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    メンヘラ

    allhandsquiet

    TRAININGワードパレットより
    頂いたお題:
    メンヘラ審神者×加州
    A-10「冗談のふり」
    「何それ、お洒落だね」
    通りすがった加州に目を留めて、兄弟と談笑していた信濃は思わず声をかけた。年長組とはいえ懐っこい粟田口の一団は、あっという間に獲物を囲う。
    可愛くありたい初期刀が普段から顕現時の装束と異なる格好をしていることが多いのは知っていたが、今日はまた一段と風変わりな格好である。
    色味は戦闘服と同じ黒に赤を基調としているが、機能性はよくなさそうだ。血や死骸を模したおどろおどろしい柄については敵への威嚇に使えそうなのでいいだろう。形状に難がある。
    身を覆う部分が所々妙に裂けたり穴を開けたようになっているにもかかわらず、仮留めに使えるはずの安全ピンやベルトがぶら下がっているのは、そういう破損をわざと避けたような一枚布部分だ。そのくせ裾や袖周りへは明らかに装飾でしかない布や紐がたっぷりと添付され、補強材であるはずの鋲もあちこちへと無秩序に散さられている。サイズも上着はだぼっと大きく下衣の方はピチピチで、どちらも体に合っていない。当たり前ではあるが、防具も一切見あたらない。
    つまり、どう見てもそれは、完全に着飾る為だけの衣装に間違いなかった。
    「ん……おお、似合ってるぜ旦那。そりゃ 3569

    manako_paon

    MOURNINGメモ整理してたらボツ部分が出てきたので供養
    ※写納(没部分は全年齢)
    ※イソペがメンヘラ⚠️
    中華街ネタ
    イソペが手を繋ごうとしたら避けられた後のメンヘラいそぺ(没)

    👇



    「そのつもりはないって先程言っただろう…?」
    「でも、わからなくなってしまったんです。
    貴方は部屋以外ではあまり触れてくれない。手を繋ぐのも嫌なんですよね…?
    それは、周りが気になるからでしょう?僕が男だからですか…」

    面倒くさい。
    そう思われても仕方ない。僕もジョゼフさんと同じ立場だったら口にしてしまうかもしれない。けれど、我慢できない。感情的になってしまう。
    貴方がどれだけ肯定してくれていても、小さな行動一つ一つで傷ついてしまい、それを貴方にぶつけてしまう。

    「あはは…っ、本当、醜いですね。
    いいですよ、面倒だって振っていただいて。
    最初から僕と貴方のような方が釣り合うわけがなかったんだ。」
    「はぁ…全くだね。たしかに君は面倒だ。」

    深いため息に胸がぎゅっと締め付けられる。
    これでいい、苦しくてもこれが最適だ。「みんなのジョゼフさん」を独り占めしたいなんて、願ってしまった僕がいけなかったんた。

    「君が好きだと私は何度も伝えているのに、耳を傾けず不安になって泣かれるのはたしかに困りものだ。 1134