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    #ID:INVADED

    アニメID:INVADEDの二次創作タグ
    舞城王太郎 脚本 あおきえい 監督 小玉有起 キャラクター原案2020年1月放送

    shido_yosha

    เสร็จแล้ว鳴+百。
    「同じ場所に辿り着いていたらいいですね」
     鳴瓢が目覚めたとき、視界に映ったのは、暗い足元と身体の前面を覆うチェスターコートだった。コートは鳴瓢の所有するものではなく、平素親しくする先輩の香水が香った。
     曖昧模糊とした意識で目線をあげる。どうやら誰かが運転する車の助手席で居眠りをしてしまっていたようだ。
     五人乗りの車両は現在夜の高速道路を走行しているらしく、右車線や前方を並走するのは普通車より運送会社のトラックのほうが多かった。
     隣の席へ首をまわす。短髪で端正な横顔が、テールランプに照らされて窓辺に頬杖をついていた。普段は皺がつくからと嫌がるのに、珍しく、ライトブルーのワイシャツの袖をまくっている。
    「……ももきさん?」
     鳴瓢が掠れた喉で呟くと、運転手はこちらを一瞥して、
    「起きたか」
    「あれ……俺なんでここに……」
    「はは、寝ぼけてるのか。湾岸警察署と合同捜査してやっと事件を解決した帰りだ。五日間不眠不休で走りまわって、犯人捕まえたとたん、お前、ばったりと倒れたんだぞ」
    「そうでしたっけ……でもこのまま直帰しないんですよね」
    「ああ。あそこへ向かわなきゃならないからな」
    「はい。あの場所に必ず行かなければならない」
    2872

    shido_yosha

    เสร็จแล้ว原作直後の蔵。苦しい。狭い。うるさい。恐い。
     ここから出して。
    「……っぶはぁ!」
     悪夢の淵から目を覚まし、男は飛び起きる。
    「はぁっ、はぁっ、はぁ……は……」
     動悸。冷や汗。頻呼吸。額をおさえ、目をつむる。やがて全てを思い出す。目覚めたこの世も悪夢だということを。
     穴井戸はシートベルトを外して腰を上げる。ここは飛行中の旅客機の客室。聴こえるのは、幼少期ひたったジェットエンジンの轟音。乗客は自分を含めて三名おり、うち二名は座席に沈んで眠ったままだ。穴井戸は伸びをして、
    「さて」
     と通路をぬって歩を進める。左右最前列席の中央まで歩き、厨房と客室を隔てるカーテンの前でしゃがんだ。カーペットを剥がして、
    「ビンゴ」
     収納されていた得物を取りだす。獲得したのは毒々しいほど真っ赤な柄を生やした斧だ。穴井戸はそれをくるくる弄んで、後方へ引き返す。鼻歌を歌いながら、脳裏に焼いた地図を想起する。
    「この辺だったかな」
     立ち止まり、柄を両手で握る。ぺろりと下唇を舐め、大きく振りかぶって、
    「おらぁ!」
     バゴォンッッ


    「三日前、日本帝国航空のボーイング970がドイツの領空を侵犯したためにドイツの戦闘 7702