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    機関

    totugawa_fic

    MOURNING現実保証機関「HORIZON」(仮)
    どこにもお出しできそうにない楽しい世界観が出来ちゃったのでまあ聞いていってくれ
    書きかけです
    現実保証機関「HORIZON」

    現実は我々の認識より成る。
    例えばここに一つの林檎があるとする。
    だが林檎が存在しているという事実を認識できるのは林檎を視覚的に認識できる者だけであり、認識できなければその者にとって林檎は存在していないのと同然である。
    全ての人間に各々の現実があり、つまり我々が現在存在している世界は小さな現実─個別現実の集合であると言えるだろう。
    そして「林檎が存在している」という事実がより多くの人間に認識されるほど、林檎の現実的な強度は増加する。つまりその現実がより確かであると保証されるのだ。
    逆に言えば個別現実が肥大しすぎると、本来あるべき実在、集合現実を歪ませてしまう
    現在この世界の集合現実は、不観測存在「フィクティッド」によって揺らぎつつある。
    我々は現実保証機関「HORIZON」、現実と虚構の境界を守る者である

    Actuality Strength Value【通称:AS値】
    現実強度値。その物体が現実に存在していることを表す値。AS値が高いほど現実浸食の影響を受けにくくなり、他の物体に対して強く影響を及ぼすこともできる。
    一般人であれば10前後、著名人で 2005

    Souka_R9

    CAN’T MAKE未来機関if・年齢捏造(成人済)・捏造多めの多分義手アイ(要素ないです)狛日(狛)です。狛枝が風邪ひいて日向クンが看病します。「あー……風邪、だな。」

    ピピピ、と警告を鳴らす赤外線式の体温計と、
    いかにも風邪をひいていますっていうようなボクをしかめっ面で交互に睨みながら日向クンはそう言った。

    身体中に鉛でも流し込まれたのかと錯覚するほどの倦怠感に治まらない鼻水に頭痛。
    めまいも酷く、立っているだけでもフラフラするしなんなら今すぐ目の前の日向クンの胸にダイブする勢いだ。

    ただの風邪じゃない、随分と悪化してしまった風邪だと言うことは誰の目にも明らかだ。

    「ズビッ……ひいてないよ……ボクはほら!この通り元気だよ」

    それなのにボクが風邪だと認めない理由、

    それにはとある事情がある。


    丁度先週頃だろうか。
    あれは仕事が一段落した祝いに、とボクと日向クン、左右田クンとかとボク達の家で呑んでいて……
    そのあとの事だ。


    「……おい、……!!……きろって……!」

    「ん……あと5分……」


    暖かいコタツの温もりとほろ酔い気分の幸福感に包まれる中、ボクは微睡む視界を渋々と開けた。

    部屋のLEDが眩しくって、それから遠ざかるように寝返りをうった。
    これまで床……というかコタツで寝ていたせいか、身体中が 2656