第9話 再会と終焉ーホームー
転生し終えた4人は、ホームに帰ってきた。センもラルもアイビーも目を覚ました。だが、バベナだけは目を覚まさない。
「…バベナ、目を覚まさないね。」
「…そうですわねぇ…。」
心配そうに見守っていると、モゾりとバベナが起き上がった。
「…んんぅ~~あ〜いっぱい寝たぁ~」
はふはふと、大きな欠伸をして伸びをしたバベナは、今までとは違いどこかふわふわした雰囲気だった。
「……バベナ?大丈夫」
とセンが心配して、声をかけると、バベナは、センを見るなりパァっと顔が明るくなりそして
「わはぁいセンちゃんだぁ~お久しぶり~」
「ちょ、」
がばりとバベナに抱きつかれる。あぁ、あぁ懐かしい。戻って来たんだ。私の親友が。
750