趙
saruzoou
DONE仲間とごはんシリーズ、ナンバ編です。ナンバと趙さんのやりとりが死ぬほど好きで、いつかもっと掘り下げたいところも詰め込んでみました。相変わらずほんのり春趙です。ナンバの昼飯朝靄の中、ナンバは鼻歌混じりに歩を進め、歩き慣れた道を通って河岸に降りる階段に向かう。
勝手知ったる様子でホームレスのテントに声をかけ、テントの影からバケツと釣竿を取り出した。
ここに来る途中のコンビニのゴミ箱で手に入れた新聞をコンクリートの上に置き、その上に腰を下ろす。以前のナンバなら、汚れることなどまるで気にしなかった。だが今は一緒に暮らす仲間がいる手前、多少は気を使うようになった。
それになにより、朝方のコンクリートは冷えてもいるし、湿ってもいる。
こんな澱んだ川に釣竿を垂らしても、魚が釣れること自体が稀で、釣れたとしてもドブくさくて食べるのを躊躇うような魚ばかりだ。
ホームレスを脱し、ぼちぼちと働くようになってからは、この川の魚を取って食べなければならないほど食料事情には窮していない。
9306勝手知ったる様子でホームレスのテントに声をかけ、テントの影からバケツと釣竿を取り出した。
ここに来る途中のコンビニのゴミ箱で手に入れた新聞をコンクリートの上に置き、その上に腰を下ろす。以前のナンバなら、汚れることなどまるで気にしなかった。だが今は一緒に暮らす仲間がいる手前、多少は気を使うようになった。
それになにより、朝方のコンクリートは冷えてもいるし、湿ってもいる。
こんな澱んだ川に釣竿を垂らしても、魚が釣れること自体が稀で、釣れたとしてもドブくさくて食べるのを躊躇うような魚ばかりだ。
ホームレスを脱し、ぼちぼちと働くようになってからは、この川の魚を取って食べなければならないほど食料事情には窮していない。
ぼた餅
DOODLE趙雲にえっちなツーショを撮られちゃうにょた幸ちゃん(趙にょ幸)が力尽きたのでもういいやも~~絶対描き直す前のフォロワーさんの幸村ちゃんの方が可愛かった!!厚塗りしてるとわけわからんくなるのいかん!!
nagisa
DONECPは趙イチのモブ→イチ。映画館で春日君に出会ったモブと、日記の話。ずっとモブ視点で話が進みます(春日君はモブと全くどうこうはなりません。ずっとモブの片思い)
最初少しコメディチックですが、後半シリアス気味。
ここ迄の説明でちょっとでも駄目だと感じたら、そっとページを閉じて下さい。
大丈夫、と仰っていただける方は少しでも楽しんで頂けると幸いです。 9173
宇宙chan
DOODLEちょっとだけ注意な性癖の自己紹介(操趙)以下強めの幻覚
劉備のおつかいで曹操のところに来た趙雲がふとした言葉で曹操を怒らせてしまい『どうすれば機嫌を直していただけますか?私に出来ることならなんでも致します』というエロ同人の導入を描いていたんですが完成しなかったので気が狂いました(おわり)なぜ劉備ではなく曹操に萌えてしまうのか…たぶんよく知る前に見てしまった某映画のせいだと思います🫠 2
nagisa
DOODLE近頃胸と尻が大きくなったカスガ君と、育てた趙さん。巻き込まれたナンバの趙イチ+ナンバの短いお話。所謂SS。完全にギャグ且つ下品。そして叫んでばっかりで煩い。ほぼ会話文です。
以上を踏まえまして、無理だと思われたらそっとページを閉じて下さい。大丈夫と仰って頂ける方は、少しでもお楽しみ頂けると幸いです。 5752
saruzoou
DONE仲間のご飯シリーズ足立さんのお話です。過去を色々捏造しているので、ご注意ください。相変わらず両片思いの自覚すらない春趙がほんのりあります。足立さんの張り込み飯サバイバーの二階、小さなキッチンの前に立つ足立に、階段を登る軽快な足音が聞こえてきた。
程なく嬉しそうな顔でドアを開けた春日は、台所に立つのが足立だと認めた瞬間、がっかりとした表情をする。
「よう春日、趙じゃなくて悪かったな」
わかりやすいその表情に、春日が誰と勘違いしたのかはすぐにわかって、足立は人の悪い笑みを浮かべて言った。
「なんだよ、足立さんかよ」
足立以外に人がいないことを素早く確認すると、春日も隠しもせずに悪態をついた。
「珍しいな、ここで足立さんが料理するなんてよ」
不思議そうに言いながら、春日は洗面所に手を洗いに行く。帰宅してすぐに手を洗うなどという習慣が身についたのは、一緒に暮らしているナンバと趙のおかげだろう。かく言う足立も、ここに来た時には2人に酸っぱく手を洗えと言われている。
8179程なく嬉しそうな顔でドアを開けた春日は、台所に立つのが足立だと認めた瞬間、がっかりとした表情をする。
「よう春日、趙じゃなくて悪かったな」
わかりやすいその表情に、春日が誰と勘違いしたのかはすぐにわかって、足立は人の悪い笑みを浮かべて言った。
「なんだよ、足立さんかよ」
足立以外に人がいないことを素早く確認すると、春日も隠しもせずに悪態をついた。
「珍しいな、ここで足立さんが料理するなんてよ」
不思議そうに言いながら、春日は洗面所に手を洗いに行く。帰宅してすぐに手を洗うなどという習慣が身についたのは、一緒に暮らしているナンバと趙のおかげだろう。かく言う足立も、ここに来た時には2人に酸っぱく手を洗えと言われている。
waa
DONE〜5/21までの詰め(弊アマゾン分)情緒めちゃくちゃか?
p.1 トレジャー・パーティ/畢構・楊炯・盧蔵用
p.2 ラブレス/趙貞固
p.3 ベクターフィッシュ/盧蔵用
p.4 宰相辞めろ/蘇味道・李嶠
p.5 No.5/崔融 5
kanagana1030
PROGRESS春趙になっていない二人のグループ温泉旅行。全然終わらなくて、文字数が原稿レベルになってきてしまった。
①
https://poipiku.com/4207395/8117860.html
②
https://poipiku.com/4207395/8200589.html
③
https://poipiku.com/4207395/8317545.html
期待はずれの温泉旅行 5口にしておいて、仲間を飲みに誘う文句としてあまりにも不自然だったかとドキドキする。こんな言い方では、きっと自分の下心が趙に伝わってしまう。
趙が立ち止った春日をゆっくりと振り返った。
「いいけど、どこで飲む?」
春日に向けられた趙の顔がいつも通りで少しほっとする。
「俺たちの部屋はどうだ? どうせ、このままあっちで寝る奴もいんだろ」
「まぁ、ジュンギはともかく、ナンバは確実にそうだろうね」
趙が共犯者めいた笑みを浮かべて「じゃあ、そうしようか」と春日に腕を伸ばして、春日が手に持ったビニール袋を手にとった。
「春日くん、先にお部屋行ってて。俺、これだけ置いてくるよ」
「お、おう」
宴会部屋の方に行く趙を見送って、カードキーで自室の扉を開ける。案の定、こちらに帰ってきている人間はおらず、皆はまだあちらで宴会の真っ最中のようだった。
7530趙が立ち止った春日をゆっくりと振り返った。
「いいけど、どこで飲む?」
春日に向けられた趙の顔がいつも通りで少しほっとする。
「俺たちの部屋はどうだ? どうせ、このままあっちで寝る奴もいんだろ」
「まぁ、ジュンギはともかく、ナンバは確実にそうだろうね」
趙が共犯者めいた笑みを浮かべて「じゃあ、そうしようか」と春日に腕を伸ばして、春日が手に持ったビニール袋を手にとった。
「春日くん、先にお部屋行ってて。俺、これだけ置いてくるよ」
「お、おう」
宴会部屋の方に行く趙を見送って、カードキーで自室の扉を開ける。案の定、こちらに帰ってきている人間はおらず、皆はまだあちらで宴会の真っ最中のようだった。
53ddp
DOODLE原作イメージ。畢方にタバコの火をもらう趙雲瀾ってこんなかんじかな。
タバコの火をもらうのって喫煙者じゃない沈巍はできない行為だな
沈巍が生で見てたら畢方殺されてたんじゃないかな… 2
saruzoou
DONEえりちゃんが大好きで、えりちゃん視点での春日くんを書くのが楽しくて、私以外誰が面白いのかわからないお話ですが、よろしければご覧ください。えりちゃんのほのかな恋心の着地点を探しつつの、ほんのり春趙です。えりちゃんのお弁当浜北公園を見渡す場所にある高層ビルの最上階。全面ガラス張りの窓から差し込む日差しの柔らかさに春の訪れを感じて、鎌滝えりは頬を緩めた。
一番ホールディングスの社屋は浜北公園の目の前という好立地にあり、その最上階の社長室からは横浜のみなとみらいなども一望できる最高のロケーションだ。
公園の一角がうっすらとピンク色に染まっていて、あれは桜かなあと思ったところで、昼休憩を告げるチャイムが鳴った。
近代的なビルの、大勢の社員が働く上場企業で、一斉に鳴るチャイムなど珍しいかもしれない。
朝夕と、昼のチャイムの発案をしたのは御歳七十を超える、えりの祖母だった。会社がこんなに大きくなって、働き方が多様化する中で大丈夫なのかなとも心配したが、社長本人が満開の笑顔で賛成した。今では社員の間でも区切りになっていいと好評を得ているようだ。
6326一番ホールディングスの社屋は浜北公園の目の前という好立地にあり、その最上階の社長室からは横浜のみなとみらいなども一望できる最高のロケーションだ。
公園の一角がうっすらとピンク色に染まっていて、あれは桜かなあと思ったところで、昼休憩を告げるチャイムが鳴った。
近代的なビルの、大勢の社員が働く上場企業で、一斉に鳴るチャイムなど珍しいかもしれない。
朝夕と、昼のチャイムの発案をしたのは御歳七十を超える、えりの祖母だった。会社がこんなに大きくなって、働き方が多様化する中で大丈夫なのかなとも心配したが、社長本人が満開の笑顔で賛成した。今では社員の間でも区切りになっていいと好評を得ているようだ。
bocchi_takagi
MOURNINGnotすけべでエロい趙さん書こうと思ったんだけど難しくて頓挫した。すけべじゃないエロチャレンジ 誰が言ったかはもう過去のことで、大事なことは目の前にある事実だけである。横浜流氓の元総帥、趙天佑は女から見ても、男から見ても大変色気のある男だ。異人町にある中華マフィアの総帥ともなれば、おいそれと近づくことはできず、一般市民であれば闇を煮詰めたような世界と関わることすらしない。ただ偶然が重なり、彼のそばに近づいた者は口々に言うのだ、彼からとても「良い匂い」がする、と。
一口に匂いと言っても、鼻を掠めるような香水であったり、風呂上がりの優しい石鹸の香りであったり様々だが、人々が口にするのはそれらであって、そのいずれでもない。見えないはずの匂いが時に色となって現れる。
それを助長させているのは恐らく、彼特有の話し方が一端を担っている。気だるそうに間延びした言い回し。それでいて放たれる言葉は刃の様に鋭く、音となり首元に突き刺してくる。懐に入り込まれそうな懐っこさを見せたかと思えば、地鳴りを起こしそうなほどの低いではないのにドスの聞いた圧のある響き。彼自身、総帥という立場に対して自信なんてものはないのだが、傍目に見れば収まるべくして収まったとも言うべき器量の高さ。艶めいているように見えるのは贔屓目だろうか。
662一口に匂いと言っても、鼻を掠めるような香水であったり、風呂上がりの優しい石鹸の香りであったり様々だが、人々が口にするのはそれらであって、そのいずれでもない。見えないはずの匂いが時に色となって現れる。
それを助長させているのは恐らく、彼特有の話し方が一端を担っている。気だるそうに間延びした言い回し。それでいて放たれる言葉は刃の様に鋭く、音となり首元に突き刺してくる。懐に入り込まれそうな懐っこさを見せたかと思えば、地鳴りを起こしそうなほどの低いではないのにドスの聞いた圧のある響き。彼自身、総帥という立場に対して自信なんてものはないのだが、傍目に見れば収まるべくして収まったとも言うべき器量の高さ。艶めいているように見えるのは贔屓目だろうか。