ニシン
MOURNINGなんで兄さんの様子がおかしいのか全く思いつかなかったので供養。何も考えずに書くからこうなるんだなぁ…。
疲れてる四代目と様子のおかしい真島の話。桐生はわりと人に頼るタイプだ。
一人で抱え込むこともあるが、自分のキャパシティがそんなに大きくないという自覚があるため、手に負えないと感じたらさっさと他人の手を借りる。不器用な自分がやるよりも適切な人間なんていくらでもいるのだ。
効率化を考慮してなんて難しい思考回路ではなく。もっと単純に、「これはちょっと無理かも」と思ったら人に任せているだけである。
しかしどうしても桐生でなければならない仕事もあるわけで。ここ二週間ほど、ずっと本部に缶詰だった。
肩が重く、腰も痛い。
倦怠感が重くのしかかる。
思う存分体を動かせていないのもこの言い様のない疲労感の一端なのだろう。
組の問題は大きいものから小さいものまで様々だ。桐生が四代目の椅子に座ることに反発する組も当然あったが、力で反抗する組は力で捻じ伏せ、対話を望む組には対話で応じ、今は概ね落ち着いている状況だった。
4631一人で抱え込むこともあるが、自分のキャパシティがそんなに大きくないという自覚があるため、手に負えないと感じたらさっさと他人の手を借りる。不器用な自分がやるよりも適切な人間なんていくらでもいるのだ。
効率化を考慮してなんて難しい思考回路ではなく。もっと単純に、「これはちょっと無理かも」と思ったら人に任せているだけである。
しかしどうしても桐生でなければならない仕事もあるわけで。ここ二週間ほど、ずっと本部に缶詰だった。
肩が重く、腰も痛い。
倦怠感が重くのしかかる。
思う存分体を動かせていないのもこの言い様のない疲労感の一端なのだろう。
組の問題は大きいものから小さいものまで様々だ。桐生が四代目の椅子に座ることに反発する組も当然あったが、力で反抗する組は力で捻じ伏せ、対話を望む組には対話で応じ、今は概ね落ち着いている状況だった。
ニシン
MOURNINGはじめちゃんが鶏競で一文無しになるだけの話だけど、大して喋りません。三番隊がだらだら話してるだけの話はぶつ切れです。何これ?維新小話【はじめちゃんが鶏競で一文無しになるだけの話】
藍の暖簾をくぐると、狐目の男がカコン!と出入りを伝える木を打った。目から下は濃紺の布で隠れており、布には白糸で縦に『御用』と刺繍されている。
「おや、街の人気者が来たね」
揶揄いを含んだ声から、斎藤とはそれなりに気安い仲なのだろうと伺える。
男が座る後ろの違い棚には地面へ垂れ下がる蛇腹本や瓶詰めされた色とりどりの羽、刀や鉄砲にイノシシの首の剥製、草木で染められた絹布や大小様々な玉飾りなど、雑多なもので溢れかえっていて、一見すると万屋のような店構えをしている。
それらが全て、受付台の左右に吊り下がっている藍色の大きな提灯にぼうっと青く照らされ、怪しい雰囲気を醸し出していた。
4423藍の暖簾をくぐると、狐目の男がカコン!と出入りを伝える木を打った。目から下は濃紺の布で隠れており、布には白糸で縦に『御用』と刺繍されている。
「おや、街の人気者が来たね」
揶揄いを含んだ声から、斎藤とはそれなりに気安い仲なのだろうと伺える。
男が座る後ろの違い棚には地面へ垂れ下がる蛇腹本や瓶詰めされた色とりどりの羽、刀や鉄砲にイノシシの首の剥製、草木で染められた絹布や大小様々な玉飾りなど、雑多なもので溢れかえっていて、一見すると万屋のような店構えをしている。
それらが全て、受付台の左右に吊り下がっている藍色の大きな提灯にぼうっと青く照らされ、怪しい雰囲気を醸し出していた。
ニシン
DOODLE昔々、終電続きだった時に意識を保つために書いたものです。当然纏まりはないし、特に内容もない上に5歳が幼児なのかも分かりません。えへ。幼児桐生と駄目な大人たち【登場人物】
〇天使
・桐生ちゃん(5歳)
〇大人たち
・ガチ告白をする秋山
・愛情が重い真島
・常識人ぶる大吾
◇秋山の場合
桐生と初めて会った日。
コツコツ培ってきた話術なんてものは、桐生の視線ひとつでアッサリと奪われてしまった。自分が何を喋ったのか、どんな顔をしていたのか、何ひとつ覚えていなかった。
だって憧れの人なのだ。
画面越しに見ていたアイドルが急に自分に話しかけてきたようなものだった。いつまで経っても慣れやしない。だから桐生と居る時の秋山の脳内は、緩い笑顔と気安い態度からは想像もつかないほど荒れ狂っているのが常だった。
そんな秋山の目の前に、天使は現れた。
柔らかな髪、ふくふくの頬、大きな瞳。
どこもかしこもまろい曲線で構成されている。
8794〇天使
・桐生ちゃん(5歳)
〇大人たち
・ガチ告白をする秋山
・愛情が重い真島
・常識人ぶる大吾
◇秋山の場合
桐生と初めて会った日。
コツコツ培ってきた話術なんてものは、桐生の視線ひとつでアッサリと奪われてしまった。自分が何を喋ったのか、どんな顔をしていたのか、何ひとつ覚えていなかった。
だって憧れの人なのだ。
画面越しに見ていたアイドルが急に自分に話しかけてきたようなものだった。いつまで経っても慣れやしない。だから桐生と居る時の秋山の脳内は、緩い笑顔と気安い態度からは想像もつかないほど荒れ狂っているのが常だった。
そんな秋山の目の前に、天使は現れた。
柔らかな髪、ふくふくの頬、大きな瞳。
どこもかしこもまろい曲線で構成されている。
ニシン
DONEハロウィン真桐です。間に合わなかった上にだいぶ思っていたのと違うものができました。いつものことですが。ハロウィン真桐「今日何の日やと思う?」
「知りませんけど」
昼下がり。
人通りの多い神室町の大通りでバットを肩に担いだ真島は、残念な子を見るような目で頷いた。
「ほんま桐生ちゃんはイベント事に疎いのぉ…。ええか、イベントっちゅうもんは金になる。これからシノギ任された時、アホらしい祭りの波に乗れるかどうかで稼ぎが変わってくるんや。まだキリトリばかりで意識しとらんやろうけど、この先お前自身が金を生み出すことを求められる。思考と分析を欠いたらアカン。泥臭いシノギなんてそのうち時代遅れになるんや。今のうちに成功のベースロジックを構築しとかな、土地転がしの残り汁でデカい顔しとる邪魔なタヌキ共を引き摺り下ろせへんで。フィジビリティスタディは出来るか?幸い体力だけはアホほどある奴らばかりやし、たま~に脳ミソがある奴もおる。上手く使い分けることが生き残るための――……」
7495「知りませんけど」
昼下がり。
人通りの多い神室町の大通りでバットを肩に担いだ真島は、残念な子を見るような目で頷いた。
「ほんま桐生ちゃんはイベント事に疎いのぉ…。ええか、イベントっちゅうもんは金になる。これからシノギ任された時、アホらしい祭りの波に乗れるかどうかで稼ぎが変わってくるんや。まだキリトリばかりで意識しとらんやろうけど、この先お前自身が金を生み出すことを求められる。思考と分析を欠いたらアカン。泥臭いシノギなんてそのうち時代遅れになるんや。今のうちに成功のベースロジックを構築しとかな、土地転がしの残り汁でデカい顔しとる邪魔なタヌキ共を引き摺り下ろせへんで。フィジビリティスタディは出来るか?幸い体力だけはアホほどある奴らばかりやし、たま~に脳ミソがある奴もおる。上手く使い分けることが生き残るための――……」
ぺずぱ@🐍🐉
DONEぬい写おまけのような小話ですきるちお誕生日おめでとうございました!!
突発で当日書き始めた挙句、寝落ちました。すみません。
よいこのみんなはあんまりおてらでいちゃいちゃしないでね!
ONLY THE BLUE KNOWS 「きりゅうちゃん、明日の誕生日デート行かへん?」
そう言われて、特に断る理由もなかった。
午前中から動きたいから、と今朝は少し早めに起きて指定された服に着替える。そして巨大なターミナル駅から銀色の車両に二人で乗り込んだ。
既に小一時間は揺られているのだが、行き先はわからない。
今日は自分と色違いのシャツを着た隣の男に向かって、いったいどこへ行くんだ?と問うように目を合わせてみたが「そんな遠くやないで」と言うだけではっきりした答えは得られない。
どうやら教える気は無いらしい。
着いてからのお楽しみやとでも言うように目を細めて意味ありげに微笑むだけだった。
ならばこちらもこれ以上は追及せずに楽しみにしておくとしよう。
5254そう言われて、特に断る理由もなかった。
午前中から動きたいから、と今朝は少し早めに起きて指定された服に着替える。そして巨大なターミナル駅から銀色の車両に二人で乗り込んだ。
既に小一時間は揺られているのだが、行き先はわからない。
今日は自分と色違いのシャツを着た隣の男に向かって、いったいどこへ行くんだ?と問うように目を合わせてみたが「そんな遠くやないで」と言うだけではっきりした答えは得られない。
どうやら教える気は無いらしい。
着いてからのお楽しみやとでも言うように目を細めて意味ありげに微笑むだけだった。
ならばこちらもこれ以上は追及せずに楽しみにしておくとしよう。
ニシン
DOODLEスレッドある維新の妄想隊士内で掲示板がある世界線の維新
虎之助が入隊した時と、疲れてる副長の話題
【虎之助が朝礼で紹介された後】
308:たのしいしんせんぐみ
そういえば虎之助のこと、よく副長許可したな
309:たのしいしんせんぐみ
確かに。今でこそ欠かせない仲間だけど、入隊時は全員遠巻きだったしな
310:たのしいしんせんぐみ
言われてみれば入隊許可の経緯知らないかも
311:たのしいしんせんぐみ
俺その時の会話たまたま聞いてたから少し知ってるよ。
斎藤と副長が食堂の出入り口で話してた時の会話↓
「土方、三番隊の隊士候補を見つけたんだが…」
「そうか。斎藤君の人選を疑う訳ではないが、私も一度どんな人物なのか見ておきたい。今日でよければ直ぐにでも時間が取れるがどうだ?」
1950虎之助が入隊した時と、疲れてる副長の話題
【虎之助が朝礼で紹介された後】
308:たのしいしんせんぐみ
そういえば虎之助のこと、よく副長許可したな
309:たのしいしんせんぐみ
確かに。今でこそ欠かせない仲間だけど、入隊時は全員遠巻きだったしな
310:たのしいしんせんぐみ
言われてみれば入隊許可の経緯知らないかも
311:たのしいしんせんぐみ
俺その時の会話たまたま聞いてたから少し知ってるよ。
斎藤と副長が食堂の出入り口で話してた時の会話↓
「土方、三番隊の隊士候補を見つけたんだが…」
「そうか。斎藤君の人選を疑う訳ではないが、私も一度どんな人物なのか見ておきたい。今日でよければ直ぐにでも時間が取れるがどうだ?」