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    ゲーム

    HajimeJime_prsk

    PAST一筋縄ではいかない類との信頼関係に奮起する司の話。

    ・司類ワンドロワンライに投稿した過去作を追記修正。お題は「コンビニ」「ゲーム」。
    ・ユニスト後~ワンハロ6話あたりの時間軸。
    ・司→→→→→類(ブロマンス)
    ・作中での司の行動はテーマに沿うための捏造なため、真実性は無し。苦手な方はご注意を。
    アンコール 陽が傾いた夕方、司はフェニックスワンダーランドの近くに建つコンビニに向かった。悠々とした足取りで自動ドアを潜り、菓子コーナーで目的のものを見つけて少し悩んだ後、しっかりと手に取ってレジへと進む。カウンターにしっかりと置いたのはプラスチックケースに入ったラムネだ。司はそれを自分用ではなく、ユニットメンバーへ渡すためのプレゼントとして選んでいる。

     『ワンダーランズ×ショウタイム』が結成されてから数日。司は座長としてメンバーの特徴を把握しようと自己紹介を提案した。名前はもちろん、通っている学校や好物、苦手なものといった少々深い内容まで披露するそれは、乗り気でない寧々を除き賛成された。
     司の大声から始まり、えむの快活な紹介、寧々のシンプルな回答、類の芝居じみた語りと、実に個性的な自己紹介がなされた。そうして仲間のことを詳しく知った司は、さらに親交を深める方法としてそれぞれの好物を渡すことを思いついた。
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    蒔野祐

    DOODLE気まぐれに首絞めようとしてきたティーチとマスター夢主の話
    ( FGO / エドワード・ティーチ夢 / ひげぐだ ・ 髭ぐだ ※)

    夢主 : うちのひげぐだカルデアのマスター
    (ぐだのことをゲーム主人公と藤丸立香と原作寄り夢主の総称と扱っている人)
    ビジュアルは女主人公、NOT藤丸立香
    それでも明日はやってくる 略奪。陵辱。それらを人のかたちに固めたような立派で最悪な海賊。いくらそいつが英霊という型に填められていようとも、周囲に身を案じる輩が両手じゃ足りないほどに居ようとも関係ない。ただの道化だと侮ったならばその場で首を引きちぎってやることも辞さない男だ。
     それなのに。



    「したいの?」と、澄んだ目でまっすぐにこちらを見つめてくる相手を前にしたとき、たじろいだのはこちらだった。命乞いでもない、破滅願望でもない、慈母のような受容でもない。ただ単純に、「諸々の不利益を被ってまで、それをしたいのか」と問いかけてくるのだ。些細で気まぐれな行動に、大真面目に応じてくる様は、かといって肝が据わっているとも見えない。

     自分の生も死もどこか遠くにあるような、ふわふわとした面持ち。そこから繰り出されるのが「ここだとすぐロマニたちが来ちゃうよ」という、脅しというよりも”別のロケーションの方がいいんじゃない?”というニュアンスの、半ば共犯者じみた発言なのだ。
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