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    把握

    Remma_KThasuike

    MEMOアガルタの空23日目、実際の本編とかなり悩んだ有力候補のストーリー。グロ注意。
    状況把握のため明日香視点で考えてて、冬人さんが診療所で死にます。
    「シュウに、冬人さんとちゃんと話してほしかった。ふたりには、何か大事なことが話せないままでいるように見えたから」という明日香の一言が最後に流れ出てきたことで「せやな」と不採用になった。
    アガルタの空「23日目」明日香視点診療所ver冬人さんがシュウを呼んだ。だから、翔太じゃなくて修徒だって。ふらふらしてるなと思っていたら何もないのに蹴つまづき、顔面からこけた。なにやってるんだろ、もう……。
    「え」
     ‎冬人さんの口から血が吹き出た。黒っぽい血。何を見たのか一瞬わからず一拍遅れて仰天し慌てて駆け寄る。呼んでも呻くばかりで返事がない。顔は真っ青、目をつぶり歯を食いしばり苦しげに唸っている。額に冷や汗が浮き、体をかがめて腹部を抱え込む。腹部を横目で確認したけど外傷はなく、しかし脂汗の浮いた手で力いっぱい抑え込んでいる。なか? お腹強打するようなとこは見なかったけど。先を歩いていた面々も異常を感じて振り向き、戻ってくる。冬人さん、呼びかけたが歯を食いしばったまま「う゛」「ぐ」と呻くばかりで返事ができない。
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    なまこ(ほたて)

    DONE「マンうさ童話集」参加作品です。
    「幸福の王子」のパロディです
    ※王子とつばめの恋愛のような要素がありますが原作準拠のつもりです(セリフもだいたいそのままのため念のためコモンライセンス表記を入れました)原作がエモいので原作読んでください(?)
    ※突然状況を把握したりなにもないところからアイテムがでてきますが人が見る夢のような世界だと思って読んでください。
    ジョーとチェリーと王子とつばめ その街には、みんなの自慢の王子さまがおりました。
     体が鉛でできた王子さまは、二つの輝くサファイアの瞳を持ち、肌はピカピカの金に覆われ、大きなルビーのはまった立派な剣を携えていました。街の一番高い塔の上からみんなを見守る彼は「幸福の王子」と呼ばれて愛されていました。
     王子さまは高いところからすべてを見ていました。人々の幸福も喜びも、そして苦しみも悲しみも。王子さまはある日、旅の途中で偶然に彼の元に立ち寄ったツバメにお願いをします。どうしてもこの場所から動くことができない自分の代わりに、貧しい人に自分の持つ宝石を届けてくれないかと。冬を越すため南を目指して旅をしていたツバメは、ここで立ち止まっている場合ではないと最初は立ち去ろうとしたのですが、王子さまの悲しい顔を見ると断れず、一晩の宿の代わりに宝石を届けるお使いを引き受けたのです。
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