Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    DIO様

    視力検査のC

    PASTデンドロフィリアの模倣

    DIO→ジョナ前提DIO←ジョル。DIO様がジョナさんのことを考えながら植物で抜く話
    デンドロフィリアの模倣

    DIO→ジョナ前提DIO←ジョル。DIO様がジョナさんのことを考えながら植物で抜く話

     「……っ……、……」

     洋燈の灯が影を追い、陰を暴く。
     瀟洒な装飾を施された調度品が僕らを取り囲むようにしてそびえ立っている。
     僕は広く豪奢な部屋の中央で革張りの椅子に掛け、長テーブルを挟まずに父と少し離れたところで向かい合っている。まぁ、対面するというよりは僕が一方的に観察するような姿勢を取っているのだが……
     というのも。
     僕は無造作に足を組んで目の前の父を見つめているが、父は脚を肩幅ほどに開き、これまた広いベッドの縁に座している。
     父は僕が生み出した黄チューリップの花弁に自身を擦り付けている。
     目の前の僕のことなどお構いなしに、静かに熱い息を吐き、目を閉じて耽っている。
     傍から見るとかなり滑稽な恰好だ。

     父に花弁をくれてやるようになって1ヶ月になるが……僕は父のこの行為の意味するところが未だによく判らない。自分の創った植物がマスターベーションに使われるのは初めてだ。
     初めは、確かデンドロフィリア(樹木性愛)……と言ったかな……父はそういった性的倒 3234

    視力検査のC

    PAST領主ジョナさんと教皇DIO様の話(ツイログ+α)②

    ①の続き。
    領主ジョナさんと教皇DIO様の話(ツイログ+α)②

    ①の続き。


    (その時僕は大都市の光景に目を奪われるばかりだったかな…大きな街に出かけるなんてそう滅多にあることではないし、初めて目にするものが沢山あって、馬車の窓に張り付きっぱなしだった。馬車が横に4台も通れるほどの広い道路で、何百もの人々が行き交い、道端のあちこちからは吟遊詩人が英雄譚を朗々と語る声が聞こえる…街の迎賓館に着いて馬車から降りた後も、僕は辺りをよく見回していた。迎賓館では地方の名士が他にも大勢集まっていて、父は彼らとの会談に出席したのだった…勉強のためにと父は僕をも招いてくれ、何人かの有力者たちに紹介してくれた。僕はたどたどしいながらも席の者皆に挨拶を済ませ、大人たちの小難しい会話を何とか理解しようと努めた。その時に僕は、上席の方に、とても若いが上等な身なりの青年が座っているのに気が付いた。彼は会談の最中に何度か意見を述べることもあり、他の有力者たちにも彼の言葉は重んじられているように思えた。僕はてっきり彼のことを誰それかのご子息なのだと思っていたから、仲間意識を感じて、会談の後に握手を求めに行った。大人たちの会 5774

    視力検査のC

    PAST領主ジョナさんと教皇DIO様の話(ツイログ+α)①

    一応DI.Oジョナ

    領主ジョナさんが領土内教会の十分の一税の悪質な徴収方法について当事者間では埒が明かないから教皇DIO様に謁見する感じの中世もどきパロ ほのぼのギャグだよ 小説の体裁を整えていないよ ホントにしょーもないので流し読みしてほしい
    領主ジョナさんと教皇DIO様の話(ツイログ+α)①

    一応DI.Oジョナ

    領主ジョナさんが領土内教会の十分の一税の悪質な徴収方法について当事者間では埒が明かないから教皇DIO様に謁見する感じの中世もどきパロ ほのぼのギャグだよ 小説の体裁を整えていないよ ホントにしょーもないので流し読みしてほしい

    ※一応念のため申し置きしておくと、このお話は中世とはいっても書かれている全ての設定がきちっと史実に則っているわけではないです(というか作者は調べものするの大のニガテなので色々大目に見てほしいお) 実証主義よりもあくまでフィクションの面白さと分かりやすさを優先してるよ つまり間違いもあればでっちあげもあります
    ※設定上このお話はごっこ遊びみたいなものでとにかくふざけて書いたので、あんまり細かいことを気にせずに読んでくれると嬉しい


    領主ジョナサンが領土内教会の十分の一税の悪質な徴収方法について当事者間では埒が明かないので教皇DIO様に謁見する話
    エセ中世ヨーロッパ おとぎ話風ほのぼのギャグ

     むかしむかしあるところに地主貴族のジョナサンが住んでいました。ジョナさんは南ドイツの一地方の、 9829