なんしぃ
PAST2023年4月20日発行の第三者からみた保春アンソロジー「ジョン・ドゥより愛を込めて」に寄稿した『開扉ウートレチカ』です。4/20までの期間限定公開です。とりあえず!あとでちゃんと公開なり本に収録するなり考えてます…。 9
momonaka
DONE2025年ハピホとアナハナ4用になつかしのメニューも入れて作ったカフェスケジュールシール。自分用に印刷したものを作ると思うので後日bootnに出すと思います。ネップリ登録もしているのでよかったらシール紙に印刷して使ってもらえると嬉しいです。
なんしぃ
MOURNING保春『Hole in one』プロット2の四コマを清書したもの
汚い
夢オチ
矛盾点あり
雰囲気作りのために以下の曲を聞きながら制作
『heart2heart』雰囲気。夢っぽいところ。
『イガク』バラバラだけど繋がっている感じがするから
『水流のロック』雰囲気。蹴っ飛ばすとことか。
『観月京』雰囲気と少し歌詞。子供っぽいシーン。 8
dbot_ni
Valentineおかきさんの2/14の鳴百https://twitter.com/okakkie_id/status/1492878549765689351
焼き焼きカワイイね!ってなったので
なんとなくつながる話を勝手にポイ
ホワイトデーのお返しは、奥様が選ぶことが多いってのを思い出して
秋綾(+鳴百)です
お返し2月、ピンクからアクアブルーに塗り替わったデパートへ向かう
綾子の反応を盗み観ながらぐるりと一周し、
目的の地下スィーツコーナーに降りる。
またぐるりと一周し適度な値段の箱を手に取った。
んーそれより、向うのお店の方にしない。
え?いいじゃん、カワイイし値段も手ごろだし
ダメ!鳴瓢家のセンスが問われるの!
ていうか、今買わなくてもよくない?まだホワイトディまで日にちがあるのに
その頃には、いいのが売り切れちゃうのよ
ふーん、そんなもんなのかぁ
後ろを歩きながら、あのバックは明日買いにこようと決めた
綾子に連れられフロアーの一角一段高くなった店舗に足を踏み入れる
お値段が可愛くないんですが・・・。小声でささやく
大丈夫
薄いクッキー(ラングドシャ)が2種類入った小ぶりな紙製の箱を指さす。お値段はちゃんと可愛い
698綾子の反応を盗み観ながらぐるりと一周し、
目的の地下スィーツコーナーに降りる。
またぐるりと一周し適度な値段の箱を手に取った。
んーそれより、向うのお店の方にしない。
え?いいじゃん、カワイイし値段も手ごろだし
ダメ!鳴瓢家のセンスが問われるの!
ていうか、今買わなくてもよくない?まだホワイトディまで日にちがあるのに
その頃には、いいのが売り切れちゃうのよ
ふーん、そんなもんなのかぁ
後ろを歩きながら、あのバックは明日買いにこようと決めた
綾子に連れられフロアーの一角一段高くなった店舗に足を踏み入れる
お値段が可愛くないんですが・・・。小声でささやく
大丈夫
薄いクッキー(ラングドシャ)が2種類入った小ぶりな紙製の箱を指さす。お値段はちゃんと可愛い
dbot_ni
DONEももききの拗らせ小学生の恋模様をニヨニヨ眺めていたい派ですが鳴瓢おじさんが面倒になったらしく・・・。
鳴瓢は出所して一人暮らしといいつつ百貴宅に入り浸り、
飛鳥井は晴れてミヅハノメから出て百貴宅に居候中という設定
ケッコンノススメねぇ、百貴さん
昔、俺に「カエルは椋じゃない」って言ってましたよね。それは理解してますよ。
それはそれとして、飛鳥井さん
俺にとっては、娘みたいな感じなんですよね。見守りたい対象というか無事育ってくれって感覚。まあ、娘にしちゃ育ってますが・・・。
でね、父親としてはやはり娘のことは気になる訳ですよ、悪い虫は付かないかとか、
大人になったらなったでね、いい加減結婚はしないのかってね。独り身じゃ心配じゃないですか。
飛鳥井さんいろいろ特殊なんで、そこらの小僧にって訳にもいかない。んで考えたんですよ
俺の眼鏡に叶う男は誰かって
百貴さん、飛鳥井さんとどうですか?
はぁ?「どう」とは?
結婚ですよ結婚。
はっ?結婚っ!まて、付き合ってもいないのに結婚!?いや、そもそも飛鳥井さんの意志は!
1205昔、俺に「カエルは椋じゃない」って言ってましたよね。それは理解してますよ。
それはそれとして、飛鳥井さん
俺にとっては、娘みたいな感じなんですよね。見守りたい対象というか無事育ってくれって感覚。まあ、娘にしちゃ育ってますが・・・。
でね、父親としてはやはり娘のことは気になる訳ですよ、悪い虫は付かないかとか、
大人になったらなったでね、いい加減結婚はしないのかってね。独り身じゃ心配じゃないですか。
飛鳥井さんいろいろ特殊なんで、そこらの小僧にって訳にもいかない。んで考えたんですよ
俺の眼鏡に叶う男は誰かって
百貴さん、飛鳥井さんとどうですか?
はぁ?「どう」とは?
結婚ですよ結婚。
はっ?結婚っ!まて、付き合ってもいないのに結婚!?いや、そもそも飛鳥井さんの意志は!
okakkie_id
DONE完全パラレルもの書きました。大正風スチームパンク。鳴瓢さんと本堂町さんとちょっぴり富久田。カップリングなし。夜の底はぜんまいの音 蝉がいなくなってから羽織りが必要になるまでとはこんなに短いものだっただろうか。空は秋晴れ――といいたいところだが、帝都の空はいつでも灰色だ。わかりきった風景を見上げることはせず、俺は薄手の襟巻きを軽く引いて隙間を詰める。姦しい女学生の群れを避け、大通りを足早に抜けていく。
煉瓦の敷き詰められた道に下駄の音はよく響いた。ほどなく足先は路地の薄暗がりを踏む。少し、あてどもない遠回りをしてから曲がり角で立ち止まる。目的地――そびえ立つ石造りのビルヂングを遠目からしばらく窺ったが、人の出入りはひとつもなかった。視線を素早く左右に振ってあたりにひとけのないのを確認してから道を渡る。開けっぱなしの門をくぐり、細い階段を伝って、一枚の扉の前へ。
4646煉瓦の敷き詰められた道に下駄の音はよく響いた。ほどなく足先は路地の薄暗がりを踏む。少し、あてどもない遠回りをしてから曲がり角で立ち止まる。目的地――そびえ立つ石造りのビルヂングを遠目からしばらく窺ったが、人の出入りはひとつもなかった。視線を素早く左右に振ってあたりにひとけのないのを確認してから道を渡る。開けっぱなしの門をくぐり、細い階段を伝って、一枚の扉の前へ。
shido_yosha
DONE松+百。部下や後輩がそばに居ない時はまちゅおかさんの前では中型犬になって尻尾振りがち百貴さん見たいよなぁ!!!
コンコン。
節くれだった拳で室長室の扉を叩く。
入っていいかという問いかけ、ではなく、入室する際の単なるくせと化していたので、松岡は返答を待たず、ノブを回して押した。
「よぉ。入るぜ」
刑事時代の部下で、現在直属の上司にあたる百貴船太郎が書斎机に向かって座っている。
「お前が寄越した捜査資料なんだが……っと」
松岡は咄嗟に声量を下げた。窓から射す夕陽が、短髪の頭頂部を照らしている。珍しいことに、平素は真面目で精勤に励む百貴が、腕を組んで居眠りをしていた。
松岡は足音をおさえて忍び寄り、スタンドミラー横のブラインドの紐を引いた。室内がうす暗くなり、松岡は彼の寝顔を凝視する。ニ年前と比べて明らかに目元の熊や皺が増えていた。
2240節くれだった拳で室長室の扉を叩く。
入っていいかという問いかけ、ではなく、入室する際の単なるくせと化していたので、松岡は返答を待たず、ノブを回して押した。
「よぉ。入るぜ」
刑事時代の部下で、現在直属の上司にあたる百貴船太郎が書斎机に向かって座っている。
「お前が寄越した捜査資料なんだが……っと」
松岡は咄嗟に声量を下げた。窓から射す夕陽が、短髪の頭頂部を照らしている。珍しいことに、平素は真面目で精勤に励む百貴が、腕を組んで居眠りをしていた。
松岡は足音をおさえて忍び寄り、スタンドミラー横のブラインドの紐を引いた。室内がうす暗くなり、松岡は彼の寝顔を凝視する。ニ年前と比べて明らかに目元の熊や皺が増えていた。
shido_yosha
DONE鳴+百。「同じ場所に辿り着いていたらいいですね」 鳴瓢が目覚めたとき、視界に映ったのは、暗い足元と身体の前面を覆うチェスターコートだった。コートは鳴瓢の所有するものではなく、平素親しくする先輩の香水が香った。
曖昧模糊とした意識で目線をあげる。どうやら誰かが運転する車の助手席で居眠りをしてしまっていたようだ。
五人乗りの車両は現在夜の高速道路を走行しているらしく、右車線や前方を並走するのは普通車より運送会社のトラックのほうが多かった。
隣の席へ首をまわす。短髪で端正な横顔が、テールランプに照らされて窓辺に頬杖をついていた。普段は皺がつくからと嫌がるのに、珍しく、ライトブルーのワイシャツの袖をまくっている。
「……ももきさん?」
鳴瓢が掠れた喉で呟くと、運転手はこちらを一瞥して、
「起きたか」
「あれ……俺なんでここに……」
「はは、寝ぼけてるのか。湾岸警察署と合同捜査してやっと事件を解決した帰りだ。五日間不眠不休で走りまわって、犯人捕まえたとたん、お前、ばったりと倒れたんだぞ」
「そうでしたっけ……でもこのまま直帰しないんですよね」
「ああ。あそこへ向かわなきゃならないからな」
「はい。あの場所に必ず行かなければならない」
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shido_yosha
DONE原作直後の蔵。苦しい。狭い。うるさい。恐い。ここから出して。
「……っぶはぁ!」
悪夢の淵から目を覚まし、男は飛び起きる。
「はぁっ、はぁっ、はぁ……は……」
動悸。冷や汗。頻呼吸。額をおさえ、目をつむる。やがて全てを思い出す。目覚めたこの世も悪夢だということを。
穴井戸はシートベルトを外して腰を上げる。ここは飛行中の旅客機の客室。聴こえるのは、幼少期ひたったジェットエンジンの轟音。乗客は自分を含めて三名おり、うち二名は座席に沈んで眠ったままだ。穴井戸は伸びをして、
「さて」
と通路をぬって歩を進める。左右最前列席の中央まで歩き、厨房と客室を隔てるカーテンの前でしゃがんだ。カーペットを剥がして、
「ビンゴ」
収納されていた得物を取りだす。獲得したのは毒々しいほど真っ赤な柄を生やした斧だ。穴井戸はそれをくるくる弄んで、後方へ引き返す。鼻歌を歌いながら、脳裏に焼いた地図を想起する。
「この辺だったかな」
立ち止まり、柄を両手で握る。ぺろりと下唇を舐め、大きく振りかぶって、
「おらぁ!」
バゴォンッッ
「三日前、日本帝国航空のボーイング970がドイツの領空を侵犯したためにドイツの戦闘 7702
空井戸
INFO3/20 ピクトスクエア ID:INVADED Webオンリーで頒布する本の宣伝です※現在BOOTHで2月末まで限定頒布中です! 詳細は下の画像で↓↓
『月は落ち霜天(そうてん)に満つ』
百貴と鳴瓢と酒井戸の話 百貴さんが鳴瓢のために東奔西走します。
本文+表紙全40P/ 500円/ 全年齢/ A6/ 約11900字 12
shido_yosha
DONE井戸端解散後、富久田が生きている木記ちゃんと会話する話。百貴さん家に鳴瓢と飛鳥井木記ちゃんが住んでいる設定。
ミーンミンミン……ジリジリジリ……
八月上旬の恐ろしく暑い午後四時。
蝉の絶叫。灼けたアスファルトの匂い。汗で張りつくワイシャツ。外出を後悔するには充分な日和である。
最寄駅まで歩いて電車に乗る。いちど乗り換え、下車し、また歩く。改札を出れば閑静な住宅街にぶつかった。百メートル先の角を曲がれば古くて大きな日本家屋にたどりつく。
数寄屋門をくぐり、石畳をなぞって玄関にあがる。框をのぼり板敷の床を踏む。
白昼夢のように続く畳の間をいくつも通り抜ける。幾枚目か、幾十枚目かの襖を開けたとき、それまでと打って変わって、漆塗りの座卓が置かれていた。若い女性が書き物をしている。
節足動物達の合唱が遠のく。この部屋だけ少し涼しい。
5088八月上旬の恐ろしく暑い午後四時。
蝉の絶叫。灼けたアスファルトの匂い。汗で張りつくワイシャツ。外出を後悔するには充分な日和である。
最寄駅まで歩いて電車に乗る。いちど乗り換え、下車し、また歩く。改札を出れば閑静な住宅街にぶつかった。百メートル先の角を曲がれば古くて大きな日本家屋にたどりつく。
数寄屋門をくぐり、石畳をなぞって玄関にあがる。框をのぼり板敷の床を踏む。
白昼夢のように続く畳の間をいくつも通り抜ける。幾枚目か、幾十枚目かの襖を開けたとき、それまでと打って変わって、漆塗りの座卓が置かれていた。若い女性が書き物をしている。
節足動物達の合唱が遠のく。この部屋だけ少し涼しい。