SakuraK_0414
MAIKINGこれも譲テツアンソロの没原稿(書き途中で没にした)です。古典文学・オペラのパロシリーズの3本目として考えてた椿姫。いずれ完成させたい。なんてことないモブや一般人にやりこめられるすごい人、みたいな構図が好きだなと思った。
椿姫トラビアート:汝、道を踏み外さず「ドクターが元気そうでよかったわ。ほら、私たちお互いいい歳でしょう」
風が吹き込むベランダの傍のソファに座った老婦人が、少し離れた棚の上に飾られた老紳士の写真に目をやりながら日本語でカラカラと笑った。このあいだ古希になったばかりの患者はその年齢のわりに言動も恰好も若々しく、主治医は呆れたように「お互いな」と意地悪く笑う。華やかだが上品な、リゾート風の花柄の壁紙のこのリビングルームが(もう今はこの肩書を使うことは無いのだが)闇医者には居心地が悪かったのもある。それを知ってか知らずか、老婦人は主治医を手招きして隣の藤の椅子に座らせた。このアメリカ西海岸の海沿いの街に良く似合う部屋だった。
「これ、ドクターにあげるわ」
881風が吹き込むベランダの傍のソファに座った老婦人が、少し離れた棚の上に飾られた老紳士の写真に目をやりながら日本語でカラカラと笑った。このあいだ古希になったばかりの患者はその年齢のわりに言動も恰好も若々しく、主治医は呆れたように「お互いな」と意地悪く笑う。華やかだが上品な、リゾート風の花柄の壁紙のこのリビングルームが(もう今はこの肩書を使うことは無いのだが)闇医者には居心地が悪かったのもある。それを知ってか知らずか、老婦人は主治医を手招きして隣の藤の椅子に座らせた。このアメリカ西海岸の海沿いの街に良く似合う部屋だった。
「これ、ドクターにあげるわ」
SakuraK_0414
MOURNINGアンソロ没原稿その2です。パンの袋留めてる針金を指輪代わりにするのかわいくていいかもしれん、とか思って書いた。サンディエゴに行きたい!
薬指に予約「徹郎さん、は……また家出?」
妙に静かな家をぐるりと一巡して、起き抜けの和久井譲介は仕方ないなぁと肩をすくめた。最近ちょっと朝倉先生に似てきたよね、というこの間の通話での一也と宮坂の言葉を思い出しながら譲介は身支度をする。Tシャツに首を突っ込みつつ、棚の上の食パンの袋を手に取る。どうやら最後の一枚らしい。袋の口をとめていた針金をひとまずジーンズのポケットに突っ込み、食パンはトースターにセット。熱したフライパンに卵と落としてベーコンを添える。コーヒーを注いだマグカップを持って家の表に出た。
夏を目前に控えた眩しい朝の光にきつく目を伏せ、瞬きを繰り返して譲介はガレージに向かう。一人暮らしには広すぎるけれどファミリー向けでもないこの家のサイズには似合わない大きなガレージには、これまた大きくて黒い車がデデンと鎮座していた。
9547妙に静かな家をぐるりと一巡して、起き抜けの和久井譲介は仕方ないなぁと肩をすくめた。最近ちょっと朝倉先生に似てきたよね、というこの間の通話での一也と宮坂の言葉を思い出しながら譲介は身支度をする。Tシャツに首を突っ込みつつ、棚の上の食パンの袋を手に取る。どうやら最後の一枚らしい。袋の口をとめていた針金をひとまずジーンズのポケットに突っ込み、食パンはトースターにセット。熱したフライパンに卵と落としてベーコンを添える。コーヒーを注いだマグカップを持って家の表に出た。
夏を目前に控えた眩しい朝の光にきつく目を伏せ、瞬きを繰り返して譲介はガレージに向かう。一人暮らしには広すぎるけれどファミリー向けでもないこの家のサイズには似合わない大きなガレージには、これまた大きくて黒い車がデデンと鎮座していた。
ジロー☕
DOODLE〇の名はのパロアマプラの合間に挟まるCMで見たたきくんが譲介にしかみえなくて……
テツは完全に巻き込まれ事故
譲(たきくん)がテツ(みつは)を助ける話だから概ねあってる……多分…… 3
ジロー☕
DONEテツ悪魔化のお絵描きお題消化召喚者譲(中二)×悪魔テツ(250歳くらい?)
※小さいコマは縦に読んでいってください!
これから歩む人生を悲観していた譲(施設育ち)が何となく過ごしていたある日、悪魔を召喚する本を見つける。
本当に召喚ができるなんて、思ってなかった。
お遊びの延長で試しただけ。
ーーーその日、少年は運命に出会う。
後半4枚は文字無し差分と下描き
2023,8,27 7
金柑🍛
DONE0803でなんではみ乳の日なのか誰か私に説明してくれ。うちの譲介いつも泣き喚いてるな…まだまだオール乳歯の幼児性つよつよ攻め介なので許してほしい。
闇医者はすぐ俺がガキの頃はクーラーなんて無かったって言いそうになるけど年寄りくさいので我慢しています。
金柑🍛
DOODLEラフラフのラフです。おっぱいの日だそうなので…和久井可愛いの気持ちが高まりすぎてうっかり母乳が出ちゃう闇医者はいるな……と正直思います。あるいは和久井が徹郎さんのおっぱい飲みたいな…って言い続けてたらなんか出はじめたり…なぜなら和久井が可愛いので…可能性はある…かなりある……。
譲介描いたらテツの太ももが消えちゃうヨーヤダーーーってなったので和久井の方に消えてもらった。酷い。なんもかんも酷い。見なかったことにしてくれ。
金柑🍛
MAIKINGかなりハマりたての5月はじめ頃の描きかけ漫画、見つけてもネーム打ってなくて何描こうとしてたかわからんからそこそこ出来てるとこだけ供養して忘れてしまうよ。富永の髪型がわからんちんだよ。今もだよ。まともに一人と富永を描いてるのは珍しいので次はもっと頑張って仕上げて欲しいですね。(ネームは先に打とうね)K富Kはなんか5ページくらいあった。譲テツは前後全く不明。保存してなかったんやろな…。 3
qcmc8
MOURNING譲テツ死に水。死別後注意。私のせいで氷室が出ずっぱり。許してくれ。つのうまさんの譲テツが二人手を取って笑い合う絵が好きで何度も見返してたんですが、小説にしていいよというお言葉に甘えて書かせて頂きました。それでどうして死別後?
私のアメリカ組の基本イメージはこんな感じというのがよく出てるかも。これは2037年くらいですかねえ…一人先生も氷室もアラ還……oh......。2023.8.2修正加筆。 4114
RURU_ktwo
DOODLE「和久井!お前はとうとうテツのアームバンドを脱がすのか!」← タイトル譲テツ 致してないのでエロくはないがワンクッションは置きたいやつ
友人と「アームバンドを脱がしてポイする譲介」の幻覚に興奮しまくってできた落書き 7
金柑🍛
MAIKINGこんなことして遊んどる場合か。描きかけな上汚い下絵一枚目だけ…!原稿の隙をみて続きも描く…未成年同士の性行為表現注意(ぬるいです)
同い年譲テツ、和室煎餅布団がいいです。昭和なのかもしれない。
よう考えたら私、204センチガチムチマッチョと186センチデカ男のエロしか描いたことなかったので(特殊な気がする)10代中肉中背がよくわからなくて困ったし、なんか未成年…と思うと変な構図と局部アップとか描けないかもしれないなと思った。(描かなくていいよ!)
金柑🍛
DOODLE明け方アップしてた学生同い年バース譲介と徹郎くんのラクガキ。はよ寝ろ。なんだか徹郎のこと好きなのか憎いのかわかんなくなっちゃったな殺してみようかなってなってる譲介。
絶対絶対どの世界線でもナイフは突きつけるし一回捨てられたって思い込んでキレ散らかして欲しいし最後の一呼吸まで僕のこと見ててよって関係がいい。
SakuraK_0414
DOODLE譲→テツで、譲介くんがクエイドに行くぞ!となる話。細かいところはもう色々捏造してます。時間とか季節のこととかめちゃくちゃです。朝倉先生が診療所に来た頃のイメージで、遅れてきた七夕ネタでもあります。コンビニ店内でかかってる曲はモー娘。22の「Chu Chu Chu 僕らの未来」、譲介君がこの歌詞僕のことだ…ってなってるのはモー娘。19の「青春Night」です。参考しながら読むと楽しいかもしれない
青春Nightに僕らの未来「……モー娘の新曲だな」
コンビニの店内、隣に立つ譲介が、あの和久井譲介が呟いたので黒須一也はぎょっとして彼を見つめた。店内には確かに女子グループアイドルの楽曲が流れているが、こんな難しそうな曲、しかもワンフレーズを聞いただけでそれが分かったのか、と一也はますます目を見開く。
「……なんだよ」
じろりと譲介が睨んだ。あのハマー乗りの闇医者そっくりの長い前髪の合間から覗く左目の迫力に気圧されて一也は黙り込む。
「お前だってモー娘。くらい知ってるだろ、僕らは世代だし、どこ行ったって流れてたし、ラブマシーンとか」
「あ、いや、その、譲介はアイドルとか興味ない、というか好きじゃないと思ってたから」
「別に興味はないし好きでもないぞ」
3702コンビニの店内、隣に立つ譲介が、あの和久井譲介が呟いたので黒須一也はぎょっとして彼を見つめた。店内には確かに女子グループアイドルの楽曲が流れているが、こんな難しそうな曲、しかもワンフレーズを聞いただけでそれが分かったのか、と一也はますます目を見開く。
「……なんだよ」
じろりと譲介が睨んだ。あのハマー乗りの闇医者そっくりの長い前髪の合間から覗く左目の迫力に気圧されて一也は黙り込む。
「お前だってモー娘。くらい知ってるだろ、僕らは世代だし、どこ行ったって流れてたし、ラブマシーンとか」
「あ、いや、その、譲介はアイドルとか興味ない、というか好きじゃないと思ってたから」
「別に興味はないし好きでもないぞ」
gattcha
DONE譲⇒テツ前提、泉に落ちたドクターTETSUのネタ漫画譲の養い親となってからのテツが割に常識的な雰囲気なのは、自身の色気をセーブしてた可能性もあるのかも、とか考えると、成立後にお色気リミット開放しちゃうテツと、成す術もなく翻弄される譲が居るんだなあ、と思うとほくほくですね(えっちなおねいさんおじさん万歳!) 3
金柑🍛
DONE同い年年齢操作時空の譲テツ漫画。また描いちゃった…ごめん…和久井は結局徹郎くんと一緒に居てもメンタル安定しきらないので一人さんに引き取られるのでしょうな。
台詞まみれなのに誤字脱字があったので直した。恥…。いつもいつも!いつものこと!
gattcha
DONEやることやってる譲テツ🇺🇸同棲の朝チュン譲がナチュラル裸族なんでワンクッション
同じようなネタしか描いてません
朝ごはん出来てますよ、とテツを起こしてくれるスパダリ要素満載な譲は居ません
テツ、年も年だし朝方は早起きして腰さすりながら二人分のコーヒーを淹れてくれ 3
gattcha
DONE譲テツ27階時代・時間経過の概念絵27階というか高級ホテルみたいな内装ですけど、あくまで概念絵なので!
ラストのトコで譲が制服着てますけど、あくまで概念絵なので!
このあと、譲テツ的には(也と宮さんとわちゃわちゃ村時代に続いてーからの)なんやかんや経て死に水プロポーズお手紙になる訳ですが、27階のとしての概念はここで一応終わってるのかなー、と思ったりするところ 11
金柑🍛
DONEまた描いちゃった同い年譲テツ。真田父が捕まるかどうかは不明だけどこのあとまあ捕まるんじゃないかな。
(真田父が使った認可されてない薬を飲んだ患者さんは助かったんだろうなーと思いつつ原作読んでますし真田兄弟どっちも患者は助かったんだから不認可薬別にいーじゃん法より命じゃんって思ってそうだし父親に対する怒り成分って獄中自殺しちゃった人としての弱さが多くを締めてるイメージ。お父さん好きだったと思ってる)
これそのうちテツはKAZUYAに夢中になる期間があり譲介は拗ね拗ねで一人グループの元に行くのできっとずっと一緒というわけではないのだろうな…??でもこの頃はずっと一緒だと疑っていない譲介くんです。哀れなり。
金柑🍛
DONE※未成年同士の軽度性表現有り漫画です。同い年バース譲テツ漫画。
前描いてたのと設定が違う気もしますがまあなにもかも白昼夢なので!!
譲介にはちょっと聞き分けのないガキでもあって欲しい気持ちもある徹郎くん。 5
SakuraK_0414
DONE譲テツのなんかポエミーな話です。譲テツと芸術と27階時代からアメリカ寛解同居ラブラブ時空の話になりました。
最初のジャズは You’d Be Nice to Come Home Toです。裸婦画はルネサンス期の任意の裸婦画、文学は遠藤周作「海と毒薬」のイメージです。引き取ったなりの責任として旅行とか連れて行ってたテツセンセの話です。
ムーサ、あるいは裸のマハ。副題:神の不在と実在について。ムーサ:音楽、韻律の女神。ブルーノート東京にて。
いつだったかの夏。
学校から帰ってくるなり来週の診察は譲介、お前も付いて来い、と言われた。家を出るのは夕方からだと聞かされてちょっと安心したものの熱帯夜の続く8月の上旬のこと、内心うんざりしたが拒否権は無かった。この間の期末テストで学年1位だったご褒美だ、と言われたからだ。
成績トップのご褒美が患者の診察についていく権利って何だよ、と思いはしたがこのドクターTETSUという様々な武勇伝を引っ提げた色々とんでもない身元引受人が医学を教えるという約束を反故にしないでいてくれたのが嬉しかったのもある。
当日の夕方の移動中ドクターTETSUは僕に患者の状態などを説明してくれたが、内心落ち着かず、どこに連れていかれるのか気になって話はあまり聞けていなかった。これを着ていけ、と上から下まで真新しい服一式を渡されたからだ。サックスブルーと白のボーダーシャツにネイビーの麻のサマージャケットをメインに、靴は通学に使うのとは違うウィングチップの革靴まで差し出されたのだ。普段は政界・財界に影響力を持つ患者の対応をいつもの制服で対応させるこの人がこんな服を持ってくるなんてよっぽどの患者なのか、と身構えてしまった。多分それは横にいる大人にはバレていたのだけれど、彼は指摘して叱るようなことはしなかった。
10948いつだったかの夏。
学校から帰ってくるなり来週の診察は譲介、お前も付いて来い、と言われた。家を出るのは夕方からだと聞かされてちょっと安心したものの熱帯夜の続く8月の上旬のこと、内心うんざりしたが拒否権は無かった。この間の期末テストで学年1位だったご褒美だ、と言われたからだ。
成績トップのご褒美が患者の診察についていく権利って何だよ、と思いはしたがこのドクターTETSUという様々な武勇伝を引っ提げた色々とんでもない身元引受人が医学を教えるという約束を反故にしないでいてくれたのが嬉しかったのもある。
当日の夕方の移動中ドクターTETSUは僕に患者の状態などを説明してくれたが、内心落ち着かず、どこに連れていかれるのか気になって話はあまり聞けていなかった。これを着ていけ、と上から下まで真新しい服一式を渡されたからだ。サックスブルーと白のボーダーシャツにネイビーの麻のサマージャケットをメインに、靴は通学に使うのとは違うウィングチップの革靴まで差し出されたのだ。普段は政界・財界に影響力を持つ患者の対応をいつもの制服で対応させるこの人がこんな服を持ってくるなんてよっぽどの患者なのか、と身構えてしまった。多分それは横にいる大人にはバレていたのだけれど、彼は指摘して叱るようなことはしなかった。