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    🍞けい🍞

    @keikeikei3600
    アニメ、漫画、ゲーム好き。現在ほぼダイ大中心。推しは竜の勇者様。右側ネタ大好きです。ネタバレ・腐あり。ご注意を。最近腐要素多め、ポプダイ多めで垂れ流しております。

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    POIPOI 63

    🍞けい🍞

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    原作終了後、どこかで二人で暮らしている二人。
    ネタバレ無し。
    ダイ好きTVネタを、どこかに残しておきたくて。

    #ポプダイポプ
    popDiePop

    ダイ好きTVのネタ話(ポプダイポプ)正午を少し過ぎた頃、ポップは二人で住む家を出て、森の方へ声をかけた。
    「おーい!メシだぞー‼」
    待つこと少々。
    いつもならすぐに、文字通り飛んでくる相棒が、戻ってこない。
    「あれ?……っかしーな……」
    何故かどこにいてもポップの声を聴きつける彼の相棒──ダイが、すぐに戻ってこない理由。
    その考え得る可能性としては、他のこと──例えば修行などに集中していて声が届いていないか、或いは眠りについていて意識がないか。
    ──よりによって、こんな日に。
    「……しゃあねえなあ……迎えに行くか」
    そう呟き、彼が居るであろう森へと足を進めていった。

    木漏れ日の中、ガサガサと森の奥へと踏み込むうち、ポップは違和感を感じた。
    ダイの気配は、森に入って割とすぐに見つかった。
    だが彼の気配はするのに、なかなか姿を現さない。
    逃げられている……という訳ではない。
    その証拠に、ダイの気配はある一定の距離を保ち、ポップからつかず離れず、といった位置に常にある。
    試しにポップは、森の拓けた場所で立ち止まってみた。
    ポップの予想通り、ダイの気配もピタリと立ち止まるが、一向に姿が見えない。
    ──なんだ?かくれんぼでもしてんのか、あいつ。
    突如始まった子供らしい遊びに、しょうがねえヤツと思いつつも、ポップは少々付き合ってやることにした。
    ダイの気配を背にして、わざとらしく声を上げる。
    「あーあ、あいつどこ行っちまったんだろうなあー」
    直後、がさりと背後の茂みが動く気配。
    そして──
    ふわりと、少し体温の高い手が、ポップの視界を遮った。
    「どーこだっ?」
    ようやく聴こえた、どこか楽しそうな弾んだ声に、思わず笑みが溢れる。
    「それを言うなら……だーれだ、だろうが」
    そっと目元を塞ぐ手を外して声の主を見れば、えへへと笑う探し人が居た。
    「へへっ。……だけどおまえが探してるのおれだろ?だったら、どこだ、で合ってるじゃないか」
    「ばーか。目を塞ぎながらどーこだ、って……真後ろにいるのまるわかりじゃねえか」
    「あ……そっか」
    「……ったく」
    クシャクシャと、以前よりかは幾分高い位置にあるクセっ毛を撫でてやれば、くすぐったそうに首を竦める。
    「ほら、メシ出来たから帰るぞ。昼はおめえの好物の……」
    「チャーハン‼」
    ポップの言葉に被せるように、ダイが目を輝かせてそのメニューを叫ぶ。
    「……そういうこった。あったかいうちに食おうぜ」
    ──冷めると味、落ちるからな。
    歩き出しながら、そうぼそりとポップが付け足す。
    ポップに並んで歩き出したダイだったが、何かを考え込んだあと、不意にポップの顔を下から覗き込んで言った。
    「でもおれ、ポップの作るご飯なら、冷めても美味しいよ?なんでも」
    「……」
    驚きで思わず歩みを止めたポップが口を開く前に、ダイはやったやったー、などと言いながら、サッとポップの先へと進んでいく。
    その耳がほんのりと赤く染まっていることを、ポップが見逃すはずもなく。
    ──チャーハン……冷めちまっても……いいよな?
    昼飯よりも先に味わいたいものが出来たと言ったら、ダイは驚くだろうか。
    だが、先に驚かせるようなことをしたのはダイの方なのだから、これは仕返しだ。
    緩む口元を悟られないように、ポップはダイの背中を追う。
    好物が待ちきれない二人は、共に家への帰り道を急ぐのだった。



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    🍞けい🍞

    DONE7/1~2開催「デルパリバリバ!」の展示。
    現パロポプダイシリーズ『オレの知らないあいつの事情』のリバver.の話。
    【相手が望むなら逆の立場もあり】と匂わせたまま結局ポプダイで終わった本編を、実際にリバにしてみました!!
    リバ(ダイポプ)を書くのは初!となります。書けてるといいな……!!
    前半ポプダイ、後半ダイポプ です。
    あいつの知らないオレの事情【ここまでのあらすじ&キャラ設定】
     
     ポップとダイは幼馴染。なんやかんや遠回りしつつも、半年前の夏に二人は恋人となった。
     秋には初めて身体を重ねた二人は、現在遠距離恋愛中。人並みに性欲も持ち合わせている彼らは、中々会えないそのもどかしさをテレセクで解消することもあった。
     そして季節は巡り春を迎え。両親が遠方に泊りがけで外出するのを利用し、ダイはポップに自宅へ来ないかと提案したのだが……。


     【ポップ】
     都会で一人暮らしをする大学生。二十歳。ダイのことはずっと昔から密かに好きだった。
     頭が良く、特にスケベに関しては更に頭の回転が早い。ダイとダイのおっぱいをこよなく愛している。
     初夜では抱く側だった。そのことに満足はしているものの、実は内心である心配事を抱えている。
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