らいし
DOODLEモリ若モリのらくがきを何枚かまとめてSSっぽくしました教授にされて嫌なこと
20230830続きっぽいのを追加しました
うちの二臨若モリは気負い多すぎて考え込んでしまって、なかなか素直にできないけどちょっとづつ頑張ってます 4
らいし
PROGRESS現パロのモリ若モリで考えている、自己設定マシマシ一連のストーリーの真endルート、その最後のさらに後日談という訳の分からないものですまだ書いてない設定(第二再臨の人格が発現している)を入れて書いています
ちょっとだけ工ッ×なシーンがありますが、僕のことなので最中は書いてません
過去の君が未来を得る話「ね…?ジムの体が回復したら、君とデートがしたいのだけど」
まだその時は夢に終わるかもしれない話だったのだが、終わり良ければ全て良し。
リハビリも途中ですぐに疲れてしまうのだが、出歩けるくらいにはジムの身体は回復した。
ジムの中に潜んでいた<私>は、身体の回復が確定した段階でもう、出てこないつもりだったようだが…。
身体本来の人格であるジムに気を遣ったのか、デートなんて、と散々嫌がられはした。が、ジム自身が構わないと言ったと伝えると「一度くらいなら…」とようやく了承してくれたのだ。
約束を取り付けてしまえばこちらのもの、意外と律儀な性格をしている彼はもう逃げられない。
言っておくが、これは浮気ではない。このジェームズ・モリアーティ、ジムの中にいた<私>も紛れなくジムの一部であり、ジムに欠かせない要素であると私自身が思っているのだから。
8428まだその時は夢に終わるかもしれない話だったのだが、終わり良ければ全て良し。
リハビリも途中ですぐに疲れてしまうのだが、出歩けるくらいにはジムの身体は回復した。
ジムの中に潜んでいた<私>は、身体の回復が確定した段階でもう、出てこないつもりだったようだが…。
身体本来の人格であるジムに気を遣ったのか、デートなんて、と散々嫌がられはした。が、ジム自身が構わないと言ったと伝えると「一度くらいなら…」とようやく了承してくれたのだ。
約束を取り付けてしまえばこちらのもの、意外と律儀な性格をしている彼はもう逃げられない。
言っておくが、これは浮気ではない。このジェームズ・モリアーティ、ジムの中にいた<私>も紛れなくジムの一部であり、ジムに欠かせない要素であると私自身が思っているのだから。
らいし
PROGRESS現パロモリ若モリやっと付き合うのかおまえら編
◆ずっと傍にいる◆今日は、土曜日である。
もちろん大学の仕事は休み。高校生も休み。……と、なると、
「おはよう、ジェ……ジェームズ…」
まだ少し私の名前を呼ぶのがぎこちないあの子が起こしにやってきた。
「今朝は飛びつかれなくて助かるヨ……と、おはよう」
「いや、あの…その……」
「今朝はどうも歯切れが悪いネ?」
ここ最近は、この10倍ぐらい朝から喋り倒して場合によってはボディタッチ含め、私をあの手この手で口説き落とそうとしてきていたのに。
「あ……その、もしかして……貴方って、僕に迫られたら……迷惑?」
「え”……っ?! 今頃その疑問が来るかァ??!!」
あれだけ、あれだけ強引に来ておいて今頃それ、恋愛脳でスパークして自分の気持ちしか考えられない状態から少しは醒めたということだろうか。…醒める、ということは私への気持ちも冷めたり…?と、一抹の不安がよぎる。
2256もちろん大学の仕事は休み。高校生も休み。……と、なると、
「おはよう、ジェ……ジェームズ…」
まだ少し私の名前を呼ぶのがぎこちないあの子が起こしにやってきた。
「今朝は飛びつかれなくて助かるヨ……と、おはよう」
「いや、あの…その……」
「今朝はどうも歯切れが悪いネ?」
ここ最近は、この10倍ぐらい朝から喋り倒して場合によってはボディタッチ含め、私をあの手この手で口説き落とそうとしてきていたのに。
「あ……その、もしかして……貴方って、僕に迫られたら……迷惑?」
「え”……っ?! 今頃その疑問が来るかァ??!!」
あれだけ、あれだけ強引に来ておいて今頃それ、恋愛脳でスパークして自分の気持ちしか考えられない状態から少しは醒めたということだろうか。…醒める、ということは私への気持ちも冷めたり…?と、一抹の不安がよぎる。
らいし
DONEまだバレンタインはものすごく先ですが、書けてしまったのでひとまずこちらに置いておこうかと…モリ若モリ、教授一人称です
多分これが前編で後編が当日の話になるかな、多分
バレンタインディの前に「まずそもそもの問題なのだが」
「うん?バレンタインデー?」
「そう、マスターの国ではバレンタインには女性から好きな男性に、ホワイトディに男性からのお返しをするらしいじゃないか」
「職場でのばら撒きや友達同士で贈りあう習慣も一般的になっていたようだネ」
「いや、その話は今はしなくていいから!」
微妙に話を逸らそうとしたのを感じ取られたようだ。
恋人関係になって少し経つものの。生前含め色恋沙汰には関わりが無かったせいか、この手の話題をストレートにぶつけてこられるのは多少こそばゆい。
それを乗り越えて話題を突っ込んでくる彼が、自分にはちょうどいいのかもしれない。
「つまり、肉体的には男同士の我々の場合の話だヨ!」
さも重要なことだと言わんばかりに一臨の姿のヤングなモリアーティは両手をこぶしにして握り締め、ぶんぶんと上下に振って見せた。
683「うん?バレンタインデー?」
「そう、マスターの国ではバレンタインには女性から好きな男性に、ホワイトディに男性からのお返しをするらしいじゃないか」
「職場でのばら撒きや友達同士で贈りあう習慣も一般的になっていたようだネ」
「いや、その話は今はしなくていいから!」
微妙に話を逸らそうとしたのを感じ取られたようだ。
恋人関係になって少し経つものの。生前含め色恋沙汰には関わりが無かったせいか、この手の話題をストレートにぶつけてこられるのは多少こそばゆい。
それを乗り越えて話題を突っ込んでくる彼が、自分にはちょうどいいのかもしれない。
「つまり、肉体的には男同士の我々の場合の話だヨ!」
さも重要なことだと言わんばかりに一臨の姿のヤングなモリアーティは両手をこぶしにして握り締め、ぶんぶんと上下に振って見せた。
らいし
MOURNINGまだ付き合ってない現パロのモリ若モリとりいそぎ今日中にポッキーゲームの話を書いてしまいたかった
あとで推敲で変わるかもですがひとまずUPです
◆プリッツも忘れないで◆「今日はなんと、11月11日だよ」
「うん、そうだネ」
日付を目にして、今日が何の日か思い出してすぐ、モリアーティ教授はそんな状況になることを想像していた。
その通り、朝からそわそわしていた養子の若いモリアーティが朝食後に少し姿を消し、赤いポッキーの箱を持って突撃してきた。
スーパーが開く時間になるのも待てず、近くのコンビニで買ってきたらしい。
「ポッキーゲームをしようじゃないか!」
言いながら早速紙箱を開け、中の袋を破りチョコレートでコーティングされた固焼きビスケットの棒を取り出そうとしている。
11月11日。縦の棒が日付の桁が許す最大数並ぶその形から『ポッキープリッツの日』とされている。
そして、それを理由にポッキーゲームといわれるゲームをやりたがるカップルが大量発生する日でもある。
1643「うん、そうだネ」
日付を目にして、今日が何の日か思い出してすぐ、モリアーティ教授はそんな状況になることを想像していた。
その通り、朝からそわそわしていた養子の若いモリアーティが朝食後に少し姿を消し、赤いポッキーの箱を持って突撃してきた。
スーパーが開く時間になるのも待てず、近くのコンビニで買ってきたらしい。
「ポッキーゲームをしようじゃないか!」
言いながら早速紙箱を開け、中の袋を破りチョコレートでコーティングされた固焼きビスケットの棒を取り出そうとしている。
11月11日。縦の棒が日付の桁が許す最大数並ぶその形から『ポッキープリッツの日』とされている。
そして、それを理由にポッキーゲームといわれるゲームをやりたがるカップルが大量発生する日でもある。
0831daitai_suki
DONEいいねされたら"夢遊病"のモリ若モリ書くやつ、遅くなりましたが完成しました!ここ最近お話書くのサボってたのでちょっとグッダグダですが許してください!
夢遊病育児放棄を受けていた兄の息子を引き取って、四年の歳月が過ぎた。
あと二ヶ月程で高校受験を控えている甥っ子は、正式な養子縁組を組んだわけではないものの、養父となった私にも何か不満を抱いていたのだろう。
本来ならば親からしたら反抗期というのは面倒だったり、多少なりとも傷ついたりするものだと職場の同僚達は言うが、迎えたばかりのあの子の姿を知っていれば、例え拒絶という形であろうとも何か感情を表に出してくれる事が嬉しくて仕方がない。
しかし、困ったこともある。
ガチャリ
私室の扉が無遠慮に開けられ、トストスと裸足の足音は中へ踏み込む。
「おはよう、いや…まだ今晩は、カナ?」
彼が反抗期へと突入してから、週に一日十分ほど夜中に私を訪ねて来る。
2347あと二ヶ月程で高校受験を控えている甥っ子は、正式な養子縁組を組んだわけではないものの、養父となった私にも何か不満を抱いていたのだろう。
本来ならば親からしたら反抗期というのは面倒だったり、多少なりとも傷ついたりするものだと職場の同僚達は言うが、迎えたばかりのあの子の姿を知っていれば、例え拒絶という形であろうとも何か感情を表に出してくれる事が嬉しくて仕方がない。
しかし、困ったこともある。
ガチャリ
私室の扉が無遠慮に開けられ、トストスと裸足の足音は中へ踏み込む。
「おはよう、いや…まだ今晩は、カナ?」
彼が反抗期へと突入してから、週に一日十分ほど夜中に私を訪ねて来る。
らいし
DONE現パロモリ若モリ時系列的に後にくる話が先にできちゃったのでとりあえず先にここに置いておきます
後ほど加筆修正などするかも
暴走しだす高2若モリと押され気味のモリ教授
◆呼び名はお互いの関係を決める◆「で、さっきのアレの話なんだけど」
レストランでの食事会も終わり、藤丸君を最寄りの駅まで送って行った後。家に着くまでのドライブの間、いつもならよく話す彼が黙って何事かを考え込んでいるとは思っていたが。
屋敷に戻ると、鞄も持ったままリビングまで私の後を付いて来て言いすがった。
「アレとは?」
「英語で僕にmy boyって言っただろう? あと、メッセージで藤丸くん宛てだろうけどジェームズって」
「あ、ああ……」
「いい加減、僕に対する呼び方、ハッキリしてほしいんだよネ! いつも曖昧に『君』とか主語ごまかして話すだろう? あれ、本当はモヤっとしてた」
「ああ……いや、すまない」
ずっと先送りにして、なあなあのままにしてきた問題だった。
2306レストランでの食事会も終わり、藤丸君を最寄りの駅まで送って行った後。家に着くまでのドライブの間、いつもならよく話す彼が黙って何事かを考え込んでいるとは思っていたが。
屋敷に戻ると、鞄も持ったままリビングまで私の後を付いて来て言いすがった。
「アレとは?」
「英語で僕にmy boyって言っただろう? あと、メッセージで藤丸くん宛てだろうけどジェームズって」
「あ、ああ……」
「いい加減、僕に対する呼び方、ハッキリしてほしいんだよネ! いつも曖昧に『君』とか主語ごまかして話すだろう? あれ、本当はモヤっとしてた」
「ああ……いや、すまない」
ずっと先送りにして、なあなあのままにしてきた問題だった。
らいし
DONEたまには勝たせてあげてもいいのでは?モリ若モリです
裏技コツコツコツ、と背後から足音が近づいてきた。
聞き覚えのある靴音のテンポが急に速くなったと思えば、ドーンと腕にしがみつかれる。
「おっ!? おやおやコレは珍しい」
人懐こい学生風の彼かと思えば、そこにいるのは黒い服に金の装飾を施している第二再臨の彼だった。
ただし表情は人懐こさとは程遠い、えらく真剣に眉を顰めた顔をしていたが。
「どんな風の吹き回し…っでっ!!イッ痛い痛い痛い!!!!」
掴まれた腕の、肘から下をゴリゴリゴリと力の限り揉まれて悲鳴を上げるほどではないが、かなりの痛みに襲われる。
「やめなさいってッ!!痛ったいから!痛いから!」
「アームレスリングで勝負だ」
「は? 人の話を聞きたまえ!!!」
腕を掴んで、すぐそこの自分の部屋に引きずり込まれる。そうそう、丁度私は部屋に帰ろうとしていたところだったので。
1032聞き覚えのある靴音のテンポが急に速くなったと思えば、ドーンと腕にしがみつかれる。
「おっ!? おやおやコレは珍しい」
人懐こい学生風の彼かと思えば、そこにいるのは黒い服に金の装飾を施している第二再臨の彼だった。
ただし表情は人懐こさとは程遠い、えらく真剣に眉を顰めた顔をしていたが。
「どんな風の吹き回し…っでっ!!イッ痛い痛い痛い!!!!」
掴まれた腕の、肘から下をゴリゴリゴリと力の限り揉まれて悲鳴を上げるほどではないが、かなりの痛みに襲われる。
「やめなさいってッ!!痛ったいから!痛いから!」
「アームレスリングで勝負だ」
「は? 人の話を聞きたまえ!!!」
腕を掴んで、すぐそこの自分の部屋に引きずり込まれる。そうそう、丁度私は部屋に帰ろうとしていたところだったので。