プラネタリウム
四十万ひろ子
SPOILERCoC trpgシナリオ『ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!』(作:夜空/プラネタリウム様)現行/未通過✖
未通過のらくがき、キャラ練、メモ。下に行くほど新しい。
クサビさん@hanaotooo 20
ぷらば
DONE2022/4/9開催ルクアロwebオンリー「Dawn Break」で初出のルクアロ小説です。付き合っているルクアロが家庭用プラネタリウムを鑑賞する話です。ホリバ後のお話になります。君と同じ星空を 二年ぶりのミカグラは実に楽しかった。久々に会う大切な友人たち。伝統と革新が融合した美しい街並み。心躍るショー。エリントンに帰ってからもそんな輝かしいあの時間を何度も思い返していたら、あっという間に春が来た。三寒四温の時期を抜けて、ぽかぽかした天気のよい日がこのところ毎日続いている。
ルークはミカグラ式にリフォームした風呂から上がって、マッサージチェアに座って一日の疲れを癒やしていた。このあとはふかふかの羽毛布団がルークをベッドで待っている。
風呂のリフォームチケットも、マッサージチェアも、羽毛布団も、すべてピアノの先生、もといチェズレイが送ってきたものだ。タチアナ・バラノフの件に関する礼とのことだが、少々もらいすぎのような気もしている。しかし仕事で多忙の毎日を送っている身には正直ありがたいものばかりで、こうして遠慮なく使わせてもらっているというわけである。
4793ルークはミカグラ式にリフォームした風呂から上がって、マッサージチェアに座って一日の疲れを癒やしていた。このあとはふかふかの羽毛布団がルークをベッドで待っている。
風呂のリフォームチケットも、マッサージチェアも、羽毛布団も、すべてピアノの先生、もといチェズレイが送ってきたものだ。タチアナ・バラノフの件に関する礼とのことだが、少々もらいすぎのような気もしている。しかし仕事で多忙の毎日を送っている身には正直ありがたいものばかりで、こうして遠慮なく使わせてもらっているというわけである。
miya_4ta
DONEすべてが終わったあと、ふたりでプラネタリウムカフェを経営しているマシュとぐだ子のはなし。⚠️捏造のかたまり、何でも許せる人向け
俺は今でも、あのつくりものの星空と、とびきりあまいコーヒーの味を覚えている。
俺がまだ小学生の時だった。母さんにおつかいを頼まれて、家から自転車を漕いでスーパーに向かった。通り道には空き地があって、長い間そこはからっぽだった。けれどその日には工事が始まっていて、そうしていつの間にか小さなドームのような建物ができていた。
何の建物かすらもわからないのに、なんとなく気になった。そこである日の放課後、俺はランドセルを玄関に置いて、そこまで自転車を走らせていった。
入口の小さなブラックボードには「プラネタリウムカフェ・カルデア」と書かれていた。おそるおそるドアを開けると、カランカランという音の後に、「いらっしゃいませー」という女の人の声がした。
3043俺がまだ小学生の時だった。母さんにおつかいを頼まれて、家から自転車を漕いでスーパーに向かった。通り道には空き地があって、長い間そこはからっぽだった。けれどその日には工事が始まっていて、そうしていつの間にか小さなドームのような建物ができていた。
何の建物かすらもわからないのに、なんとなく気になった。そこである日の放課後、俺はランドセルを玄関に置いて、そこまで自転車を走らせていった。
入口の小さなブラックボードには「プラネタリウムカフェ・カルデア」と書かれていた。おそるおそるドアを開けると、カランカランという音の後に、「いらっしゃいませー」という女の人の声がした。
水菜!
TRAININGバンプの「プラネタリウム」という曲を聞いてひらめいた。プはストーリー全然読めてないからもしかしたら公式と設定が違う所があるかもしれないごめんなさい。ichn。
「一歌ちゃん、これ何?」
一歌ちゃんの部屋で、隅に置かれた丸い装置を見つけた。
「ああ、それ」
その装置を持ち上げたわたしからそれを受け取って、一歌ちゃんはどこか照れくさそうに、わたしじゃないどこかを見つめた。人は考える時は柄のないものだとか、情報量の少ないものを見たくなるっていうから、壁をじっと見つめているのかもしれない。
「穂波の誕生日に渡したかったんだけど、やっぱり不出来かなと思って」
一歌ちゃんはその装置をしばらく愛おしそうに見つめて、それから思い出したかのように「手作りのプラネタリウム」とその正体を明かした。
「不出来だなんて。一歌ちゃんが一生懸命作ってくれたんでしょ? よかったら見てもいいかな」
1127一歌ちゃんの部屋で、隅に置かれた丸い装置を見つけた。
「ああ、それ」
その装置を持ち上げたわたしからそれを受け取って、一歌ちゃんはどこか照れくさそうに、わたしじゃないどこかを見つめた。人は考える時は柄のないものだとか、情報量の少ないものを見たくなるっていうから、壁をじっと見つめているのかもしれない。
「穂波の誕生日に渡したかったんだけど、やっぱり不出来かなと思って」
一歌ちゃんはその装置をしばらく愛おしそうに見つめて、それから思い出したかのように「手作りのプラネタリウム」とその正体を明かした。
「不出来だなんて。一歌ちゃんが一生懸命作ってくれたんでしょ? よかったら見てもいいかな」