hisoku
らくがき過去作湯沸室で杉と尾がお茶を飲む話です
前世記憶あり現パロ
尾語り
湯沸室 喫煙をする習慣はないので、就業中の休憩といえば緑茶だ。あるいは珈琲。それと少しの甘いものかしょっぱいものを一口頬張るのが日課で、デスクワークに根が詰まり、肩も凝りそうだったので仕事の効率が落ちる前に気分を変えようとひとり湯沸室に向かった。買い置きのドリップコーヒーを淹れるために湯を沸かそうと薬缶のことを思い、買い置きのミネラルウォーターはまだ残っていたっけと思い起こしながら廊下を行く。
スタッフルームのあるフロアの一角、廊下奥の角の階段と廊下を挟んだ少し離れた斜向かいにトイレが、その対角線上の奥まった場所にひっそり湯沸室はあった。そこは小会議室の並びでコの字に壁と壁と窓に挟まれた造りになっていて、二畳半程の広さがあり、冷蔵庫と棚、その棚の上に電子レンジ、隣に小さな流し台があった。流し台にはガス台が二口と壁にガス給湯器が備えつけてある。どうってことはない必要最低限が備え付けられている極普通の湯沸室だが、流し台が木目調の引き出しのついた懐かしい感じのする流し台で、ばあちゃん家の台所を彷彿とさせて、そこを緑茶を飲みながら眺めているだけでも癒しを覚えた。面積の狭さも落ち着く。
6580スタッフルームのあるフロアの一角、廊下奥の角の階段と廊下を挟んだ少し離れた斜向かいにトイレが、その対角線上の奥まった場所にひっそり湯沸室はあった。そこは小会議室の並びでコの字に壁と壁と窓に挟まれた造りになっていて、二畳半程の広さがあり、冷蔵庫と棚、その棚の上に電子レンジ、隣に小さな流し台があった。流し台にはガス台が二口と壁にガス給湯器が備えつけてある。どうってことはない必要最低限が備え付けられている極普通の湯沸室だが、流し台が木目調の引き出しのついた懐かしい感じのする流し台で、ばあちゃん家の台所を彷彿とさせて、そこを緑茶を飲みながら眺めているだけでも癒しを覚えた。面積の狭さも落ち着く。
hisoku
らくがき過去作社員寮の部屋が隣り合う杉と尾が
これからsgoになる話です
現パロ
尾語り
背中 現在、杉元は俺と同じ男性独身寮に住んでいて、部屋は隣同士だ。部屋は隣。俺の隣。軽く立ち眩みがしてくる。杉元は馬鹿だ。馬鹿になった。確かに、俺の部屋も杉元の部屋も角部屋ではなく、俺なら共用玄関から入ってロビーを右手に折れて廊下を行った先の二部屋目が俺の部屋で、杉元はその隣の三部屋目で、共同浴場へ行く際に部屋に鍵を掛けて出て行かなかった俺にも落ち度はある。だが、風呂も便所も共用だから、基本、便所へ行く度に鍵なんて誰もかけては行かないし、そのあたりに暗黙の了解や持ちつ持たれつやなあなあのところがあるのが社員寮生活の実態だろう。それで、たまたま今回は風呂に行く時に鍵を掛けずに出てきてしまった訳だが、だがよ、普通、間違えるか。匂いだとか布団の柄だとかその入った時の感覚だとか室内の家具や物の配置とか、なんか、なんかあるだろ。普通、気付くだろう。ここが俺の部屋だと。信じられなくなって立ち尽くして目を閉じ、頭を振る。風呂から戻ったら杉元が俺の部屋にいて、俺の布団の中で爆睡していた。
5160ot_unagi
お知らせインキュバスシーシャBARのバイト面接に来た狼男の杉元くんと、店長の淫魔尾形くんが、更衣室でセックスします!狼の交尾を参考にしました。あなたは高校生ではなく、18歳以上ですか? 4361
corpse
メモ転生尾形と不死身の杉尾の一幕 TS女体化要素を含みます 或いはただの夜の話□愚図、と云ったのは年端も行かない子供の声だ。象牙のような小作りな爪を乗せた作り物のような皓い爪先が器用に鼻緒を掴んで足首を振るう。それで草履が飛んで云って高い声が嗤った。その脚が前に屈む男の胸に触れて戯れのように蹴る。蹴られた男は少し呆っとそれを見詰めた後で完爾と微笑んで取って参りますと云って立ち上がる。男は放られた草履を拾い上げ、大切なものを扱うように丁寧にそれを手で払ってまた濡れ縁の前に跪いた。
そうして今度こそそれを真白な脚に履かせてやる。草履を履いた少女は一瞬詰まらなさそうな顔をしたがそれでも立ち上がると側仕え男の腕に手を伸べた。男も嬉しそうにその手を取ってやって二人は歩き始めた。少女の振袖の蝶がひら、と揺れている。私はそれを見るとも無しに見詰め、やがて二人の姿は消えて行った。
7337そうして今度こそそれを真白な脚に履かせてやる。草履を履いた少女は一瞬詰まらなさそうな顔をしたがそれでも立ち上がると側仕え男の腕に手を伸べた。男も嬉しそうにその手を取ってやって二人は歩き始めた。少女の振袖の蝶がひら、と揺れている。私はそれを見るとも無しに見詰め、やがて二人の姿は消えて行った。
hisoku
らくがき掌篇で書いた「電話ボックス」と同じsgoの話で、今度はちゃんと杉が電話ボックスから尾のスマートフォンに電話を掛けてきて、二人がお喋りとか色々する話です尾語り
過去作
成人向け内容なので
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成人(高校生不可)以上の方ですか? 11720
hisoku
らくがき作る料理がだいたい煮物系の尾と作る料理がだいたい焼くか炒めるか揚げる系な杉のsgoの続きで、一回目の結びになりますが、二人の暮らしはこれからも続くので軽やかに尾語り
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成人(高校生不可)以上の方ですか? 4300
皐月雪生
メモ設定魔物とスライムのハーフの杉×魔王の右腕尾ちゃん
ある日リパさん(魔王)が魔物のたまごを拾ってくる。そのたまごが孵化した時偶然にも尾が立ち会い
杉(スライム?)が誕生!杉は尾を親と認識するが…?
いつのまにかそれは恋に変わっていく…
31年の時が流れ…杉が人の形に成した時?
尾はリパを裏切ってその場に居ない。
…増やしていきたい。
hisoku
らくがき作る料理がだいたい煮物系の尾と作る料理がだいたい焼くか炒めるか揚げる系な杉のsgoの続きで、海の日の祝日を杉の部屋で二人が仲良く過ごしている話の後半部分です杉語り
すけべをしているので
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成人(高校生不可)以上の方ですか? 7710
hisoku
らくがき作る料理がだいたい煮物系の尾と作る料理がだいたい焼くか炒めるか揚げる系な杉のsgoの続きで、海の日の祝日を杉の部屋で二人が仲良く過ごしている話の前半部分です杉語り
かがなべて 5 灼熱の七月の三連休だ。まだ七月なのに猛暑日が続くという。実際昨日も暑かった。連休最終日にあたる祝日は「海の日」だけど、海にはもう先月行ったので、今日は出掛けずに「部屋の日」にすることにした。いつか尾形とは一緒に旅行にも行ってみたい。なんとなくつけていたリビングのテレビに映し出された全国の予想最高気温を台所の中から眺めて、今すぐに行けるとしたらやっぱり、と夏の北海道に想いを馳せてみる。ラベンダーの花が見頃らしく、気温もここよりもずっと涼しそうだ。昔から北海道は未踏の地なのに不思議と親近感がある。こうして映像を見ると懐かしい場所を眺めているような気分になる。
午前中から部屋に来ていて、今は台所で隣に立つ尾形の方を見て話を振ってみる。一昨日も一緒に過ごした。
6270午前中から部屋に来ていて、今は台所で隣に立つ尾形の方を見て話を振ってみる。一昨日も一緒に過ごした。
heriofhell
過去のを晒す7/22,23杉尾webオンリー展示②漫画『尾形がいる日』(6/25発行)
・既刊『P・A』の後日談
(既刊未読でもおそらく大丈夫です)
一応既刊再録の支部リンク↓ https://www.pixiv.net/artworks/107662840 8
heriofhell
過去のを晒す7/22,23杉尾webオンリー展示③イラスト集『傍に』
・既刊『P・A』軸の殴り描き
(既刊未読でも大丈夫です)
一応既刊再録の支部リンク↓
https://www.pixiv.net/artworks/107662840
・2枚ほど最中か事後っぽい 11
@p_poi_poi
できたsgoウェブオンリー『一期百会』で出させて頂いたものです🙏✨DK杉尾の夏の漫画です( ◜ω◝و(و "
夏でも尾は半袖シャツの上にセーター着て、セーターの袖まくって過ごしてるんじゃないかという妄想。。。
ちょっと最後がセシティブです⚠️ 4
hisoku
らくがき作る料理がだいたい煮物系の尾形と作る料理がだいたい焼くか炒めるか揚げる系な杉元の話の続きで二人が海へ行く話少し寂しさあります
ようやくそれらしくなってきました
かがなべて 4 海へ行くことになった。俺があんなことを言ってしまったからだ。杉元の中にすっかり俺と海にいる光景が出来上がって焼き付いてしまったらしい。
真夏の殺人的な暑さと混雑を避けたかったので七月前に行くことになり、今は愉しみと億劫さが常に胸の中にあるような状態だ。どうしてあんな言い回しをしてしまったのか薄々解ってはいるが、それにはもう少し蓋をしておきたい。蓋をしたまま、海について思い起こせるのはサンダルの中に熱された細かな砂が入り込んできてはそれを跳ねあげさせながら歩くあの独特の感覚で、海の砂は浜から離れてもどこまでもついてくる感じがする。海は杉元にとっては似合う場所だと思う。俺自身はもう長らく何年も行っていない。
7760真夏の殺人的な暑さと混雑を避けたかったので七月前に行くことになり、今は愉しみと億劫さが常に胸の中にあるような状態だ。どうしてあんな言い回しをしてしまったのか薄々解ってはいるが、それにはもう少し蓋をしておきたい。蓋をしたまま、海について思い起こせるのはサンダルの中に熱された細かな砂が入り込んできてはそれを跳ねあげさせながら歩くあの独特の感覚で、海の砂は浜から離れてもどこまでもついてくる感じがする。海は杉元にとっては似合う場所だと思う。俺自身はもう長らく何年も行っていない。