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    ナントカ

    Ao_MiNaMii

    PROGRESSししんでんしんそくぜんしゅぞく本Side玄武 人間族の章

    人間族の玄武=氷船ヒブネ
    村を焼かれて疲労困憊で裏山をうろうろしてたら滑って転んだ

    人間族の薫=海晴ミハル
    子どもたちが避難したって聞いて山小屋に向かってたら氷船が斜面ズベベベベしてきたので激おこスティックファイナリアリティなんとか
    この時点では信と正義に息がある 火の手がどこまで回っているか確認して、もし近いようならもっと上の小屋へ移動して、村や大人たちがどうなっているか確認して……
     そう考えて、それを行動に移したはずなのに、気づけば氷船はふらふらと山小屋や村の周囲を彷徨っていた。あれこれ確認して次の行動を決めなければ、と頭では分かっているつもりなのに、焼けた村を目にするのがどうしても怖い。代わりにあちこちへ無意味な視線を投げながら歩いているうちに、踏みつけた草で靴が滑って視界と重心が転げた。
     ずざざざ、と自分が山を滑っていく音が氷船の意識を席巻する。呆然とする氷船の耳に、鋭い声が飛び込んだ。
    「氷船くん!」
     同時にガクンと視界が止まって、肩の布地が上に引きずられ腰帯がずれる。しぱしぱと何度か瞬きをしていた氷船は、覚束ない動作で肩の上のほうを見上げた。
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    徳田ネギヲ

    DONE【ス夕八゛レ】ディメトリウスとセバスチャンの話 弊牧場主もでます
    とてもとても蛇足な気がする…でもなんとかこうならんかなこうであってほしいなっていう願望を込めました…二次創作ってオタクの願望でェ……
    これは幻覚です弊谷ではこうみたいなアレです何も正しくないです あと専門用語とか構成とかは軽く調べた程度の知識しかないんで間違ってたらスンマセ
    Comfort Zone1.Introduction

     ディメトリウスの胸は未来への輝かしい希望に満ちていた。「私たちはきっととても良い家族になる」、心からそう信じていた。
     もちろん、不安が全くのゼロだったわけではない。だからこそ、どうしたら新しい家族に自分を受け入れてもらえるかをよく考えたし、専門書も買って勉強した。そして根気と愛情さえあれば、どんな苦難だってきっと乗り越えられると信じていた。だってもう「家族」なのだから。そう、定義されたのだから。



    2. Literature Review

     結婚して三か月、ディメトリウスは未だかつてない難問に直面していた。

    「セバスチャン、大丈夫怖くないよ……、はあ……」

     この度伴侶となったロビンの連れ子、セバスチャンが、一向に自分に懐いてくれないのだ。今もまた、ロビンの陰に隠れるようにしながらこちらを窺っている。
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