chisaorito
DONE月イチヴェラン第23回に参加しました!お借りしたお題は②土砂降りです!
晴れの日も雨の日もヴェランは良いね☺
【ヴェラン】瞳に広がる蒼色は君の色 夏の蒼い空が好きだ。
どの季節よりも高く見え、それでいて上空まで吸い込まれ、手を伸ばせば簡単に届いてしまう――そんな錯覚を抱かせてくれる。
幼い頃、何度も蒼い空を見上げた。橙色に染まってくると家に帰らなければならない。夏の間は蒼い空の時間が長く、ランスロットと遊べる時間が長かったから、夏の蒼い空が好きなのかもしれない。
ヴェインはそんなことを考えながら、木々の合間から見える蒼色を眺めていた。
子供の頃に見た蒼色と変わらない色だ。
ランスロットは隣に住んでいたふたつ年上の幼馴染み。毎日ヴェインを迎えに来てくれて、日が暮れるまで一緒に外で遊んでいた。
クローバー探しも、虫取りも、雪遊びも、近くの廃村へ肝試しに行くのだって、ランスロットと一緒なら楽しかった。
5401どの季節よりも高く見え、それでいて上空まで吸い込まれ、手を伸ばせば簡単に届いてしまう――そんな錯覚を抱かせてくれる。
幼い頃、何度も蒼い空を見上げた。橙色に染まってくると家に帰らなければならない。夏の間は蒼い空の時間が長く、ランスロットと遊べる時間が長かったから、夏の蒼い空が好きなのかもしれない。
ヴェインはそんなことを考えながら、木々の合間から見える蒼色を眺めていた。
子供の頃に見た蒼色と変わらない色だ。
ランスロットは隣に住んでいたふたつ年上の幼馴染み。毎日ヴェインを迎えに来てくれて、日が暮れるまで一緒に外で遊んでいた。
クローバー探しも、虫取りも、雪遊びも、近くの廃村へ肝試しに行くのだって、ランスロットと一緒なら楽しかった。
chisaorito
DONE月イチヴェラン第22回に参加しました!お借りしたお題は②「ご機嫌ナナメ」です。
18 歳未満の方にも企画を楽しんで欲しく、R18 部分を抜いています。
pixivにR18部分を追加したものがありますので、大人の方はそちらへどうぞ〜☺
【ヴェラン】キミの機嫌はボク次第「機嫌を損ねる」という言葉では済まないほど、ヴェインを怒らせてしまった。
ヴェインは素直で、感情が分かり易く顔にでるけれど、いつも明るくて前向きだから、あまり不機嫌にはならないのに。
俺が揶揄って拗ねたことはあるかもしれない。
子供の頃から「ランちゃん、ランちゃん!」と俺を慕ってくれていたヴェイン。
その想いがいつしか恋に変わっていて、俺にも伝染した。
今では幼馴染みで、相棒で、親友で、恋人で、人生のパートナーでもある俺たちは、長い付き合いで一度も喧嘩をしたことがない。それほど仲がいい。
それはヴェインの優しさの賜物だと思う。本当に負の感情を持たないヴェインとは、喧嘩にならないんだ。
ヴェインが、あからさまに負の感情を他人へ向けたのは、俺の友人であるパーシヴァルに対してだろう。
9810ヴェインは素直で、感情が分かり易く顔にでるけれど、いつも明るくて前向きだから、あまり不機嫌にはならないのに。
俺が揶揄って拗ねたことはあるかもしれない。
子供の頃から「ランちゃん、ランちゃん!」と俺を慕ってくれていたヴェイン。
その想いがいつしか恋に変わっていて、俺にも伝染した。
今では幼馴染みで、相棒で、親友で、恋人で、人生のパートナーでもある俺たちは、長い付き合いで一度も喧嘩をしたことがない。それほど仲がいい。
それはヴェインの優しさの賜物だと思う。本当に負の感情を持たないヴェインとは、喧嘩にならないんだ。
ヴェインが、あからさまに負の感情を他人へ向けたのは、俺の友人であるパーシヴァルに対してだろう。
chisaorito
DONE月イチヴェランに参加しました〜!第19回お題
①旅②リンク③芽生え
お題全部がほんのちょっとずつ混ざってる感じ⁉️特に③笑
蒼色に導かれ【ヴェラン】 旅に出よう。
ヴェインがそう思ったのは、副団長執務室の窓から蒼い空を眺めていた時だ。
いつもより高く見える雲ひとつない空。どこまでも澄みきった蒼い色を眺めていると、広がる空の下に住む人々の中で誰よりも大切な人を思い出す。――まあ、なにも空を見た時だけ思い出すわけではないけれど。
大切な人は、たったひとりの幼馴染みであるランスロット。
今は国境付近の村へ騎士団長として視察に出ている。
彼の碧い瞳は、時間帯や光の加減で空と同じ色に見える時があった。
「今日の空は、ランちゃんの瞳の色だ」
だから、余計に思い出すのだろう。
ランスロットの瞳が空色をしている時、彼は目の前にいる自分ではなく、遠い未来を見ていると感じていた。
5297ヴェインがそう思ったのは、副団長執務室の窓から蒼い空を眺めていた時だ。
いつもより高く見える雲ひとつない空。どこまでも澄みきった蒼い色を眺めていると、広がる空の下に住む人々の中で誰よりも大切な人を思い出す。――まあ、なにも空を見た時だけ思い出すわけではないけれど。
大切な人は、たったひとりの幼馴染みであるランスロット。
今は国境付近の村へ騎士団長として視察に出ている。
彼の碧い瞳は、時間帯や光の加減で空と同じ色に見える時があった。
「今日の空は、ランちゃんの瞳の色だ」
だから、余計に思い出すのだろう。
ランスロットの瞳が空色をしている時、彼は目の前にいる自分ではなく、遠い未来を見ていると感じていた。
chisaorito
DONE第18回月イチヴェランに参加しました!お借りしたお題は①「ひとりにしないで」です☺
若干えっち…なような、そうでないような笑
2024/01/31 up
夜の向こう側【ヴェラン】「――はっ、はあ……っ」
悦楽の滲んだ乱れた呼吸がシーツに吸い込まれていく。
抱き込んだ腕の中で、ランちゃんの背中は汗でしっとりと濡れていた。俺も汗だくだけど。
俺たちは全身汗と他の体液で汚れている。
滑ったランちゃんの背中と俺の腹が重なって、熱い体温が伝わってきた。乱れた呼吸と同様に激しく上下するランちゃんの肩。
脱力した身体の重みでランちゃんを押し潰さないように、俺はランちゃんを抱きしめたままゴロリとベッドへ横たわった。ぎしりと軋む音が耳に響く。
「んん……っ」
「うー……、ごめん、抜いてなかった」
「はっ、あ……、うん……」
まだ熱の抜けない甘い声が返される。鼻にかかった声は、普段のランちゃんからは考えられない甘さが滲んでいて、俺の下半身はそれだけで元気を取り戻しちまうぜ!
5552悦楽の滲んだ乱れた呼吸がシーツに吸い込まれていく。
抱き込んだ腕の中で、ランちゃんの背中は汗でしっとりと濡れていた。俺も汗だくだけど。
俺たちは全身汗と他の体液で汚れている。
滑ったランちゃんの背中と俺の腹が重なって、熱い体温が伝わってきた。乱れた呼吸と同様に激しく上下するランちゃんの肩。
脱力した身体の重みでランちゃんを押し潰さないように、俺はランちゃんを抱きしめたままゴロリとベッドへ横たわった。ぎしりと軋む音が耳に響く。
「んん……っ」
「うー……、ごめん、抜いてなかった」
「はっ、あ……、うん……」
まだ熱の抜けない甘い声が返される。鼻にかかった声は、普段のランちゃんからは考えられない甘さが滲んでいて、俺の下半身はそれだけで元気を取り戻しちまうぜ!
せっちん
DOODLEわーー!ギリギリですが今月分の月イチヴェランです!今回は全部つっこめるだけお題使いました!
(全部ちょっとずつですが💦)
ベルリーナはドイツのお菓子なんですが、ラッヘはドイツがモデルかなぁと思ったので取り入れてみました…!
(技名とかね)
色々読みにくいかもですが🙇♀️見てやってください! 7
chisaorito
DONE月イチヴェランのお題③「お付き合い初日」をお借りしています💛💙2022/12/4 up
お付き合い初日「ランちゃん、好きです」
「ああ、俺も好きだぞ」
「その、俺と付き合ってください!」
「うん」
頷いて、いつもと同じ零れるような笑顔を見せてくれたから、その瞬間から俺はランちゃんと恋人同士になったんだ。
――と、思ったけど。
「ヴェイン、皿出しておくぞ」
そう言って大皿をテーブルの上に置いてくれたランちゃんは、全くいつも通りの顔をしている。いつも通り、綺麗で可愛くて、カッコいい。
鼻歌を歌いながら、洗っておいたレタスを大皿の上に敷き詰めてくれた。
幼馴染みのランちゃんとは、色々都合がいいだろうと合意して、数年前から同居をしている。
休みの日は朝から一緒にキッチンに立って、こうやって朝食の準備をするんだ。休日の午前中はふたりで家のことをやろうって決めている。朝食後は、シーツや毛布の洗濯、家中の窓拭き。
3584「ああ、俺も好きだぞ」
「その、俺と付き合ってください!」
「うん」
頷いて、いつもと同じ零れるような笑顔を見せてくれたから、その瞬間から俺はランちゃんと恋人同士になったんだ。
――と、思ったけど。
「ヴェイン、皿出しておくぞ」
そう言って大皿をテーブルの上に置いてくれたランちゃんは、全くいつも通りの顔をしている。いつも通り、綺麗で可愛くて、カッコいい。
鼻歌を歌いながら、洗っておいたレタスを大皿の上に敷き詰めてくれた。
幼馴染みのランちゃんとは、色々都合がいいだろうと合意して、数年前から同居をしている。
休みの日は朝から一緒にキッチンに立って、こうやって朝食の準備をするんだ。休日の午前中はふたりで家のことをやろうって決めている。朝食後は、シーツや毛布の洗濯、家中の窓拭き。
せっちん
DOODLEめちゃギリギリになってしまいましたが月イチ+ヴェランの日です🙇♀️落ち葉ほぼほぼ関係無い気がしますが念の為…
あとなんかどっちの話もテーマに合ってるかめちゃ不安ですが良かったら読んでやってください。
ハッピーヴェランDAY🎉㊗️ 11