pixiv
manju_maa
PROGRESShttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21822823の明智視点編の触り部分だけ。「」ない。相変わらず「そうはならんやろ」が多くて架空の症状で明智が病弱です。
間に合えば7月なアナコンに合わせて親愛なるフォロワー様の表紙、挿絵付き小説本になると思いたい。
病弱吾郎くんと蓮くんが出会う話それはまだ僕が学校に行けていた頃の、今となっては遠い記憶。
入学して二回目の春を迎えて、担任の先生が変わった。その人は新しく来た先生で、ちょっとだけ強引で怒ると怖い先生だった。
ねえお母さん。…なんで僕、皆みたいに走っちゃダメなの?
貴方は人より少し心臓が弱いの。だからあんまり身体を動かしてはダメなのよ
しんぞうってなに?
その頃の僕はまだ自分の身体のことをあんまり分かってなかった。たまに息苦しくなって胸が痛くなるのは物心ついた時からで、病院にもずっと行ってる。でも、それが何故なのかはよく分からないまま。自分の身体が人より少し違うのだということは知っていつつも、『身体を動かしちゃダメ』と今のようにしつこく言われてもピンと来てはいなかった。
5930入学して二回目の春を迎えて、担任の先生が変わった。その人は新しく来た先生で、ちょっとだけ強引で怒ると怖い先生だった。
ねえお母さん。…なんで僕、皆みたいに走っちゃダメなの?
貴方は人より少し心臓が弱いの。だからあんまり身体を動かしてはダメなのよ
しんぞうってなに?
その頃の僕はまだ自分の身体のことをあんまり分かってなかった。たまに息苦しくなって胸が痛くなるのは物心ついた時からで、病院にもずっと行ってる。でも、それが何故なのかはよく分からないまま。自分の身体が人より少し違うのだということは知っていつつも、『身体を動かしちゃダメ』と今のようにしつこく言われてもピンと来てはいなかった。
madonosumikko
PASTWEB展示漫画④【401】暁人(CP無ブロマンス風味)今後漫画を公開する際は主にポイピクに投稿する予定です。
pixivの投稿は近いうちに非公開にします。沢山の閲覧、コメントなど本当にありがとうございました! 20
madonosumikko
PASTWEB展示漫画③One day,(CP無ブロマンス風味)今後漫画を公開する際は主にポイピクに投稿する予定です。
pixivの投稿は近いうちに非公開にします。沢山の閲覧、コメントなど本当にありがとうございました! 9
madonosumikko
PASTWEB展示漫画②オレは生きている(CP無ブロマンス風味)今後漫画を公開する際は主にポイピクに投稿する予定です。
pixivの投稿は近いうちに非公開にします。沢山の閲覧、コメントなど本当にありがとうございました! 12
madonosumikko
PASTWEB展示漫画①【401】KK(CP無ブロマンス風味)今後漫画を公開する際は主にポイピクに投稿する予定です。
pixivの投稿は近いうちに非公開にします。沢山の閲覧、コメントなど本当にありがとうございました! 21
bach_otamama
PAST個人誌のサンプルとしてpixivで公開中の話ですが、罪人イベ復刻を記念してこちらでもあげ。カイムとブリフォーがそれぞれ抱える「虚無感」に関する自分なりのイメージを詰めた話で個人的にも気に入っています。「求めよ~」の引用はペルセウスにあるウルガタ訳聖書から。 3315
ynjiny
INFO5/5 スパコミ センチネル&ガイドバース父水(R18)サンプルです。セッ部分は後日pixivに載せます。
フロマ
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2376440
とら
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031147113 10
yukky_ah
DONE【長光兄弟が改装前の新潟駅をうろうろするだけ】pixiv、Xでも公開していましたが、こちらにも持ってきました。
長光兄弟ののんびりゆるっとご当地紹介マンガです。
紙の本は完売しましたが、欲しい方が多ければ追加で入れようか悩んでいます。
再版希望ボタンを押していただけると参考にいたします。
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031144817/ 23
yoshida0144
MOURNINGはるけい2024けいたんのうら。途中まではpixivにあげたもとの一緒
誕生日なのに薄暗くなっちゃったけど、智将に負けたくない圭ちゃんもいいかな
オンリーミー 誕生日の朝に圭が幼馴染から手渡された一枚の紙ぺら。等間隔に波線が引かれており、やはり等間隔に書かれているのは……『なんでもする券』
「なんこれ」
「誕生日プレゼント」
「お、おお?随分古典的なのね」
動画サイトでたまたま見た古いアニメ。その主人公が母の日のプレゼントとして送っていたのを見たことがある。確か、こづかいを使い果たした上での苦し紛れのプレゼントだったような。
清峰葉流火という男は記憶喪失になってから何かと自分に依存心を示してきた。そんな男からのプレゼントが、これ。いささか不十分な代物に感じて圭が思わず訝しげな視線を葉流火に投げると。
「圭が金かけるなって言った」
どうやら過去の自分が原因のようだった。
2479「なんこれ」
「誕生日プレゼント」
「お、おお?随分古典的なのね」
動画サイトでたまたま見た古いアニメ。その主人公が母の日のプレゼントとして送っていたのを見たことがある。確か、こづかいを使い果たした上での苦し紛れのプレゼントだったような。
清峰葉流火という男は記憶喪失になってから何かと自分に依存心を示してきた。そんな男からのプレゼントが、これ。いささか不十分な代物に感じて圭が思わず訝しげな視線を葉流火に投げると。
「圭が金かけるなって言った」
どうやら過去の自分が原因のようだった。
uno_nkrn
PASTニキ燐まとめ②(①はpixivのどっかにあります)大型が来るので過去絵まとめ(2020~2023)。
ニキ燐♀有。ちょっと背後注意気味の絵もあります。単体の絵の方が多いです。
㊗大型イベント!!今年はもうちょっと精力的にお絵かきしたい(もう4月ですが…) 26
withhappysong1
DOODLE爆切版ワンドロ・ワンライ第141回「水面」「手を伸ばす」「隣を」
お題を見た時に、自作「LOVE SONG for My HEROs」の1シーンが浮かんだので、その挿絵として描かせて頂きました。
添付の文は上記より引用してます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16265846 3
しん☆
INFOFANBOXにて「俺と対決・VS積希!」を投稿しました!
https://kizayuma.fanbox.cc/posts/7769171
過去作のリメイクですが
パワーアップしています!
本編はFANBOXにて全16Pで展開してます!
pixivでも一部を選り抜きで投稿しています
https://www.pixiv.net/artworks/117834293
rcxEYSpryGNQ7wJ
SPUR ME【轟出】【不滅の薔薇と白いボロ切れ】pixivに上げた文章のイラストもいくつかあるので、今後載せていきたいです。
清書してないので出してませんが文章続編もあるのでいつか…💦 2
InabaShiki
DONE【リク絵053】リクエスト「桜守歌織(ミリマス)」240407▼FANBOX https://colorleaf.fanbox.cc/posts/7764126
▼Fantia https://fantia.jp/posts/2681269
▼Ci-en https://ci-en.dlsite.com/creator/21968/article/1118986 4
PRISM.
INFO5/4 スパコミ 出番ULTRA2024【東2ホール テ25a / PRISM.】
『轟百 再録集2』
2020~2023年の再録集です。
全年齢/A5/200p/会場価格2000円
通販:https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031147260/
pixiv:https://www.pixiv.net/artworks/117797922 72
nekotakkru
PASTpixivより移動中『どうか貴女にも祝福がありますように』私の住んでいる街はよく言えば穏やか、悪く言えば地味で毎日を平和に過ごしている。それでもこの時期だけは普段と違ってちょっとした賑やかさがあった。それもそのはず、今日は私たちにとって大切なお祭りがある。お祭りを成功させようと笑顔で準備をする大人達、待ちきれなくて目をキラキラさせてる女の子に男の子。本来なら私もその子達と同じように目を輝かせるんだけど、今日だけは違ってた。すんっと啜った鼻が痛いのは風が冷たいだけじゃない、私は涙の跡がひどい顔を誰にも見られないようにうつむきながら歩いていた。
私はあんまり人と話すのが得意じゃない。そのせいか友達と呼べるような子はおらず、いつもひとりで遊んでる。寂しくない、と言えば嘘になるけど私は平気だった。だって私にはお兄ちゃんがいるから。いつでも手を引いて遊びにつれて行ってくれるお兄ちゃん。たまにケンカすることもあるけれど、私はお兄ちゃんが大好きだった。
3318私はあんまり人と話すのが得意じゃない。そのせいか友達と呼べるような子はおらず、いつもひとりで遊んでる。寂しくない、と言えば嘘になるけど私は平気だった。だって私にはお兄ちゃんがいるから。いつでも手を引いて遊びにつれて行ってくれるお兄ちゃん。たまにケンカすることもあるけれど、私はお兄ちゃんが大好きだった。
nekotakkru
PASTpixivより移動中普→墺←洪
隣の芝は昔はキラキラしたものが苦手だった。
いつも野山を駆け回って、馬の乗り方や弓の使い方を学び、泥だらけになるのが日常で、それが毎日楽しかった。服が汚れるのも構わなかったし傷を負うのだって、痛かったけど誇りに思っていた。言葉遣いだって勇ましく、いつかは大地を統べることだって夢見ていた。
ところが、気がつけば体は想像と違う成長を遂げていくし、周りの接してくる態度も変わった。走り回ることは許されず狩りに出るのも野蛮だと言って止められて、あの頃は自由を奪われたと思った。代わりに充てられたのは今まで見たことのないような服。赤や黄色で目がチカチカしたしふんわりとした形は動きにくい。何より恥ずかしくて何度も着るのを抵抗した。それだけじゃなく、嗜みの一つだと言われて宝石を首や耳に飾るのも鬱陶しくて仕方なかった。なんで俺がこんなことをしなくちゃいけないと、食ってかかったこともある。けれどあの人はいつも静かに諭すように述べるだけだった。
5028いつも野山を駆け回って、馬の乗り方や弓の使い方を学び、泥だらけになるのが日常で、それが毎日楽しかった。服が汚れるのも構わなかったし傷を負うのだって、痛かったけど誇りに思っていた。言葉遣いだって勇ましく、いつかは大地を統べることだって夢見ていた。
ところが、気がつけば体は想像と違う成長を遂げていくし、周りの接してくる態度も変わった。走り回ることは許されず狩りに出るのも野蛮だと言って止められて、あの頃は自由を奪われたと思った。代わりに充てられたのは今まで見たことのないような服。赤や黄色で目がチカチカしたしふんわりとした形は動きにくい。何より恥ずかしくて何度も着るのを抵抗した。それだけじゃなく、嗜みの一つだと言われて宝石を首や耳に飾るのも鬱陶しくて仕方なかった。なんで俺がこんなことをしなくちゃいけないと、食ってかかったこともある。けれどあの人はいつも静かに諭すように述べるだけだった。
hico2号
MOURNING轟出/去年のクリスマス話としてpixiv掲載中の『追ったきらきら、のみこんだ』の直後の時間軸、緑谷君視点ver.です。あちらの話からでないとイミフです💦12/17のそばそばで発行した個人誌に書き下ろしとして掲載しています。通販ご利用頂いた方には、お手元に届くより早いweb公開となり、すみません…。奥付ページに入れた、更にその後のオチ?については本のみの掲載なので、併せて見て頂けたら嬉しいです。
見上げたきらきら、とりこんだ■side: lovers ver. I
轟くんがかっこいい。
誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
「—――ッ‼」
ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
4767轟くんがかっこいい。
誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
「—――ッ‼」
ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
nekotakkru
PASTpixivより移動中。某曲イメージで殴り愛事後描写あり
その愛は痛みを伴う鼻につくのは硝煙と鉄の臭い。鼓膜を震わせる爆音は聴覚を鈍らせる。砂塵は視界を奪い、数メートル先すら見えない。騒音に負けじと声を出す指揮官の首は次の瞬間には胴体と別れ、二足歩行していた人間は血飛沫と共にただの肉塊へと変わった。
怒号や銃弾が飛び交うこの戦場では誰もが武器を手に取り命を奪いあう。しかし、対峙する両軍の主、いや祖国はどう言うわけか原始的にも拳のみを構えていた。
「ははは、死ぬほど似合わねぇなお坊ちゃん」
高笑いする黒の軍主、ギルベルトに対して白の軍主、ローデリヒは淡い紫の瞳で睨み返す。普段のお淑やかで上品な身の振る舞いを思えば、野蛮にも戦う意志を見せるその姿はあまりにも不釣り合いで滑稽だ。自分に似合わないことは重々承知しているが、だからといってやめるわけにはいかない。ここは戦場で、目の前にいるのは宿敵なのだから。
4384怒号や銃弾が飛び交うこの戦場では誰もが武器を手に取り命を奪いあう。しかし、対峙する両軍の主、いや祖国はどう言うわけか原始的にも拳のみを構えていた。
「ははは、死ぬほど似合わねぇなお坊ちゃん」
高笑いする黒の軍主、ギルベルトに対して白の軍主、ローデリヒは淡い紫の瞳で睨み返す。普段のお淑やかで上品な身の振る舞いを思えば、野蛮にも戦う意志を見せるその姿はあまりにも不釣り合いで滑稽だ。自分に似合わないことは重々承知しているが、だからといってやめるわけにはいかない。ここは戦場で、目の前にいるのは宿敵なのだから。
nekotakkru
PASTpixivより移動中ヘタとはじっぽクロスオーバー
大きな大地の小さなお話寒い寒いこの土地で、ボクは何を得られただろう。
いつだって厳しくて、冷たくて、冷酷で。
それでもここが好きなのは、貴女がいてくれたから。
北風と雪が織り成す轟音の中、パチパチと薪が燃えて割れる音が響く。年中吹雪いているようなこの国では当たり前の光景なのに、今日は自分の心の中を表しているようでやけに耳についた。
母さんが死んでしまった。
いつかは来るかもしれないと、胸の奥底にしまっていた不安が、事実として頭をもたげ心臓を握りつぶすように支配している。思い出すのは優しい笑顔と温かいスープ、明かりをつけることのない習慣の我が家なのにキラキラと輝いていた気がする。それがさらに切なさを増して襲いかかる。母さんが着ていたカーディガンも役目を終えたかのようにぬくもりを失っていた。確かに存在していたのにはじめからなかったような焦燥感、なのに苦しみだけはそこに有る。
3562いつだって厳しくて、冷たくて、冷酷で。
それでもここが好きなのは、貴女がいてくれたから。
北風と雪が織り成す轟音の中、パチパチと薪が燃えて割れる音が響く。年中吹雪いているようなこの国では当たり前の光景なのに、今日は自分の心の中を表しているようでやけに耳についた。
母さんが死んでしまった。
いつかは来るかもしれないと、胸の奥底にしまっていた不安が、事実として頭をもたげ心臓を握りつぶすように支配している。思い出すのは優しい笑顔と温かいスープ、明かりをつけることのない習慣の我が家なのにキラキラと輝いていた気がする。それがさらに切なさを増して襲いかかる。母さんが着ていたカーディガンも役目を終えたかのようにぬくもりを失っていた。確かに存在していたのにはじめからなかったような焦燥感、なのに苦しみだけはそこに有る。
nekotakkru
PASTpixivより移動中ほんのり暗め
堕ちた太陽暗闇はずっと仲間だと思ってた。いや、仲間という表現はどこか違和感を感じる。でも幼い頃からずっと側にあって当たり前の存在だった。地上を知らなかった俺達にとって、時々下水道に降り注ぐ太陽の光は暗くなるに連れて姿を消すから暗闇が嫌いなんだと思っていたし、ドナテロが電気の通った照明を作るまでは先生が持っていた蝋燭の明かりだけが光だった。なのに、どう言うわけかミケランジェロは暗闇を怖がった。
「ねぇレオ、一緒に寝てもいい?」
くまの人形を抱きながら真っ青な瞳を潤めて俺にそう訊いてくる。ミケランジェロは寝相が悪いし、たまにイビキもかくからあんまり一緒に寝たくはなかったけど、俺は兄と言う立場で、頼られることが嬉しかったからいつも、しょうがないな、と言ってベッドに末弟を招き入れた。
2232「ねぇレオ、一緒に寝てもいい?」
くまの人形を抱きながら真っ青な瞳を潤めて俺にそう訊いてくる。ミケランジェロは寝相が悪いし、たまにイビキもかくからあんまり一緒に寝たくはなかったけど、俺は兄と言う立場で、頼られることが嬉しかったからいつも、しょうがないな、と言ってベッドに末弟を招き入れた。
nekotakkru
PASTpixivより移動中ニックR←L
その姿はまさにその生き物は宙に浮いてそこにいた。
いや、正確には浮いているように見えた。目を凝らすと薄い糸が円を描くように張り巡らされ、中心の点になるようにその生き物が鎮座している。
「蜘蛛だ。」
レオナルドは呟いた。
蜘蛛が珍しいわけではない。この大都市ではよく見かけるし、我が家と呼んでいる下水道にだって幾つもの巣がはびこり姿を現す。この蜘蛛だって、何の変哲もない、どこにでもいる普通の蜘蛛だ。それなのにレオナルドは偶々目に着いたその生き物にどういう訳か魅入っていた。 ゴミ捨て場の陰に腰を下ろし、息を殺して蜘蛛を見守る。悪戯心に軽く息を吹きかけてみても糸を張っている元を揺らしても蜘蛛はぴくりとも動かない。死んでいるのかと手を伸ばせば距離をとってきたので、生きてはいるようだ。
3403いや、正確には浮いているように見えた。目を凝らすと薄い糸が円を描くように張り巡らされ、中心の点になるようにその生き物が鎮座している。
「蜘蛛だ。」
レオナルドは呟いた。
蜘蛛が珍しいわけではない。この大都市ではよく見かけるし、我が家と呼んでいる下水道にだって幾つもの巣がはびこり姿を現す。この蜘蛛だって、何の変哲もない、どこにでもいる普通の蜘蛛だ。それなのにレオナルドは偶々目に着いたその生き物にどういう訳か魅入っていた。 ゴミ捨て場の陰に腰を下ろし、息を殺して蜘蛛を見守る。悪戯心に軽く息を吹きかけてみても糸を張っている元を揺らしても蜘蛛はぴくりとも動かない。死んでいるのかと手を伸ばせば距離をとってきたので、生きてはいるようだ。
nekotakkru
PASTpixivより移動中兄弟喧嘩は亀も喰わない大きな物音はリビングから聞こえた。それも、ラボに籠もってドリルやバーナーを使うドナテロにまで聞こえる程の大きな音だ。何かあったのかと作業の手を止めて、急いでリビングへと向かう。部屋に入った瞬間、ドナテロの目の前を赤がものすごいスピードで通った。少し身を引いてそれを避け目で追う、通り過ぎた赤ーーラファエロは綺麗に受け身をとってこちらを睨んできた、思わずドナテロの体が固くなる。
「てめぇ」
怒声と共に向かってきたラファエロは、しかしドナテロをあっさりと無視して自分と対にいる相手に殴りかかった。が、その相手であるレオナルドは素早く拳を躱して踏み込みのため距離をとり、真っ直ぐに突きを繰り出した、受けるラファエロの掌が乾いた音を出す。
1407「てめぇ」
怒声と共に向かってきたラファエロは、しかしドナテロをあっさりと無視して自分と対にいる相手に殴りかかった。が、その相手であるレオナルドは素早く拳を躱して踏み込みのため距離をとり、真っ直ぐに突きを繰り出した、受けるラファエロの掌が乾いた音を出す。
うみumi
DONEショーデク日和2開催おめでとうございます!展示していた新十傑漫画 19ページ 全年齢
『続!僕らのマッチ・メイキング』
今回は前作の続きでそちらもpoipikuとpixivにあります
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです 19
ki_fu_ri_
DONEお越しいただきありがとうございます。「本日も良いあお空日和2」の新規展示作品です。○原作軸、決戦後少し経ってからの2人
○未来についての捏造あり
1年ほど前にpixivで公開した「お盆と共に」というお話の番外編のような形で描きました。
★パスワードはお品書きに記載しています。
お楽しみいただけたらうれしいです。 14
雪雨風樹
PASTすでにpixivに掲載済みですが、私が昔描いた「カードキャプターさくら」のらくがき集となります☆(^_^)ゞおそらく二十歳前後か十代ぐらいの頃に描いたかと思いますが、正確な年までは把握出来てないのであまり覚えてないです😅
もう見るからにド下手ですね(^-^;)
上手く描こうと思わずに自由に描いてたかと思います。
さくらちゃん・・・まともに描けてない(-ω-;)
いつか描きたいです(^-^) 7
nekotakkru
PASTpixivより移動中遅れてきた拾い物先に動いたのはハンガリーだった。普段とは違う、控えめながらに上品なドレスにも関わらず、どこに隠していたのか現れた(それは普段着からでも言えることだが)、愛用のフライパンを片手に目の前の敵へと向かっていく。振り上げたそれは敵と認識されている相手、プロイセンへ真っすぐ下ろされた。が、敢えなくそれは避けられ、更に追撃に備え距離を空けられた。
「ケセセそんなの当たらねぇよ怪力女」
「今日こそは覚悟しなさい鳥男」
罵声を飛ばしながら空けた間を一気につめる、流れるような連撃はしかしぎりぎりのところで躱される。それでも、顔に笑みを浮かべてはいるがプロイセンも余裕があるわけではない。あのフライパンの威力は知っている、多分今まで一番味わってきた、何度となく『死んだかも』と思ったことだろう、気を抜けばやられる、殺られる。
3688「ケセセそんなの当たらねぇよ怪力女」
「今日こそは覚悟しなさい鳥男」
罵声を飛ばしながら空けた間を一気につめる、流れるような連撃はしかしぎりぎりのところで躱される。それでも、顔に笑みを浮かべてはいるがプロイセンも余裕があるわけではない。あのフライパンの威力は知っている、多分今まで一番味わってきた、何度となく『死んだかも』と思ったことだろう、気を抜けばやられる、殺られる。
無○銘
DOODLEあるふぁさんのいちいざ小説から妄想を抽出したらくがきになってしまいました……↓素敵ないちいざ小説なのでぜひ読んでください😊
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21762452