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    yukiji_29

    MENUアスカガ本に収録予定の新作サンプル(2本目)です!
    種自由後の話(アスカガ+ミリアリア)
    カガリとユウナの結婚未遂をアスランが許してないって考察読んで、アスランおまいう!ってミリィに言葉で引っ叩かれるアスラン書きたいが為に書きました(笑)
    お互い様でしょー!ってミリィに怒られるアスラン😂
    またカガリが薬指に指輪を嵌めて、アスランと将来を約束をするまでのお話です。
    金環は碧落一洗に輝く アスカガ新刊サンプル② オーブ軍事施設内。
     ミリアリアはズンズンと背後に物々しい効果音が付きそうな足取りで施設内を歩いていた。
    先程から探している目的の姿はなかなか見当たらず、かれこれ十五分は探している。予定通りであれば、オーブに帰って来ている頃合い。黙々と足を動かすミリアリアをどうしたんだろうと横目に見る同僚達に目もくれず、彼女は先を進んだ。
    「あれ?ミリアリアさん?」
     通り過ぎた一室から、ミリアリアの名を呼ぶ声にピタリと足を止める。くるりと振り返り声のした方を見れば、部屋の入り口からひょっこりと顔を出すのは臙脂色の髪を持つ、ミリアリアがよく見知った女性だった。
    「メイリン」
     そう彼女の名を呼んで、ミリアリアは行った道を戻る。青と白を基調としたオーブ軍服に身を包んだ彼女は、かつてザフト軍に身を置く軍人だった。奇数な運命を辿り、今は生まれ故郷を離れオーブにその身を寄せている。
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    auuauumu

    DONE暗くて重い、全員不幸になる話です。捏造たっぷり特盛。キスの話の続き。
    【あらすじ】精神魔法の事故で奥様の幻覚を見たグリュック様が、マハトに妻の愛し方(溺愛系)を見せてしまう。自分だけの大切な宝物にしていた思い出をマハトが無遠慮に暴き立て、それにグリュック様が本気で怒り、マハトとの決裂を宣言する。
    つもりが~!!一緒に堕ちるつもり満々の!無自覚依存話です!
    愛しい影【決裂に向かうバッドエンドマハグリュです。暗い話好きな人どうぞ】

    それは事故だった。
     視察中、精神解析の魔法が誤作動を起こしグリュックに直撃した。解除自体は外部の精神魔法の専門家がほどなく対応できるとのことだったが、人類に伝播する可能性があるため、到着まではグリュックを安全のため隔離することになった。

    「私は魔族です。精神の在り方が違いますので影響は受けないでしょう。」
    マハトは見守り役を買って出た。領主に忠実な僕で、魔力も力も強いマハトはまさに適任、領主と2人きりになることすら、誰からも警戒されない。

     静まり返った部屋の中で、グリュックの独り言や空笑の声だけが響いている。
    (確かに異様だ。)
     どうやらグリュックは、その短い人生を追体験させられているようだ。幸せそうに微笑んだかとおもえば、両手で顔を覆い涙をこぼし、静かに怒り、その表情はくるくると変化する。
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    fumifude_mama

    DONE相互であるやくごさんのポストを基に書いたリリアラ。久しぶりの二次創作の筆慣らしで書いたので短いです。
    以下の文章は元ポストより引用。

    🍐様の逆鱗に触れて無機物相手にキジョイの練習させられるんだけど下手くそさん過ぎて居残り終わらない🦌
    様はその下手くそすぎる光景見てなんかほっこりしてきて怒り自体はとうの昔に収まってる(でも続けさせる)
    一人遊び 絹のように滑らかで艶やかな金の髪が歩調に合わせて揺れる。
     歩く。ただそれだけの仕草で美しさを体現し、周囲の者に強い存在感と畏怖の念を抱かせる女性の名はリリス。アダムの最初の妻にしてルシファーの妻でもある彼女は、ビスクドールのように表情を持たぬ面持ちで真紅の絨毯の上を歩み、一つの扉の前で歩みを止めた。ドアマンをつけていないその扉の奥からは、苦悶が滲むくぐもった声が聞こえる。その声を耳にしたリリスは微笑し、ゆっくり扉を開けた。扉の先には部屋があり、部屋は紫と黒を基調にしていて灯りは点いていない。だが、部屋の奥では何かがぎこちなく蠢いて息を漏らしている。リリスは暗がりに潜む存在を一瞥すると、灯りを点けた。一瞬にして照らされたそれは光に眩んだ目を強く瞑り、立ち上がっていた耳を寝かせて小さく鳴いた。その声は小鹿の鳴き声に似ていた。リリスはそれに歩み寄ると、首輪から続く鎖を掴んで引きせ寄せ俯く顔を上げさせた。すると再び小鹿のような鳴き声が部屋に響き、リリスを見上げる真紅の双眸が潤む。その様子を見たリリスは目を細めて鼻で嗤うと、身を屈めて囁いた。
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