htb_qb
DOODLEロビぐだwebオンリー「森の中で香り立つ恋を」開催おめでとうございます。ロビぐだクリスマス漫画を描きました!あと過去のイラスト見つけられたものもいれてます。ど深夜に更新大変すみません。 7ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
DONEそれは誰も知らない、本を閉じた後のお話。昔呟いてたロビぐだ♂ファンタジー(元ネタ有り)パラレルを今更小説の形でリメイクしてみたものの最終話。
てなわけで完結です。長々とありがとうございました。
ちなみにこのシリーズの全部をまとめた加筆修正版を一冊の文庫本にして今度のインテに持っていく予定です。紙媒体で欲しい方はよろしければ。
ハッピーエンドは頁の外側で──────復讐を果たした代償のように魔道に堕ち、死ぬことさえ出来なくなった男は、それからの長い時を惰性で生きた。
妖精達と再び会話を交わせる程度には理性を取り戻したものの、胸の内は冬の湖のように凍りつき、漣さえ立たない。自発的に行動しようとはせず、精々が森を荒そうとする不届き者を追い払ったり、興味本位でやって来る他所からの訪問者をあしらったりする程度。
このまま在るだけの時間の果てにいつの日か擦り切れて、消滅を迎えるのだろう。その刻限を恩赦と捉えて待ち続けることを化け物は己自身へ科した。巡る季節と深さを増す樹海を他人事として感じ取りながら、摩耗しきるまでただ無為に時間をやり過ごす日々。繰り返しでしかない朝と夜を重ねること幾百年の末。
5182妖精達と再び会話を交わせる程度には理性を取り戻したものの、胸の内は冬の湖のように凍りつき、漣さえ立たない。自発的に行動しようとはせず、精々が森を荒そうとする不届き者を追い払ったり、興味本位でやって来る他所からの訪問者をあしらったりする程度。
このまま在るだけの時間の果てにいつの日か擦り切れて、消滅を迎えるのだろう。その刻限を恩赦と捉えて待ち続けることを化け物は己自身へ科した。巡る季節と深さを増す樹海を他人事として感じ取りながら、摩耗しきるまでただ無為に時間をやり過ごす日々。繰り返しでしかない朝と夜を重ねること幾百年の末。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS彼は無慈悲な森の王。皆大好き復讐劇のターン。そしてロビンさん・オルタ(クラス:アヴェンジャー)のターン。
残酷描写がなくはないけど、これがダメな人は多分えふごやってないから大丈夫だと思うわ私。
ロビぐだ♂ファンタジーパラレル9話それから、立香を抱いてロビンは歩き続けた。片羽を求め彷徨った旅路を遡るように。
足運びは幽鬼のそれだったが、疲労に阻まれることはなかった。渇きも、空腹も、睡魔も、まるで埒外の事象。それが心因性のものなのか、それとも別の何かが起因しているのか。分からないし、どうでもいいことだった。腕の中の重み以外、ロビンには響かない。擦りきれた外套で流離う姿に何も知らない人々が眉を顰めようと、愛し子を案じた妖精達が声をかけようと、何一つ。
青白い月の下を歩いた。
乾いた日の下を歩いた。
歩いて、歩いて、歩いて、歩き続けて──────いつしか、二人が住んでいたあの集落までやって来ていた。
樫の太い枝の下、幹の陰からロビンはその光景を目にした。
8687足運びは幽鬼のそれだったが、疲労に阻まれることはなかった。渇きも、空腹も、睡魔も、まるで埒外の事象。それが心因性のものなのか、それとも別の何かが起因しているのか。分からないし、どうでもいいことだった。腕の中の重み以外、ロビンには響かない。擦りきれた外套で流離う姿に何も知らない人々が眉を顰めようと、愛し子を案じた妖精達が声をかけようと、何一つ。
青白い月の下を歩いた。
乾いた日の下を歩いた。
歩いて、歩いて、歩いて、歩き続けて──────いつしか、二人が住んでいたあの集落までやって来ていた。
樫の太い枝の下、幹の陰からロビンはその光景を目にした。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS其の微笑みは流星の如く。感動の再会パートです。
流れ星って綺麗ですよね。たった一瞬で過ぎ去ってしまうものなのに、永遠に心に残り続ける。
それはまるで呪いのように。
ロビぐだ♂ファンタジーパラレル8話一日と半分を費やした下調べで、分かったことが幾つかある。
まずは集団が住まう根城にも関わらず見張りの類を全く置いていないこと。本陣の守りについては件の術式に胡坐をかいているようで、警備らしい警備は一切されていない。襲撃されることを全く視野に入れていないのか、奪ってきたのだろう品々で毎晩の如く酒盛りを開いているようだ。
それから建築自体にも利用出来そうな特徴があった。秘匿を第一に造られたせいか窓や入口が最低限しか設けられていないのだ。また雨と縁遠い土地柄に建つ為、水源を寺院内部にある井戸一つに頼っている。魔物達の棲み処は魔術さえ解けてしまえば、何もかもが[[rb:ロビン > 襲撃者]]には好都合だった。
5421まずは集団が住まう根城にも関わらず見張りの類を全く置いていないこと。本陣の守りについては件の術式に胡坐をかいているようで、警備らしい警備は一切されていない。襲撃されることを全く視野に入れていないのか、奪ってきたのだろう品々で毎晩の如く酒盛りを開いているようだ。
それから建築自体にも利用出来そうな特徴があった。秘匿を第一に造られたせいか窓や入口が最低限しか設けられていないのだ。また雨と縁遠い土地柄に建つ為、水源を寺院内部にある井戸一つに頼っている。魔物達の棲み処は魔術さえ解けてしまえば、何もかもが[[rb:ロビン > 襲撃者]]には好都合だった。
izmi_x
DONE20221112電子特異点3の展示でした。めちゃ閉会ギリギリ駆け込みで反省…。
20221119追記:一部修正、ネットプリントの番号追加しました。2022/11/26(土)までです。番号は最後のページに〜 5
izmi_x
DONE20220924天文台のキセキの灯4開催おめでとうございます!
有志企画「鯖ぐだ♀ごはん」の展示です。
企画に乗ってくださった方、ありがとうございました!
ネットプリントは2022/10/1 23:59まで。
番号は最後のページです。 5
izmi_x
DONE20220924天文台のキセキの灯4 開催おめでとうございます!
JG(事後)企画の展示となります。
ネットプリントは2022/10/1(土)23:59まで。
最後のページに番号あります。 5
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前以下略。プロットを書いた時(三年前)にはまだこの人はいなかったのですが、従妹のリクエストで出すことにしました。
ロビぐだ♂ファンタジーパラレル 第7話それから、ロビンの“狩り”が始まった。
やることは獣相手の狩猟とそう変わらない。微かな痕跡から対象の手がかりを得ては追い駆け、追い込み、追い詰める。罠だろうが毒だろうが使えるものは何でも使って、一匹一匹確実に。
捕らえた魔物は情報を吐かせてから殺した。素直に喋らない個体はその気になるまでいたぶってから殺した。入手した情報をもとにまた次を捕らえ、殺し、捕らえ、殺す。その繰り返し。一匹殺す度に技術は磨かれ、殺意は研がれていった。必要なのは立香の居処であり、倫理観や正義感などではない。血眼になって青年を攫った魔物の本拠地を探した。
街に降りて人の口から集めた噂や締め上げた下っ端から聞き出した話曰く。例の集団はやはり討伐の残党だった。しかし今では土着の魔物も取り込み中々の数になっているらしい。獣が如き身体能力と人間にも似た狡猾さを悪用し、各地で悪逆を働いてはどこへなりと去っていく。戯れのように人里を襲い、目についたものを略奪する様は山賊と変わりない。今や連中は単なる噂ではなく実在する脅威として周知され始めていた。
3855やることは獣相手の狩猟とそう変わらない。微かな痕跡から対象の手がかりを得ては追い駆け、追い込み、追い詰める。罠だろうが毒だろうが使えるものは何でも使って、一匹一匹確実に。
捕らえた魔物は情報を吐かせてから殺した。素直に喋らない個体はその気になるまでいたぶってから殺した。入手した情報をもとにまた次を捕らえ、殺し、捕らえ、殺す。その繰り返し。一匹殺す度に技術は磨かれ、殺意は研がれていった。必要なのは立香の居処であり、倫理観や正義感などではない。血眼になって青年を攫った魔物の本拠地を探した。
街に降りて人の口から集めた噂や締め上げた下っ端から聞き出した話曰く。例の集団はやはり討伐の残党だった。しかし今では土着の魔物も取り込み中々の数になっているらしい。獣が如き身体能力と人間にも似た狡猾さを悪用し、各地で悪逆を働いてはどこへなりと去っていく。戯れのように人里を襲い、目についたものを略奪する様は山賊と変わりない。今や連中は単なる噂ではなく実在する脅威として周知され始めていた。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前か以下略。盛り上がってまいりました。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂ 第6話次の日の早朝、草の葉を濡らす朝露が乾くより早くロビンは家を発った。
「いってらっしゃい。本当の本当に気を付けてね。」
「はいはい、オレの嫁さんは心配性ですねえ。」
「ロビンにだけは言われたくなーい!」
名残惜しく出発の間際まで戯れ合いを続けはしたが、出立してしまえば歩みに迷いはない。適切なペースで、安全な[[rb:路 > ルート]]を、寄り道せずに。一見迂回路に見えても魔物や獣の気配を避ける方が最終的には早く着く。幸運にも天気に恵まれ、雨による足止めを喰らわず辿り着けた。
この辺りでは唯一の大規模な市場が立つ街はやはり村に比べて賑やかだ。しかし例の噂の所為か、活気ある雰囲気に一筋の物々しさが混じっている。 例えば買い物客と店主のやり取りや、路地の隅で情報交換をしているらしい兵士の姿。緩慢な速度で、けれども確実に忍び寄る不穏さに街全体が備えを始めている。そんな空気を肌で感じた。
7152「いってらっしゃい。本当の本当に気を付けてね。」
「はいはい、オレの嫁さんは心配性ですねえ。」
「ロビンにだけは言われたくなーい!」
名残惜しく出発の間際まで戯れ合いを続けはしたが、出立してしまえば歩みに迷いはない。適切なペースで、安全な[[rb:路 > ルート]]を、寄り道せずに。一見迂回路に見えても魔物や獣の気配を避ける方が最終的には早く着く。幸運にも天気に恵まれ、雨による足止めを喰らわず辿り着けた。
この辺りでは唯一の大規模な市場が立つ街はやはり村に比べて賑やかだ。しかし例の噂の所為か、活気ある雰囲気に一筋の物々しさが混じっている。 例えば買い物客と店主のやり取りや、路地の隅で情報交換をしているらしい兵士の姿。緩慢な速度で、けれども確実に忍び寄る不穏さに街全体が備えを始めている。そんな空気を肌で感じた。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前から以下略。イチャイチャが留まるところを知らない二人です。あと推しを迫害させるのは私の性癖です。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第5話宵闇の森に降り注ぐ月光。水気を孕んだ夜風が梢を揺らして踊る。風に乗るのは葉擦れの音だけではない。宵色に沈んだ窓の向こうから聞こえる鳥の声。あれはきっとどこかの木に停まった[[rb:小夜啼鳥 > ナイチンゲール]]だろう。古来から人々に愛された美しい囀りは夜なべ仕事の良き連れ合いだった。
自然が作り出す静かなざわめきは己にとって心地好く響く。緑の恩恵にあやかって生きてきた身上だからか。物思い、にも充たない思考の断片を他所にロビンは作業に精を出す。
微かな音を立てて揺れる卓上[[rb:洋燈 > ランプ]]の灯。年季の入って黄ばんでしまった硝子越しに、光はテーブルの上の品々と手元を照らす。ややぼやけた色合いの照明を頼りに黙々と作業を進めた。
9091自然が作り出す静かなざわめきは己にとって心地好く響く。緑の恩恵にあやかって生きてきた身上だからか。物思い、にも充たない思考の断片を他所にロビンは作業に精を出す。
微かな音を立てて揺れる卓上[[rb:洋燈 > ランプ]]の灯。年季の入って黄ばんでしまった硝子越しに、光はテーブルの上の品々と手元を照らす。ややぼやけた色合いの照明を頼りに黙々と作業を進めた。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前からちま以下略。いろんな意味でお久しぶりです。今回は名もなき村娘視点。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第4話時は放たれた矢の如し。どれ程波乱に満ちた月日であろうと、逆に特筆すべき出来事のない穏やかな数時間であろうと、過ぎ去ってしまえば瞬きの間と変わらない。
流浪の狩人だった男が連れ合いを得てから、気付けば数年が経とうとしていた。
大陸の西側、国と国の境を跨いで広がる大森林。針葉樹が多く茂り鬱蒼とした樹海に、寄り添うようにして佇む集落がある。近辺には他に人里が無い。生きるため住民は身を寄せ合って、ささやかな畑を耕し足らない分は森の恵みに頼った。村の規模に見合った慎ましい暮らしぶり。都の華やかな喧騒も潮騒響く港町の活気とも縁遠い、絵に描いたような田舎の寒村。
その一角にある農家で娘は産まれた。
「はぁ……」
鬱蒼と茂り空を隠す暗緑色の梢。木の根や小石で隆起した足元。湿った落ち葉や下草を踏みつけながら、森を行く娘は溜息を吐いた。革の短靴に包まれた足取りも気分を表して重い。頭上から降ってくる葉擦れの音がやけに耳障りで、村娘は麦藁色の眉をしかめた。
6266流浪の狩人だった男が連れ合いを得てから、気付けば数年が経とうとしていた。
大陸の西側、国と国の境を跨いで広がる大森林。針葉樹が多く茂り鬱蒼とした樹海に、寄り添うようにして佇む集落がある。近辺には他に人里が無い。生きるため住民は身を寄せ合って、ささやかな畑を耕し足らない分は森の恵みに頼った。村の規模に見合った慎ましい暮らしぶり。都の華やかな喧騒も潮騒響く港町の活気とも縁遠い、絵に描いたような田舎の寒村。
その一角にある農家で娘は産まれた。
「はぁ……」
鬱蒼と茂り空を隠す暗緑色の梢。木の根や小石で隆起した足元。湿った落ち葉や下草を踏みつけながら、森を行く娘は溜息を吐いた。革の短靴に包まれた足取りも気分を表して重い。頭上から降ってくる葉擦れの音がやけに耳障りで、村娘は麦藁色の眉をしかめた。
クナト
MOURNING晒してる時点でボツではないけどボツにしたヤツ…理由は、ロビンはかなり古い絵で服がダセェ(汗)からで、立香は最近なんだけど気に入らなかったので…。部屋からほとんど出られない病人なので、世間のことがどんどん分からなくなってます…最近のファッション分からん。汗
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前からちまちま以下略。良いモブも悪いモブも出ます。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第3話「―――公が来るんだってよ。」
そんな世間話が耳に入ってきたのは、東から紫の[[rb:帳 > とばり]]が街に覆い被さろうとする時間帯だった。
ちょうどロビンは森から街に出てきていた。麻縄や布のような市場でしか手に入りにくい必需品を買い足し、ついでに[[rb:麦酒 > エール]]の一杯でも引っかけて帰る算段である。物資の調達は滞りなく済み、夕方には目論み通り酒場の戸をくぐることが出来た。
徐々に賑わいを増していく店の片隅でジョッキを傾けるロビンの耳に、その話は偶然入り込んできたのである。
「…………」
こういう時に耳をそばだててしまうのはもう習性といって良い。様々な方面に敏くなければ長く旅暮らしはやっていけないのだ。不審に思われない程度に話が聞こえてきた方向へ身体を寄せる。
10591そんな世間話が耳に入ってきたのは、東から紫の[[rb:帳 > とばり]]が街に覆い被さろうとする時間帯だった。
ちょうどロビンは森から街に出てきていた。麻縄や布のような市場でしか手に入りにくい必需品を買い足し、ついでに[[rb:麦酒 > エール]]の一杯でも引っかけて帰る算段である。物資の調達は滞りなく済み、夕方には目論み通り酒場の戸をくぐることが出来た。
徐々に賑わいを増していく店の片隅でジョッキを傾けるロビンの耳に、その話は偶然入り込んできたのである。
「…………」
こういう時に耳をそばだててしまうのはもう習性といって良い。様々な方面に敏くなければ長く旅暮らしはやっていけないのだ。不審に思われない程度に話が聞こえてきた方向へ身体を寄せる。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前からちまちま画像で以下略。切りどころに迷ったけどまあキリの良さ重視で短いですが纏めました。
ロビぐだ♂の告白シーンはあと100回くらい書きたいし1000回くらい読みたいですね。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第2話「――――――ああ、ロビン!いたいた!」
名前を教えあった日から、立香は度々森を訪れるようになった。
彼は街で一番大きな屋敷で働いているらしく、森にまつわる仕事を積極的に引き受けたり、仕事を早く終わらせたりして会いに来ているようだ。
当初、ロビンは面食らった。今までこうも足繫く誰かに通われた経験がなかったからだ。
とはいえ、煩わしいなら無視すれば良いだけの話ではある。やろうと思えば一切の痕跡を掴ませず他所の地域へ移ることさえ出来るだろう。その程度やり遂げられるぐらいの経験は積んできた。
けれど、実行する気にならないのが自分でも不思議だった。立香はロビンが引こうとした予防線を軽々と越えてくる。それなのにどうしてか不快さがないのは、きっと彼がロビンの本当に踏み込んで欲しくない領域にまでは入ってこないからだ。境界の一歩手前からこちらを見つめているかのような距離感はロビンにとって心地好い。
6904名前を教えあった日から、立香は度々森を訪れるようになった。
彼は街で一番大きな屋敷で働いているらしく、森にまつわる仕事を積極的に引き受けたり、仕事を早く終わらせたりして会いに来ているようだ。
当初、ロビンは面食らった。今までこうも足繫く誰かに通われた経験がなかったからだ。
とはいえ、煩わしいなら無視すれば良いだけの話ではある。やろうと思えば一切の痕跡を掴ませず他所の地域へ移ることさえ出来るだろう。その程度やり遂げられるぐらいの経験は積んできた。
けれど、実行する気にならないのが自分でも不思議だった。立香はロビンが引こうとした予防線を軽々と越えてくる。それなのにどうしてか不快さがないのは、きっと彼がロビンの本当に踏み込んで欲しくない領域にまでは入ってこないからだ。境界の一歩手前からこちらを見つめているかのような距離感はロビンにとって心地好い。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前々からちまちま画像で投稿してたファンタジーパラレルなロビぐだ♂を改めてまとめて投下します。私はででにーとグリム童話が大好きなのでそういう要素が過分に含まれます。よろしくね。
あとこれタイトル募集中なのでよかったら案をくだされ……
https://marshmallow-qa.com/masakeikotasako?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂―――物心ついた頃には既に、自分が“はぐれもの”であることを自覚していた。
その時代、その地域において孤児は然程珍しくない話だ。貧しさで、飢えで、病で、事故で、襲撃で、強奪で、戦争で、様々な原因で人は死んでいく。その時が家族より早いか遅いか、残されるのが誰なのかは、別離の瞬間まで分からない。少なくとも、[[rb:そのうち > 遺された側]]の一人であるロビンはそうだった。
母は物心つく前に亡くなり、顔すら覚えていない。朧気な記憶にある父親も、十を越す前に喪った。森番として親子二人で暮らしていたロビンは他に頼るあてもなく、そのまま最寄りの村にあった教会に引き取られた。その小さな教会では、神の教えを喧伝し実践する活動の一環として、寄る辺を喪った子供達を養育していたのだ。
12834その時代、その地域において孤児は然程珍しくない話だ。貧しさで、飢えで、病で、事故で、襲撃で、強奪で、戦争で、様々な原因で人は死んでいく。その時が家族より早いか遅いか、残されるのが誰なのかは、別離の瞬間まで分からない。少なくとも、[[rb:そのうち > 遺された側]]の一人であるロビンはそうだった。
母は物心つく前に亡くなり、顔すら覚えていない。朧気な記憶にある父親も、十を越す前に喪った。森番として親子二人で暮らしていたロビンは他に頼るあてもなく、そのまま最寄りの村にあった教会に引き取られた。その小さな教会では、神の教えを喧伝し実践する活動の一環として、寄る辺を喪った子供達を養育していたのだ。
izmi_x
DONE20220219 電子特異点2の展示でした。ネットプリントはセブンイレブンのみ、2022/02/26 23:59まで。
ネップリ番号は環境によりキャプション(ここ)に表示されないので画像にして追加しました。
バレンタインのコマンドコード、バディリングねた。
GOLDってついてたけどシルバーとかプラチナとか出るのかな…
出たら全部ロビンにつけてメリケンサック状態になってもらいます 5
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
DOODLE【ロビンさんと旅行するのが好きな立香くん。理由は遠出の記念に買うお土産で、ロビンさんとおそろいのものが自然と増やせるから。】「受けの愛が重いガチャ 」にて出たやつを書いた。
そういえばポイピクに投げ忘れてたので。
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前回の続きでしてよいちゃつけ!付き合いたての蜜月ロビぐだ♂!
あ、タイトル案は引き続き募集中です
感想なんかも大歓迎です。レッドブルより速効性のあるエネルギー飲料なので。
まちまろ⇒
https://marshmallow-qa.com/masakeikotasako?utm_medium=url_text&utm_source=promotion 8
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前回の続きでしてよ~だいぶ短いんですがこの先かなり長くなりそうできりどころに困る予感がしたので一旦あげちゃいます。
推しかぷのイチャイチャパート書くの楽しい~~~吹っ切れ後のロビンさんにはバリバリの気障男ムーヴして頂きたい。 5
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前回の続きでしてよ~ロビぐだ♂の告白は何度書いても良いものですね
付き合ってからはロビンさんの方が情熱的になるぶんそこへ持っていくまではぐだくんをアクティブにしたい澪さんです 16
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS昔呟いてたロビぐだ♂ファンタジー(元ネタ有り)を今更小説の形でリメイクしてみる。まだぐだくんは出てきませんが。
制作途中で心が折れないようにモチベーション向上用としてぶん投げます。
牧師さんの配役は勿論あのお人。 7
ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
DONE現パロロビぐだ♂書けたよ~!遊び人の肩書き返上するくらいベタぼれなロビンさんとぐだくんのお話。
世界線はこのツイートの二人ですがネタバレ含むんで読了後に見てくだされ
https://twitter.com/masakeikotasako/status/1337759767448588290?s=19 17
クナト
MAIKINGなれないiPadで描きかけのロビぐだ♀…アプリ画面そのままキャプチャ。今更過ぎるけど同志居て下さいお願いします。同じ趣味の友人居な過ぎて生きづらい。
使い方とか住み分けとかルールとか間違ってたら、Twitterにご指摘頂けると助かります。