ES
naaoka36
MOURNING※ヒナちゃんと別れている描写があります背景もトーンもベタもなんもないうえにところどころペン設定変わってて見づらいと思います。心の目で神社のお祭りを背景にしていただけると嬉しいです。
Wavebox置いておきますので、何かございましたらお気軽に!↓
https://wavebox.me/wave/es30jltdykbdpstx/ 15
yamadake_2005
DONEムサヒル 指サック 成人済み稲葉さん(@2001es21)が挿絵をつけてくれました。いつもありがとうございます。(許可済み)
翻訳される方はこちら
https://privatter.net/p/9441726 10
MILK_StarBright
DONEゾンビランドになってしまった今年のESビル…😄要くんが何も知らずに遊びに来てしまい…?
要くん怖がりだから、泣いちゃいそうですね。
そんな要くんを助けに現れたカッコイイ巽先輩…✨
みたいなアニメのワンシーンを目指して描いた巽要♪
yamadake_2005
DONEムサヒル 普段は口にしないこと先日、私のお誕生日に稲葉さん(@2001es21)に描いてもらった絵とそれに対するお返事のお話です。(許可済)
お題「足がキレイだと褒められて、武蔵にご機嫌に足を見せつけるヒル魔」
テキストデータはこちら
https://poipiku.com/6244141/7673973.html
yamadake_2005
DONEムサヒルお誕生日のお祝いに稲葉さん(@2001es21)にイラストを描いてもらったので、その御礼とお返事にイラストにお話をつけました。
お題「足がキレイだと褒められて、武蔵にご機嫌に足を見せつけるヒル魔」
普段は口にしないこと 特に口を開く事もなく、お互い気ままに時間を使っていた。ヒル魔は机に向かってキーボードを叩き武蔵は床上にあぐらで読書。そういう時間がふと途切れたのはヒル魔が視線を感じたからだ。何をしようというのでもない、ぼんやりとした武蔵の視線を。
「なんだ、腹でも減ったか」
「いや、まあ…。なんとなくな」
出前でも取るか、と目で促したが武蔵の反応はどことなく鈍い。何か言いたいのか、何でもないのか、はっきりしない目線が揺れている。相手をするのも面倒なので放置一択と目をモニタに戻すと、武蔵がぽつりと小さくつぶやく。何だ、何が言いたいと再度目を向ければいつもより数倍のアホ面と目が合う。
「お前は足は、見た目が良いよなぁ」
3138「なんだ、腹でも減ったか」
「いや、まあ…。なんとなくな」
出前でも取るか、と目で促したが武蔵の反応はどことなく鈍い。何か言いたいのか、何でもないのか、はっきりしない目線が揺れている。相手をするのも面倒なので放置一択と目をモニタに戻すと、武蔵がぽつりと小さくつぶやく。何だ、何が言いたいと再度目を向ければいつもより数倍のアホ面と目が合う。
「お前は足は、見た目が良いよなぁ」
yamadake_2005
DONEムサヒル 写真稲葉さん(@2001es21)が見せてくれたこちらの絵にお話をつけてみました。
https://poipiku.com/6194493/7468236.html
テキストデータ版はこちら。翻訳などにご利用ください。
https://poipiku.com/6244141/7670965.html 4
いおりゆゆ
SPOILEREs:ケープジャスミンの温室現行未通過×
短編集の一遍導入の時点で申し訳ないくらい最悪 人を選ばせないで下さい 人を選びます これはバックボーンが酷いえすじゃすの断片 夢を壊したいわけじゃなくて
いつか追加コンテンツに増えます いつか はやくして
yukiha0410
DONE世界崩壊モノです。身体が花になっていく病気が蔓延する話。【注意がきたち】
※終末世界観です。開始時点で泉をはじめアイドルがほとんど死んでいます。血は出ません。
※巽、ニキがESアイドルの誰かと〝交わった〟事実の描写があります。相手や左右には言及してません。
※レオ→巽をはじめ、何人か呼び方を捏造しています。
※ひとがひとではなくなっていく病気の話です。
ぼくらが花になった日01
久しぶりに歩くセゾンアヴェニューはずいぶんと様変わりしていて、まるでパラレルワールドにでも降り立ったようだった。じりじりと照り付けるような太陽も、天を衝くようなESビルも、おれたちが出てきたばかりの星奏館だってなにも変わっちゃいないのに、ただ、当たり前に、そこを歩く人間だけがいない。季節外れの桜の花びらが風に舞うけれど、それがほんとうに桜なのかどうかは定かでなかった。
「っと、」
花びらの絨毯に足を取られて転びかけたところで、隣を歩く男に腕を掴まれた。「気を付けてください、レオさん」と窘めるその口調は、どこかスオ~を思い起こさせる。スオ~だったらこういうとき、もっと声を荒げたと思うけど。
「ごめん、タツミ」
19886久しぶりに歩くセゾンアヴェニューはずいぶんと様変わりしていて、まるでパラレルワールドにでも降り立ったようだった。じりじりと照り付けるような太陽も、天を衝くようなESビルも、おれたちが出てきたばかりの星奏館だってなにも変わっちゃいないのに、ただ、当たり前に、そこを歩く人間だけがいない。季節外れの桜の花びらが風に舞うけれど、それがほんとうに桜なのかどうかは定かでなかった。
「っと、」
花びらの絨毯に足を取られて転びかけたところで、隣を歩く男に腕を掴まれた。「気を付けてください、レオさん」と窘めるその口調は、どこかスオ~を思い起こさせる。スオ~だったらこういうとき、もっと声を荒げたと思うけど。
「ごめん、タツミ」
_mii_es
REHABILI英紡日紀念⚠ ES 內部設施捏造
⚠ 英智君一點也不優雅
亡靈 天祥院英智一手拿著文件踏出電梯,7樓,事務所 NEW DIMENSION 的所在樓層。透過透明玻璃上貼著的海報間隙,遠遠便看到了目標深藍色的蓬鬆頭頂。英智低聲嘆了口氣,可能的話自己也不想和紡直接面對面,但手上要談的企劃尚在籌備階段,他可不想為了一時迴避私人感情問題而因為人為因素走漏風聲。
只是從電梯到紡的辦公桌前如此短的路程,英智在腦中不只一次想就這麼轉身離開,當然,最後自己仍是認命地站到埋頭工作的紡面前。
「紡。」
「是?」
隨著聽起來有點傻的應答傳進耳裡,眼前的人抬起臉望向自己。啊~英智君,有什麼事嗎?大概說了類似這樣的話吧,天祥院英智一點也沒聽進腦裡,因為注意力全被對方沒戴眼鏡的臉給吸引走了。
1188只是從電梯到紡的辦公桌前如此短的路程,英智在腦中不只一次想就這麼轉身離開,當然,最後自己仍是認命地站到埋頭工作的紡面前。
「紡。」
「是?」
隨著聽起來有點傻的應答傳進耳裡,眼前的人抬起臉望向自己。啊~英智君,有什麼事嗎?大概說了類似這樣的話吧,天祥院英智一點也沒聽進腦裡,因為注意力全被對方沒戴眼鏡的臉給吸引走了。
4keycnl
DONEOder war es ein Traum gewesen, daß ich es in meinen Händen verbrannt und die Asche gegessen hätte?nanareeeen1
DOODLEES旬。尻切れトンボぉ…
謎設定ですが、コンセプトはラプンツェルです笑
自分の影の中にE旬くんを閉じ込めている受けのS旬。
閉じ込められている側のはずなのにS旬がE旬に会いに影の中に来ると「いらっしゃい」って薄ぼんやりと微笑んで出迎えてくれるE旬。
「3日と経たずに俺に会いたくなっちゃった?」
「…うるさい」
軽口を叩いてくるE旬にイラつくS旬。
「そう邪険にしないでよ。ここはおしゃべり相手がいないんだ。閉じ込めてる本人なんだから、分かるだろ?」
「……」
とても囚われている側とは思えないほど飄々とした態度を取るE旬を見て、主導権は自分にある筈なのにまるでS旬の方がE旬に囚われているかのような不快感に晒される。
事実、E旬へはS旬が自らの意思で会おうとしなければ会えない状況であるため、S旬がE旬に囚われていると言うのもあながち間違いではないが、S旬は頑なにそれを認めようとはしなかった。
1408閉じ込められている側のはずなのにS旬がE旬に会いに影の中に来ると「いらっしゃい」って薄ぼんやりと微笑んで出迎えてくれるE旬。
「3日と経たずに俺に会いたくなっちゃった?」
「…うるさい」
軽口を叩いてくるE旬にイラつくS旬。
「そう邪険にしないでよ。ここはおしゃべり相手がいないんだ。閉じ込めてる本人なんだから、分かるだろ?」
「……」
とても囚われている側とは思えないほど飄々とした態度を取るE旬を見て、主導権は自分にある筈なのにまるでS旬の方がE旬に囚われているかのような不快感に晒される。
事実、E旬へはS旬が自らの意思で会おうとしなければ会えない状況であるため、S旬がE旬に囚われていると言うのもあながち間違いではないが、S旬は頑なにそれを認めようとはしなかった。
yazuyazu_828
INFO7月24日 星に願いを。2022 -day2-一燐オンリー『Healing Darling!』にて頒布予定の新刊サンプルです!冒頭垂れ流しです!
愛☆スタをプレイしてうっかり一燐に狂ったファン俺が作ったnmmn本、というテイの何だかよくわからない本です!ES禁!
肝心の内容は2人がデートをする話です、シンプル…
A5/本文28P/400円/R-18の予定です、よろしくお願いします🙇♀️ 6
ぼすこ
DOODLE⚠︎Enst、Snulクロスオーバー⚠︎ESのみんな、ネ申永マンやメに遭遇したらこういうリアクションしてくれそうと思いながら落書きしていたらそこそこの数になったので…後やっとしっかりメを描けた(当社比)
相変わらず文字多いしいつもの5割増しで無い話してます ご容赦ください 8
Q_hana9
PROGRESSアンチ・コンスタンツェ③いずレオいず下敷き、いずあん結婚式の話。
※いずあん要素はほぼない。
※ESアイドルは全員あんずが大好き。
※凛月と真緒は息をするように一緒に住んでる。
3、新郎友人代表 朔間凛月 確かに黙っていれば気品と威厳を感じる造形かもしれない。なんて、本人に告げれば何をいまさら唐突にと笑われそうな感想を、左隣に座る男の横顔を眺めて抱く。
披露宴会場の真っ白なピアノの前。並べて置かれた背もたれのない椅子に二人、姿勢を正してお行儀よく座っている。
お揃いの紺のジャケットに各々の瞳の色のリボンタイ――俺は深紅で、月ぴ~は新緑色。俺たちにとって見慣れすぎた衣装の配色は、明るいオレンジにもよく映える。祝いの席に合わせてナッちゃんが整えてくれた頭髪は、前横髪をしっかり上げて、顔色を少しも隠さない。
この気の置けない連弾相手の表情を読むことは昔から、他より少しだけ苦手だった。
披露宴会場の明るいライトに照らされて普段以上に全てが露にされた状態でもなお、彼の真意は読み取れない。多彩に跳ね輝く喜怒哀楽は彼の魅力の一つであるが、今は真剣な眼差しの前後に隠されて、どこにも表れない。
5614披露宴会場の真っ白なピアノの前。並べて置かれた背もたれのない椅子に二人、姿勢を正してお行儀よく座っている。
お揃いの紺のジャケットに各々の瞳の色のリボンタイ――俺は深紅で、月ぴ~は新緑色。俺たちにとって見慣れすぎた衣装の配色は、明るいオレンジにもよく映える。祝いの席に合わせてナッちゃんが整えてくれた頭髪は、前横髪をしっかり上げて、顔色を少しも隠さない。
この気の置けない連弾相手の表情を読むことは昔から、他より少しだけ苦手だった。
披露宴会場の明るいライトに照らされて普段以上に全てが露にされた状態でもなお、彼の真意は読み取れない。多彩に跳ね輝く喜怒哀楽は彼の魅力の一つであるが、今は真剣な眼差しの前後に隠されて、どこにも表れない。
あまや
REHABILISSS/奏汰くんと茨ESってどの辺に建っているのか
東京湾にコンクリ詰めでも、目を開けると視界いっぱいが真っ青で面食らった。次いでここが海中だと気が付き、ああなにかヘマをしてついに東京湾に沈められたかなと諦めかけた後、いやいやこんなところで諦めてたまるかまだ生きてるんだから!と慌てて口元を覆ったが、不思議なことに呼吸が苦しくなくてさらに驚いた。
なんなんだ、ここ。夢か?
「おやあ、『うみへび』さん、きてたんですね〜」
一人百面相をしていたらどこからか聞いたことのあるのんびりした声が聞こえてきて慌てて振り返る。海の中なのに声がするなんて奇妙なことだが、呼吸ができている時点ですでにおかしいのでそういうものだと思い込むことにする。突っ込み始めたらきりがない。それに、今のところ変な環境に放り込まれた以外では心身共に危害は加えられてないしこの声も有害なものではなかった。
1460なんなんだ、ここ。夢か?
「おやあ、『うみへび』さん、きてたんですね〜」
一人百面相をしていたらどこからか聞いたことのあるのんびりした声が聞こえてきて慌てて振り返る。海の中なのに声がするなんて奇妙なことだが、呼吸ができている時点ですでにおかしいのでそういうものだと思い込むことにする。突っ込み始めたらきりがない。それに、今のところ変な環境に放り込まれた以外では心身共に危害は加えられてないしこの声も有害なものではなかった。
きなみーる
MEMO古閑 細(こが さざれ)42歳 古書店店主https://charaeno.com/6th/q4lkE4Rs26es79pdsnxuz
2回くらい立ち絵描き直してるけど気に入らなくて結局最初のを使っている。 13
hanato1078
DONE渉英ワンドロさん「正装」fine全員います。ES設立一周年の特集で、正装の撮影をする渉英(+弓+桃)の話。
色撮り鳥「なるほど、ESの企画ですか」
皴一つない黒いスーツに袖を通しながら、渉は英智の話に相槌を打った。
「うん。どうも、リズリンが以前から懇意にしている雑誌らしいよ」
彼の話によると、今日の撮影は、とある大手雑誌でESの設立一周年を祝う特集に使う写真らしい。
大幅にESアイドル達にページを割いてもらえるとのことで、ES上層部__特に強い関わりを持つリズリンのお偉方は、今回の企画に大層気合を入れている、と。そして、リズリンのお偉方は、ES設立一周年祝いというES設立以来の大型案件に、自分たちと強いコネクションを持つ雑誌を推して、半ば強引に撮影を済ませてしまったとか。
ES創設者である英智率いるスタプロは、そんなリズリンの一つ後の撮影となっている。リズリンがすでに撮影を済ませている以上、他の事務所もリズリンのお偉方が推し進める形で撮影をするしかない。
2994皴一つない黒いスーツに袖を通しながら、渉は英智の話に相槌を打った。
「うん。どうも、リズリンが以前から懇意にしている雑誌らしいよ」
彼の話によると、今日の撮影は、とある大手雑誌でESの設立一周年を祝う特集に使う写真らしい。
大幅にESアイドル達にページを割いてもらえるとのことで、ES上層部__特に強い関わりを持つリズリンのお偉方は、今回の企画に大層気合を入れている、と。そして、リズリンのお偉方は、ES設立一周年祝いというES設立以来の大型案件に、自分たちと強いコネクションを持つ雑誌を推して、半ば強引に撮影を済ませてしまったとか。
ES創設者である英智率いるスタプロは、そんなリズリンの一つ後の撮影となっている。リズリンがすでに撮影を済ませている以上、他の事務所もリズリンのお偉方が推し進める形で撮影をするしかない。
柊夏那
DONE刀神 非公式イベント「兵共と名残雪」イベント内作品LOG
ES:首朱 【https://twitter.com/33holly_8/status/1516150457688764416?s=20&t=y-fpXS0Dp4u4yjO7qliEJg
】
ES:玉響 【https://twitter.com/33holly_8/status/1515990777616207877?s=20&t=】 35
eishueisuki
DONE预警:①全员性转!本文出现的包括英智和宗在内所有es实装角色一律性转
②本文唯一cp是英宗英(互攻)
③本文中有这些游戏实装角色的死亡描写:莲/巳/敬/人、守/泽/千/秋、鬼/龙/红/郎;有这些游戏实装角色的死亡暗示:仁/兔/成/鸣、朔/间/零、日/日/树/涉。接受不了请勿阅读。
纪沙野目良学院纪事序
英智还记得来到这所学校时的事。
那时她还从未想过,传说中的纪沙野目良女子学院居然坐落在一片幽静的山谷中。
英智从车上下来,在引领人的指引下适应了半晌,才摘下眼上的蒙布。但面前过分明媚的阳光还是很晃眼,她花了好久才分辨出来,面前掩映在葱郁灌木中的大门右侧,确实用烫金写着九个大字:纪沙野目良女子学院。
哪怕作为天祥院财阀的独女,自幼体弱的她本来也几乎什么能够获得这里的入学资格的把握。这所神秘的学院,可以说得上是这个国家几乎每一个女孩都想要进入的高级学府。这里专注于对少女各项潜能的开发,据说,这里的毕业者无一例外全都成为了各行各业的佼佼者。而这里对入学者的选拔也并非正统的考试,虽然谁也不知道具体规则是什么,但口口相传的是:学院的人会在全国初中的女孩中从各个方面衡量评估,挑出最具有才能和潜力的女孩,向她发出入学邀请。
24849英智还记得来到这所学校时的事。
那时她还从未想过,传说中的纪沙野目良女子学院居然坐落在一片幽静的山谷中。
英智从车上下来,在引领人的指引下适应了半晌,才摘下眼上的蒙布。但面前过分明媚的阳光还是很晃眼,她花了好久才分辨出来,面前掩映在葱郁灌木中的大门右侧,确实用烫金写着九个大字:纪沙野目良女子学院。
哪怕作为天祥院财阀的独女,自幼体弱的她本来也几乎什么能够获得这里的入学资格的把握。这所神秘的学院,可以说得上是这个国家几乎每一个女孩都想要进入的高级学府。这里专注于对少女各项潜能的开发,据说,这里的毕业者无一例外全都成为了各行各业的佼佼者。而这里对入学者的选拔也并非正统的考试,虽然谁也不知道具体规则是什么,但口口相传的是:学院的人会在全国初中的女孩中从各个方面衡量评估,挑出最具有才能和潜力的女孩,向她发出入学邀请。
きもいさん
DONE最初に2018年の嵐ちゃんのお誕生日に書き始めたお話を、先日のなるみかハーバリウムに上げようと思って間に合わず、仕方ないからこのWebオンリーで本にしようとしていたのにすべてが間に合わなかった感じです!
書き始めた頃はESなんてものができるとは思わなかったって頭に入れながらお読みください…。
本になりそこねた、なるみかです。 この部屋には今、さほど大きくはないテディベアが二つある。
二体? 二匹? 数え方の単位はどうかしら。熊だとすると二頭だし、でもぬいぐるみだから二体かしら……?
でもきっと、人形も家族だと思っているあの子には。
ふたり、って数え方になるんでしょうね。きっと。
「みかちゃん、まだ三人が来るまで時間がありそうだし……少し寝たら?」
マグカップを置きながら、小さく船をこいでいる姿に声を掛けると慌てて目許を擦ってまっすぐに座り直す。
白くて細い手の下で何回か瞬きを繰り返し、空色と金色の瞳がこちらを見上げてきた。
「んぁ……、だいじょうぶやで~」
そう笑うけれど、まだぼんやりとした瞳なのは変わりない。
卒業まであと少しというある一日。
19819二体? 二匹? 数え方の単位はどうかしら。熊だとすると二頭だし、でもぬいぐるみだから二体かしら……?
でもきっと、人形も家族だと思っているあの子には。
ふたり、って数え方になるんでしょうね。きっと。
「みかちゃん、まだ三人が来るまで時間がありそうだし……少し寝たら?」
マグカップを置きながら、小さく船をこいでいる姿に声を掛けると慌てて目許を擦ってまっすぐに座り直す。
白くて細い手の下で何回か瞬きを繰り返し、空色と金色の瞳がこちらを見上げてきた。
「んぁ……、だいじょうぶやで~」
そう笑うけれど、まだぼんやりとした瞳なのは変わりない。
卒業まであと少しというある一日。