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    III

    えぷと

    MEMOなぜ2021年の令和の世になって2003年発売のゲーム「真・女神転生Ⅲ NOCTURNE」というジャンルにはまり、どうして無印デビルメイクライをプレイしているのかについての経緯の日記です。少しずつ狂気度が上がっていく様子が我ながら少し面白かったので公開します。
    ジャンルに詳しくない人にも一応わかるように書いてはあるので、最近私がツイッターで描いているものに興味を持って下さった方も読めると思います。
    真3とDMCの話

    【2020年】
    春ごろ:色々あって同人イベントに出展できない日々が続き、弱る

    初夏ごろ:弱っていてもゲームはしたいので、前から気になっていたペルソナ5を購入する

    夏:呼吸とペルソナ5以外やりたくない状態になり、登場キャラクターのひとりである喜多川祐介くんのことがジワジワ好きになる

    8月末ごろから12月上旬:喜多川祐介くんのことがベロベロに好きになる ペルソナ5の絵をよく描くようになり、それに関連するツイッターのお友達がふえる

    10月前後:アトラス(ペルソナ5のメーカー)関係のお話をよく見かけるようになり、「真・女神転生3」(真3)のHDリマスター版が発売されることを知る そういえば主人公である「人修羅」の全身刺青の特徴的なビジュアルはすごく昔からしばしば見かけており、気になっていたことを思い出す

    12月中旬:手が空いたので真3HDを購入、プレイ開始 人修羅は、突然荒廃した世界で生き残って悪魔にされちゃったかわいそうな半人半魔の少年ということを知る 途中まで順調だったが、マタドール(壁として有名なボス)にボコボコにされて心が若干折れる

    年末年始:折を見てプ 2710

    甘味。/konpeito

    TRAINING本日の800文字チャレンジ
    ジクリン(クロリン)/Ⅲ途中/届かない想い
    歓楽都市ラクウェルは、夜でも賑やかさを失わない。
     リィンは昼間に西の渓谷で遭遇した傭兵団や、別勢力らしい傭兵らの調査するため、この地へ舞い戻っていた。調査に同行してくれたアンゼリカやサラ、途中から合流したクレアとともに情報収集して回っていた、そのときだった。
    「すみません、ちょっと」
     見知った気配を察知して居ても立っても居られずに駆け出す。背後から聞こえた、サラたちの慌てるような声に気を配る余裕なんてなかった。
     飛び込んだ路地裏の奥、暗闇のなかに浮かび上がった背中を捉える。
     リィンの記憶と酷似するその背格好に特徴的な銀髪は、改めて見てもクロウにしか見えない。しかし彼はこの腕のなかで息を引き取った。もう一年以上前の話だ。
     目の前にいるこの男はクロウと別人だと理解しても、彼を求める心がそれを否定する。
    「やはりお前か。《蒼》のジークフリード」
     かけた声に振り返った彼は、こちらへ興味を示すことなくふたたび歩み出してしまった。
    「待て!」
     縋るように肩を掴む。手のひらから伝わってくる、機械に触れたような彼の体温に怯んだ。
    「お前は今、俺に構っている場合ではないと思うが?」
     仮面 795

    えぷと

    MEMO真・女神転生Ⅲのノベライズ本の一つを無理矢理手に入れて読んだので、その感想などの短文雑記です。 自分用のメモでしたが、私自身が人の感想を読むのがけっこう好きなクチなので、テキスト機能のテストを兼ねて同じ趣味の方向けに置いておきます。「真・女神転生Ⅲ NOCTUNE 混沌」 小説感想


    ・人修羅くんの名前は「間薙シン」
    ・原作が無口系主人公なのでそのキャラ付けには賛否両論がつきものだけど、めちゃくちゃかっこいい 後述します
    ・読了感は割と爽やか これ一冊のみの刊行だけど、続き物の第一章の終わりまで、という印象 あくまでも”公式二次創作”ということを念頭に置いて読むもの
    ・思っていたより表現が大人向け 暴力とグロテスク描写が多いのでずっと血の匂いがしてる感じだし(リョナ趣味のひとは嬉しいのかもしれない)、愛とは関係ないチューもする
    ・ゲームの流れと違い、小説版オリジナルキャラがけっこうな数出てくる
    ・それは拾うのかと思うようなゲーム側のネタが入ってくる(遅いぞフォルネウス)
    ・表紙、挿絵、挿絵が世界観にマッチしていてかっこいい
    ・ネコマタとサカハギがかなり描写優遇されている とくにネコマタはヒロイン&解説役枠に大抜擢
    ・文体というかキャラの台詞にクセが強い 口癖を繰り返す
    ・生存者が少しずつおかしくなっていく様子とその理由がちゃんと書かれている
    ・かわいいので忘れがちだが、ジャックフロストが血生臭い現場を前にして拍 1420

    甘味。/konpeito

    TRAINING本日の800文字チャレンジ
    クロ+リン/十二月三十一日
    ⅡとⅢのあいだ
    キンと冷えた空気を肺いっぱいに吸い込む。
     十二月三十一日。今日はリィンのクラスメイトであり、敵であり、悪友であった男の命日だ。彼を失ってからもう、一年の歳月が経とうとしている。
    「さて、行くか」
     トリスタにある第三学生寮を出発したリィンはヒンメル霊園に向かう途中、花屋に寄って小ぶりな花束を見繕った。
     クロウの墓前に供えるための花束だ。
     店員には見栄えのあるそれを幾度も勧められたが、そのなかでも大人しそうなものを選んだ。
     冬の空気が頬を撫でる。灰色の雲に覆われた空からは今にも雪が降ってきそうだった。
     導力バイクで到着したヒンメル霊園は閑散としていた。
     年の瀬は家族で過ごす者が多い。
     リィンも例外ではなかったが、いつ出されるとも分からない政府からの要請にクロウの命日もあり、落ち着いてから帰省する旨を手紙にしたためていた。ユミルにいる両親も分かってくれるだろう。
     がらんどうな霊園をひとり登っていく。クロウの墓石に膝をつき、持ってきた花束を供えた。
    「クロウ、久しぶりだな。なかなか来れないけれど。今日だけはどうしても来たくて」
     彼の名前が刻まれた墓石を撫でる。冷たい石の感触 809

    甘味。/konpeito

    TRAINING日記八月〜三月
    ⅡED後からⅢの間に当たる話です。捏造
    クの霊圧が強いリ
    七耀歴一二〇五、八月。
     向日葵を買って墓参りした。喜んでいるだろうか。
     また、政府から要請がきた。最近授業もまともに受けていない。出席日数を心配しなくてはならないなんて、クロウが生きていたら笑われてしまうな。
     近頃、力を使うと抑え込むのが難しくなってきた。念のため、Ⅶ組に相談しようか。
     七耀歴一二〇五、十一月。
     政府からの要請でノーザンブリアを訪れた。
     ケルディックを焼き討ちにした事実は許せない。それでも己の振るった剣は正しかったのか。クロスベルのときもそうだった。市民の避難を手助けするしかできない。守るだけでは成すべきことは成せないというのに。
     鬼の力が強くなる一方で、いつ暴走してしまうのか自分でもわからない。また、俺は誰かを傷つけてしまうのか。こわい。
     俺は、無力だ。
     七耀歴一二〇五、十二月。
     クロウを失った日が近づいている。最近また、あの日を夢に見るようになった。冷たくなっていくお前の身体を抱きしめたところで目覚めて、頬が濡れている。夢見で泣くなんてこの歳になって恥ずかしい話だが、日記になら書けてしまう。不思議だ。機会があれば勧めてくれたエマには感謝を伝えたい 892

    Mikan

    MAIKING[あらすじ]IIIにて直列後の平時が舞台。猫耳パニック。
    今日も、そんなよくある忙しい日になるかと思われた。起きて異変を発見するまでは、だ。しろボンは起きると、猫になっていた。(以下、本編)
    父のゴールデン王の後を継ぐべく、俺、しろボンは詰め込み教育に終われる日々。その日も忙しくも平和な日となるかに思われたけれど…?



    朝日の差し込む寝室でいつも通りに目が覚めて、寝返りをうとうとしたら、背中で柔らかい何かを踏んでしまった。ベッドにあるはずのない障害物を手さぐり探そうとして、何やら細長い温かい生き物のような感触があった。
    ビックリして起き上がってベッドの中を覗くも、もぬけの殻の空である。

    おかしいなとかけ布団をめくり、さらにベッドから降りて周辺を探すも、何も見つからない。
    どちらかというと、背後に何かいるような気がする。背中に見知らぬ生き物がひっついていたらとの嫌な予感が浮かび、鏡に姿を映すと、お尻から白くて細長いものが生えていた。
    いわゆる尻尾である。しかし、驚いている暇はなく、鏡をよく見ると頭には動物の白い耳が生えていた。

    何だこれっ?!

    寝ている間の誰かのいたずらかと思い、耳や尻尾を引っ張るがくっついて離れず、無理に引っ張ったらとても痛かった。夢でもないらしい。

    くらくら眩暈がするような気分になり、ベッドの端に腰掛ける。
    座って、体をひねり尻尾を確認する。先 644