htr_wiwi
PASTエワ即売会(11)WEB再録②「am2:00」2023年発行
閉鎖環境試験2日目、口論になった日の夜の話です。
当時の本誌をふまえての話ですが今でも個人的に気に入っています。
ののさんにどつかれるカゲが描けて楽しかったです。
一部の台詞を変えたり、背景足したりしました。楽しんで頂けますと幸いです。 28
htr_wiwi
PASTエワ即売会(11)WEB再録①「おれはなにもしらないけれど」2023年発行
影犬のデート?を目撃してしまう若村の話です。
色々判明する前に描いたものなので犬飼くんがろっくん呼びしてますが、多分麓郎呼びの前段階にろっくん呼びは絶対挟まったし、今でも使い分けてたらいいなと思います。麓郎呼びの犬くんもまた描きたいです。 17
htr_wiwi
PAST2023年に描いた影犬なれそめはじめて本の冒頭ネームなんですが、その後の本誌展開もありこのまま仕上げることはないかな~と思ったので供養です。なれそめはじめてはずっと描きたくて考えてるんですが、影犬は現在進行形で関係が変化してる最中なので本誌からの”分からせ”を待っていたりして出しそびれてる…でもいますごく初夜が描きたいので夏に出せたらいいなと思います。はじめてはなんぼあったっていいし…(?) 18
yashinomiiii
DONE影犬。カゲが女の子に告白されるところを見てしまった犬飼くんがぐるぐる考えてめそめそして、それをカゲが慰めてくれるお話。
付き合って1年以内くらいのイメージです。
まだ🐶くんも影の隣にいていいのかグラつく時があるけど、その度に影が足元固めてくれるのでだんだん強固な影犬になっていくといい。
影がだいぶ🐶くんに甘くて優しい。 20
htr_wiwi
MEMO245話の煩悩9/16ちょっと追記
245話のちょっとあれカゲっていつもちゃんと人の顔を見て話すし犬と煽噛する時も目線外さないし245話もヒュースと話す犬くんの顔ガン見しながら聞いてるの本当に何…?なんですが、その後の犬くんのおれは~は発言にもだけどその表情にも驚いてるといい
見たことない顔で多分刺さってくるものも一緒で、次号でカゲのアンサーが見れるかもしれないけど、馬鹿にしたり軽んじたりはもちろん、自分がそう思ってなくても犬くんの言った本心を否定はしないと思う
犬には言わないけどすごく心に残った出来事になってたらいいなと思う、1人で大事に仕舞うかもしれない
でそれはそれとして、試験終わって一段落したあとにまあ、あの時の犬くんの顔を思い出したりしてまあ……………………抜いてしまって全てをひっくるめてひとり自己嫌悪に悶えてほしさも……ある(その後なんやかんや影犬になる)
507見たことない顔で多分刺さってくるものも一緒で、次号でカゲのアンサーが見れるかもしれないけど、馬鹿にしたり軽んじたりはもちろん、自分がそう思ってなくても犬くんの言った本心を否定はしないと思う
犬には言わないけどすごく心に残った出来事になってたらいいなと思う、1人で大事に仕舞うかもしれない
でそれはそれとして、試験終わって一段落したあとにまあ、あの時の犬くんの顔を思い出したりしてまあ……………………抜いてしまって全てをひっくるめてひとり自己嫌悪に悶えてほしさも……ある(その後なんやかんや影犬になる)
htr_wiwi
PAST2023/5/4に発行されました影犬同棲アンソロジー「俺と、おれと、日々と。」に寄稿した同棲影犬の再録です。素敵な機会をありがとうございました!せっかくなので幸せなのがいいな~と思い、珍しくとてもラブラブです。 10
らんな
MENU◆5/4「超吾が手に引き金を2023」東2 ヌ16b × コーヒーチョコレート
◆影犬新刊
「アオハルじゃない恋」 600円 B5×40ページ
付き合ってないカゲから突然キスされて困惑から始まる影犬のお話
もちすけさんにゲスト3ページ頂きました
◆書店委託
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031063533/ 8
83_7001
REHABILIhttps://twitter.com/torinaxx/status/1542085843246264321?s=20&t=oij2ZOPn6hIrgJSJpudu6Aお借りしてます。 1106
Rxw14C7P5qBa2IM
DONE影犬ワンドロありがとうございました。カメラロールスマホのカメラロールに映るのは、お洒落なカフェの食べる前に撮った写真たち。
我ながらくだらないと思うけど、これが結構女の子ウケいいんだよね。
対するカゲのカメラロールは、本人が「そんなもん見てどうすんだ?」って首傾げるくらい、何もない。
「……見せてくれてありがと」
スマホを返したら、「あぁ……」と不思議そうな顔していた。
話題作りの為に見せて貰ったけど結局何もなく、自己嫌悪に陥っただけだった。
付き合おうか、と言ってくれたのはカゲで、その言葉はすっごく嬉しかったんだけど、なんていうか、それから進展がない。
それが焦ったくて距離を縮めたかったけど、不発に終わった。
カゲが「おめーのも見せろよ」と言ってきたのでとりあえず渡す。
1162我ながらくだらないと思うけど、これが結構女の子ウケいいんだよね。
対するカゲのカメラロールは、本人が「そんなもん見てどうすんだ?」って首傾げるくらい、何もない。
「……見せてくれてありがと」
スマホを返したら、「あぁ……」と不思議そうな顔していた。
話題作りの為に見せて貰ったけど結局何もなく、自己嫌悪に陥っただけだった。
付き合おうか、と言ってくれたのはカゲで、その言葉はすっごく嬉しかったんだけど、なんていうか、それから進展がない。
それが焦ったくて距離を縮めたかったけど、不発に終わった。
カゲが「おめーのも見せろよ」と言ってきたのでとりあえず渡す。
Rxw14C7P5qBa2IM
DOODLE付き合ってない影犬。あんまり見直せなかったのでまた後日推敲します。
お好み焼きを一緒に食べた日はっきり言えば嫌いで、悪い印象しかなかった犬飼だったが最近になって嫌な奴だけではないと思い始めた影浦は少し彼に興味を惹かれるようになった。だが彼を知る手段がないことに思い至り、荒船に相談すると「飯誘えばいいだろ」と苦笑される。
「……いや、簡単に言うけど今まで露骨に避けてたのに急に飯に誘うのもおかしーだろ」
「別におかしくないぞ? 犬飼も大人なんだから察するだろ」
「それに何が嫌いで好きかもわかんねぇし」
「そういうのをこれから知っていくんじゃないか。あ、俺は教えないぞ」
そうやって手をひらひらさせながら荒船は言うだけ言って去っていく。
◇
「えっ?! 駅前に出来たお好み焼き屋さんの偵察に行くの?! おれも?!」
2786「……いや、簡単に言うけど今まで露骨に避けてたのに急に飯に誘うのもおかしーだろ」
「別におかしくないぞ? 犬飼も大人なんだから察するだろ」
「それに何が嫌いで好きかもわかんねぇし」
「そういうのをこれから知っていくんじゃないか。あ、俺は教えないぞ」
そうやって手をひらひらさせながら荒船は言うだけ言って去っていく。
◇
「えっ?! 駅前に出来たお好み焼き屋さんの偵察に行くの?! おれも?!」
Rxw14C7P5qBa2IM
DOODLE銭湯に行く付き合ってる影犬。銭湯に行く日「ほれ、コーヒー」
喉が渇いたと言っていた犬飼についでだからと買ってきた飲み物を見て、彼は思い切り顔を歪めた。
刺さる感情も怒りというよりは疑問。
感情を先に感じた頃に、犬飼はようやく「なんで?」と口を開いた。
「おれ、いっつもミルクティー飲んでるよね? なのになんでコーヒー?」
「嫌いだったのか? 偶にはいいんじゃねーかと買ってきたんだけど……人が親切で買ってきたもんに文句つけんじゃねぇよ」
「おれのことわかってないって思った」
「おめーがいっつもミルクティー飲んでんのは知ってる。が、それはそれとして俺がコーヒーの気分だったから付き合えよ」
「おれがミルクティー飲んでんのは女の子にウケるからなんだよね。二宮さんがコーヒー飲んでんのは大人って感じだけど、おれがコーヒー飲んでても似合わないでしょ?」
1765喉が渇いたと言っていた犬飼についでだからと買ってきた飲み物を見て、彼は思い切り顔を歪めた。
刺さる感情も怒りというよりは疑問。
感情を先に感じた頃に、犬飼はようやく「なんで?」と口を開いた。
「おれ、いっつもミルクティー飲んでるよね? なのになんでコーヒー?」
「嫌いだったのか? 偶にはいいんじゃねーかと買ってきたんだけど……人が親切で買ってきたもんに文句つけんじゃねぇよ」
「おれのことわかってないって思った」
「おめーがいっつもミルクティー飲んでんのは知ってる。が、それはそれとして俺がコーヒーの気分だったから付き合えよ」
「おれがミルクティー飲んでんのは女の子にウケるからなんだよね。二宮さんがコーヒー飲んでんのは大人って感じだけど、おれがコーヒー飲んでても似合わないでしょ?」
Rxw14C7P5qBa2IM
TRAINING夏の影犬!お化け屋敷に行ったお話「三門ビル最上階に夏季限定でお化け屋敷のアトラクションが出来たみたいだぞ。今日夕方からみんなで行くつもりだが、犬飼も行くか?」
と荒船に誘われて丁度予定のなかった犬飼は「行く行く〜」と深く考えず誘いに応じる。
現地待ち合わせということで荒船と一緒に三門ビル最上階に行けばすでに普通校メンバーが来ていたようで、村上、穂刈、北添、そして影浦がいた。
犬飼は「あ、カゲもいるんだー」と手を振ったが、影浦は「おいなんでクソ犬がいんだよ荒船」と舌打ちしている。
お化け屋敷の前で男子高校生6人が集合したところで荒船が「お化け屋敷に6人で入るのはさすがに怖さが半減するな」と言ったので「2人ずつにしようか」と北添が提案する。
1227と荒船に誘われて丁度予定のなかった犬飼は「行く行く〜」と深く考えず誘いに応じる。
現地待ち合わせということで荒船と一緒に三門ビル最上階に行けばすでに普通校メンバーが来ていたようで、村上、穂刈、北添、そして影浦がいた。
犬飼は「あ、カゲもいるんだー」と手を振ったが、影浦は「おいなんでクソ犬がいんだよ荒船」と舌打ちしている。
お化け屋敷の前で男子高校生6人が集合したところで荒船が「お化け屋敷に6人で入るのはさすがに怖さが半減するな」と言ったので「2人ずつにしようか」と北添が提案する。
Rxw14C7P5qBa2IM
DOODLE遠征試験影犬。やきもち。
付き合ってない。
これは愛と呼ぶのでしょうか。柿崎3番隊。
今夜のシャワーの順番はくじで決めようということになった。
別役が1番のくじを引き、2番を引いた犬飼へと振り返る。
「犬飼先輩、鈴鳴ではよく時短のためにふたりずつお風呂入ったりしてるっす! 一緒に入りませんか?」
「へー、鈴鳴仲良いね。うちも姉さんらが偶にやってるよ。時短でね。シャワーだから水量と電気量は変わらないだろうけど、早く寝たいしいいんじゃない?」
軽く了承した犬飼を柿崎は「太一も犬飼も細いし親睦を深められるという点ではいいんじゃないか?」と微笑ましく頷き、そしてハッとしたように影浦を見て「あ、さすがに俺とカゲじゃ狭すぎると思うがカゲが一緒に入りたいって言うなら俺は全然……」と焦ったように付け加え、影浦に「一緒に入りたいって思ってねーから!」と言われた。
1865今夜のシャワーの順番はくじで決めようということになった。
別役が1番のくじを引き、2番を引いた犬飼へと振り返る。
「犬飼先輩、鈴鳴ではよく時短のためにふたりずつお風呂入ったりしてるっす! 一緒に入りませんか?」
「へー、鈴鳴仲良いね。うちも姉さんらが偶にやってるよ。時短でね。シャワーだから水量と電気量は変わらないだろうけど、早く寝たいしいいんじゃない?」
軽く了承した犬飼を柿崎は「太一も犬飼も細いし親睦を深められるという点ではいいんじゃないか?」と微笑ましく頷き、そしてハッとしたように影浦を見て「あ、さすがに俺とカゲじゃ狭すぎると思うがカゲが一緒に入りたいって言うなら俺は全然……」と焦ったように付け加え、影浦に「一緒に入りたいって思ってねーから!」と言われた。
tri__er
DONE脳内で夏の推しカプ祭りが始まってます!これだけ連日暑かったら、影犬だって頭沸いちゃうんじゃないでしょうか。*
「えっと、おれと花火しない?」
はぁ?と嫌な顔を隠しもせずに眉を顰めた影浦に、まぁまぁ話を聞いてよとまとわりつく。
春と夏の間。うっとおしい梅雨時期の、数日間だけ続く雨の切れ間。さんさんと輝く太陽が日中これでもかと急に気温をあげて、一気に体温調節機能が根を上げてしまいそうな天気が連日続いていた。
トリオン体ならばなんら気にすることはないけれど、あいにくすでに生身に戻った体はじんわりと汗をかいている。
今日も今日とて、陽が落ちてしんと静まったこの時間帯でも残念ながらあまり気温は下がらなかったようだ。
「……花火」
「そう、花火」
合ってるよ、と頷きながら肯定をくり返す。
なんだかんだ優しくて面倒見の良いカゲは、おれ相手じゃなければよほど機嫌が最悪な時を除けばいくら突飛な内容だって話くらいは聞いてくれる。
4386「えっと、おれと花火しない?」
はぁ?と嫌な顔を隠しもせずに眉を顰めた影浦に、まぁまぁ話を聞いてよとまとわりつく。
春と夏の間。うっとおしい梅雨時期の、数日間だけ続く雨の切れ間。さんさんと輝く太陽が日中これでもかと急に気温をあげて、一気に体温調節機能が根を上げてしまいそうな天気が連日続いていた。
トリオン体ならばなんら気にすることはないけれど、あいにくすでに生身に戻った体はじんわりと汗をかいている。
今日も今日とて、陽が落ちてしんと静まったこの時間帯でも残念ながらあまり気温は下がらなかったようだ。
「……花火」
「そう、花火」
合ってるよ、と頷きながら肯定をくり返す。
なんだかんだ優しくて面倒見の良いカゲは、おれ相手じゃなければよほど機嫌が最悪な時を除けばいくら突飛な内容だって話くらいは聞いてくれる。
tri__er
DOODLE影犬のちゅー、セフレの時のほうがめちゃくちゃ好き勝手に相手の意思とか関係なくしたい時にしたいまましてたのに、いざ付き合ってからはお互いの出方を窺ってまったくちゅーできなくなるの可愛いなぁと思った妄想の発露です*「……ねぇ」
「なんだよ」
「…………べつに」
チリッ、と唇に走る熱。
やりたきゃいつもみたいに影浦の気持ちなどまるで無視してすればいい。
なにも、はじめてというわけではないのだし、お利口に我慢するような間柄でもない。形を変えたはずの関係ならば、なおさら。
「じゃあまたね」
ふい、と逸らされる視線。
今日もまた、見え見えの欲を抱えたそのまま、犬飼は影浦のもとを去るつもりらしい。
常々何を考えてるか分からない男だが、最近はさらに分からない。そのくせ、筒抜けでもある。
これで何回目だ、と考えて。指が5本たたんで5本ひらいてしまうことに気がついてしまったら、もうだめだった。
くそ、と胸の奥でモヤモヤと鎮座するわだかまりを吐き出すように、苦々しく舌打ちをしてから影浦は犬飼の頭へ手を回した。
「……っ、なに」
「うぜーんだよ、ずっと」
視線が絡み合ったまま、ゆっくりと顔を近付ければ碧色の奥が期待に弾ける。
うれしい、とあまりに無防備な気持ちを渡されて、触れるまであとほんのわずか、というところで思わず止まってしまった。
まじまじと犬飼を見 1361