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    ちなみ

    おず🙇‍♀️

    DONE『蕩桃』シリーズ最終話の後編です。
    前編はこちら(https://poipiku.com/5628792/9929146.html)
    ハドアバR18、ラブイチャを頑張って目指しました。思うようなラブイチャでなかったら申し訳ございませんっ🙇‍♀️
    先生は大魔宮で"桃"の媚薬漬けにされて濡れ濡れえっちな体にされ、魔界に逃れたもののエッチなことして精気を分けて貰わねばならないエロエロ体質はそのままなので、光のハド様に毎日チューしてもらって何とか暮らしてます(酷いあらすじ)
    あばざんまい!Sで展示したシリーズをあばカム後夜祭で展示することが出来て感無量でございます!
    ちなみに一部、某賭博漫画のパロ台詞があります…すみませんっ!
    もものあまま(後編)-----



    「ん…っふ、…うう…ッ」

    熟れた匂いの充満する祈りの間。塞ぐ唇の隙間から漏れ出る吐息は甘く、余裕のない響きが混じっている。
    足元のふらつくアバンを祭壇に腰かけさせて、掌にすっかりと収まる頬を掴んで口づける。もつれそうな舌を、ひりつくような粘膜を絡め合うたびに、クチュクチュと濡れた音が響いた。
    とろりとした唾液が止めどなく湧き出る、蜜壺のような口内。このまま頬を握りしめて、蜜のしたたる果肉にむしゃぶりつきたい欲求が芽生えるほどに、彼はいかにも“桃“らしく、ひたすらに蕩けていた。

    弟子たちが訪れるまで日を置かず繰り返していた、口づけの給餌行為。一度受け入れていたそれを十日も避けていたうえ、この男はカラ元気のために、今や"異物"にしかならない食物を、体内に留め置く愚挙に出たのだ。
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    Moonyman

    TRAINING冬のクロクラ❄⛄️クロロがクラピカにベタ惚れですのでシリアスが好きな方は注意⚠️クラピカも無邪気で兄弟愛のほうが近いかも…。現パロでも和解後でもどちらでも解釈できます。性別も指定していません。
    私が小説を書くと前置きが長くなってしまう…。ホントは夕食の辺りを書きたかっただけなのに。。ちなみに一度手違いで消えてしまったので書き直してます。。クロクラなので頑張れた^^支部に修正版載せてます
    泡雪の君 確かにそこにいるのに目を離した隙に消えてしまいそうな君。今降るこの雪と何ら変わらない。雪は春になると跡形もなく溶けていってしまう。君も俺が見ない隙に溶けて消えてしまうような、儚くて、朧げな雰囲気の中、そこに佇んでいる。ただ、真っ直ぐに。

    ここの町は雪が降る地域だ。私ももう何年もここに住んでいるからここの地形や気候が分かってきた。なぜこんな所に住んでるのかなんて、この男に聞けばわかるのだろうが忘れてしまった。私にはもうそんなことは記憶に残すような事ではないからだ。

    今年は記録に残るほどの大雪で見たこともないくらい積もっていた。私はしんしんと降るような粉雪が好きなのだが、目の前の光景は全然違うようだ。昔住んでいた地域ではあまり雪は降らなかったため、この光景は絶景だ。私は目を光らせ、外に出ようと足を動かした。ニットだけでは寒いか、ならカーディガンを羽織ろう。クローゼットに手袋もあったな。それも持って行くか!
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