Starlit
PAST※暁月6.0前提。あぶないティータイム続き。ついにヴェーネス登場。終わらせましょう……。あまあま?だョ!
※この小説はご都合・捏造を含みます。雰囲気で楽しめる方が読んでください。
ヒカセンの名、容姿設定なし。
エメ、トセルク、大好き!4 祈りを喝采に変え、花道を歩ませ 淡い期待を持っていた。信じて協力してもらえるかもしれないと。それは、話すほどに目の前で項垂れ、固く自身の手を握るエメトセルクの姿に、脆く崩れていった。
「……荒唐無稽だ、とても信じられたものじゃない」
このエメトセルクが、信じられるはずもない。あなたは星を飲み込んでいく絶望を知り、失う無念を知り、人類を背負った執念を知る。そして、うっすら使い魔もどきに斃されたのだと。
「……世迷言はもう十分だ。私は仕事に戻る、二度と邪魔をするな」
その目に、今までの触れ合いも全て謀りに過ぎないと吐き捨てられたようだった。刃物が音を立てて深く心臓に突き立てられ、思い出を裂くように。
友2人が背を向けて行ってしまう。
これでいいんだ。全て本当のことを話した。今までが夢のような時間だったのだから。
5760「……荒唐無稽だ、とても信じられたものじゃない」
このエメトセルクが、信じられるはずもない。あなたは星を飲み込んでいく絶望を知り、失う無念を知り、人類を背負った執念を知る。そして、うっすら使い魔もどきに斃されたのだと。
「……世迷言はもう十分だ。私は仕事に戻る、二度と邪魔をするな」
その目に、今までの触れ合いも全て謀りに過ぎないと吐き捨てられたようだった。刃物が音を立てて深く心臓に突き立てられ、思い出を裂くように。
友2人が背を向けて行ってしまう。
これでいいんだ。全て本当のことを話した。今までが夢のような時間だったのだから。
Starlit
PAST※暁月6.0前提。「花の香り」つづき。
エルピスでやばい薬飲まされた光。いかがわしいですが、健全です。
こいつら、いつになったらヴェーネスに会って大事な話をするのかって?ちょっとこちらへ………カイロス発動。
※この小説はご都合・捏造を含みます。雰囲気で楽しめる方が読んでください。
ヒカセンの容姿設定はエメよりいくらか背が低い。としか考えていません。
エメトセルク、大好き!3 ~あぶないティータイム「ヒュトロ、ダエウス! 大変!」
アナグノリシス天測園のベンチでお茶を飲んでいる彼を見つけ、走り寄ります。ヒュトロダエウスは「ん?」と穏やかな顔と、どこまでも見透かすような朝紫色の目を見せました。
「エメ、トセルクが、おかしい!」
ヒュトロダエウスはえっと短く声を漏らした後、ぶるぶると身を震わせ始めました。
「ふ、フフフ……詳しく、教えて……」
お腹を押さえながらベンチの席を勧めてくれたので、飛び込むように座り、私は話を始めました。
ヘルメスと観察者の連絡のために天測園を歩き回っていたら、ある棟の前にエメトセルクがいたのです。ドアを背にひとりで顔を顰め腕を組んで立っていました。何をしているのかと近づいていくと彼は私に気づき、目を見開いて
6949アナグノリシス天測園のベンチでお茶を飲んでいる彼を見つけ、走り寄ります。ヒュトロダエウスは「ん?」と穏やかな顔と、どこまでも見透かすような朝紫色の目を見せました。
「エメ、トセルクが、おかしい!」
ヒュトロダエウスはえっと短く声を漏らした後、ぶるぶると身を震わせ始めました。
「ふ、フフフ……詳しく、教えて……」
お腹を押さえながらベンチの席を勧めてくれたので、飛び込むように座り、私は話を始めました。
ヘルメスと観察者の連絡のために天測園を歩き回っていたら、ある棟の前にエメトセルクがいたのです。ドアを背にひとりで顔を顰め腕を組んで立っていました。何をしているのかと近づいていくと彼は私に気づき、目を見開いて
Starlit
PAST※暁月6.0メイン前提。エメ、トセルク、大好き!つづき。
前作のように可愛い話にしたかったのですが、ちょっと違ったな。ゴメンナサイ
タイトル通り花の香りの表現があります。苦手な方もいらっしゃると思いますので、お好みでイイ具合の香りだとお考えください……。
↓ヒカセンのひとこと
インドでそういう風習があるらしいと見つけたので、やってもらった。
エメ、トセルク、大好き!2 ~花の香り ヘルメスが先に向かった牙の園まで、4人で向かいます。
ノトスの感嘆からナビを利用してゼピュロスの喝采へ移動すると、道沿いに鮮やかな花畑が見えます。
「綺麗だね」
彼女がそちらを眺めて顔を綻ばせました。
「お花、皆好き。いろんなお花、創る」
そこには様々な花が所狭しと咲き誇っています。足元に隠れるように咲く細やかな小花から、手を伸ばせと木の上から誘うように咲く花、宙を踊るように舞う花、人を飲み込みそうな大きな花も見えます。花の創造者達が好き好きに種を撒いていくのです。
花は気持ちを伝える素敵なプレゼントのひとつだと聞いています。
「ねえねえ、皆で、花束、作りたい!」
3人を見上げると、ヒュトロダエウスが穏やかな顔を明るくします。
5191ノトスの感嘆からナビを利用してゼピュロスの喝采へ移動すると、道沿いに鮮やかな花畑が見えます。
「綺麗だね」
彼女がそちらを眺めて顔を綻ばせました。
「お花、皆好き。いろんなお花、創る」
そこには様々な花が所狭しと咲き誇っています。足元に隠れるように咲く細やかな小花から、手を伸ばせと木の上から誘うように咲く花、宙を踊るように舞う花、人を飲み込みそうな大きな花も見えます。花の創造者達が好き好きに種を撒いていくのです。
花は気持ちを伝える素敵なプレゼントのひとつだと聞いています。
「ねえねえ、皆で、花束、作りたい!」
3人を見上げると、ヒュトロダエウスが穏やかな顔を明るくします。
Starlit
PAST※暁月6.0メイン前提。エルピスにて正体を明かす前。ヒカセンの気持ちはメーティオンに伝わっちゃうおはなし。
※この小説はご都合・捏造を含みます。雰囲気で楽しめる方が読んでください。
ヒカセンの容姿設定無し。自由に補完して楽しんでいただければ幸いです。
エメ、トセルク、大好き! [[rb:その個体 > 彼女]]はオパールのような、煌めく虹色の心を持っています。
ヘルメスからむやみに心と直接交信することは良くないと教えられているので、詳しく視てはいません。
彼女からデュナミスが溢れてくるのです。
ここでそのように心を輝かせるものはいません。ヘルメスも他の人間とは違う心をみせますが、それは暗く滲んでいることが増えました。
彼女はエーテルの薄い仲間であり、その素敵な心に惹かれ、お友達になってもらいました。彼女のデュナミスは私を優しく迎えてくれています。視なくとも心がわかってしまうのは申し訳ない気持ちがしますが、とても嬉しくて、くすぐったい気がします。
◆◇
私と彼女は視察に来たエメトセルクとヒュトロダエウス、案内するヘルメスと共にエルピス内を回っていました。
11086ヘルメスからむやみに心と直接交信することは良くないと教えられているので、詳しく視てはいません。
彼女からデュナミスが溢れてくるのです。
ここでそのように心を輝かせるものはいません。ヘルメスも他の人間とは違う心をみせますが、それは暗く滲んでいることが増えました。
彼女はエーテルの薄い仲間であり、その素敵な心に惹かれ、お友達になってもらいました。彼女のデュナミスは私を優しく迎えてくれています。視なくとも心がわかってしまうのは申し訳ない気持ちがしますが、とても嬉しくて、くすぐったい気がします。
◆◇
私と彼女は視察に来たエメトセルクとヒュトロダエウス、案内するヘルメスと共にエルピス内を回っていました。
Starlit
DONE※6.0メイン前提。※雰囲気で楽しめる方がどうぞ。終末を越えてまもなくのエメ光♀。
私の小説の中では口の悪い雄エメな方。
「攻めの『嫌なら抵抗しろ』に対して3秒で制圧して『嫌なら最初からこうしてる、分かったか?」と威圧する受け』が書きたかったはず。
※エメ生存if
光の容姿は、身長がエメよりいくらか低い。その他設定なし。
熱気 自分の呻き声で目が覚めた。身じろぐと体のあちこちが痛んで涙が滲んでくる。どこかがジンジンと熱をもって痛み、脈を騒がせている。
これが、星の終末に抗った痛みか。全快が保証されているだけでも幸運だ。仲間たちの応急処置のおかげもあるだろう。
体勢を変えるのを諦めて力を抜くと、片手が何かを握っていることに気づいた。握り直すとそっと握り返される。そちらに目を向けると、月明かりの透けたカーテンの前に影があった。金の双眸が浮かんでいる。きらりと揺れてこちらを窺っている。
「エメトセルク……?」
スツールを寄せて影が近づいた。静かに息を吐く音が聞こえ、もうひとつの手が重なってきた。
「いるの?」
一瞬、彼は星海に還ったはずではと過った。わたしはまだ[[rb:夢現 > ゆめうつつ]]だったのかもしれない。
7156これが、星の終末に抗った痛みか。全快が保証されているだけでも幸運だ。仲間たちの応急処置のおかげもあるだろう。
体勢を変えるのを諦めて力を抜くと、片手が何かを握っていることに気づいた。握り直すとそっと握り返される。そちらに目を向けると、月明かりの透けたカーテンの前に影があった。金の双眸が浮かんでいる。きらりと揺れてこちらを窺っている。
「エメトセルク……?」
スツールを寄せて影が近づいた。静かに息を吐く音が聞こえ、もうひとつの手が重なってきた。
「いるの?」
一瞬、彼は星海に還ったはずではと過った。わたしはまだ[[rb:夢現 > ゆめうつつ]]だったのかもしれない。
まいか
MAIKINGウルティマMQのエメ光、HFオマージュ。本腰入れて書き出して原稿が止まりそうになったので取り敢えずここまでで寝かせる。ヒカセン(自機)の名前出ます。XXXのユメ ――いつだって、突き放すことがあなたの愛だった。
この世界に、そして鏡像世界に残された数多の未踏を見届けず終わるのかと焚き付けられて、心躍らなかったと言えば嘘になる。多くの罪と罰と重責を引き連れた英雄という肩書を、もう下ろしても良いのだと――ただの冒険者に戻って良いのだと、そう言われた。
それがどれほど得難く、優しい祈りに満ちているかなんて、痛いくらいにわかっている。
だからこれは、最初で最後の我が侭だ。
「連れて逝っても、くれないの……? わたし……沢山奪って、沢山殺して、あなたの愛した過去も望む未来も命も、全部ぜんぶ壊したのに!」
光の戦士は、冒険者は、サクラ・セリゼは――
「こんなわたしに、それでも、生きていけって言うの……」
467この世界に、そして鏡像世界に残された数多の未踏を見届けず終わるのかと焚き付けられて、心躍らなかったと言えば嘘になる。多くの罪と罰と重責を引き連れた英雄という肩書を、もう下ろしても良いのだと――ただの冒険者に戻って良いのだと、そう言われた。
それがどれほど得難く、優しい祈りに満ちているかなんて、痛いくらいにわかっている。
だからこれは、最初で最後の我が侭だ。
「連れて逝っても、くれないの……? わたし……沢山奪って、沢山殺して、あなたの愛した過去も望む未来も命も、全部ぜんぶ壊したのに!」
光の戦士は、冒険者は、サクラ・セリゼは――
「こんなわたしに、それでも、生きていけって言うの……」
飴猫屋
DOODLEアドベンチャラーなあれ好きです。某エピソードが紳士で話題なエメなので、こんなこともあるんじゃないかなと思いました。
2枚めは当方のTLにてお前の性癖っぽいねって話題になってたので、ちょっとアレンジして着せてみましたちょっとだけど肌色見えてるので一応注意。 2
riza
MAIKING【エメ光♀】おやすみ前のひととき的シチュエーションなんだけど暁月後そういう時空のお兄さん(中身オジサン)何着せたらいいのかぜんぜんわかんないッピ 体毛描くの楽しいかもしれないッピ 2riza
REHABILI【エメ光♀】暁月後謎時空/いつものミコッテヒカセンラザハンのエーテライトプラザでスコールに降られる話
ラブホにしけこむところみたいになったけどみたいも何も概ねそうなんだよな…
雨天決行 エーテルが揺らぎ、周囲の景色が揺らぐ。
地脈とエーテライトを用いた転移が正常に行われた感覚だ。
目的地であるその街を表す極彩色が見え――次いで、空に開けた天井から強風で叩きつけられる大粒の雫の感触が、エメトセルクの顔面を襲った。
「あ~、降られちゃった。天気予報聞いてくればよかった~」
哀れっぽいがどこかのんきな声が、傍らのかなり低い位置から聞こえた。
見ればミコッテの娘は耳を伏せて目元に両手を掲げ、大して役に立ちそうもない庇を作って流れの早い雲を見上げている。
そうこうしているうちに全身濡れ鼠になりつつあった。最早ため息をつく間も惜しい。
いつもの旅装ではなく、薄い織物を羽織った娘の肩を抱くような格好で促しながら、エーテライト・プラザから最寄りの路地に駆け込んだ。
957地脈とエーテライトを用いた転移が正常に行われた感覚だ。
目的地であるその街を表す極彩色が見え――次いで、空に開けた天井から強風で叩きつけられる大粒の雫の感触が、エメトセルクの顔面を襲った。
「あ~、降られちゃった。天気予報聞いてくればよかった~」
哀れっぽいがどこかのんきな声が、傍らのかなり低い位置から聞こえた。
見ればミコッテの娘は耳を伏せて目元に両手を掲げ、大して役に立ちそうもない庇を作って流れの早い雲を見上げている。
そうこうしているうちに全身濡れ鼠になりつつあった。最早ため息をつく間も惜しい。
いつもの旅装ではなく、薄い織物を羽織った娘の肩を抱くような格好で促しながら、エーテライト・プラザから最寄りの路地に駆け込んだ。
飴猫屋
DOODLE⚠最後一枚、別にえちちではないけど肌色多いかも⚠ネオイシュガルディアン装備良いよね。というあれです。
あとは診断と友達との話ででワッッッッッッッとなったやつと、昨日やったタグのやつ。 7
kinuito14
DONEエオ学エメ光♀ちゃんの幻覚に色塗ったり立ち絵を描くなどしたまだヒカセンちゃんのジョブが決まっていないけど少なくとも社会人ではある前提 在宅ワーカーとかかなあ (学園パロとはなんなのか 2
飴猫屋
DOODLE※腐向け※創作ヒカセン※色々捏造※エメおじとヒカセンで何処かのパーティーに潜入などするシーンが見たくて。
エメおじ普段猫背だけど背筋伸ばしたら更に大きいだろうし皇帝時代はパーティーとかそういう社交的な場にも参加せざるを得なかったタイミングとかあったんじゃないかとそうなると元来の性格もあってマナーもエスコートも立ち振舞も完璧なんじゃないかとえっめちゃくちゃ映えるななどと思い馳せすぎてたら友達が字数
飴猫屋
SPOILER※腐向け※※創作ヒカセン※
※服とか色々捏造※
※暁月未履修ですが受動喫煙により得たある人物の容姿バレ、本名バレあり※
※問題があればすぐに下げます※
友達から「エメ×雨(うちの子)良くない?」って言われてから俄然気になり、ぐだぐだしてた紅蓮のラストから一気に漆黒に踏み込んだ結果、見事沼にぶち嵌ったやつのログです。 18
小森千代
DONE漆黒での話。若干の捏造等あります。※性別表記あり※種族表現なし※うちの子注意※
エメ光♀表記ですが付き合ってません、お話したりご飯食べたり時々キスしてます。
ソルの身体を借りてるとはいえ元は普通の人間の身体なので、意外と人間らしい事もできるのかなと思い書いてみました。
夢と幻/エメ光♀(FF14)クリスタリウムにある自室の窓から外を眺める。
あれから幾分は活気づいたものの、罪喰いによる脅威はまだ完全に潰えていなかった。
あといくつ、この身に蓄えた光は耐えられるのだろう。
「騒がしい外を見て楽しいか?」
振り返ればそこにいたのはアシエン・エメトセルクだった。
「少しずつでも賑やかになって、いいことじゃない?」
「騒々しいだけだと思うがな」
まぁここから見えるのは岩ばかりだけどね、と付け加えた。
窓から見える外を背に縁へ座り直し、彼に正面を向ける。
彼はゆっくりとこちらに近づいていた。
協力関係を望まれてしばらく。時に静かに時に堂々と着いてきていた彼は、仲間を地脈から引き上げてくれたり我々がまだ知らないことを教えてくれた。
5102あれから幾分は活気づいたものの、罪喰いによる脅威はまだ完全に潰えていなかった。
あといくつ、この身に蓄えた光は耐えられるのだろう。
「騒がしい外を見て楽しいか?」
振り返ればそこにいたのはアシエン・エメトセルクだった。
「少しずつでも賑やかになって、いいことじゃない?」
「騒々しいだけだと思うがな」
まぁここから見えるのは岩ばかりだけどね、と付け加えた。
窓から見える外を背に縁へ座り直し、彼に正面を向ける。
彼はゆっくりとこちらに近づいていた。
協力関係を望まれてしばらく。時に静かに時に堂々と着いてきていた彼は、仲間を地脈から引き上げてくれたり我々がまだ知らないことを教えてくれた。