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    ある意味

    あやか

    MOURNINGカバヴィ(R18)を書いてみようと足掻いたけれど、どう足掻いても色っぽくなんないのでこれ以上酷くなる前にやめました。
    これはRついてないけどある意味R付くかもしれない(ある意味)。
    階段を上がらせたかった(希望) カバネは、暖炉の前の椅子に座り、険しい顔で考え事をしていた。その表情は傍からは敵の陣地への攻め込み方、或いは政治の執り方を考えているようなものに見え、クオンとコノエはカバネが何か企んでいるんじゃないかと心配した。だが、実際にカバネの頭の中にあるのは、そのような事ではなかった。

     ──そろそろ、次の段階に進むべきときではないか。

     次の段階、というのはヴィダとの事である。
     恋人であるヴィダとは、もうかれこれ1年以上前から付き合いだし、プロポーズしたり、指輪のプレゼントをして貰ったりした。
     だが、残念ながら。(第三者的にも)非常に残念なことながら。

     二人には、まだ体の関係がなかった。

     とはいえ、完全なゼロではない。キスはした事があるし、眠る時には(カバネが無理やり)手を繋いで寝たりしている。完全なゼロではない。が、裸の付き合いは、ゼロである。メタ発言を恐れずに言うのならば、早くしろよ、と言う感じである。
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