穴沢弐段
DOODLE108回リンぐだ♀ワンドロライ・週ドロライ:お題 『 煩悩/身支度』より煩悩『煩悩・・・ですか』
そこから端正な顔立ちの法師陰陽師がつらつらと語る。
『まぁ、諸説ありますが、人の感情が108あると言われており、そこから来ているのが「六根の説」です。』
『六根は、仏教において感覚と意識を司る六つの器官「眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)」のこと。
六根は、人にとって重要とも言えますが、欲や迷いを起こす原因を生じさせるとも言われております。
六根で生じた感覚・状態を表すのが好・悪・平です。
良い(好)・悪い(悪)・普通(平)と判断します。
そこから、さらに「浄(覚り)」と「染(迷い)」に分けることができます。
浄と染も前世・今世・来世の三世を意味する「過去」「現在」「未来」を組み合わせて、煩悩を数えます。
825そこから端正な顔立ちの法師陰陽師がつらつらと語る。
『まぁ、諸説ありますが、人の感情が108あると言われており、そこから来ているのが「六根の説」です。』
『六根は、仏教において感覚と意識を司る六つの器官「眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)」のこと。
六根は、人にとって重要とも言えますが、欲や迷いを起こす原因を生じさせるとも言われております。
六根で生じた感覚・状態を表すのが好・悪・平です。
良い(好)・悪い(悪)・普通(平)と判断します。
そこから、さらに「浄(覚り)」と「染(迷い)」に分けることができます。
浄と染も前世・今世・来世の三世を意味する「過去」「現在」「未来」を組み合わせて、煩悩を数えます。
umeno0420
DONE[藤丸立香にとっての世界が終わる一瞬前に彼女を夢の中に拐かしたオベロンの失敗談]※何の道理も通りません。一切合切あなたの判断と責任の上でお読みください。
※原作程度の暴力描写があります。
※オベロンがぐだを洗脳している描写があります。
※2023夏イベの話は拾えていません。
春抱く墓標夢を見ていた。
「愛しているよ、オベロン」
夢を繰り返して、何度となくそんな嘘をついた。見破られるための、見捨てられるための嘘。けれど彼はいつだって、その何でも見通せる瞳で私を見据えるだけだった。だから私が今いちばん憶えているのは、オベロンの瞳だ。
「だから早く殺してね。それか死んでよ。死ね、しね、死んで」
廃銀の髪色より、病跡の白皙より、異形の薄羽より、ただのふたつの眼。
そうしてこれよりピリオドを打ちますのは、脳が見せるおしまいの幻覚。つまりは走馬燈。せっかくのオーダーメイドひとり芝居なんだから、派手にぶち上げていきましょう!
オベロンは笑った。
「いいよ。それがきみの望みなら」
これはあなたの、世界の終わりのお話だ。
8496「愛しているよ、オベロン」
夢を繰り返して、何度となくそんな嘘をついた。見破られるための、見捨てられるための嘘。けれど彼はいつだって、その何でも見通せる瞳で私を見据えるだけだった。だから私が今いちばん憶えているのは、オベロンの瞳だ。
「だから早く殺してね。それか死んでよ。死ね、しね、死んで」
廃銀の髪色より、病跡の白皙より、異形の薄羽より、ただのふたつの眼。
そうしてこれよりピリオドを打ちますのは、脳が見せるおしまいの幻覚。つまりは走馬燈。せっかくのオーダーメイドひとり芝居なんだから、派手にぶち上げていきましょう!
オベロンは笑った。
「いいよ。それがきみの望みなら」
これはあなたの、世界の終わりのお話だ。
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DONE影の重なり/高雅(Fate)前に書いた周年ネタのイチャイチャ高雅です。夏イベネタの高雅も書きたい~~
影の重なり (かわいい…僕の雅が、こんなに、こんなに、こんなにもかわいいッッッ……‼︎)
なんて悶え、にやけ、幸せに満ち溢れた表情を晋作が浮かべていることは隣の雅子以外、全員気づいていた。雅子はエリアごとに交わす祭り会場の様子に瞳をきらきらと輝かせ、そんな雅子に見惚れてばかりいる晋作。そして雅子に声をかけられた時は平然と装う。なんとも男とは見栄っ張りな生き物だと多くの女性サーヴァントたちは晋作の分かりやすさに大きくため息を吐いた。そして牽制するようにきつく、固く、手を握り合っていた。
「あら?」
と、空に大輪の花々が咲き乱れる。
「花火…」
「そろそろ祭りも終わりってことだな、残念なことだけど」
「ええ、本当…」
それでも綺麗だと言って雅子の視線は今度は花火へと移る。そんな雅子の手を取ると人気の少ない林の方へと連れてくる晋作。
939なんて悶え、にやけ、幸せに満ち溢れた表情を晋作が浮かべていることは隣の雅子以外、全員気づいていた。雅子はエリアごとに交わす祭り会場の様子に瞳をきらきらと輝かせ、そんな雅子に見惚れてばかりいる晋作。そして雅子に声をかけられた時は平然と装う。なんとも男とは見栄っ張りな生き物だと多くの女性サーヴァントたちは晋作の分かりやすさに大きくため息を吐いた。そして牽制するようにきつく、固く、手を握り合っていた。
「あら?」
と、空に大輪の花々が咲き乱れる。
「花火…」
「そろそろ祭りも終わりってことだな、残念なことだけど」
「ええ、本当…」
それでも綺麗だと言って雅子の視線は今度は花火へと移る。そんな雅子の手を取ると人気の少ない林の方へと連れてくる晋作。
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DONE君だけのサプライズ/高雅(Fate)八周年高杉さん礼装ネタの高雅です!久々の二次創作楽しい!
君だけのサプライズ 「わっ、雅子さんかわいい!」
思わず声を上げた私に照れたように雅子さんははにかんだ。
レトロな柄の浴衣にレースの襟と袖を合わせた和と洋の合体技のような着こなしでその可憐さが雅子さんによく似合っていた。
「ありがとうございます、マスター様」
「けど、珍しいですね。雅子さんならいつもの格好で来るのかなとか思ってたんですけど…いや、悪い意味じゃなくて!」
変な意味に聞こえて欲しくなくて弁明すると分かっています、と言って雅子さんは照れ臭そうに袖で顔を隠した。
「この格好はその……あの方が、」
「あの方?」
「……し、晋、様、が…」
そう言って顔を真っ赤にする雅子さん。その言葉にああ、と合点する。
「よく似合ってますよ」
「ありがとうございます…自信が持てます」
1558思わず声を上げた私に照れたように雅子さんははにかんだ。
レトロな柄の浴衣にレースの襟と袖を合わせた和と洋の合体技のような着こなしでその可憐さが雅子さんによく似合っていた。
「ありがとうございます、マスター様」
「けど、珍しいですね。雅子さんならいつもの格好で来るのかなとか思ってたんですけど…いや、悪い意味じゃなくて!」
変な意味に聞こえて欲しくなくて弁明すると分かっています、と言って雅子さんは照れ臭そうに袖で顔を隠した。
「この格好はその……あの方が、」
「あの方?」
「……し、晋、様、が…」
そう言って顔を真っ赤にする雅子さん。その言葉にああ、と合点する。
「よく似合ってますよ」
「ありがとうございます…自信が持てます」
rossankudasai
INFO藤丸立香(ぐだ子)水着アクリルスタンド | o-kajun https://o-kajun.booth.pm/items/4947066マリーさま水着ぐだちゃんアクスタになりました!ちょっとお高いのですが、よろしくお願いします🙏 2
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DONE小さな僕との攻防戦/高雅+リヨ高(Fate)リヨネタようやくかけました!高杉さんはやっぱりみっともなくどんな自分とでも雅さんの取り合いをしててほしいよ…
小さな僕との攻防戦「いっだ!噛んだ!こいつ噛んだけど!?」
ぎゃんぎゃんと叫ぶ高杉の声に導かれるようにマスターに渡されたリヨの入るケージへと雅子も近づいた。
「そんなに騒いで…どうしたというのです?」
「雅!そいつに近づくんじゃない!噛まれるぞ!」
「かま…?」
きょとんと首を傾げる雅子だったがリヨは一向に姿を現さない。不思議に思っているとは対高杉とは打って変わり、もじもじとした様子でリヨは両手を後ろに回し現れた。
「あら?」
トコトコと歩き雅子の前までやってくると後ろに隠していたものを前へ、雅子へと向けるリヨ。それは小さな花だった。可憐な、小さな花。
「…これを私に?」
こくこくと顔を赤くしながら頷くリヨに雅子は花が綻ぶような笑みを浮かべた。
758ぎゃんぎゃんと叫ぶ高杉の声に導かれるようにマスターに渡されたリヨの入るケージへと雅子も近づいた。
「そんなに騒いで…どうしたというのです?」
「雅!そいつに近づくんじゃない!噛まれるぞ!」
「かま…?」
きょとんと首を傾げる雅子だったがリヨは一向に姿を現さない。不思議に思っているとは対高杉とは打って変わり、もじもじとした様子でリヨは両手を後ろに回し現れた。
「あら?」
トコトコと歩き雅子の前までやってくると後ろに隠していたものを前へ、雅子へと向けるリヨ。それは小さな花だった。可憐な、小さな花。
「…これを私に?」
こくこくと顔を赤くしながら頷くリヨに雅子は花が綻ぶような笑みを浮かべた。
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DONE穏やかなひととき/龍竜(Fate)竜馬がゆく全巻読了記念!お竜さんに膝枕してもらう龍馬の話
穏やかなひととき 「だれたぜよ〜…」
そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
433そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
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DONE赤きライバル/高雅+ドラコー(Fate)うちの弓パ事情。迷いに迷った挙句ドラコーを採用しました
赤きライバル ある一室に集められたアーチャークラスのサーヴァントたち。僕、高杉晋作も眠たく思いつつもマスターくんの話に耳を傾けていた。
「えー、この度初期から活躍してくれた子ギルくんがめでたく絆10に達しましたので前線メンバーの変更のお知らせのため集まっていただきました」
予想通りの言葉に納得しつつも僕とアルジュナは変わらないだろうなと思い特に気にしていなかった。いなかったのだが…、
「今後のアーチャーパーティ、アルジュナ、高杉さん、そしてドラコーで行きます!」
「はっ……はぁぁぁあああっ…!?」
クラスビースト。弓兵ではない者の名前が出たことにより思わず叫んでしまう僕だった。
***
「ぷりぷりと怒ってどうしたんですか?」
1164「えー、この度初期から活躍してくれた子ギルくんがめでたく絆10に達しましたので前線メンバーの変更のお知らせのため集まっていただきました」
予想通りの言葉に納得しつつも僕とアルジュナは変わらないだろうなと思い特に気にしていなかった。いなかったのだが…、
「今後のアーチャーパーティ、アルジュナ、高杉さん、そしてドラコーで行きます!」
「はっ……はぁぁぁあああっ…!?」
クラスビースト。弓兵ではない者の名前が出たことにより思わず叫んでしまう僕だった。
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「ぷりぷりと怒ってどうしたんですか?」
穴沢弐段
DONE九十九回リンぐだ♀ワンドロライ・週ドロライお題 『 痣 』『 痕跡 』
マーキング『ご相伴に与りたく…』
と言う道満の言葉を丁重にお断りし藤丸立香はマイルームのシャワー室内で昨夜の事を思い返し赤面しながらも身体を洗い流す。
お湯の温かさとはまた違った火照りを感じながらもふと、鏡を見れば自分の鎖骨辺りに赤黒い発疹の様な痕に気付く。
「…痣?」
(何処かで身体をぶつけた…?)
しかし更に身体を見回してみれば首筋や胸元、お腹周りや太ももにまで“コレは我が物ぞ”と縄張りを主張せんばかりの痕跡が点々と続いている。
中には歯形の様な痕まであり流石に立香も気付き始めて恥ずかしさと怒りも含めてまたも赤面し、顔が熱くなる。
──。後にお灸を据えられるのだがそんなことは何処吹く風。
反省の色も全く見られず終始笑顔の道満が居るのであった。
326と言う道満の言葉を丁重にお断りし藤丸立香はマイルームのシャワー室内で昨夜の事を思い返し赤面しながらも身体を洗い流す。
お湯の温かさとはまた違った火照りを感じながらもふと、鏡を見れば自分の鎖骨辺りに赤黒い発疹の様な痕に気付く。
「…痣?」
(何処かで身体をぶつけた…?)
しかし更に身体を見回してみれば首筋や胸元、お腹周りや太ももにまで“コレは我が物ぞ”と縄張りを主張せんばかりの痕跡が点々と続いている。
中には歯形の様な痕まであり流石に立香も気付き始めて恥ずかしさと怒りも含めてまたも赤面し、顔が熱くなる。
──。後にお灸を据えられるのだがそんなことは何処吹く風。
反省の色も全く見られず終始笑顔の道満が居るのであった。
穴沢弐段
DONEWebイベント【辺獄にも星は輝く】イメージ小説(SS)辺獄にも星は輝く「─さよなら、だ!」
『ま、まて、まてェッ!』
『末だ、拙僧には奥の手がッ・・・・・・ ─!』
あぁ、つまらぬ、つまらぬ。まだこの遊戯を続け快楽を貪り一切を嘲弄してやりたいのに──
『嗚呼・・・・・・ 何時の世で、あろうと・・・・・・ 』
『悪事とは・・・・・・ うまく、運ばぬ・・・・・・ もの、です、なァ─』
───気がつくとそこは闇だった。
堕ちているのか、浮上しているのか、上下左右前後も解らぬ自分の手元すら見えない闇。
そも自分は“人”の形を保っているのかさえも判然としない。
『暗き闇底、いや、底なのかも定かではない、か・・・』
《死後さばきにあう》仏の教えだとして極楽浄土に行ける訳も無し、天国などもっての他。地獄の業火に焼かれるのもまた一興─
790『ま、まて、まてェッ!』
『末だ、拙僧には奥の手がッ・・・・・・ ─!』
あぁ、つまらぬ、つまらぬ。まだこの遊戯を続け快楽を貪り一切を嘲弄してやりたいのに──
『嗚呼・・・・・・ 何時の世で、あろうと・・・・・・ 』
『悪事とは・・・・・・ うまく、運ばぬ・・・・・・ もの、です、なァ─』
───気がつくとそこは闇だった。
堕ちているのか、浮上しているのか、上下左右前後も解らぬ自分の手元すら見えない闇。
そも自分は“人”の形を保っているのかさえも判然としない。
『暗き闇底、いや、底なのかも定かではない、か・・・』
《死後さばきにあう》仏の教えだとして極楽浄土に行ける訳も無し、天国などもっての他。地獄の業火に焼かれるのもまた一興─
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DONE勝利の神様/高雅(Fate)野球部パロ時空の球技大会ネタ。スキロのアニメ見て思いついた話です。雅さん来て応援されて雅さん認知してようやく本気出す高杉さんみたいな感じです。高杉さんの雅さん以外見向きしない感じも出てたらいいなあ
勝利の神様 「うわ」
そう、思わず隣にいたうのさんは声を漏らした。それもそのはず、男子…同学年の、晋様の試合を見に来た私たちは晋様たち目当てでやってきたであろう女子の大群に思わずたじろいでしまう。
「ほ、本当に晋様はおモテになるんですね…?」
及び腰になる私だったがうのさんはそんな私の手を強く引いた。
「雅さん!何負けてるの!晋ちゃんに差し入れ渡すんでしょ!?」
「で、でも…私なんかの…」
「それ、雅さんの悪い癖だからね」
「う」
人差し指で唇を閉ざされ私は押し黙ることしかできない。
「雅さんなんかなんじゃないって。ていうか、恋人で許婚の雅さんが【なんか】だったら一体どういう了見なのって晋ちゃんを問い詰める案件だからね!?」
1985そう、思わず隣にいたうのさんは声を漏らした。それもそのはず、男子…同学年の、晋様の試合を見に来た私たちは晋様たち目当てでやってきたであろう女子の大群に思わずたじろいでしまう。
「ほ、本当に晋様はおモテになるんですね…?」
及び腰になる私だったがうのさんはそんな私の手を強く引いた。
「雅さん!何負けてるの!晋ちゃんに差し入れ渡すんでしょ!?」
「で、でも…私なんかの…」
「それ、雅さんの悪い癖だからね」
「う」
人差し指で唇を閉ざされ私は押し黙ることしかできない。
「雅さんなんかなんじゃないって。ていうか、恋人で許婚の雅さんが【なんか】だったら一体どういう了見なのって晋ちゃんを問い詰める案件だからね!?」
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DONE【現パロ】初恋の終わり方/高雅←阿(Fate)私の中では龍馬さんぐだ勢と一緒になるのは高杉さんが大学行ってからかな~と設定つくりつつ思ってたんですが思いついたものは形にしたいので書きました!高校設定です
【現パロ】初恋の終わり方 あれが初恋なのか憧憬なのかはわからない。ただ鮮烈に私の中に強く刻み込まれたものだったということはまごうことなき事実であったーー。
「社長、何そわそわしてんですか」
落ち着かない様子の社長こと、高杉晋作に声をかければ待ってましたと言わんばかりに顔を上げた。
「やあ、阿国くん。そんなにそわそわしているように見えるかい?」
「見えます」
「ふふ、それもそのはず!なんたって今日は雅とのデートだからね!」
「雅って誰です?」
「僕の婚約者兼恋人ーー…僕の未来の奥さんさ」
そう嬉しそうに語る社長を見て『ああこの人ってそういえばお坊ちゃんだったな』と事実を思い出す。
「へえ、しかしそんなに嬉しそうってことはゾッコンなんですか。社長」
2384「社長、何そわそわしてんですか」
落ち着かない様子の社長こと、高杉晋作に声をかければ待ってましたと言わんばかりに顔を上げた。
「やあ、阿国くん。そんなにそわそわしているように見えるかい?」
「見えます」
「ふふ、それもそのはず!なんたって今日は雅とのデートだからね!」
「雅って誰です?」
「僕の婚約者兼恋人ーー…僕の未来の奥さんさ」
そう嬉しそうに語る社長を見て『ああこの人ってそういえばお坊ちゃんだったな』と事実を思い出す。
「へえ、しかしそんなに嬉しそうってことはゾッコンなんですか。社長」
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DONEパンドラの箱/高雅前提のAI高杉→雅子(Fate)前に支部に上げたAI高杉特異点の前日譚みたいなお話。どっちも高杉だから雅子さんのこと同じように好きだといいよね…
パンドラの箱 今日も今日とても几帳面というか晋作は奇兵隊そしてアラハバキの整備をする。しかし今日はそれに雅子もついてきていた。僕は晋作の記憶も投影されているからどう足掻いても雅子がいるだけで嬉しいし幸せになるし動悸がする。話を聞くところによると雅子が晋作に頼み込み、無理言って見させてもらっている…そうだが絶対無理なことではない。僕を含めた高杉晋作ということは猛烈に妻、雅子に弱い。我慢をさせてしまったという負い目もあるしそれを抜きにしても世界で一番愛している女性だ、人だ。だから彼女が珍しくお願いを言ってきたからにはどんなことでも叶えたくなってしまうものだ。
「これが晋様の奇兵隊…」
ほう、とため息をこぼしながら目を輝かせている雅。可愛いどころの話ではない、可愛いすぎる美しすぎる可憐すぎる…どこかに閉じ込めて誰にも見られなくしたいほどに。それはきっと晋作も同じだったらしくどこかそわそわした様子でちらちらと雅子を見つつ整備をしていて、非常に気が散っていた。
1113「これが晋様の奇兵隊…」
ほう、とため息をこぼしながら目を輝かせている雅。可愛いどころの話ではない、可愛いすぎる美しすぎる可憐すぎる…どこかに閉じ込めて誰にも見られなくしたいほどに。それはきっと晋作も同じだったらしくどこかそわそわした様子でちらちらと雅子を見つつ整備をしていて、非常に気が散っていた。
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DONE青空の色/斎時(Fate)斎藤さん一人称が俺の時は本音だったらいいのになぁ、と思ってます。ネイルをつける時尾さんの話、ちょっとだけなぎこさん出ます
青空の色 「あれ、時尾っちじゃん!」
そう言って声をかけたのは清少納言こと、なぎこだった。首を傾げつつもなぎこへと時尾は近づく。
「どうしました?」
「あたしちゃん、思うんだよね!こんな逸材が勿体無いって!」
「勿体無い?」
「せっかく現代に現界できてるんだから楽しんでもいいって思わない?」
「…つまり?」
「爪塗らせて!あたしちゃんが塗りたいってのもそうだけどさ、水仕事して爪に目が入ってそれが可愛かったらテンション上がらない?あたしは上がる!」
そう力説され、その様子を想像し「確かに」と時尾は頷く。
「だったらいい!?」
「私でよければ」
「時尾っちがいいんだよ!何色がいい!?たくさんあるよ!」
そう言ってなぎこが取り出したネイル道具を見てある色を時尾は指差したーー。
1227そう言って声をかけたのは清少納言こと、なぎこだった。首を傾げつつもなぎこへと時尾は近づく。
「どうしました?」
「あたしちゃん、思うんだよね!こんな逸材が勿体無いって!」
「勿体無い?」
「せっかく現代に現界できてるんだから楽しんでもいいって思わない?」
「…つまり?」
「爪塗らせて!あたしちゃんが塗りたいってのもそうだけどさ、水仕事して爪に目が入ってそれが可愛かったらテンション上がらない?あたしは上がる!」
そう力説され、その様子を想像し「確かに」と時尾は頷く。
「だったらいい!?」
「私でよければ」
「時尾っちがいいんだよ!何色がいい!?たくさんあるよ!」
そう言ってなぎこが取り出したネイル道具を見てある色を時尾は指差したーー。
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DONE【現パロ】公園の君/高雅(Fate)現パロ高雅、中学生時期の設定。高杉さんが龍馬さんと同じ学校になる設定は高校生からというのがあって中学のメンツは久坂たち的なふうに思ってます
雅さんが大人気の高嶺の花の令嬢で〜みたいなの見たくて書きました
【現パロ】公園の君 男同士集まって話す内容に下世話なものが混じるのは必然でありしょうがないと思う。そう思いながら休み時間、僕は雅とメッセージのやりとりをしながら友らの会話に耳を傾けた。
「その、最近ずっと話してる【公園の君】って誰?」
「何!晋作、知らないのか!」
「ほら、晋作ってば許婚殿にゾッコンだからさ」
「写真すら見せてくれないのはどうかと思うけどな」
「誰がお前たちに雅の写真を見せるか」
「なるほど、雅というのか…」
「おい」
「ははは、冗談だ」
そう言って僕の友たちは笑った。
「ああ、それで【公園の君】のことだったな」
「ああ」
「近くの女子校の制服を着ている僕らと同年代くらいの女の子なんだが…それがまあ美人で!」
「よく公園のベンチに座って読書をしながら誰かを待っているんだ」
1627「その、最近ずっと話してる【公園の君】って誰?」
「何!晋作、知らないのか!」
「ほら、晋作ってば許婚殿にゾッコンだからさ」
「写真すら見せてくれないのはどうかと思うけどな」
「誰がお前たちに雅の写真を見せるか」
「なるほど、雅というのか…」
「おい」
「ははは、冗談だ」
そう言って僕の友たちは笑った。
「ああ、それで【公園の君】のことだったな」
「ああ」
「近くの女子校の制服を着ている僕らと同年代くらいの女の子なんだが…それがまあ美人で!」
「よく公園のベンチに座って読書をしながら誰かを待っているんだ」