0tkym0
DONEお題リクエストありがとうございます!消防士ベと警察官ソでなにか良いシチュ……と唸って
「ベの職場にお弁当を届けにきたソ」という感じになりました。
ただ背景があんまりにもあんまりだったので、落書きですがオマケを1枚おつけしました。
よかったらこちらもお持ちください……!
※ご依頼者様のみお持ち帰り可です。 2
ゆきこ
DOODLEランロイで、今日も筆が乗らないのでスランプ脱却のためにとお題ガチャを引いて書いた短い話です!飴は他の書きかけと被るなあと思ったけど、シチュも状況も全く違うからまあ良いかな、とwこのふたりはいつもとは違うふたりで、時期は零か碧かな~くらいしか考えてません(^_^;) ただちょっと悪戯心を発揮した結果食われそうになった零ロイド君が書きたかっただけなの!
ミミちゃんの口調は適当なので突っ込まないで… 1047
novel_rua
INFO「いつか話すかもしれない」の「いつか」とは。それは塔矢アキラが進藤ヒカルの秘密を自らの力で知ったときだった。
指導碁先の進藤平八の家で、アキラは曰く付きの碁盤を目の当たりにする。そこから導き出される答えに愕然としながらも、アキラはヒカルに口を開いた。
「saiは本因坊秀策の幽霊だ」
一つの決着から始まる、二人の物語。
紡ぐのは、度重なる"ごめん"の言葉―― 17
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PROGRESSつづき。まだ鈴川のターン【杉尾】胡蝶の夢(2) 翌朝、旭川にむけて出立した。
ぶあつい砂ぼこりが足元にまとわりつく、乾燥しきった道路、風のうなり、くちも耳も胃も肺もざらざらする。咽喉にしこりができたように鈴川ははげしく咳きこんだ。気管が蠕動する。吐きだすばかりじゃ呼吸がたりない。
「ヒィ、ヒィ、俺も、馬に、乗せてくれっ」
連中は一顧だにしない。倒れて大声でごねてやろうか、のたうちまわってやろうか、それよりあとじさりしてやろう。このままトンズラだ。しかたがない俺は落伍してしまったのだ。
「ハアッ、もう歩けない……。うん、歩けないな~」
しかし鈴川は後方をあるく尾形に捕まった。
「根性がたりん。首に紐くくって轡とりしてやろうか」
尾形はすずしい顔で笑う。
6118ぶあつい砂ぼこりが足元にまとわりつく、乾燥しきった道路、風のうなり、くちも耳も胃も肺もざらざらする。咽喉にしこりができたように鈴川ははげしく咳きこんだ。気管が蠕動する。吐きだすばかりじゃ呼吸がたりない。
「ヒィ、ヒィ、俺も、馬に、乗せてくれっ」
連中は一顧だにしない。倒れて大声でごねてやろうか、のたうちまわってやろうか、それよりあとじさりしてやろう。このままトンズラだ。しかたがない俺は落伍してしまったのだ。
「ハアッ、もう歩けない……。うん、歩けないな~」
しかし鈴川は後方をあるく尾形に捕まった。
「根性がたりん。首に紐くくって轡とりしてやろうか」
尾形はすずしい顔で笑う。
auk_p
DOODLEアニマの『ほうら、すぐ泣く』や『お嬢』呼びなどに年単位で囚われしヲタク🥺一連のあれ、1️⃣をわざと煽る為の言葉だとは理解しつつも中々出てこないよなあとちょっと感心すらしている笑。実際🐴さんにとっては性別とか年齢とか関係無く『そう』なんでしょうけど
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PROGRESS花札の牡丹と蝶と雑誌の椿を受け、尾形の頭部がシネマトグラフになっちゃった原作軸夢幻話。序盤は鈴川。いずれR18になるかもしれない【杉尾】胡蝶の夢(1) 尾形がわかりやすくなってしまった。
杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。
7905杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。