さき(供養用)
MOURNING性癖を書こうとしたけどオチも意味も見つかりませんでした。pixivに投稿するような作品では無いのでここで消化します。思いつきませんでした 食卓に並べられた豪華で手の凝った食事達。依頼が終わりお腹が空いていた私とパイモンは、それがまるで天国のようにも見えた。
「「いただきます!」」
「はあ……急がなくても、食事は逃げないからね」
この料理は私の大切な仲間である放浪者が作ってくれた。同じく依頼を手伝っていた彼は、帰っても作る気力がない、と嘆く私のために代わりに作ってくれた。なんと優しいのだろう。
「美味しい〜……」
「オイラ、この味付け好きだぞ!」
味付けの多くは、稲妻風だ。彼らしいといえば彼らしい。パイモンも頬が垂れてしまいそうなほど幸福そうな顔をしているし、私も実際幸せだ。
だって、好きな人の料理が食べれるのだから。
(もっと好きになっちゃうな……)
2803「「いただきます!」」
「はあ……急がなくても、食事は逃げないからね」
この料理は私の大切な仲間である放浪者が作ってくれた。同じく依頼を手伝っていた彼は、帰っても作る気力がない、と嘆く私のために代わりに作ってくれた。なんと優しいのだろう。
「美味しい〜……」
「オイラ、この味付け好きだぞ!」
味付けの多くは、稲妻風だ。彼らしいといえば彼らしい。パイモンも頬が垂れてしまいそうなほど幸福そうな顔をしているし、私も実際幸せだ。
だって、好きな人の料理が食べれるのだから。
(もっと好きになっちゃうな……)
さき(供養用)
PROGRESSスカ蛍/放蛍花吐きパロ
まだ途中です。
決まってない(花の名前かな) ───曰く。恋をする乙女ほど、脆く儚いものはないという。
ある日、花を吐いた。
比喩ではない。本当に、口からこぼれ落ちるように花弁を吐いたのだ。
(…………なんで?)
突然の出来事に混乱する。
今まで長い間旅をしてきた。いろんな場所に行って、いろんな人に出会った。それでも、花を吐く人なんて見たことがない。
しかし。熱が出ているだとか身体がだるいと言った症状はない。これなら依頼は受けれるだろう。
早く行かなきゃ、と思いながら身を起こした。
(ダメだ……口からの異物感が……)
剣を振るい、ヒルチャールを薙ぎ払う。時々口を押さえて、溢れ出ていないかを確認する。それでも、呼吸がしづらく頭が痛い。
「……」
瞬間、遠くにいた青い瞳と眼が合った気がした。
4583ある日、花を吐いた。
比喩ではない。本当に、口からこぼれ落ちるように花弁を吐いたのだ。
(…………なんで?)
突然の出来事に混乱する。
今まで長い間旅をしてきた。いろんな場所に行って、いろんな人に出会った。それでも、花を吐く人なんて見たことがない。
しかし。熱が出ているだとか身体がだるいと言った症状はない。これなら依頼は受けれるだろう。
早く行かなきゃ、と思いながら身を起こした。
(ダメだ……口からの異物感が……)
剣を振るい、ヒルチャールを薙ぎ払う。時々口を押さえて、溢れ出ていないかを確認する。それでも、呼吸がしづらく頭が痛い。
「……」
瞬間、遠くにいた青い瞳と眼が合った気がした。
おいちゃ
DONEpixivに載せる予定の放蛍(スカ蛍)小説です。暗い道を進む二人。そして人知れず頑張る放浪者くん。そんな放蛍ちゃんのお話。※pixiv投稿時には「放浪者」には任意の名前を入れられる設定をかけます。ポイピクで読む際は脳内で変換をお願い致します!
夜道を進む放浪者と蛍ちゃんのお話 ──それは突然のこと。一人分の呼吸音が消えた。
「……え?」
蛍は右横に顔を動かすも、つい数秒前までそこをふよふよと浮いていた相棒の姿が見当たらなくなっていた。
「パイモン!?」
慌てて周囲一帯を見渡してみる。雑木林に所々雑草が生えた砂利道。その砂利道には通行人の道標のように灯篭が並び立っているが、その中には風など吹いていないというのに赤白い炎が揺らめいている。蛍がずっと見てきた景色だ。そう、蛍たちを覆っていた景色に変化はない。ただ周囲の雰囲気に怖がってばかりいたパイモンのみがその姿を消してしまっていた。ドクドクと高鳴る心臓、頬を伝う汗。普通ではないことが起きていると嫌でも理性が理解してしまう。
「……ここにはいない、か」
15470「……え?」
蛍は右横に顔を動かすも、つい数秒前までそこをふよふよと浮いていた相棒の姿が見当たらなくなっていた。
「パイモン!?」
慌てて周囲一帯を見渡してみる。雑木林に所々雑草が生えた砂利道。その砂利道には通行人の道標のように灯篭が並び立っているが、その中には風など吹いていないというのに赤白い炎が揺らめいている。蛍がずっと見てきた景色だ。そう、蛍たちを覆っていた景色に変化はない。ただ周囲の雰囲気に怖がってばかりいたパイモンのみがその姿を消してしまっていた。ドクドクと高鳴る心臓、頬を伝う汗。普通ではないことが起きていると嫌でも理性が理解してしまう。
「……ここにはいない、か」