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    食レポ

    @ansyu09

    DONEザガネフィ ザガン誕生日記念 ザガン視点

    ザガネフィお初。基本原作沿い。13巻、14巻がザガン誕生日ならその翌年くらい。
    ザガン誕生日って毎年のように、城のみんなで盛大にお祝いしそうだよね。それが恒例になっていってなかなか2人きりで、祝えない。
    誕生日の前祝い的にデートくらいは行くかもしれない。
    少しのイチャイチャともだもだとザガンの食レポ創作。
    ピクニックというものらしい。「ほう…!これがピクニックというものか!ネフィよ。」

    太陽が眩しいお昼頃に魔王の歓喜の声が響く。
    そこは北の聖地ーーエルフの里である。
    ーーー珍しく嫁からデートに誘われたのであれば、それに応えずして何が王か!
    この隠れ里はネフィの育った故郷だ。忌まわしい記憶しかないだろうに、彼女はそれすらも強さに昇華しこの場所を選んだ。
    ーーーネフィは本当に強くなったなぁっ……!
    ネフィの成長に、恋人としても、師としても感動を覚える。

    「お気に召したようで、何よりでございます。」

    蕾が花開くように、微笑むネフィに悶絶とする。
    ーーーくぅ……!この破壊力っ!魔王の力を以てしても堪え切れん……!
    膝を屈しそうになるがなんとか堪える。
    深呼吸して気を落ち着かせると、視線を下へと移す。そこには可愛らしい小花柄のレジャーシートの上に、豪勢な弁当、水筒にグラスや小皿カトラリーといったものが並んでいた。
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