しばた三歳
DONE【含光君 ’と’ 恋文】・恥じらう含光君がいます
・CQLベース、道侶になったばかりの知己
・【含光君の恋文】の番外(#8.5)ですが、単体でもお楽しみいただけます
「知己の■談webアンソロジー」のために書き下ろした「知己の筆談」です。
素敵な企画をありがとうございます❤ 6475
ミルクルミ
PASTポイピクへの小説投稿初でお試し投稿知己のお話し
pixivに続編あり
知己ですけど、何か?『おはよう御座います。含光君、魏先輩』
朝餉を運んできた藍思追と藍景儀 は同時に、静室の中にいる二人へ声をかけた。
そっと扉が開いて中から出てきたのはたった今起きたばかりの魏無羨だった。着物が乱れて胸元が少しはだけていたが、よく見る光景だった為、大して驚きはしなかった。
「おぅ〜お二人さん、おはよう。朝餉運んでくれたのか?ありがとな」
寝起きなのにこれまた爽やかな笑顔をくれる魏無羨に、同じように爽やかな笑顔を返す二人。
その魏無羨の背後に静かに現れたのは美しくも無表情な藍忘機。再度挨拶をしようとした思追と景儀だったが次の瞬間、魏無羨の左耳に顔を寄せ、背後から抱き寄せるようなかたちで両腕をそっと魏無羨の胸元へ持っていき、着崩れてはだけてしまっている胸元の衿を合わせ正してやっている。それはもう極自然に。
7195朝餉を運んできた藍思追と藍景儀 は同時に、静室の中にいる二人へ声をかけた。
そっと扉が開いて中から出てきたのはたった今起きたばかりの魏無羨だった。着物が乱れて胸元が少しはだけていたが、よく見る光景だった為、大して驚きはしなかった。
「おぅ〜お二人さん、おはよう。朝餉運んでくれたのか?ありがとな」
寝起きなのにこれまた爽やかな笑顔をくれる魏無羨に、同じように爽やかな笑顔を返す二人。
その魏無羨の背後に静かに現れたのは美しくも無表情な藍忘機。再度挨拶をしようとした思追と景儀だったが次の瞬間、魏無羨の左耳に顔を寄せ、背後から抱き寄せるようなかたちで両腕をそっと魏無羨の胸元へ持っていき、着崩れてはだけてしまっている胸元の衿を合わせ正してやっている。それはもう極自然に。
R_Hatori
DONE『魔道祖師でLINEスタンプ!⑦』【リクエスト③お怒り温寧】
怒りそうもないキャラが怒ってるとか、そう言うの良いよね。
これに対して温晁で「ごめんなさい」スタンプ作りたい🥹💕
エアスケブのリクエスト承認を押し忘れてキャンセル扱いになってしまった方、すみません。
キャンセルになっててもちゃんと描くのでお待ちください!
Twitterのプロフィール欄に進捗書いておきます。
はるもん🌸
MOURNING藍湛の自制心が豆腐だったというお話。懲罰担当突然死んで、突然生き返った。
聶明玦の事件が終わり、藍忘機との恋が始まり、やっと自分と向き合うゆっくりとした時間が出来た。
満月の夜空を眺めていたら、師姉の死や殺めてしまった数千人の修士たちが頭をよぎる。突如涙が出て、自分の感情が思うように操れなくなる。
もう夷陵老祖は死んだのだ。今更考えたとしても何も変わらない。
自分の機嫌の浮き沈みを操るのは得意中の得意だったはずだ。なのにうまく感情が操れず、理由もわからないまま涙がこぼれていく。
藍忘機が隣にいるのに何故なんだと手の甲で涙を拭いた。
窓辺で空を見上げて目を何度もこする彼に気づき、
藍忘機は腕を広げて後ろから包み込む。魏無羨は彼の手を触り、震えた声で後悔を伝える。
1336聶明玦の事件が終わり、藍忘機との恋が始まり、やっと自分と向き合うゆっくりとした時間が出来た。
満月の夜空を眺めていたら、師姉の死や殺めてしまった数千人の修士たちが頭をよぎる。突如涙が出て、自分の感情が思うように操れなくなる。
もう夷陵老祖は死んだのだ。今更考えたとしても何も変わらない。
自分の機嫌の浮き沈みを操るのは得意中の得意だったはずだ。なのにうまく感情が操れず、理由もわからないまま涙がこぼれていく。
藍忘機が隣にいるのに何故なんだと手の甲で涙を拭いた。
窓辺で空を見上げて目を何度もこする彼に気づき、
藍忘機は腕を広げて後ろから包み込む。魏無羨は彼の手を触り、震えた声で後悔を伝える。
35_key
DOODLEややセンシティブなのでポイ使う※ワンクッション(藍湛は描けなかった)張り付く髪がすきだしうっすら腹筋割れててほしいし喉仏はちゃんとあってほしいpass 作品略称英字+作中の例の数字
巨大な石の顔
DONE江澄女体化現代中国au後編です。兄上のやばさが加速しています。タイトルはどうして藍大哥は私と結婚したいのか?という意味で、その答えを書いています。元ネタは兄上以上に執着心つよつよなスパダリがでてくるとある中華ラブコメドラマです。奈可藍大哥要娶我(後編)「もしかしてその後哥哥の膝の上にのせられて、肉まんを一口ずつちぎって食べさせられた?」
「よくわかったな。茶は口移しで飲まされた」
「うわ聞きたくないよそんなの」
懐桑はああ恐ろしいとばかりに首を振った。
サングラスをかけた二人組は今運河のそばにあるイタリアンレストランのテラス席に座っていた。
初秋の透き通った陽射しがテラス席へ降り注いでいるが、川風が吹いているのでそう汗ばむことはない。
シーフード料理が売りの店なので、席に着くなり酒好きの二人は上等な白ワインを開けた。今テーブルの上にあるボトルは二本目だ。
江澄から先日のお詫びとお見舞いをしたいと連絡したところ、懐桑が「前から気になっていたんだよ」とこの市内で人気のレストランを指定したのだ。
6847「よくわかったな。茶は口移しで飲まされた」
「うわ聞きたくないよそんなの」
懐桑はああ恐ろしいとばかりに首を振った。
サングラスをかけた二人組は今運河のそばにあるイタリアンレストランのテラス席に座っていた。
初秋の透き通った陽射しがテラス席へ降り注いでいるが、川風が吹いているのでそう汗ばむことはない。
シーフード料理が売りの店なので、席に着くなり酒好きの二人は上等な白ワインを開けた。今テーブルの上にあるボトルは二本目だ。
江澄から先日のお詫びとお見舞いをしたいと連絡したところ、懐桑が「前から気になっていたんだよ」とこの市内で人気のレストランを指定したのだ。
巨大な石の顔
MAIKING江澄女体化現代中国auのつづき。前後編と言っておきながら前中後編になります。奈可藍大哥要娶我(中編) 髪や顔を撫でられる感触に、江澄はけだるい瞼をゆっくり開けた。
藍渙が隣に腰かけ、深く傷ついたような悲し気な表情でこちらを見下ろしている。シャワーを浴びたのか、髪は濡れて白いバスローブを着ていた。
泣きたいのは私なのになぜあなたが泣きそうなんだ、理不尽だ。
初めての経験は散々だった。えぐられるように痛いだけで全然気持ちよくなく、コンドームはつけてもらえないわ、おまけに尻をお仕置きだとしこたま叩かれた。きっと臀部は子供のとき躾と称されてぶたれたときよりも赤く腫れあがっている。
これなら一生自慰で過ごしたほうがましだと江澄は思った。あれほど望んでいたのにもう指一本も触られるのが嫌で頭からシーツをかぶって背を向けた。
8875藍渙が隣に腰かけ、深く傷ついたような悲し気な表情でこちらを見下ろしている。シャワーを浴びたのか、髪は濡れて白いバスローブを着ていた。
泣きたいのは私なのになぜあなたが泣きそうなんだ、理不尽だ。
初めての経験は散々だった。えぐられるように痛いだけで全然気持ちよくなく、コンドームはつけてもらえないわ、おまけに尻をお仕置きだとしこたま叩かれた。きっと臀部は子供のとき躾と称されてぶたれたときよりも赤く腫れあがっている。
これなら一生自慰で過ごしたほうがましだと江澄は思った。あれほど望んでいたのにもう指一本も触られるのが嫌で頭からシーツをかぶって背を向けた。
はるもん🌸
MOURNING #忘羨ワンドロワンライ騙し合い「藍湛」
「魏嬰‥‥」
藍忘機は小舟の上で魏無羨を抱きこむようにして座っていた。魏無羨は心地よさそうに藍忘機の首元に口をつける。とても良い雰囲気だった。互いの名を呼び合い、視線を交差させる。
「藍湛、俺はお前と出会って数年、ずっとお前の事を友達だと思ってたんだけど、お前はどう思ってた?」
「‥‥わからない」
「わからないだって?お前にもわからない事がこの世にあったんだな」
「兎や、西瓜を見る度君を思い出す事は多々あった」
口ではいつも魏無羨が勝っていた。しかし時折、藍忘機は意図せずして今のように魏無羨を黙らせる。魏無羨はむずがゆそうに口を開けたり閉めたりして、黙る。少し頬が朱に染まっていた。
(ん?あれは‥‥)
2608「魏嬰‥‥」
藍忘機は小舟の上で魏無羨を抱きこむようにして座っていた。魏無羨は心地よさそうに藍忘機の首元に口をつける。とても良い雰囲気だった。互いの名を呼び合い、視線を交差させる。
「藍湛、俺はお前と出会って数年、ずっとお前の事を友達だと思ってたんだけど、お前はどう思ってた?」
「‥‥わからない」
「わからないだって?お前にもわからない事がこの世にあったんだな」
「兎や、西瓜を見る度君を思い出す事は多々あった」
口ではいつも魏無羨が勝っていた。しかし時折、藍忘機は意図せずして今のように魏無羨を黙らせる。魏無羨はむずがゆそうに口を開けたり閉めたりして、黙る。少し頬が朱に染まっていた。
(ん?あれは‥‥)
R_Hatori
DONE今日は温晁役賀鵬さんの誕生日!魔道祖師、陳情令、ラジドラ、🐱晁詰め合わせでお祝い!
温晁は一生懸命憎まれ役を演じて死にました😢晁がいなければ忘羨物語は始まらなかったはず。どうか今日だけは祝ってあげて💐
4コマ漫画Twitterで連載中の『魔道祖師で温さんち!⑩』
後ほどシリーズまとめてpixivに投稿します。
今日から晁誕生日週間で1週間祝い続けます〜
あと2枚くらい絵あるの 3
amhr_niarfer
DONE忘羨高校生AU Webアンソロ #きみのいた夏 で書かせていただいた「ラプソディIN SUMMER BLUE」の裏話です。副産物のほんのちょびっとの小話も、途中に少しだけ。よしなに。
ご質問、ご感想、随時受付中。お気軽に✧
ラプソディIN SUMMER BLUE 裏話愛が重い美人なゴリラが好きです。とても好きです。
だからこそ、はじめは魏無羨のお話だったのに、後半藍忘機のお話になったのかもしれません。
ラプソディIN SUMMER BLUE
タイトルの通りクラシックがベースのお話になりましたが、そもそもなんでこうなったのか。
ずっと忘羨には古琴と横笛以外の楽器を弾いてみてほしくて、それを今回書かせていただけたら嬉しいなと思ったからです。
しかし問題は山積みで、
まずキラキラな学生生活のイメージがまったくできない由々しき事態。
学生頃のわたしの夏がバイト三昧時々生徒会(美術室に入り浸ってお茶してました。冷蔵庫もソファもホットプレートもあって、ホットケーキ焼いてました)だからです。
2606だからこそ、はじめは魏無羨のお話だったのに、後半藍忘機のお話になったのかもしれません。
ラプソディIN SUMMER BLUE
タイトルの通りクラシックがベースのお話になりましたが、そもそもなんでこうなったのか。
ずっと忘羨には古琴と横笛以外の楽器を弾いてみてほしくて、それを今回書かせていただけたら嬉しいなと思ったからです。
しかし問題は山積みで、
まずキラキラな学生生活のイメージがまったくできない由々しき事態。
学生頃のわたしの夏がバイト三昧時々生徒会(美術室に入り浸ってお茶してました。冷蔵庫もソファもホットプレートもあって、ホットケーキ焼いてました)だからです。
sgm
DONEメサイアコンプレックスもどきを拗らせた閉関兄上と常時バチ切れてる江澄のなれそめ曦澄書きたいな~って思ってオンリーに向けて書くぞー!って思ってたのにぜんっぜん間に合いませんでした。とりあえず起部分だけでも。 7376
はるもん🌸
MOURNINGイタズラ癖が一生治らない魏嬰。どこまで本気なのか「あついあつい」とパタパタと手で顔をあおぐ。
「魏嬰、整えなさい」
少しでも風通しがよくなるように胸をはだけさせていた。
それを藍忘機が咎める。ヘーイと魏無羨は適当に返事をした。
服を整えたのを確認し、藍忘機は本の続きに目を落とす。
涼しそうな彼がうらめしく、ちょっとイタズラしてやろうと魏無羨は考えた。
「あー喉がかわいたなぁ」
「水でいいか」
パタンと読んでいた本を閉じ、藍忘機は立ち上がる。
魏無羨も同じように立ち上がった。
「いや、水じゃだめだな。もっとこう…濃いやつがいい」
「果汁を持ってこよう」
「いーや駄目だ」
「何が良いんだ」
「これが…いいカナ」
魏無羨は膝立ちになり、ちょうど前にある藍忘機のソレを指でつついた。ようやく揶揄われている事に気づき、藍忘機は「君!」と声を上げる。
544「魏嬰、整えなさい」
少しでも風通しがよくなるように胸をはだけさせていた。
それを藍忘機が咎める。ヘーイと魏無羨は適当に返事をした。
服を整えたのを確認し、藍忘機は本の続きに目を落とす。
涼しそうな彼がうらめしく、ちょっとイタズラしてやろうと魏無羨は考えた。
「あー喉がかわいたなぁ」
「水でいいか」
パタンと読んでいた本を閉じ、藍忘機は立ち上がる。
魏無羨も同じように立ち上がった。
「いや、水じゃだめだな。もっとこう…濃いやつがいい」
「果汁を持ってこよう」
「いーや駄目だ」
「何が良いんだ」
「これが…いいカナ」
魏無羨は膝立ちになり、ちょうど前にある藍忘機のソレを指でつついた。ようやく揶揄われている事に気づき、藍忘機は「君!」と声を上げる。
はるもん🌸
MOURNING魏嬰のお尻を見ていたら、つい手が伸びてしまったという含光君。たまには含光君も魔が差すもみゅもみゅもみゅ、たぷん。
魏無羨は意識を取り戻した。もみゅ、と掴んでは放し、今度はたぷんと肉厚を確かめるように掌で触られる感覚を感じる。
「藍湛?」
「!」
パッと藍忘機は尻から手を放した。
(あの誉れ高き含光君が俺の尻で遊んでいただと?なんてことだ!こんな面白い話はあるか?!)
魏無羨は体を起こし、服を一糸まとわぬその姿で藍忘機を見る。
魏無羨は一度丑の刻に眠るとなかなか起きない。
それを知っていた藍忘機は魔が差したのだ。
「今、俺の尻触ってた?」
藍忘機のアゴを人差し指でツツツとなぞる。
プイ、と藍忘機は左を向いた。
「ん~?雲深不知処では嘘偽りはご法度だろう?答えてくれよ藍湛」
触ってないとは言えない。かと言って正直に答えるのも恥ずかしい。
702魏無羨は意識を取り戻した。もみゅ、と掴んでは放し、今度はたぷんと肉厚を確かめるように掌で触られる感覚を感じる。
「藍湛?」
「!」
パッと藍忘機は尻から手を放した。
(あの誉れ高き含光君が俺の尻で遊んでいただと?なんてことだ!こんな面白い話はあるか?!)
魏無羨は体を起こし、服を一糸まとわぬその姿で藍忘機を見る。
魏無羨は一度丑の刻に眠るとなかなか起きない。
それを知っていた藍忘機は魔が差したのだ。
「今、俺の尻触ってた?」
藍忘機のアゴを人差し指でツツツとなぞる。
プイ、と藍忘機は左を向いた。
「ん~?雲深不知処では嘘偽りはご法度だろう?答えてくれよ藍湛」
触ってないとは言えない。かと言って正直に答えるのも恥ずかしい。
はるもん🌸
MOURNING忘羨がセ・・・ッしてます。大人の方だけどうぞご覧くださいませ。実況魏嬰午前から、しとしとと雨が静かに降りだしていた。
濃厚な空気をはらんだ雲深不知処には多数の弟子がいるが、天気の機嫌が思わしくない時は人の通りは少なくなる。
そんな事で、きっと誰もこの近くを通らないと見越した魏無羨は彼を誘惑した。思惑は成功し、今まさに上を向き、立派に反りあがったソレを魏無羨は受け入れようとしていたところである。
「こんなところで、そんなところを固くさせちゃうなんて、お前もなかなかやるなぁ?」
「君のせい」
まさにそうなのだ。しばらく藍忘機は魏無羨が肌を露出させ、遊び始めた間出来うるだけ見ないよう努めて己を律していた。そうしていると、アンアンと一人であらぬところに指を入れ遊び始めてしまった。これを放置する事など、できなかったのである。
2284濃厚な空気をはらんだ雲深不知処には多数の弟子がいるが、天気の機嫌が思わしくない時は人の通りは少なくなる。
そんな事で、きっと誰もこの近くを通らないと見越した魏無羨は彼を誘惑した。思惑は成功し、今まさに上を向き、立派に反りあがったソレを魏無羨は受け入れようとしていたところである。
「こんなところで、そんなところを固くさせちゃうなんて、お前もなかなかやるなぁ?」
「君のせい」
まさにそうなのだ。しばらく藍忘機は魏無羨が肌を露出させ、遊び始めた間出来うるだけ見ないよう努めて己を律していた。そうしていると、アンアンと一人であらぬところに指を入れ遊び始めてしまった。これを放置する事など、できなかったのである。
だみぃにゃん
DOODLE2話目公開してなかっっ😱すみませんすみません。書き上げたので上げますね。
まとめて読みたい方はpixivへどうぞ
>>https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18096781
景儀と阿願と羨羨 ②完わくわくと野菜屑の入った籠を手に進む。
雲深不知処は広く、まだ見たことも行ったこともない場所が沢山ある。
兎がいるという裏山はまだ見えてこない。
丸くて白くてふわふわってどんなだろう。うきうき頭の中で想像を膨らませる。
幼い脚には少し遠いが足取りは軽い。あっという間に目当ての、日がよく当たり草が生い茂るひらけた場所へたどり着いた。
兎はどこだろう。白いのならきっと目立つはず。辺りをキョロキョロと見渡す。
「いた!」
見つけた。木陰に幾つも白い塊がもこもこと集まっている。
微風に草花と兎の毛がそよそよと揺れる様子が気持ちよさそうで、知らず体がうずうずとする。
そぅっと近づいて手前の兎に手を伸ばしてみる。
「おぉ。ふかふか」
2809雲深不知処は広く、まだ見たことも行ったこともない場所が沢山ある。
兎がいるという裏山はまだ見えてこない。
丸くて白くてふわふわってどんなだろう。うきうき頭の中で想像を膨らませる。
幼い脚には少し遠いが足取りは軽い。あっという間に目当ての、日がよく当たり草が生い茂るひらけた場所へたどり着いた。
兎はどこだろう。白いのならきっと目立つはず。辺りをキョロキョロと見渡す。
「いた!」
見つけた。木陰に幾つも白い塊がもこもこと集まっている。
微風に草花と兎の毛がそよそよと揺れる様子が気持ちよさそうで、知らず体がうずうずとする。
そぅっと近づいて手前の兎に手を伸ばしてみる。
「おぉ。ふかふか」
R_Hatori
DONE『魔道祖師でLINEスタンプ!②』【リクエスト①温若寒でHOT LIMIT】
陳若寒とアニ若寒のW主演でお届けします。
これまでにリクエストくれた方々、ご自分のがいかにマトモだったか、お分かりいただけただろうか😂依頼内容変えても良いですよ😆
何故こうなったかは半年前の四コマ漫画『魔道祖師で陳情令!①』参照。 2
taro_and_cream
DONE🔞🦊👅🥖🇭🇰藍湛!含光君!你喜歡我這樣子幫你嗎?
🇺🇸Lan Zhan! Hangguanjun! Do you like the way I treat you?
🇯🇵 らんじゃん!がんこうくん!こうされるのは好きでしょ? 2
はるもん🌸
MOURNING藍湛も好きな子の前では普通の男の子なんだなって弟子が思ったとある日。藍湛の照れ「含光君はやっぱり凄いです!」
「私もいつか含光君のように!」
「無駄のない身のこなし、尊敬します!」
藍忘機はこのような賞賛を十代の頃から当たり前のように耳にしていた。今更誰に賞賛されようとも眉一つ動く事は無い。
今宵の教鞭は藍忘機が指導する事になった。
霊獣に襲われた時の基本的な対処を藍忘機から学び、明日魏無羨の霊獣退治指導の際にどう応用すべきかを実践で学ぶ予定となっている。御剣してこちらに向かってくる藍忘機に魏無羨が声を上げた。
「良い見本だったぞ含光君。あの剣の突きの鋭さと言ったらもう!しびれて立てなくなりそうだった!」
「言いすぎだ」
宙に浮いていた藍忘機は魏無羨の隣に降り立ち、避塵を鞘に納めた。
1105「私もいつか含光君のように!」
「無駄のない身のこなし、尊敬します!」
藍忘機はこのような賞賛を十代の頃から当たり前のように耳にしていた。今更誰に賞賛されようとも眉一つ動く事は無い。
今宵の教鞭は藍忘機が指導する事になった。
霊獣に襲われた時の基本的な対処を藍忘機から学び、明日魏無羨の霊獣退治指導の際にどう応用すべきかを実践で学ぶ予定となっている。御剣してこちらに向かってくる藍忘機に魏無羨が声を上げた。
「良い見本だったぞ含光君。あの剣の突きの鋭さと言ったらもう!しびれて立てなくなりそうだった!」
「言いすぎだ」
宙に浮いていた藍忘機は魏無羨の隣に降り立ち、避塵を鞘に納めた。
巨大な石の顔
DONEサンサーラシリーズ第三章つづき。江澄が悲壮な決意をするお話。叔父上は兄上を奪われないために江澄に容赦しません。双璧両親捏造もりもり、オリキャラも複数でます。明知不可而為之(六) まだ眠っている水鳥達を尻目に江澄は三毒に乗って薄闇の空へ飛び立った。
母なる蓮花湖が彼の真下に広がる。ところどころ氷の張った湖の上を撫でるようにぼんやりした白い靄が漂っている。
靄の合間には小さな首がいくつももたげていた。蓮の花の名残だ。乾きしなびた花托の群生は、真っ白な霜をかぶり水鬼のように水面上で青ざめている。実が入っていた多数の穴は小さな目のように虚ろで、知らないものがみれば妖魔の群れのように思うかもしれない。
江澄が向かっている雲深不知処には蓮の花は植えられていないが、先日寒室を訪れたとき、実を抜いて乾燥させた蓮の花托が洒落た陶器の壷に挿され部屋の一角におかれていた。
そんな風に飾られるだけで妖魔と見まがうかのような枯れた植物もまるで花が咲いているかのように生き生きとして誇らしげだった。
17551母なる蓮花湖が彼の真下に広がる。ところどころ氷の張った湖の上を撫でるようにぼんやりした白い靄が漂っている。
靄の合間には小さな首がいくつももたげていた。蓮の花の名残だ。乾きしなびた花托の群生は、真っ白な霜をかぶり水鬼のように水面上で青ざめている。実が入っていた多数の穴は小さな目のように虚ろで、知らないものがみれば妖魔の群れのように思うかもしれない。
江澄が向かっている雲深不知処には蓮の花は植えられていないが、先日寒室を訪れたとき、実を抜いて乾燥させた蓮の花托が洒落た陶器の壷に挿され部屋の一角におかれていた。
そんな風に飾られるだけで妖魔と見まがうかのような枯れた植物もまるで花が咲いているかのように生き生きとして誇らしげだった。