女審神者
kari_000xx
DONE【鋼ゆく細道(前編)】だいたい鳥太刀がしゃべってるだけ。顔出し創作女審神者、鶴(→←)さに要素あり。ご注意ください。鳥太刀は友達です。後編が完成したら支部にまとめます。 18
しおん
DOODLE豊前江×女審神者。走り書き愛しい君へ「豊前江」
「うん?」
こちらの声に穏やかに笑う豊前江に、その耳元にそっと唇を寄せる。
「好きだよ」
普段は中々恥ずかしくて言えないけど、思い切って伝えてみた。囁くような小さな声であったけど、彼に伝われば十分。どんな反応をしてくれるかな、喜んでくれるといいなとそっと豊前江を見る。
「…ッ」
そこには頬をほんのり紅くして恥ずかしそうにする豊前江がいて、その意外な反応に私まで恥ずかしくなって頬が熱くなる。
「不意打ちすぎんだろ」
「ごめん」
「うれしいけどよ」
「そ、そう?」
照れてしまったことが恥ずかしいのか、豊前江はこちらを見ない。その様子が少し可愛く思う。
「だけど、そういうことは」
そこで一度言葉を区切ると、豊前江が真っ直ぐこちらを見つめてくる、
835「うん?」
こちらの声に穏やかに笑う豊前江に、その耳元にそっと唇を寄せる。
「好きだよ」
普段は中々恥ずかしくて言えないけど、思い切って伝えてみた。囁くような小さな声であったけど、彼に伝われば十分。どんな反応をしてくれるかな、喜んでくれるといいなとそっと豊前江を見る。
「…ッ」
そこには頬をほんのり紅くして恥ずかしそうにする豊前江がいて、その意外な反応に私まで恥ずかしくなって頬が熱くなる。
「不意打ちすぎんだろ」
「ごめん」
「うれしいけどよ」
「そ、そう?」
照れてしまったことが恥ずかしいのか、豊前江はこちらを見ない。その様子が少し可愛く思う。
「だけど、そういうことは」
そこで一度言葉を区切ると、豊前江が真っ直ぐこちらを見つめてくる、
しおん
REHABILI豊前江×女審神者。オリジナル女審神者あり。審神者が朝起きると、隣にいつの間にか豊前江が寝ていて……
そんな話です。
#江ダリ の参加に合わせて書いたもの。
甘えたな君とピザトースト鳥の囀りが聞こえる。瞼越しに見る世界も柔らかに明るい。
眠っていた意識がゆっくりと覚醒していくのに合わせて、世界の輪郭が彩られていく。
遠くから人の声や物音も聞こえる。朝餉の準備に励むもの、鍛錬に赴くもの、畑へ向かうもの。そんな刀剣男士たちが奏でる生活音だ。今日も忙しない一日が始まろうとしていると、まだ寝ぼけ気味の頭で思う。
まだアラームは鳴っていないから起床時間ではないはず。このままもう少し微睡んでしまおうかと布団を引っ張り身体を埋め直した。身体を優しく包み込む暖かさが心地良くて、その温もりの中に身を寄せる。
(…うん?)
心地良い温もりに身を寄せて、ふと違和感に気づく。布団のそれとは違う温もり。明らかに体温を持ったものがそこにいる。その暖かさを私はとても良く知っている。
9062眠っていた意識がゆっくりと覚醒していくのに合わせて、世界の輪郭が彩られていく。
遠くから人の声や物音も聞こえる。朝餉の準備に励むもの、鍛錬に赴くもの、畑へ向かうもの。そんな刀剣男士たちが奏でる生活音だ。今日も忙しない一日が始まろうとしていると、まだ寝ぼけ気味の頭で思う。
まだアラームは鳴っていないから起床時間ではないはず。このままもう少し微睡んでしまおうかと布団を引っ張り身体を埋め直した。身体を優しく包み込む暖かさが心地良くて、その温もりの中に身を寄せる。
(…うん?)
心地良い温もりに身を寄せて、ふと違和感に気づく。布団のそれとは違う温もり。明らかに体温を持ったものがそこにいる。その暖かさを私はとても良く知っている。
takenoko
DONE友人本丸のちょも□さにさんを描かせていただきました。あまり着る機会のないドレスを着て、審神者同志でパーティーをしたい!がテーマでした。
大人な🪶さんが、手つなぎでエスコートするところを目撃したい……
oshi_kill
MAIKING燭へしが好きな女審神者&主に片思いして夢男士になった長谷部&最近顕現した燭台切光忠 feat.初期刀の山姥切国広失楽園プロローグ ~主、こんなのってないですよ!~
「長谷部のそれは刷りこみみたいなものだと思うなあ」
お慕い申しあげております、となけなしの勇気を振り絞って伝えたところでこの台詞。しかも冷ややかな視線つき。その場に崩れ落ちなかっただけでも上等だ。泣きださなかっただけでも褒めてほしい。長谷部は蒼白な顔で目が乾くほどに自らの主を見つめ、哀れに震える唇をいたずらに何度か開閉させた。
長谷部がこの本丸に顕現したのは、おりしも藤の花咲く季節であった。迎えた審神者はこれといった特徴のない凡庸な女である。巫女服に身を包んでいたが、率直に言えば服に着られているようなありさまで、神職の者が持つ凛とした厳かさもなにもない。
16482「長谷部のそれは刷りこみみたいなものだと思うなあ」
お慕い申しあげております、となけなしの勇気を振り絞って伝えたところでこの台詞。しかも冷ややかな視線つき。その場に崩れ落ちなかっただけでも上等だ。泣きださなかっただけでも褒めてほしい。長谷部は蒼白な顔で目が乾くほどに自らの主を見つめ、哀れに震える唇をいたずらに何度か開閉させた。
長谷部がこの本丸に顕現したのは、おりしも藤の花咲く季節であった。迎えた審神者はこれといった特徴のない凡庸な女である。巫女服に身を包んでいたが、率直に言えば服に着られているようなありさまで、神職の者が持つ凛とした厳かさもなにもない。
AKI
DOODLE水さに(⚠︎女審神者いる)政府時代は手入れといえば機械的なものだったのが、本丸に配属になって初めて中傷で帰還してきて、自分のことを心配するさにわと正面から向かい合ったとき、改めて我が主の刀になったんだってことを感じてほしい…たぶん最初は刀にそう気安く触れるものでは〜とか言っちゃうんだけど…
_akihc
DONE物吉貞宗×女審神者物吉くんとの恋仲を進展させたい審神者ちゃんのお話。
審神者に特別な設定はありません。
あなたといっしょにはじめての私は決意を固めた。
今日こそは、今日こそは、
恋仲のあのひとと、2回目のキスをするのだ、と。
「物吉くんが、好きです」
そう私が告白したのは、春の、桜が咲き始めた頃だった。
一緒に畑仕事をした帰り。柔らかな亜麻色の髪をなびかせて、ひらりと舞う花びらや葉を見つめる彼を見た時、ずっと抱え続けていた想いが不意に溢れ出てしまった。
物吉くんは、大きな瞳を驚きでいっぱいに見開いたあと、太陽に負けないくらい眩しく笑って、「嬉しいです」と言ってくれたのだった。
それからしばらくは、私にとって羽が生えたようにフワフワした幸運の日々だった。毎朝一番に朝の挨拶をしにきてくれて、今まで以上に気遣ってくれる。彼の隣で食事をすると、いつも美味しいメニューがもっと美味しく感じられる。
2597今日こそは、今日こそは、
恋仲のあのひとと、2回目のキスをするのだ、と。
「物吉くんが、好きです」
そう私が告白したのは、春の、桜が咲き始めた頃だった。
一緒に畑仕事をした帰り。柔らかな亜麻色の髪をなびかせて、ひらりと舞う花びらや葉を見つめる彼を見た時、ずっと抱え続けていた想いが不意に溢れ出てしまった。
物吉くんは、大きな瞳を驚きでいっぱいに見開いたあと、太陽に負けないくらい眩しく笑って、「嬉しいです」と言ってくれたのだった。
それからしばらくは、私にとって羽が生えたようにフワフワした幸運の日々だった。毎朝一番に朝の挨拶をしにきてくれて、今まで以上に気遣ってくれる。彼の隣で食事をすると、いつも美味しいメニューがもっと美味しく感じられる。