z168o
DONE架空のバンドの⚡️誕ライブレポとどかみ
モブ女視点
大遅刻だけどデンキおめでとう!!!!
デンキ誕ライブレポ まるで学生の文化祭のようなデザインのチケットを握りしめて小さく深呼吸。
FC限定と書かれた華々しい券面にうっとりしながら、スタッフの指示に合わせて列をなした。
二十番。相当良い番号だ。
初めてのファンクラブ先行。チケットの抽選販売。こんなことがあって良いのだろうか。
前後に視線を向けると見知った顔がちらほらある。よかった、みんなチケットを確保できたようだ。
インディーズとはいえレーベル所属になり、ファンクラブが出来て、初めてのメンバーのお誕生日ライブ。初めての抽選チケット。あっという間に人気になってしまったバンドに少しの寂しさと誇らしさとが混ざった複雑な気持ちになる。当選のお知らせが来た時には思わず会社で震えた。正直当落まで仕事どころではなかった。FC先行分はオリジナルチケットが自宅に届くという文言に正直めちゃくちゃカッコいいデザインのチケットを期待したが、文化祭っぽい少しチープな作りが、彼らがまだ身近にいるような、また今日の主役に似合うような気がしてくる。
5578FC限定と書かれた華々しい券面にうっとりしながら、スタッフの指示に合わせて列をなした。
二十番。相当良い番号だ。
初めてのファンクラブ先行。チケットの抽選販売。こんなことがあって良いのだろうか。
前後に視線を向けると見知った顔がちらほらある。よかった、みんなチケットを確保できたようだ。
インディーズとはいえレーベル所属になり、ファンクラブが出来て、初めてのメンバーのお誕生日ライブ。初めての抽選チケット。あっという間に人気になってしまったバンドに少しの寂しさと誇らしさとが混ざった複雑な気持ちになる。当選のお知らせが来た時には思わず会社で震えた。正直当落まで仕事どころではなかった。FC先行分はオリジナルチケットが自宅に届くという文言に正直めちゃくちゃカッコいいデザインのチケットを期待したが、文化祭っぽい少しチープな作りが、彼らがまだ身近にいるような、また今日の主役に似合うような気がしてくる。
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MAIKING本当に書きかけになってしまったD/Sユニバース風独自解釈とどかみマジで独自解釈すぎるやつ
D/Sユニバース風とどかみ④「おい!大丈夫か!?」
悲鳴のような叫び声とざわめきに驚いて視線を向ける。切島の慌てたような声に即座に反応したのは、爆豪だった。
彼が勢いよく担ぎ上げたのは、さらりと流れる見慣れた蜂蜜色の髪の毛でざわざわと心が波立つ。
「保健室行ってくる」
低い声で呟かれた言葉と、こちらを射抜くような鋭い視線に身体中の血液が沸騰するような苛立ち。あいつ、グレアを放ちやがった。
「おい」
思わず立ち上がりつい口を継いで出る反撃にも爆豪は無視を決め込んでさっさと教室を出て行ってしまった。
そいつはお前のもんじゃねぇ。
腸の煮えくり返る思いに歯を食いしばると、呆れたようなため息と共に瀬呂の手のひらがこちらの目元を無遠慮に覆う。
1562悲鳴のような叫び声とざわめきに驚いて視線を向ける。切島の慌てたような声に即座に反応したのは、爆豪だった。
彼が勢いよく担ぎ上げたのは、さらりと流れる見慣れた蜂蜜色の髪の毛でざわざわと心が波立つ。
「保健室行ってくる」
低い声で呟かれた言葉と、こちらを射抜くような鋭い視線に身体中の血液が沸騰するような苛立ち。あいつ、グレアを放ちやがった。
「おい」
思わず立ち上がりつい口を継いで出る反撃にも爆豪は無視を決め込んでさっさと教室を出て行ってしまった。
そいつはお前のもんじゃねぇ。
腸の煮えくり返る思いに歯を食いしばると、呆れたようなため息と共に瀬呂の手のひらがこちらの目元を無遠慮に覆う。
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MAIKINGセーフワードの話D/Sユニバース風とどかみ③ どんよりと重く澱んだ何かが腹の中で渦巻くような居心地の悪さに大きくため息を溢す。
毎日のコマンド練習を始めて二ヶ月。初めて拒絶の言葉を口にされた。
テキストには「きちんと自分の気持ちを伝えられたことを褒めましょう」とかなんとか書かれていたので、動揺を隠すように頭を撫でて「悪かったな」とかなんとか口にした気がするが、あの衝撃と言ったら形容し難いほどだ。
なにかこう、重たいもので頭を殴られると言うか、鉛玉を無理やり飲み込まされるような感覚は今まで味わったことのない感情だ。
屈辱、とはまた違う。なにか。
やはりこの感情の名前を俺は知らない。
「轟くん、お昼……なんて顔してるの……」
「俺は今どんな顔してる?」
「この世の終わりみたいな顔……かな……」
1579毎日のコマンド練習を始めて二ヶ月。初めて拒絶の言葉を口にされた。
テキストには「きちんと自分の気持ちを伝えられたことを褒めましょう」とかなんとか書かれていたので、動揺を隠すように頭を撫でて「悪かったな」とかなんとか口にした気がするが、あの衝撃と言ったら形容し難いほどだ。
なにかこう、重たいもので頭を殴られると言うか、鉛玉を無理やり飲み込まされるような感覚は今まで味わったことのない感情だ。
屈辱、とはまた違う。なにか。
やはりこの感情の名前を俺は知らない。
「轟くん、お昼……なんて顔してるの……」
「俺は今どんな顔してる?」
「この世の終わりみたいな顔……かな……」
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CAN’T MAKED/Sユニバース続きっぽいちょっとえちち風味(当社比)なやつ設定もコマンドもぜーーんぶ自設定なのでめちゃくちゃ!
えちち書けない!!私には無理だ!!誰か書いて!!!!! 1346
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MAIKINGなんちゃってふんわり自己解釈D/Sユニバースとどかみの書きたいとこだけD/Sユニバース風とどかみ② 入学時に配られたテキストの一つをパラパラとめくりながら、小さくため息を溢す。
悪くはない。悪くはないはずなのだが、どうにも不十分に感じてしまう。
「轟くん、よかったら一緒にお昼行かない?」
緑谷の言葉にいつの間にか昼休みになっていたことに驚いてもう一度ため息を溢す。こんなに一日に何度もため息を吐くことがあっただろうか。
「悩み事?」
「……まぁ……」
賑わう学食でいつもと同じようなメニューをピックアップして席に着く。メンバーも、メニューも、いつもと同じ。違うのは己の心情だけかもしれない。
いつも通り緑谷と飯田があれやこれやと話しているのを聞きながら、そういえば他のペアの様子はどうなのかとふと気になった。
1620悪くはない。悪くはないはずなのだが、どうにも不十分に感じてしまう。
「轟くん、よかったら一緒にお昼行かない?」
緑谷の言葉にいつの間にか昼休みになっていたことに驚いてもう一度ため息を溢す。こんなに一日に何度もため息を吐くことがあっただろうか。
「悩み事?」
「……まぁ……」
賑わう学食でいつもと同じようなメニューをピックアップして席に着く。メンバーも、メニューも、いつもと同じ。違うのは己の心情だけかもしれない。
いつも通り緑谷と飯田があれやこれやと話しているのを聞きながら、そういえば他のペアの様子はどうなのかとふと気になった。
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MAIKINGなんちゃって雰囲気ふんわりD/Sユニバースとどかみ 人の部屋に入る時はいつも少しばかり緊張してしまう。
招き入れられたとはいえ、慣れない派手な装飾に視線を彷徨わせた。
「突っ立ってないで座れば?」
苦笑気味に声をかけられ慌ててカーペットに腰を下ろすと、言葉にし難い沈黙があたりを包んだ。
「えっと……どうする?」
「どう、ってなんだよ」
困ったような問いに思わず問いで返すと、上鳴はやっぱり苦笑気味に表情を歪めて「そう言われても」と呟いた。
「そっちが命令してくれないと、俺にはどうにも出来ないんだけど」
「……あぁ、そうだよな」
前期はそれぞれの性質の仕組みを座学で学び、後期は実際に触れ合ってみようとくじ引きで決まったペアを組むことになったが、まさか上鳴が相手とは思わなかった。
1128招き入れられたとはいえ、慣れない派手な装飾に視線を彷徨わせた。
「突っ立ってないで座れば?」
苦笑気味に声をかけられ慌ててカーペットに腰を下ろすと、言葉にし難い沈黙があたりを包んだ。
「えっと……どうする?」
「どう、ってなんだよ」
困ったような問いに思わず問いで返すと、上鳴はやっぱり苦笑気味に表情を歪めて「そう言われても」と呟いた。
「そっちが命令してくれないと、俺にはどうにも出来ないんだけど」
「……あぁ、そうだよな」
前期はそれぞれの性質の仕組みを座学で学び、後期は実際に触れ合ってみようとくじ引きで決まったペアを組むことになったが、まさか上鳴が相手とは思わなかった。
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MOURNINGバーテンろき×ウリかみ商業でよく見るやつだ...ってなって書くのやめて放置してたのを見つけたから供養
①
カラリとグラスの氷が鳴る。
綺麗に磨かれた丸い氷がグラスの中で煌めいた。
「......あんたもう辞めたら?」
ため息交じりの言葉に上鳴りは「んー」と生返事を返す。小皿に乗ったオリーブのみをピックで軽く突いて口の中に放り込む。奥歯で噛み締めながら緩やかなジャズの響く店内で少し暗めの照明にゆっくりと目を細めた。
「辞めたって俺、行くとこねぇし。......耳郎が面倒見てくれんなら考えるけど?」
「はぁ?死んでもお断りなんだけど」
「じゃあ無責任なこと言わないでください〜」
すっかり客の引いた小さなバーはマスターが一人で切り盛りをしている。上鳴たちと同い年くらいだろう寡黙な青年は、自分たちの会話に干渉してくることは一切ない。これが心地いいのだと、上鳴は良くこのバーを訪れていた。
7337カラリとグラスの氷が鳴る。
綺麗に磨かれた丸い氷がグラスの中で煌めいた。
「......あんたもう辞めたら?」
ため息交じりの言葉に上鳴りは「んー」と生返事を返す。小皿に乗ったオリーブのみをピックで軽く突いて口の中に放り込む。奥歯で噛み締めながら緩やかなジャズの響く店内で少し暗めの照明にゆっくりと目を細めた。
「辞めたって俺、行くとこねぇし。......耳郎が面倒見てくれんなら考えるけど?」
「はぁ?死んでもお断りなんだけど」
「じゃあ無責任なこと言わないでください〜」
すっかり客の引いた小さなバーはマスターが一人で切り盛りをしている。上鳴たちと同い年くらいだろう寡黙な青年は、自分たちの会話に干渉してくることは一切ない。これが心地いいのだと、上鳴は良くこのバーを訪れていた。
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REHABILIこういう推理しない探偵パロ書きたいシャーロックホームズみたいなはちゃめちゃな探偵でんきと冷静で頭いい助手のとどくんのとどかみ
#探偵パロ
家族からの呼び出しを終えて雄英街のアパートに戻ると、221Bの扉を開く。念入りに鍵をかけている後ろから階段を一つ上がったあたりキッチンスペースから騒がしい声が聞こえる。
「わかったから早く服を着てよ!」
「でも先にスクランブルエッグを食べないとやる気が出ない」
「シーツ巻く元気があるならシャツ着るくらい出来るでしょう!?」
「緑谷、塩は三つまみ、胡椒は二回しでっていつも言ってるだろー?」
「パンツ履かない人に食べさせるご飯はないよ!」
「轟が服全部隠したから着るものがない」
相変わらずの大騒ぎにため息を一つこぼして、軋む階段を登るとシーツ一枚を体に巻きつけて調理する緑谷の邪魔をするようにのし掛かる上鳴の姿にこめかみを押さえる。
1311家族からの呼び出しを終えて雄英街のアパートに戻ると、221Bの扉を開く。念入りに鍵をかけている後ろから階段を一つ上がったあたりキッチンスペースから騒がしい声が聞こえる。
「わかったから早く服を着てよ!」
「でも先にスクランブルエッグを食べないとやる気が出ない」
「シーツ巻く元気があるならシャツ着るくらい出来るでしょう!?」
「緑谷、塩は三つまみ、胡椒は二回しでっていつも言ってるだろー?」
「パンツ履かない人に食べさせるご飯はないよ!」
「轟が服全部隠したから着るものがない」
相変わらずの大騒ぎにため息を一つこぼして、軋む階段を登るとシーツ一枚を体に巻きつけて調理する緑谷の邪魔をするようにのし掛かる上鳴の姿にこめかみを押さえる。