灰
まどろみ
TRAINING記憶なし七×記憶あり灰の七灰。転生if注意罰ゲームからはじまる恋七海には申し訳ないけれど、これはチャンスだと思った。
都内の某高校。入学式で彼を見かけたのは偶然だった。桜の木の下で何かを探すようにあたりを見る姿にもしかして、と抱いた淡い期待は見事に打ち砕かれたが。
彼は灰原のこと、もっと広い範囲でいうと前世を全く覚えていなかった。
覚えている灰原が特殊なのか、忘れている七海が異常なのか。五条や夏油など前世での知り合いにこれまで会ったことがないからわからない。そんなわけで、同じ学校にいるもののクラスも違い接点のない灰原は、七海の友達どころか知り合いにすらなれずにいた。
そんなある日。
「大富豪やろうぜ、罰ゲームは例のやつで」
「いいぜ!灰原もどうだ?」
クラスで謎のトランプブームがおきている。朝礼前や昼休みに男女が思い思いに遊んでいたそれに、灰原は今日初めて誘われた。
2456都内の某高校。入学式で彼を見かけたのは偶然だった。桜の木の下で何かを探すようにあたりを見る姿にもしかして、と抱いた淡い期待は見事に打ち砕かれたが。
彼は灰原のこと、もっと広い範囲でいうと前世を全く覚えていなかった。
覚えている灰原が特殊なのか、忘れている七海が異常なのか。五条や夏油など前世での知り合いにこれまで会ったことがないからわからない。そんなわけで、同じ学校にいるもののクラスも違い接点のない灰原は、七海の友達どころか知り合いにすらなれずにいた。
そんなある日。
「大富豪やろうぜ、罰ゲームは例のやつで」
「いいぜ!灰原もどうだ?」
クラスで謎のトランプブームがおきている。朝礼前や昼休みに男女が思い思いに遊んでいたそれに、灰原は今日初めて誘われた。
rim10_es
DOODLE紅敬 パロディ 勇者(灰燼ナイキラ)×魔族(スカハロ)のらくがきスカハロ様がやりたいことって勇者と一緒にいることだと思うよ
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続きを追加しました(後半の青い3ページ)蛇足かも ナイキラが勇者パーティ、トロメラが敵の四天王です 設定練ってないのでふんわり見てください…。
投げっぱなしで終わる。行こう、君と♪ 5
うまし
DONE✦ 灰になってよかった ┈ 3陣目KPC ✦糸雨野 霖(しうの りん)
※ぺぴメーカー!!様で作った画像をもとに描いております
┊maker ‣ https://picrew.me/ja/image_maker/2214696 2
まどろみ
MOURNING七灰。人の気持ちを察するのは苦手な灰の話。前半モブ視点注意察しの悪い灰原「あれ?新人が灰原さんに絡まれてる?」
補助監督の控え室。元気に話す灰原とそれを戸惑った顔で聞く新人補助監督がいた。新人が心配で二人に近づこうとするとベテラン補助監督がそれを止めた。
「やめときなさい。あれは灰原さんの『七海さんの情報開示』をくらっているだけだから。彼女にとっての通過儀礼よ」
「え?」
「あの子が七海さんを好きなのは知ってる?」
知ってますとも、彼女が七海さんの担当の日に飛び跳ねて喜んでいたのも、私が担当の日に呪い殺されそうだと思うくらい睨んできたのも見てますから。
「好きな人のことを知りたいと思った時に、相手の横に自分の知ってる話しやすい相手がいたらどうする?」
「…偵察もしくは相談に行きます」
1358補助監督の控え室。元気に話す灰原とそれを戸惑った顔で聞く新人補助監督がいた。新人が心配で二人に近づこうとするとベテラン補助監督がそれを止めた。
「やめときなさい。あれは灰原さんの『七海さんの情報開示』をくらっているだけだから。彼女にとっての通過儀礼よ」
「え?」
「あの子が七海さんを好きなのは知ってる?」
知ってますとも、彼女が七海さんの担当の日に飛び跳ねて喜んでいたのも、私が担当の日に呪い殺されそうだと思うくらい睨んできたのも見てますから。
「好きな人のことを知りたいと思った時に、相手の横に自分の知ってる話しやすい相手がいたらどうする?」
「…偵察もしくは相談に行きます」
まどろみ
TRAINING七灰♀。バレンタインデーとホワイトデーの続き。ほのぼの可愛い相手がいっぱい見たい単独任務が終わり、次の任務に行く補助監督を見送り徒歩で帰宅する。その道中で女性物の服屋にある一つのマネキンに目が止まった。正確にはマネキンが着ている服に。白のブラウスにカーディガン、ロングスカートとショートブーツという春らしい装いだ。
(これなら灰原も着てくれるだろうか)
頭に思い浮かべるのは愛しい恋人の姿。彼女の名前は灰原雄、高専の同級生だ。付き合いだして半年経つが七海には悩みがあった。等級違いの任務で負傷して以降、彼女が男物の服しか着ないのだ。それまで制服は通常の上着とカスタムのキュロットを着用していたのに、復帰時には上着は短ランに、キュロットは男子と同じズボンに変わっていた。私服も今までは可愛らしいものが多かったのに、最近はパーカーとジーンズのようなシンプルな装いばかりになっていた。それが彼女の好みなら文句は言わない。しかし、一緒に出かける時に同性に羨望の眼差しを向けていることを七海は知っている。だからこそやるせなかった。一度「前みたいに可愛い服は着ないのか?」と聞いてみた結果「可愛い服の似合う女の子と付き合えば?」と返され大喧嘩に発展してしまったので以降服装の話題は出さない様にしている。格好いい彼女ももちろん素敵だが、それ以上にいろんな姿の彼女が見たいというのが本音だった。
2500(これなら灰原も着てくれるだろうか)
頭に思い浮かべるのは愛しい恋人の姿。彼女の名前は灰原雄、高専の同級生だ。付き合いだして半年経つが七海には悩みがあった。等級違いの任務で負傷して以降、彼女が男物の服しか着ないのだ。それまで制服は通常の上着とカスタムのキュロットを着用していたのに、復帰時には上着は短ランに、キュロットは男子と同じズボンに変わっていた。私服も今までは可愛らしいものが多かったのに、最近はパーカーとジーンズのようなシンプルな装いばかりになっていた。それが彼女の好みなら文句は言わない。しかし、一緒に出かける時に同性に羨望の眼差しを向けていることを七海は知っている。だからこそやるせなかった。一度「前みたいに可愛い服は着ないのか?」と聞いてみた結果「可愛い服の似合う女の子と付き合えば?」と返され大喧嘩に発展してしまったので以降服装の話題は出さない様にしている。格好いい彼女ももちろん素敵だが、それ以上にいろんな姿の彼女が見たいというのが本音だった。
nononoko1996666
MOURNING某魔法の国(海)に行く七海と灰原。現パロ。七海、海は初めて行く設定。
ただタワテラに乗ろうとするだけの話。
付き合ってません。(気持ち的に 七→灰)
貴方とならどこだって楽しい「ねえ、七海。明日って空いてる?」
灰原の誘いはいつも突然だった。部活に所属していない七海は、試験前でなければ特に断る理由もなく、灰原の食べ歩きに付き合ったり、流行りの映画を観に行ったりと、自分でも驚く程、高校生活を満喫していた。
金曜日の放課後、いつものように学生寮へ帰ろうと支度をしていた七海に、灰原が前の席から勢いよく振り向き、机から身を乗りだしながら、満面の笑みで話しかけてくる。
「空いてますよ、明日はどこ行くんですか?」
「やった!あのね、ディズニーのチケット夏油さんから貰ってさ。なんか五条さんの家の株主チケットの期限もうすぐだから七海と行ってきなって言われて。」
「え、良いんですかそんな高価なもの。ちゃんと五条さんに確認しました?」
1980灰原の誘いはいつも突然だった。部活に所属していない七海は、試験前でなければ特に断る理由もなく、灰原の食べ歩きに付き合ったり、流行りの映画を観に行ったりと、自分でも驚く程、高校生活を満喫していた。
金曜日の放課後、いつものように学生寮へ帰ろうと支度をしていた七海に、灰原が前の席から勢いよく振り向き、机から身を乗りだしながら、満面の笑みで話しかけてくる。
「空いてますよ、明日はどこ行くんですか?」
「やった!あのね、ディズニーのチケット夏油さんから貰ってさ。なんか五条さんの家の株主チケットの期限もうすぐだから七海と行ってきなって言われて。」
「え、良いんですかそんな高価なもの。ちゃんと五条さんに確認しました?」
まどろみ
TRAINING七灰。七は年下好みだろうなと思ってる灰とそろそろ灰好みの年上風になれたかと様子を伺う七知らぬは本人ばかり七海は年下が好きだ。本人は否定するだろうけど。彼は年下に甘い。注意はするもののタメ口やあだ名も許しているし、ご飯にだってよく連れ出している。そんな世話焼きな所が好かれて後輩が集まっている。
何が言いたいのかというと、同い年の僕は彼の好みから外れてしまっている。
学生時代から嫌われてはいないだろうとは思っているが、年齢を重ねるにつれて他と比べる機会が増え自信がなくなってきた。片想いから早十年。いっそのこと彼女か彼氏か作ってトドメを刺して欲しい。
「自分から告白しに行けばいいのに」
「それができたら苦労しませんよ!」
こうして今日も、抱えきれない気持ちを先輩に吐き出すのだった。
***
灰原は年上が好きだ。本人は「年齢関係なくみんな好きだよ」なんて言い出しかねないが先輩達への懐き方から見て明らかだ。彼はいつも尊敬の眼差しと愛嬌を惜しげもなく振りまいている。この間だって、最近術師になった年上を虜にしていた。
583何が言いたいのかというと、同い年の僕は彼の好みから外れてしまっている。
学生時代から嫌われてはいないだろうとは思っているが、年齢を重ねるにつれて他と比べる機会が増え自信がなくなってきた。片想いから早十年。いっそのこと彼女か彼氏か作ってトドメを刺して欲しい。
「自分から告白しに行けばいいのに」
「それができたら苦労しませんよ!」
こうして今日も、抱えきれない気持ちを先輩に吐き出すのだった。
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灰原は年上が好きだ。本人は「年齢関係なくみんな好きだよ」なんて言い出しかねないが先輩達への懐き方から見て明らかだ。彼はいつも尊敬の眼差しと愛嬌を惜しげもなく振りまいている。この間だって、最近術師になった年上を虜にしていた。