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    REM

    @ID15036
    Proving grounds of the mad emperor

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    REM

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    今年の2月後半からちびちび放流してきたこれまでのスペクター絵の詰め合わせ。らくがきから割とガチで描いたやつまで様々。最後の方ちょっといかがわしい。
    スペクターは素体が素晴らしすぎてまだ描き足りない。

    #タイタンフォール
    titanfall
    #タイタンフォール2
    titanfall2

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    related works

    みしま

    DONEとあるタイタンの話。勢いで書いたので誤字脱字注意。
    行く先を パイロットが振り返り、口角を持ち上げまなじりを下げる。笑顔――コピーされた笑顔。
    「どうした、相棒?」
     ごく自然な、おそらく自然と思われるような問いかけ。私が答えずにいると、パイロットは再び同じ問いを投げかけた。全く同じ口調で。あと何回繰り返したら次の段階に行くのか、私は知っている。予測したままに。
     シミュラクラム用義体に、当機パイロットの情報、性質、戦闘効率評価、ニューラルリンク情報、その他私が持ちうるデータを詰め込んだ。出会ってから×年×ヶ月間の記録、そのすべてを。
     私は知っている。パイロットを。パイロットのことならば、私はありとあらゆることを知っている。どう考え、どう行動するのか。
     平均よりわずかに高い体温を。明るく、熱しやすく冷めやすい性格を。中~近距離射撃を得意とし、狙撃は苦手とすることを。酒保のダーツゲームのスコアボードはいつも上位にランク入りしていることを誇り、しかし一位にはなれないことを。チームメイトと犬と私とで写した記念写真を手放さないことを。そのバイタルが失われる直前、シートに頭部をこすりつけたことを。私は知っている。私は知っていた。
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    recommended works

    みしま

    DONEリクエストまとめ⑥
    TF2で「デイビスとドロズのおちゃらけ日常風景」
    おちゃらけ感薄めになってしまいました。ラストリゾートのロゴによせて。※いつもどおり独自設定&解釈過多。独立に至るまでの話。デイビスは元IMC、ドロズは元ミリシアの過去を捏造しています。
    「今日のメニュー変更だって」
    「えっ、"仲良し部屋"? 誰がやらかしたんだ」
    「にぎやかしコンビ。デイビスがドロズを殴ったって」
    「どっちの手で?」
    「そりゃ折れてない方の……」
    「違うよ、腕やったのはドロズ。デイビスは脚」
    「やだ、何してんのよ。でドロズは? やり返したの?」
    「おれはドロズが先に手を出したって聞いたぞ。あれ、逆だっけ?」
    「何にせよ、ボスはカンカンだろうな」
    「まあ、今回の件はなあ……」

     そんな話が、6−4の仲間内で交わされていた。
     6−4は傭兵部隊であり、フリーランスのパイロットから成る民間組織だ。組織として最低限の規則を別とすれば、軍規というものはない。従って営倉もない。しかし我の強い傭兵たちのことだ、手狭な艦内で、しかも腕っぷしも強い連中が集まっているとくれば小競り合いはしょっちゅうだった。そこで営倉代わりに使われているのが冷凍室だ。マイナス十八度の密室に、騒ぎを起こした者はそろって放り込まれる。感情的になっているとはいえ、中で暴れようものなら食材を無駄にしたペナルティを――文字通りの意味で――食らうのは自分たちになるとわかっている。そのため始めは悪態をつきながらうろうろと歩き回り、程なくして頭を冷やすどころか体の芯から凍え、やがていがみ合っていたはずの相手と寄り添ってどうにか暖を取ることになるのだ。こうしたことから、冷凍室は〈仲良し部屋〉とも呼ばれていた。
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    みしま

    DONEリクエストまとめその11。TF2で「ツンデレの無意識独占欲強めローニン君とパイロットの話」
    いつも通り独自解釈&設定過分。
    オンリーマイアイズ タイタンの中でも、ローニンはピーキーな機体だ、とよく言われる。実際その通りだ。
     身の丈の三分の二以上の長さがあるブロードソード、一度に八発の散弾を放つショットガン、そして軽量化されたシャーシにフェーズダッシュ機能。いずれもヒットアンドランの近接戦に特化した兵装だ。中・遠距離による銃撃戦が主となる近代戦において、強力ながらもリスキーな戦法と言える。
     だがわたしにはその方が合っていた。いや、合うようになった、という方が正しい。自身も同様に、最前線へ飛び出して短射程の銃器とCQCを駆使するようになったのは、目が潰れてからの話だから。
     タイフォンでの作戦行動中、目を焼かれた。記憶が曖昧だが、酷く眩しかったことは覚えている。おそらくテルミットの火だったのだろう。一命はとりとめたものの、軍医からは「視力を取り戻すにはインプラントを入れるか、シミュラクラムで義体化するかだ」と宣告された(三つ目に「軍を辞める」という選択肢をよこさなかった軍医殿はさすがだと思う)。
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    みしま

    DONEとあるタイタンの話。勢いで書いたので誤字脱字注意。
    行く先を パイロットが振り返り、口角を持ち上げまなじりを下げる。笑顔――コピーされた笑顔。
    「どうした、相棒?」
     ごく自然な、おそらく自然と思われるような問いかけ。私が答えずにいると、パイロットは再び同じ問いを投げかけた。全く同じ口調で。あと何回繰り返したら次の段階に行くのか、私は知っている。予測したままに。
     シミュラクラム用義体に、当機パイロットの情報、性質、戦闘効率評価、ニューラルリンク情報、その他私が持ちうるデータを詰め込んだ。出会ってから×年×ヶ月間の記録、そのすべてを。
     私は知っている。パイロットを。パイロットのことならば、私はありとあらゆることを知っている。どう考え、どう行動するのか。
     平均よりわずかに高い体温を。明るく、熱しやすく冷めやすい性格を。中~近距離射撃を得意とし、狙撃は苦手とすることを。酒保のダーツゲームのスコアボードはいつも上位にランク入りしていることを誇り、しかし一位にはなれないことを。チームメイトと犬と私とで写した記念写真を手放さないことを。そのバイタルが失われる直前、シートに頭部をこすりつけたことを。私は知っている。私は知っていた。
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