おりさん
MOURNING過去にBOOTHにてBoostしてくださった方への捧げ物です🙇♀️ある程度時期がたったら公開します!
何か不備、抜け、質問等ありましたらTwitterまでDMへメッセージお願い致します。 2
あめお
CAN’T MAKE鶴清がただイチャイチャしてるだけ(未完)たまにはくっつきたい 部屋に入ってもいいかと襖の外から問えば二つ返事で承諾された。
「どうした?」
壁に向かって机に肘をつき書物を読んでいたらしい鶴丸さんは、内番着の上から戦装束の羽織を羽織っている。いつものように甘やかに微笑んで迎えてくれた彼だが、俺がいつもより無愛想に「ちょっと前向いてて」と言ったらさすがに不思議そうな顔をした。
振り向く形で捻った上半身を言われるままに元に戻したその隙に、
「うおっ!?」
俺は背後から羽織のフードを掴んで鶴丸さんにかぶせ、背中に頭を押し付けた。鶴丸さんは「何だ何だ急にどうした?」と戸惑っている。
「…………ぎゅってしてもいいですか」
「えっ? それはもちろん構わないが……、というか別に訊かなくても」
2838「どうした?」
壁に向かって机に肘をつき書物を読んでいたらしい鶴丸さんは、内番着の上から戦装束の羽織を羽織っている。いつものように甘やかに微笑んで迎えてくれた彼だが、俺がいつもより無愛想に「ちょっと前向いてて」と言ったらさすがに不思議そうな顔をした。
振り向く形で捻った上半身を言われるままに元に戻したその隙に、
「うおっ!?」
俺は背後から羽織のフードを掴んで鶴丸さんにかぶせ、背中に頭を押し付けた。鶴丸さんは「何だ何だ急にどうした?」と戸惑っている。
「…………ぎゅってしてもいいですか」
「えっ? それはもちろん構わないが……、というか別に訊かなくても」
もっちもち
DOODLE鍛刀運なさすぎて、八丁念仏くんが来ないのです。これはもしや、長谷部くんがみっちゃんと同じミュージアムの刀に嫉妬&主の刀をこれ以上増やしてなるものか、と思って鍛刀出来ない様に神様的な呪いでもかけてるのかな?だったら可愛いな!と現実逃避して描いたものになります。
バイラ
MAIKING★12/25かきかけ追加いつもどっちか目線で書いちゃう髭膝を第三者目線で書き切ってみよう!と思ってたら秋口ぐらいからびっくりするぐらい止まっててびっくりしてるんですけど、びっくりすぎるので今度の正月休みに書き上げるのを目標に書きかけを先出しします。書きかけの更に前半をひとまずあげますm(_ _;)m
タイトルまだ付けてない…テン泊遠征の髭膝の話遠征、戦場、万屋街。それらのどの場所でも、他本丸の男士達とかち合うことは常である。
だから、今この遠征先で、野営中の膝丸がよその自分達を見かけたのも、どうということはないはずだった。
…よその自分が、その兄に、両手を大木に付かされていなければ。
弟を斥候に出して野営の仕度をしていた髭切は、簡単に組み立てられる上に丈夫で目立ちにくいからと最近本丸に備えられた現代式の天幕に、ようやく勝鬨をあげたところだった。
簡単は簡単だけれどコツがいる、これは皆で一度稽古をしたほうがいいと主に言おう、と額の汗を拭った矢先、小枝を折る足音と共に頼れる弟の気配がした。
「やあ、おかえり。周りはどうだった?」
皆が皆、何十回何百回と繰り返してきた問い掛けに、聞かれた弟は何故か息を呑んで押し黙る。
5271だから、今この遠征先で、野営中の膝丸がよその自分達を見かけたのも、どうということはないはずだった。
…よその自分が、その兄に、両手を大木に付かされていなければ。
弟を斥候に出して野営の仕度をしていた髭切は、簡単に組み立てられる上に丈夫で目立ちにくいからと最近本丸に備えられた現代式の天幕に、ようやく勝鬨をあげたところだった。
簡単は簡単だけれどコツがいる、これは皆で一度稽古をしたほうがいいと主に言おう、と額の汗を拭った矢先、小枝を折る足音と共に頼れる弟の気配がした。
「やあ、おかえり。周りはどうだった?」
皆が皆、何十回何百回と繰り返してきた問い掛けに、聞かれた弟は何故か息を呑んで押し黙る。
theroadtowaboku
DONE・とうらぶ/むつじろ・陸奥守と次郎が出会ってめおとの約束をする話です。
・陸奥守の土佐弁は、以下リンク先のコンバータで変換し、微調整して書いていますが、違和感がありましたら申し訳ないです。
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/ken_jun/ 8697
野イタチ
DONE包こりゅ/おおこりゅキス22箇所11個目、腕(恋慕)です
まだ、ふんわり両片想いの二振りです。
十一、腕(恋慕) 畑当番の終わりかけだった。
「大包平。血が出てる」
小竜は大包平の腕をとった。赤い筋が出来ている。
「小枝にでも引っかけたのだろう。舐めたら治る」
小竜はじっとその傷跡を見て、顔を近づけた。それから小竜はペロリとその傷を舐める。
「なっ」
大包平は分かりやすく驚いた。
「だって、舐めると治るって言ったじゃない」
小竜は、ニヤニヤと大包平の顔を見る。
「言ったが、それはそういう意味ではなくてな」
「分かってるよ。ちょっとからかってみただけ」
小竜の舌には、まだ大包平の血の味が残っている。大包平はため息をついた。
「おまえはいつもそうだ」
大包平は小竜の顔を見るが、小竜は前を見ていたので、綺麗な横顔しか見れなかった。
「誰にでもこんなことをしているのか?」
1114「大包平。血が出てる」
小竜は大包平の腕をとった。赤い筋が出来ている。
「小枝にでも引っかけたのだろう。舐めたら治る」
小竜はじっとその傷跡を見て、顔を近づけた。それから小竜はペロリとその傷を舐める。
「なっ」
大包平は分かりやすく驚いた。
「だって、舐めると治るって言ったじゃない」
小竜は、ニヤニヤと大包平の顔を見る。
「言ったが、それはそういう意味ではなくてな」
「分かってるよ。ちょっとからかってみただけ」
小竜の舌には、まだ大包平の血の味が残っている。大包平はため息をついた。
「おまえはいつもそうだ」
大包平は小竜の顔を見るが、小竜は前を見ていたので、綺麗な横顔しか見れなかった。
「誰にでもこんなことをしているのか?」
野イタチ
MOURNING包こりゅ/おおこりゅ修行から帰ってきたばかりの大包平と小竜の話です。
大包平が修行から帰ってきました 大包平が修行から帰ってきた。玄関がざわついている。小竜は人垣の後ろから様子を伺う。なんとなく、真っ先に出迎える気分にはならなかった。小竜は他の刀に比べればゆっくりと、その刀達の中にまぎれていった。わいわいとしている他の刀達を見ながら、小竜は静かに考える。
(これから主に報告して、そのあとは宴だなあ。それが終わったら……来てくれるかな?)
大包平も疲れているだろうし、宴会は朝まで続くかもしれない。それでも、二三事、二人で話したいと小竜は思った。大きな刀も多いので、小竜は背伸びをして、帰ってきた大包平を見る。
(なんか顔つきが違う)
もとから、精悍な顔つきだが、それがさらに引き締まっている感じがする。それは、きっと気のせいなんかじゃない。ともすれば、食いかかるように見えた、目は、形はそのままに落ち着いた光を宿している。誰かと言い争うことの多かった唇も、今は笑みすらたたえて、柔らかに見えた。
1619(これから主に報告して、そのあとは宴だなあ。それが終わったら……来てくれるかな?)
大包平も疲れているだろうし、宴会は朝まで続くかもしれない。それでも、二三事、二人で話したいと小竜は思った。大きな刀も多いので、小竜は背伸びをして、帰ってきた大包平を見る。
(なんか顔つきが違う)
もとから、精悍な顔つきだが、それがさらに引き締まっている感じがする。それは、きっと気のせいなんかじゃない。ともすれば、食いかかるように見えた、目は、形はそのままに落ち着いた光を宿している。誰かと言い争うことの多かった唇も、今は笑みすらたたえて、柔らかに見えた。
dokumamushidou
MOURNINGこすはんです……出るかもしれないし出ないかもしれない……捕えた蝶は嘘を囀る 「やあ、泛塵君。気分はどうかな」
「あんたが来なければ最高だよ、穴山小助」
真田信繁に成りすましていた大千鳥十文字槍は逃してしまったが、代わりに助けに来た脇差を捉えた。独り捉えられてもう幾日か経つというのに、相変わらず殺気を放ち睨みつけてくる。
「一体何の用だ?……聞いたところで応じる気はないがね」
「僕達の要求は、信繁様の事。そして、この時代から手を引いて欲しい、その二点だけだ」
「何度も同じ答えで申し訳ないが、それは出来ない」
「……」
堂々巡りだ。いっそ見せしめに望月の言うように解体してしまうか?いや、そんな事をしても意味がない。説得できるのであれば。……そして。
「君からは、僕たちと同じ真田に仕えたものの匂いがする。真田十勇士と刀剣男士、僕たちは似ている」
746「あんたが来なければ最高だよ、穴山小助」
真田信繁に成りすましていた大千鳥十文字槍は逃してしまったが、代わりに助けに来た脇差を捉えた。独り捉えられてもう幾日か経つというのに、相変わらず殺気を放ち睨みつけてくる。
「一体何の用だ?……聞いたところで応じる気はないがね」
「僕達の要求は、信繁様の事。そして、この時代から手を引いて欲しい、その二点だけだ」
「何度も同じ答えで申し訳ないが、それは出来ない」
「……」
堂々巡りだ。いっそ見せしめに望月の言うように解体してしまうか?いや、そんな事をしても意味がない。説得できるのであれば。……そして。
「君からは、僕たちと同じ真田に仕えたものの匂いがする。真田十勇士と刀剣男士、僕たちは似ている」
野イタチ
DONE包こりゅ/おおこりゅキス22箇所10個目、胸(所有)です。
ワンドロで書いたので、なんか勢いがあります。いちゃいちゃしててくれ。
十、胸(所有) 小竜は大包平の上にひっついていた。互いの体温が心地いい。小竜は大包平の胸に耳を当て、その鼓動を聞いていた。大包平の身体に小竜の長い髪が広がっている。大包平は指にその髪を絡めたり、撫でたりしていた。小竜は猫のように、大包平の胸にすりすりと頬を当ててくる。
「珍しいな」
大包平が小竜の髪を掬う。指の隙間から金がこぼれた。
「俺だって甘えたいときがあるよ」
小竜は大包平の厚い胸板に唇を付けた。
そういう質なのか、小竜は大包平にベタベタとしてこない。こうして抱きついてくるなど、滅多にない。
「そうか」
ならば、好きに甘えさせてやろう。大包平は大きな手を小竜の頭に置いた。
ちろりと小竜が、大包平の乳首を舐める。
「くすぐったい」
956「珍しいな」
大包平が小竜の髪を掬う。指の隙間から金がこぼれた。
「俺だって甘えたいときがあるよ」
小竜は大包平の厚い胸板に唇を付けた。
そういう質なのか、小竜は大包平にベタベタとしてこない。こうして抱きついてくるなど、滅多にない。
「そうか」
ならば、好きに甘えさせてやろう。大包平は大きな手を小竜の頭に置いた。
ちろりと小竜が、大包平の乳首を舐める。
「くすぐったい」