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    しぃ

    2r8Co

    DONE空咎/烏詠(ユキモモ)
    3/18→書きたいメインは後半なんだけど、前半までできたから載せる。空咎の世界観たのしぃ〜〜〜!!!
    4/19→体感2/3まで書けたので進捗報告。倍くらい増えました。修正箇所チェックも兼ねてるのでおかしなところあったらこっそり教えてくれ〜〜〜
    6/18⇒完成~~~~~!!!!


    ※1人称、口調、その他設定等できる限り寄せているものの間違いもあるかもしれません。
    ※捏造多数
    あなたの瞳が欲しい どんぶりの底までうっすらと透ける黄金色のスープは、肉の油が溶け出て甘みを引き立て、深いコクを生み出していた。
    「っぷは~! ひと仕事終えたあとのラーメンはやっぱ美味い!」
     両手で傾けていたラーメンどんぶりの器を屋台のテーブルに置くと、詠は幸福たっぷりの息を吐いた。
    「仕事って、今日は刀衆のお役目でもしたの?」
    「このサボリ魔がそんなことしてるわけないだろう、鬼火」
     くだらないことを聞くんじゃないよ、と冷たくあしらう九尾の狐に、詠の隣で頬杖をつく鬼火は「じゃあ何?」と首を捻る。その鬼火の前に赤い爪先が伸びてきたかと思うと、ミントを添えたシャーベットの器が置かれた。鬼火がわぁ! と喜びの声を上げれば、続けて彼に柄の長い匙を差し出した鎌鼬が「んなの決まってんだろう」と可笑しそうに笑う。
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