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    食事

    干し②

    DONEジュノヨルジュノSS
    除隊後、ジュノの家で一緒に食事しながら、ジュノの父親の通夜に参加した時のことを回想するホヨル。左右表現なし。暗いです。
    ウェブアンソロ参加のために用意しているSSの途中に書き入れていた場面ですが、雰囲気が違いすぎるので分けました。タップで全文表示されます。
    ニューゲーム 鍋の底にある伸び切った麺をよけながら、赤く染まったトックやネギをつまみにソジュを煽る。ハン・ホヨルがアン・ジュノの家で食事をご馳走になるのはこれが初めてではなかった。最初はサムギョプサル、次はカルグクス。ジュノの母親が痩せ身のホヨルを心配して、二人の除隊後は頻繁に食事に誘ってくれた。断った後の悲しそうな反応が耐え難く、ホヨルは都合がつく時には簡単な手土産を持ってジュノの家の食卓に混ざるようになっていた。

     ジュノの家の居間には黒い額縁がかけられている。額にはジュノの父親の写真が収められていて、不満げにこちらを睨んでいた。彼は一年ほど前、飲み屋から帰る途中で川に落ちて、翌朝まで見つからずに川底で息を引き取った。ホヨルは自分以外の弔問客が帰った後も、通夜振る舞いのユッケジャンを匙でつつきながら残っていた。隣に腰掛けてきた喪服のジュノは、ホヨルにだけ聞こえるような小さな声でぽつりぽつりと言葉を溢した。
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    izayoi601

    DONE思いついたので一人飯するじょしょどのの話。台詞などでも西涼二直の中ではじょしょどのが一番食事好きな方かなと妄想…脳内で色々分析しながら食べてたら良いです…後半は若も。庶岱と超法前提ですがもし宜しければ。ちなみに去年の流星での超法ネップリと同じ店です。
    早朝、一人飯「これは、まずいな……」
     冷蔵庫の中身が、何も無いとは。すでに正月は過ぎたと言うのに、買い出しもしなかった自らが悪いのも解っている。空のビール缶を転がし、どうも働かない頭を抱えつつダウンを着るしかない。朝焼けの陽が差し込む中、木枯らしが吹き付け腕を押さえた。酒だけで腹は膨れないのだから、仕方無い。何か口に入れたい、開いてる店を探そう。
    「……あ」
    良かった、灯りがある。丁度食べたかったところと暖簾を潜れば、二日酔い気味の耳には活気があり過ぎる店員の声で後退りしかけても空腹には代えがたい。味噌か、塩も捨てがたいな。食券機の前で暫く迷いつつ、何とかボタンを押した。この様な時、一人だと少々困る。何時もならと考えてしまう頭を振り、カウンターへと腰掛けた。意外と人が多いな、初めての店だけれど期待出来そうかな。数分後、湯気を掻き分け置かれた丼に視線を奪われた。
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    まなりんご

    TRAINING今ドラマ化している料理大好きな小食女性と食べるのが大好きな女性が幸せそうに食事をするあの作品のパロです。

    料理大好きトレイ×食べるの大好きジェイドです。

    自分は原作の漫画が好きでリスペクトの気持ちでいっぱいです。という事だけ念頭に置いていただいて……。

    文章を書く練習を兼ねて書いているので、細かい部分には目をつむっていただいて……。

    よろしくお願いします。
    2.小鉢にある高野豆腐美味しい「いらっしゃいませ~。おひとり様、カウンターです」
    「いらっしゃいませー」

    駅から少し離れた場所にある個人経営の定食屋さん。こぢんまりとした清潔感ある店は従業員は夫婦だろうか、厨房に立つ男性とカウンターとテーブル席併せて十五席ほどの店内をまわる女性だけ。
    ランチタイムの忙しさを抜けた店内は今入ってきたジェイドと合わせても数名だけだった。

    「唐揚げ定食を一つください」
    「はいよ、から揚げね」

    カウンター越しに出されたお茶を受け取りながらジェイドは店主に注文をする。揚げ物はその都度揚げているようで、じゅわじゅわと油の香ばしいにおいが漂う。

    (なかなかキリがつかず……こんな時間になってしまいました)

    定食が来るまで手帳を開きこれからの予定を確認する。仕事の量と定時までの残り時間を逆算し、少し頑張れば残業せずに上がれると踏み鋭気を養うべく食事を待った。
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    まなりんご

    TRAINING今ドラマ化している料理大好きな小食女性と食べるのが大好きな女性が幸せそうに食事をするあの作品のパロです。

    料理大好きトレイ×食べるの大好きジェイドです。

    自分は原作の漫画が好きでリスペクトの気持ちでいっぱいです。という事だけ念頭に置いていただいて……。

    文章を書く練習を兼ねて書いているので、細かい部分には目をつむっていただいて……。

    よろしくお願いします。
    1.カレーに卵は美学土鍋で炊く白米はそれだけでごちそうだし、沢山の根菜にキノコと少しの豚肉を入れた汁物だけでしっかりと栄養が取れる。

    「いただきます」

    そんなシンプルな食卓を俯瞰しながら温かい豚汁に口をつける。家族がいたらメインにサイドと品数も増え、それに加えて栄養バランスも考え毎日作らなくてはならない。今になって母親に頭が上がらないなんて思いながらも、“男の子なんだから”と理由で沢山の料理を食べさせられたのは苦い思い出でもある。

    一人暮らしをしていて思うのは、メインのおかずが無くても十分だという事だった。勿論、手間暇かかる凝った料理をするのも好きだが、ネットに上げる承認欲求の為だけに作るのも何か違う気がする。大食漢でも無いし食べた分だけ身体に蓄える体質もあり、大量に作ることは殆どない。
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