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    つしま

    katakuriko894

    PROGRESS混沌の狂ったツシマの符梨鬼柚亜奇譚進捗。とてもひどい。「違う。そうじゃない」
    「え」

    やっとこさ蒙古共を倒して戻ってみれば、神妙な顔でそんな事を言い放った、さっき助けた筈の鍛冶屋のたか。
    凄い頑張った修行を全否定された弟子みたいな気分になり、仁は少ししょんぼりした。

    「方向性が違うんだよな……鎧はボロボロだし、血生臭いし……こう、符梨鬼柚亜にはもっとファンシーとキラキラが必要なんだよな…」
    「きらきら」

    意味は分からないのにぐさぐさと鋭い言葉が突き刺さる。だが武士として言われるままでは体面のたの字もないし伯父上に申し訳が立たない。

    「お主、さっきから聞いておれば好き放題言いおっt」
    「申し訳ありません境井様。全部脱いでください」
    「ファ!?」
    「姉さんっ! 」

    ちょっとあまりの言い様に苦情申し立てしようとしたら、いきなり姉を召喚された。
    あいよ!っと言う声が背後から聞こえ、ガッと腕を掴まれた。力がつよい。つよすぎる。確かに初っ端から意識の無い男を引きずってったり一撃で兵を仕留めたりしてたので合点がいく。いやホントに力つよい。何なんだこの野盗。

    「いや離せ、ゆな。頼む。ちょっと離してくれ頼む力強い」
    「仁、今からアンタを符梨鬼柚 1344