K±69
INFO【炭煉/🎴×🦊🔥】びいなすのはなかご(後日譚のおまけ)pixivに上げたけど一応こちらにも。最後の一枚は本編の人物紹介です。
※前日譚(文章)、本編(漫画)、後日譚(この漫画)の3本立てです。詳細はpixivを確認下さい。
※背後にご注意下さい。 13
とらごろ
TRAININGぷるぷる余韻に浸ってる煉獄さん 隣に炭を描きたいがために汁成分少なめにしたのほんとは穴からドロ〜とかブビュッ!とかやりたかったのに…でも炭は事後ちゃんと煉獄さんのお体拭いたり忙しいから呑気に座ってない訳よ 解釈との戦いよコレTari
DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
「見事だった、少年」
そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
4145そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
「見事だった、少年」
そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
シロクロ
DONE炭煉です。炭煉なのか、煉炭なのか…
入ってみたら雄パイネタです…
好き嫌いあると思いますので
ワンクッション入れます。
この機会に考えて下さい…
低レベルな雄パイを見るのに迷いがある方は、ここで、勇気ある撤退を…
****
身体の関係が炭煉になっても、炭治郎が煉獄さんを尊敬し、
信頼すべき柱な精神が変わらないので精神は煉炭なんですよね、
この2人は難しい(初めから煉炭なら迷いはないのだが… 8
hiraisakura1127
DONEミ○キーコラボ、ジェラートコラボで書いたやつの続きです。炭煉が、ただすけべしてるだけ。謎時空、炭治郎が下品、杏寿郎がエロいです。キャラ崩壊気味なので何でも許せる方のみ。
18歳以上ですか?(yes or no) 15
K±69
TRAINING背後にめちゃくちゃ注意してね!!!!しゃかいてきしをむかえてもしらないよ!!!!※後日差し替えます。(2021/08/15)→データを差し替えました!(2021/08/18) 4
Tari
DONEお盆なので、初の彦桃のお話を書きました!炭煉でもあります。※お盆だから察しはつくと思いますが、死にネタありなので注意!
邂逅 ジージーと、蝉の泣く声が幾重にも重なって、まるで大きな滝の音のようだ。最近は温暖化だとか言われていて、やたら暑い日が多い。炭彦は、額から流れる汗を拭い、隣の桃寿郎に声をかけた。
「あっついねぇ、桃寿郎くん」
「そうだな!あと少しだぞ、炭彦」
大きなバッグを斜めがけにして、元気よく桃寿郎が返事をする。全然参ってなさそうだなぁ、と炭彦は一人微笑む。彼の明るい色の髪は、もしかしたら暑さを跳ね返してくれるのかもしれない。そう思ったが、首筋に汗が流れるのを見て、やはり彼も普通の人と同じように暑いのだと思い直した。
お盆は剣道部の練習も休みなので、桃寿郎は毎年祖父の家を訪ねる。最近では一人で行って泊まることも多くなったのだそうだ。いいなぁ広い日本家屋、僕も行ってみたい、そう炭彦が呟いたので、では一緒に行こう!と彼が言った。それで暑い中電車に揺られ、駅からの道のりを歩いている。
6127「あっついねぇ、桃寿郎くん」
「そうだな!あと少しだぞ、炭彦」
大きなバッグを斜めがけにして、元気よく桃寿郎が返事をする。全然参ってなさそうだなぁ、と炭彦は一人微笑む。彼の明るい色の髪は、もしかしたら暑さを跳ね返してくれるのかもしれない。そう思ったが、首筋に汗が流れるのを見て、やはり彼も普通の人と同じように暑いのだと思い直した。
お盆は剣道部の練習も休みなので、桃寿郎は毎年祖父の家を訪ねる。最近では一人で行って泊まることも多くなったのだそうだ。いいなぁ広い日本家屋、僕も行ってみたい、そう炭彦が呟いたので、では一緒に行こう!と彼が言った。それで暑い中電車に揺られ、駅からの道のりを歩いている。
urusi_ag
DONE炭煉ワンドロワンライに参加させて頂きました!今回は【手を繋ぐ、寸止め】の二つ使用しました。
何となく前回と繋がっている感じになってます。
現パロ炭煉です。
お約束とうとうこの日がやってきた。今日は記念すべき煉獄先生とのデートである。
「遅刻しないように行かなきゃ」
準備をして待ち合わせの場所に向かうと既に待っている人影が見えた。あれは恐らく、いや絶対。
「煉獄先生!」
「ん?竈門少年、早いな。まだ時間では無いぞ」
「先生こそ!…何だか昔みたいですね」
昔。前世でのやり取りを思い出した炭治郎は笑った。
「そうだな…あの時も俺が先に来ていて、早くに来た君が〝待たせてしまった〟と謝っていたな」
「だって先に来て待ちたいじゃないですか!今日だって本当は…」
「わかった、次は君が先に来たのを確認してから来るとしよう!」
元気良く言うが、結局変わらないのでは。と思った。ぷすぅと不貞腐れた様子の炭治郎に煉獄は優しく頭を撫でる。
1080「遅刻しないように行かなきゃ」
準備をして待ち合わせの場所に向かうと既に待っている人影が見えた。あれは恐らく、いや絶対。
「煉獄先生!」
「ん?竈門少年、早いな。まだ時間では無いぞ」
「先生こそ!…何だか昔みたいですね」
昔。前世でのやり取りを思い出した炭治郎は笑った。
「そうだな…あの時も俺が先に来ていて、早くに来た君が〝待たせてしまった〟と謝っていたな」
「だって先に来て待ちたいじゃないですか!今日だって本当は…」
「わかった、次は君が先に来たのを確認してから来るとしよう!」
元気良く言うが、結局変わらないのでは。と思った。ぷすぅと不貞腐れた様子の炭治郎に煉獄は優しく頭を撫でる。