isma_thenoir
DONEドラゴンズドグマ2二次創作小説薔薇の宮殿から出てきた時のポーンの反応から話を膨らませた小話です。
メインポーンの名がエリノアで、姿もエリノアにそっくりという設定です。
DD2二次創作小説[記憶]の後のお話。 3018
isma_thenoir
DONEDDONの二次創作小説小説[リズep]の後のお話です。
ドラゴンズドグマオンライン[世界調査隊の結成] 先日メルゴダ護政区で入手した古文書を片手に、イスマはポーン達を連れレーゼ神殿へ向かっていた。
神殿へと向かう長い階段に差し掛かろうとした時、背後から呼び止められた。
「隊長~!」
イスマは驚いて振り向いた。呼び止めたのはリズだった。リズと一緒にガルドリンとエリオットも立っていた。
「どうしたの?皆揃って…」
「隊長こそ、神殿に何か用事でもあるの?」
「あぁ、リズは知ってるだろうけど、先日メルゴダ護政区で見付けたこの本について、ジョゼフやクラウスに聞いてみたいことがあって…。」
「あの時の古文書…やっぱり…。ねぇ、隊長。隊長が追い求めてる、世界に纏わる謎…その調査の仲間に、私達も加えてもらえないかな?」
「…え?」
1988神殿へと向かう長い階段に差し掛かろうとした時、背後から呼び止められた。
「隊長~!」
イスマは驚いて振り向いた。呼び止めたのはリズだった。リズと一緒にガルドリンとエリオットも立っていた。
「どうしたの?皆揃って…」
「隊長こそ、神殿に何か用事でもあるの?」
「あぁ、リズは知ってるだろうけど、先日メルゴダ護政区で見付けたこの本について、ジョゼフやクラウスに聞いてみたいことがあって…。」
「あの時の古文書…やっぱり…。ねぇ、隊長。隊長が追い求めてる、世界に纏わる謎…その調査の仲間に、私達も加えてもらえないかな?」
「…え?」
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DONEDDONの二次創作小説漫画[ポーンの夢]の後のお話で、
シーズン2とシーズン3の間に起こっていることです。
ドラゴンズドグマオンライン [リズep] レスタニアの北部、そこは禁域と呼ばれる荒野が広がるザンドラと呼ばれる地。
その最北端にある、メルゴダ護政区を一望できる崖の上で、立ち尽くしている女の子がいる。
女の子…に見えるが、あれは覚者、リズだ。遠目でも、特徴的な姿と雰囲気で直ぐにわかった。
「どうしたの?こんなところで。」
イスマは彼女に近付きながら、声を掛ける。
「…あっ!隊長~!護政区で調べ物をしようと思ったんだけど…いざここまで来て、やっぱり一人で行くの不安になっちゃって…いつもはプラムがいるけど、今はクラフト頼んでるんだよね。」
「そうなんだ。じゃあ一緒に行こうか?」
「いいの?!って…そういう隊長もポーンつれてないみたいだけど…」
「俺も一緒だよ、今クラフト頼んでる。待っているのも暇だから、レスタニアについて調べて見聞を広げようと思って、ここへ来たんだ。」
8584その最北端にある、メルゴダ護政区を一望できる崖の上で、立ち尽くしている女の子がいる。
女の子…に見えるが、あれは覚者、リズだ。遠目でも、特徴的な姿と雰囲気で直ぐにわかった。
「どうしたの?こんなところで。」
イスマは彼女に近付きながら、声を掛ける。
「…あっ!隊長~!護政区で調べ物をしようと思ったんだけど…いざここまで来て、やっぱり一人で行くの不安になっちゃって…いつもはプラムがいるけど、今はクラフト頼んでるんだよね。」
「そうなんだ。じゃあ一緒に行こうか?」
「いいの?!って…そういう隊長もポーンつれてないみたいだけど…」
「俺も一緒だよ、今クラフト頼んでる。待っているのも暇だから、レスタニアについて調べて見聞を広げようと思って、ここへ来たんだ。」
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DONEドラゴンズドグマの二次創作小説DD1で主人公(イスマ)が覚者になるまでのお話です。
ドラゴンズドグマ[始まり]「危険ですよ、こんな嵐の日に浜辺へ行くなんて…」
「わしを誰だと思っておる。大丈夫だ、船が流されないように縄を足してくるだけだ。直ぐに戻る。キナはここにいなさい。」
「…はい…、分かりました。無理はしないでくださいね。」
「うむ…、行ってくる。」
村長の家を出てアダロはカサディスの浜辺へと向かった。酷い嵐で、流石に誰一人外に出ている者はいない。これ程の嵐は雨のあまり降らないこの地方では珍しかった。
「うん…?あれは…人が倒れておる、村の者か?」
アダロは嵐の中、浜辺へ駆けていく。
「……これは…、子供じゃないか!村の者ではないな、流されてきたのか。……まだ息がある!」
嵐と共に、カサディスに現れた少年。彼は砂浜に打ち上げられていた。奇跡的に息はあるが衰弱仕切っていた。アダロは自分の家へ少年を担ぎ込み、少年と同じ年ほどの孫娘であるキナに看病させた。少年は命をとりとめたものの、何日も魘され目覚めなかった。
6715「わしを誰だと思っておる。大丈夫だ、船が流されないように縄を足してくるだけだ。直ぐに戻る。キナはここにいなさい。」
「…はい…、分かりました。無理はしないでくださいね。」
「うむ…、行ってくる。」
村長の家を出てアダロはカサディスの浜辺へと向かった。酷い嵐で、流石に誰一人外に出ている者はいない。これ程の嵐は雨のあまり降らないこの地方では珍しかった。
「うん…?あれは…人が倒れておる、村の者か?」
アダロは嵐の中、浜辺へ駆けていく。
「……これは…、子供じゃないか!村の者ではないな、流されてきたのか。……まだ息がある!」
嵐と共に、カサディスに現れた少年。彼は砂浜に打ち上げられていた。奇跡的に息はあるが衰弱仕切っていた。アダロは自分の家へ少年を担ぎ込み、少年と同じ年ほどの孫娘であるキナに看病させた。少年は命をとりとめたものの、何日も魘され目覚めなかった。
lehvi3
DONE完成した☺️ユージーンは無印覚者の戦徒の名前。
最後に覚者から贈られた大切な名前。
身代わりではない、一人の人間として彼は生きていく。彼の話はきちんと書きたい…。プロットはあるw
パス お正月
isma_thenoir
DONEドラゴンズドグマの二次創作小説エリノアep01の後のお話です。
ドラゴンズドグマ[力と意志] 「この体は魔導の器にすぎない、俺こそが偉大なる力、そのものとなるのだ。」
禍々しい黒いオーラを纏った男は、赤く怪しく光る眼光でこちらを睨んでいる。
「お前も自分の目的の為に人の命を操り利用しただろう、覚者ともてはやされてはいるが、実のところ皆お前を異質だと思っている。忌み嫌われているのだ…」
男の指で血のように赤い何かが、ギラリと光る。
「もう一度聞こう、何故俺を追ってきた?俺を捕らえて点数稼ぎか?いや違う…お前が欲しているのは、力だ。そう…、この指輪の力。そうだろう?くくく…お前は俺と同じ臭いがするぞ…いずれ、直ぐに分かる。お前もな…」
(違う…)
「もう後に引くことなどできない。…そして、虚無の世界に絶望する…」
1235禍々しい黒いオーラを纏った男は、赤く怪しく光る眼光でこちらを睨んでいる。
「お前も自分の目的の為に人の命を操り利用しただろう、覚者ともてはやされてはいるが、実のところ皆お前を異質だと思っている。忌み嫌われているのだ…」
男の指で血のように赤い何かが、ギラリと光る。
「もう一度聞こう、何故俺を追ってきた?俺を捕らえて点数稼ぎか?いや違う…お前が欲しているのは、力だ。そう…、この指輪の力。そうだろう?くくく…お前は俺と同じ臭いがするぞ…いずれ、直ぐに分かる。お前もな…」
(違う…)
「もう後に引くことなどできない。…そして、虚無の世界に絶望する…」
isma_thenoir
DONEドラゴンズドグマ2二次創作小説海底神殿でみた記憶の小話です。
メインポーンの名がエリノアで、姿もエリノアにそっくりという設定です。
ドラゴンズドグマ「エリノアep_01」を読んでいると話が繋がります。
ドラゴンズドグマ2「記憶」「………、………う…。」
「マスター…!大丈夫ですか、マスター!?」
聞き慣れた声に呼び戻された。
意識が朦朧として、自分が今どこにいるのかも判然としない。地面に手を付き、体を起こそうとする。まだ視界がぐらついて、焦点が合わない。
「…あ……、俺…は……」
「しっかりしてください!」
「…エリ、ノア……」
「はい、私はここにいます。」
「君が無事で、本当に良かった…」
「はい…?」
先程まで、渡り歩廊の塀を越え、身を投げようとしていた彼女が、目の前にいる。
俺は心から安堵し、彼女を抱きしめた。
「…………マスター…」
ポーンであるエリノアは、覚者イスマが己と記憶の中のある女性とを重ね、あるいは錯覚し、意識混濁の状態であると瞬時に悟った。
1921「マスター…!大丈夫ですか、マスター!?」
聞き慣れた声に呼び戻された。
意識が朦朧として、自分が今どこにいるのかも判然としない。地面に手を付き、体を起こそうとする。まだ視界がぐらついて、焦点が合わない。
「…あ……、俺…は……」
「しっかりしてください!」
「…エリ、ノア……」
「はい、私はここにいます。」
「君が無事で、本当に良かった…」
「はい…?」
先程まで、渡り歩廊の塀を越え、身を投げようとしていた彼女が、目の前にいる。
俺は心から安堵し、彼女を抱きしめた。
「…………マスター…」
ポーンであるエリノアは、覚者イスマが己と記憶の中のある女性とを重ね、あるいは錯覚し、意識混濁の状態であると瞬時に悟った。
isma_thenoir
DONEドラゴンズドグマ二次創作小説覚者イスマくん×エリノア馴初めのお話
クエスト逢瀬の代償の後の話です。
小説と言えるほどのものではないですが、こんなことがあった…というメモ程度に。
ドラゴンズドグマ「エリノアep_01」 エリノアは一人怯え震えていた。
それは数日前の晩のことだった。領王エドマンは王妃の部屋を訪ねたかと思うと、虚ろな表情でエリノアに近付き、ベッドに押し倒すと彼女の首を掴み、締め殺そうとした。その時、領王が発していたレノアという女性の名。おそらく前王妃のことだろう…その女性の面影をエリノアに重ねたのか、まるで何かに取り憑かれたかようにエリノアを襲ったのだ。
あの時の領王は、正気ではなかった。何を考えているのか分からない。それでなくとも、政略結婚で嫁いた先の領王は、まるで彼女には無関心で、ただ鳥籠のような離れの塔に閉じ込めているだけ。ドラゴンを退けた英雄とは呼ばれているが、エリノアがこちらの国へ来てから会話すらまともにしたことがない。どんな人物なのか彼女には知る由もなかった。
3858それは数日前の晩のことだった。領王エドマンは王妃の部屋を訪ねたかと思うと、虚ろな表情でエリノアに近付き、ベッドに押し倒すと彼女の首を掴み、締め殺そうとした。その時、領王が発していたレノアという女性の名。おそらく前王妃のことだろう…その女性の面影をエリノアに重ねたのか、まるで何かに取り憑かれたかようにエリノアを襲ったのだ。
あの時の領王は、正気ではなかった。何を考えているのか分からない。それでなくとも、政略結婚で嫁いた先の領王は、まるで彼女には無関心で、ただ鳥籠のような離れの塔に閉じ込めているだけ。ドラゴンを退けた英雄とは呼ばれているが、エリノアがこちらの国へ来てから会話すらまともにしたことがない。どんな人物なのか彼女には知る由もなかった。