと身体を滑り込ませて、室内へと入る。中を進むと、こちらに気づいた鍾離先生は読んでいた本から顔を上げた。傍らの机に置かれていた、繊細な模様の施された栞を挟み、徐に本が閉じられる。
「こんばんは、鍾離先生」
桃哉 (とうや)
DONE一沙様のポスト“名付け方を知らず”を拝見して勇気爆発させました計2枚の無言マンガ風味?
3まいめは...酷いラフのオマケ🤣
下手なりにがんばった👍️ ☝️が攣りそう🤣
遥か昔に1ページに13コマ詰め込んだハチャメチャなの描いたの思い出して分けた 3
soujiro_naki26
MOURNINGif世界線の唯葉と未遥海月が墓守に入らなかった世界線のお話レトロな内装。夕方時の穏やかな陽の光が射し込む窓際の二人席。
「有栖決まった?」
「ちょっとまって……うん、おっけー」
そうラミネートのされたメニューを置いて。「すみませぇん」と唯葉の間延びした呼び出しに、店員の柔らかい返事が返る。
駅から少し外れた小さなカフェ。店内は程よく空いていて。のんびりとした雰囲気と昔ながらのメニュー。放課後、カフェ巡りという二人共通の趣味で見つけた穴場スポットだ。
注文を終え、奥へ戻っていく小柄な女性店員に揃って微笑み会釈。
「――そーいえば、小テストあったんでしょ?英単語だっけ、どーだった?」
「まぁフツー?六十八点」
「んはは、微妙〜カモフカって感じ」
「うるせー。いーんだよ再試なけりゃ」
1817「有栖決まった?」
「ちょっとまって……うん、おっけー」
そうラミネートのされたメニューを置いて。「すみませぇん」と唯葉の間延びした呼び出しに、店員の柔らかい返事が返る。
駅から少し外れた小さなカフェ。店内は程よく空いていて。のんびりとした雰囲気と昔ながらのメニュー。放課後、カフェ巡りという二人共通の趣味で見つけた穴場スポットだ。
注文を終え、奥へ戻っていく小柄な女性店員に揃って微笑み会釈。
「――そーいえば、小テストあったんでしょ?英単語だっけ、どーだった?」
「まぁフツー?六十八点」
「んはは、微妙〜カモフカって感じ」
「うるせー。いーんだよ再試なけりゃ」