紫雨(shigure)
MOURNING「明日は君の隣で」忘羨の現代AUで、2人とも大学生という設定です。
女装して街へ繰り出した魏嬰が、藍湛をナンパして男だという事を隠してデートするお話。
もとは前々回のワンライ(お題「誤解」)に合わせて書くつもりだったのに、まったく収まらず…!
明日は君の隣で 廃屋の朽ちた扉に手をかけて中に入ると、左奥の物陰からゆらりと歪な動きの人影が飛び出し、こちらへ近づいてくる。――――――彷屍だ。
魏無羨は、手にした銃の照準を彷屍の頭蓋に合わせると、数回トリガーを引く。彷屍はあえなく崩れ落ちるが、その後ろからも、二体の彷屍が続いて姿を現した。魏無羨は慌てる様子もなく次の彷屍に銃口を向ける。
「お兄さん! 次、右手前から飛び出してくるからお願い!」
「うん、わかった」
呼びかけに応えた藍忘機は、自身の持つ銃を右手前に向け、彷屍が下部から頭を出した瞬間にその頭を撃ち抜くと、そのまま魏無羨に加勢して、襲い来る彷屍にとどめを刺した。
「お兄さんさすが! かっこいい!」
ここでゲーム画面が切り替わる関係で、少しのインターバルがあることを知っている魏無羨は、ここぞとばかりにはしゃいで、藍忘機を持ち上げつつ―――――その内心では、おかしな事になったな、と愉快に思う気持ちと、困惑する気持ちとがせめぎ合っていた。
5459魏無羨は、手にした銃の照準を彷屍の頭蓋に合わせると、数回トリガーを引く。彷屍はあえなく崩れ落ちるが、その後ろからも、二体の彷屍が続いて姿を現した。魏無羨は慌てる様子もなく次の彷屍に銃口を向ける。
「お兄さん! 次、右手前から飛び出してくるからお願い!」
「うん、わかった」
呼びかけに応えた藍忘機は、自身の持つ銃を右手前に向け、彷屍が下部から頭を出した瞬間にその頭を撃ち抜くと、そのまま魏無羨に加勢して、襲い来る彷屍にとどめを刺した。
「お兄さんさすが! かっこいい!」
ここでゲーム画面が切り替わる関係で、少しのインターバルがあることを知っている魏無羨は、ここぞとばかりにはしゃいで、藍忘機を持ち上げつつ―――――その内心では、おかしな事になったな、と愉快に思う気持ちと、困惑する気持ちとがせめぎ合っていた。
tsukasa753
DOODLE3巻ネタなのでワンクッション。あのシーンのポーズについてあーでもないこーでもないと話していたときの
この体勢だったら良いなと思いつつ、同じ空間にこんなのおったら居心地悪いどころじゃねー・・・とも思ってる
名塚@natsuka0331
DOODLE彼中衣を着たうえ藍湛さんに足チラする魏嬰くんです(このくらいのやんわりえち絵を上げるアカウント作ったのでもし気が向いたらフォロー…お待ちしてます…🙇⤵ こっちにも普通に上げるのでマジで気が向いたら…)(@natsuka0331mdzsです)ひかる*mdzs垢
DONE結婚ネタです同性婚は特別じゃない世界線、と思って頂けたら🙏💦
水無月の夜「藍湛…!早くしないと仕事遅れるぞー!」
「うん」
カーテンが開いた窓からは朝の日差しが溢れ部屋の中を照らしていた。
パタパタと忙しなく動き回りながら支度を進める1人の青年。
藍湛と呼ばれた青年は対照的に落ち着いた面持ちで支度をしていた。
忙しなく動いていた青年は、自分だけ慌てているのが気に入らなくて小言を漏らしてみる。
「お前が早く寝かせてくれればこんなにバタバタしなくて済んでるんだぞ」
「うん」
「うん。じゃないって!少しは悪いと思ってるのか?」
「…魏嬰こそ、乗り気だった」
その一言で昨夜のことを思い出した魏嬰の顔は、かぁーっと赤くなる。
「っ…!うるさい…!!」
目の前にあったティッシュの箱を藍湛に向かって投げるも涼しい顔でするりと交わされやり場のない気持ちが更に膨らんだだけだった。
5551「うん」
カーテンが開いた窓からは朝の日差しが溢れ部屋の中を照らしていた。
パタパタと忙しなく動き回りながら支度を進める1人の青年。
藍湛と呼ばれた青年は対照的に落ち着いた面持ちで支度をしていた。
忙しなく動いていた青年は、自分だけ慌てているのが気に入らなくて小言を漏らしてみる。
「お前が早く寝かせてくれればこんなにバタバタしなくて済んでるんだぞ」
「うん」
「うん。じゃないって!少しは悪いと思ってるのか?」
「…魏嬰こそ、乗り気だった」
その一言で昨夜のことを思い出した魏嬰の顔は、かぁーっと赤くなる。
「っ…!うるさい…!!」
目の前にあったティッシュの箱を藍湛に向かって投げるも涼しい顔でするりと交わされやり場のない気持ちが更に膨らんだだけだった。
wei16mdzs
INFO20210620 オンライン交流会ネットプリント番号をお知らせ致します。
何か不具合等ございましたらTwitter(@wei16mdzs)宛までご一報お願い致します。
セブンイレブン:56266387(6/27 23:59迄)
ローソン・ファミマ他: HF272JKYRH(6/28 1時頃まで) 5
西 門
MAIKINGポイピク小説機能試し投稿。支部にあげてる忘羨よりも先に人生で初めて書いた忘羨がこれでした。長くなりそうだったので途中で止まってます。序盤も序盤な中途半端なところまでしか書けてません。いつか完成させたい。転生要素あり現パロ忘羨(未完) ──またか。
藍忘機は目の前の光景に途方に暮れたような溜息を吐いた。またこの夢か、と。
十五を迎えたあたりからだっただろうか。頻繁に同じ夢を見るようになったのは。
はじめは音のない世界だった。月も星もない、暗いばかりの夜空のような天井が広がる空間、そこにひとりの男の背が見える。長身だが、痩身の輪郭。黒と赤の道服のような衣を纏い、腰まで届きそうな黒髪を頭の高い位置でひとつに束ね、漆黒の横笛を口許に構えている。しかし、その笛の音は藍忘機の元までは届かない。
藍忘機はいつも彼の背中を見つめていることしかできなかった。足は根でも生えたかのように地面と一体化し、腕は重りでも吊るしたかのようにぴくりとも動かない。声さえあげることもできず、ただ瞬きを繰り返し、網膜に焼き付けるかのごとく黒い背中をひたすらじっと見つめる。藍忘機に許された動きはそれだけだった。
4450藍忘機は目の前の光景に途方に暮れたような溜息を吐いた。またこの夢か、と。
十五を迎えたあたりからだっただろうか。頻繁に同じ夢を見るようになったのは。
はじめは音のない世界だった。月も星もない、暗いばかりの夜空のような天井が広がる空間、そこにひとりの男の背が見える。長身だが、痩身の輪郭。黒と赤の道服のような衣を纏い、腰まで届きそうな黒髪を頭の高い位置でひとつに束ね、漆黒の横笛を口許に構えている。しかし、その笛の音は藍忘機の元までは届かない。
藍忘機はいつも彼の背中を見つめていることしかできなかった。足は根でも生えたかのように地面と一体化し、腕は重りでも吊るしたかのようにぴくりとも動かない。声さえあげることもできず、ただ瞬きを繰り返し、網膜に焼き付けるかのごとく黒い背中をひたすらじっと見つめる。藍忘機に許された動きはそれだけだった。
鶏斉根
DONE『死闘!沢蕪君 VS アマゾン巨大アナコンダ!』ネタお借りしました。
えぇ、もう、なんというか……全て許せるかただけどうぞ。
しかし私は謝らない!
「さぁ、始まりました!人間と蛇、種族を超えた異次元格闘技、『沢蕪君 VS アマゾン巨大アナコンダ!』です!実況はわたくし魏無羨、解説は清河より聶懐桑氏、特別ゲストに本日のファイター沢蕪君の実弟である藍忘機氏をお招きしております。おふたかた、よろしくお願いします!」
「お願いしま~す♪」
「お願い……します」
「おおっと!ここで自ら奏でるいささか場違いな洞簫の音色とともに上手より現れたのは雲中の美しきゴリラ、姑蘇藍氏宗主の藍曦臣こと沢蕪君!対します下手より南米アマゾンの奥地から去来しました、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ボア科アナコンダ属オオアナコンダのメス、アマンダちゃん!この大歓声にも臆することなく、自慢の鱗を輝かせながら悠々の入場だ!なお事前の計量によりますと、このアマンダちゃん、体長15m、体重はなんと500kg越えとのこと!」
3153「お願いしま~す♪」
「お願い……します」
「おおっと!ここで自ら奏でるいささか場違いな洞簫の音色とともに上手より現れたのは雲中の美しきゴリラ、姑蘇藍氏宗主の藍曦臣こと沢蕪君!対します下手より南米アマゾンの奥地から去来しました、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ボア科アナコンダ属オオアナコンダのメス、アマンダちゃん!この大歓声にも臆することなく、自慢の鱗を輝かせながら悠々の入場だ!なお事前の計量によりますと、このアマンダちゃん、体長15m、体重はなんと500kg越えとのこと!」
ごーる
DOODLEいたずらうさぎのシェンシェンは⚠︎Attention⚠︎
全て個人の妄想によるフィクションです。実在の人物・団体・事象とは一切関係ございません。無断の転載を固くお断りします。
It's all an individual fantasy fiction.
うさぎのシェンシェンとらんじゃんのおとぎ話AU。と、忘羨ファミリー。
阿令設定ですがまどそしでも。
くふふとわらういたずらうさぎ。 11
ごーる
DOODLE待ちぼうけ⚠︎Attention⚠︎
全て個人の妄想によるフィクションです。実在の人物・団体・事象とは一切関係ございません。無断の転載を固くお断りします。
It's all an individual fantasy fiction.
藍湛の悪夢。ハピエンです!!
阿令設定ですがまどそしでも。
痛いほどに、愛しく思う。 9