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    usagi_is_kawaii

    MAIKING白昼堂々カフェで猥談する友人がセッ!をセッション。相性をハーモニーなど、音楽っぽく言うので、さしす組にやってもらった。ある日、悟が高専の自販機で飲み物を買っている時のことだった。


    「そういえば、この間オマエがセッションしたって言ってた子、どうだったの?」

    同期の中の紅一点。
    友人の硝子のそんな言葉がきこえてきた。

    「あぁ、もともと一回限りの約束だったし、あれ以降は会ってないなぁ。ハーモニー合わなかったし、組まないよ」

    会話の相手はこれまた自分の友人である傑で、一体なんの話をしているのかと聞き耳を立てることにした。

    「ビジュアルは好きって言ってたじゃん」
    「本当にビジュアルだけだったんだよ。それ以外は、リズムもテクも方向性も、てんでだめ」
    「へぇ、たとえば?」
    「まず、スティック捌きが下手くそ。私の貸したスティック乱暴に扱うし、音に深みがない。まるで撫でてるだけって感じ」
    「ふぅん。まぁ、スティックの扱い方は慣れてなかったらしょうがないじゃん。本番のセッションの方は?そっちはオマエがリードできるでしょ?」
    「リードできるって言っても、相手もそれに合わせてくれてこそでしょ?私は次の譜面に移りたいのに、永遠ダカーポ求められたら、ねぇ……。私だって相手には気持ちよく演奏してほしいけど、私だって気分 1134

    ni0407

    MAIKINGヤンデレ乙に監禁されるさとる先生の話の導入部。
    書きかけです。そのうち卑猥なことになるかもしれない。
    さとる先生①




    『さとる先生』はきれいな人だった。
     白い髪は僕のまわりのだれとも違っていて、長い手足は見とれてしまうくらいにすらりと伸びていた。
     いつもサングラスをかけているからよく見えなかったけれど、一度だけ見せてくれた目はどこまでも広がる空みたいに蒼く澄んでいたっけ。
    「キレイです」って伝えたら「みんなには内緒だよ」だなんて言って、先生は人差し指を口に押し当ててみせた。その顔を僕は今でも覚えている。
     いいや、『覚えている』とは違う。忘れられるはずなどない。
     だって、あれが僕の初恋だ。
     さとる先生は高校生で、あの頃はバイトで僕の家庭教師の先生をしてくれていた。
     そうは言っても別に勉強を見てくれるわけじゃなくて、時間いっぱいベッドでごろごろしたり、一緒に本を読んだり、話をしたりするだけだ。ただお母さんが部屋に来る時だけはふたりして体裁を取り繕って勉強しているふりをした。そういう時、僕は罪悪感で胸がちくちくとしたけれど、さとる先生は気にもしていないようだった。
     先生なのにそれでいいの? と一度だけ聞いたことがあるけれど、先生は「憂太が成績を落とさなければいいでしょ」 2290