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    しんした

    @amz2bk
    主に七灰。
    文字のみです。
    原稿進捗とかただの小ネタ、書き上げられるかわからなさそうなものをあげたりします。

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    しんした

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    あの任務の夢を見てうなされる七海と大腿切断した灰原くんの小ネタと、灰原くんの脚にキスする七海の小ネタ。小話にもなっていない。
    ちゃんと形にしたいなと思ってもう半年以上経ってしまった……。
    義足とか、断端は、いいな……

    *小ネタ1

    生存if
    付き合ってる。
    あの任務のすぐあとくらい。
    まだ身の回りに不便が多いので七海と灰原くんが一緒の部屋で寝起きしている。



    一緒に寝てる時、時々七海がうなされていて「ごめん、灰原」と寝言を言っていることに気付いた灰原くんは、あの任務の夢を見てるんだと思って七海を起こす。けど、夢うつつのまま自分を抱きしめて切断面を恐るおそるなでる七海に心苦しくなる灰原くん。
    七海は翌朝すみません、と理由は言わず謝ってくれるけど、それが余計に心苦しい。(灰原くんは呪力で操作できる特殊な義足の訓練中で、まだ常時装着することはできずいる)
    ある日の深夜にも七海がうなされてると気付いた灰原くんは、部屋から抜け出して別の部屋に保管してる義足を着けてまたベッドへと戻る。七海を起こした灰原くんは、いつも通り自分を抱き締めた七海の手をとって義足の方へと持っていく。
    まだ夢うつつだった七海はどうして脚が、と思うけど一瞬で義足だとわかりはっきりと覚醒して灰原くんを見つめる。
    「どうして着けてるんだ」
    七海も義足が別の部屋にあることを知っている。車椅子はベッドサイドにあるけど、移乗するのも灰原くん一人ではまだ大変で、七海は困惑する。
    「大丈夫だよ、って七海に伝えたかったから」
    灰原くんの言葉にグッと眉を寄せる七海。辛いのは灰原くんなのに余計な心配をかけていることが申し訳なくて、自分への苛立ちが募っていく。
    「すまない。気を使わせてしまって」
    「謝らないでよ。こうして僕がここに居られるのは、七海が助けてくれたおかげなんだから」
    「でも、きみの脚は」
    そこまで言った七海の口を、灰原くんはキスをして塞いだ。すぐに唇を離すと、七海は目を丸くしている。
    まだ呪力を上手く流し込めていないできない義足は、重くて感覚も鈍くて違和感しかない。これからこれを使いこなして、また術師として一線に立てるかもわからない。けれど。
    「脚はなくなっちゃったけど、新しい脚で頑張っていこうって思えるようになってるよ。それは、七海がいつも助けてくれてるから。それに、今こうして七海を抱き締められてるし、七海の体温を感じることもできてるから、僕は七海にありがとうって言いたい」
    七海が必死に連れ帰ってくれたから、ありったけの知識で処置をしてくれたから今の自分は息をしているんだと灰原くんはずっと思っていた。
    「でも、」
    「でももごめんも無し」
    そう言われてただ眉を寄せることしかできなくなる七海。
    けれど、灰原くんに掴まれていた手でそっと義足を撫でると、記憶の中にある感触とは少し違うけれど、灰原くんの呪力が流れていることが気がついた。この義足は灰原くんの一部になり得るものなのだとわかり、灰原と同じくらい大切にしたいと七海は心から思って、少しだけ灰原くんに笑顔を向けることができた。
    「これからもきみを支える。ずっとそばで、きみの力になる」
    「うん、ありがと七海」
    違和感ばかりだったけど、義足を優しく撫でる七海の手のひらの感触が少し心地良く感じられた気がした。



    それからあの夢でうなされることはほとんどなくなった七海と、義足の訓練により一層励むようになった灰原くん。
    数年後には義足を常時装着可能になった灰原くんだけど、七海の前では外す時もあって、その理由としては労わるように脚を撫でられるのが好きだからと、自分の脚を撫でる七海の優しい顔を見るのが好きだからだったらとても可愛い。
    七海は灰原くんのことも灰原の一部である義足もめちゃくちゃ大切にする。


    *小ネタ2

    車椅子に座っている灰原くんの足元にしゃがみ込んで、灰原くんの脚に頭を預ける七海が見たい。


    任務終わりで疲労困憊だったり、人を助けられなかった時、灰原くんがまだ完全に回復しきってないとわかっているけど縋るように甘えてしまう七海。
    七海は精一杯頑張ってるよ。だから僕はこうして今も七海と一緒にいられるんだよ。って灰原くんに抱きしめられて、大腿の半分くらいのところで切断されている灰原くんの脚へキスをしててほしい。




    たぶん両方ともが、支部に上げてる二十代七灰『優しいひと』に繋がる妄想です。
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