Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    iriyaichi

    @iriyaichi

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 45

    iriyaichi

    ☆quiet follow

    めちゃくちゃポジティブなフウガのフウモクです!
    ギャグ掌編

    あっ、誤字ったので後で直します。
    衆道です!

    #フウモク

    Tap to full screen (size:630x928).Repost is prohibited
    👏💴💴💴💴💴💴💴💴💴💴💗🍌☺💴💴💴💴😭🙏❤💴💴💴💴💴🌋🌋☺😍👏👏💴💴💴💴💴💴💴💘💯💯💴💴💴💴🙏🙏🙏💯🙏🙏🙏🙏👍👍👍☺☺
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    高間晴

    DOODLEチェズモク800字。モさんからチェズへのプレゼント。こんなんでもチェズモクと言い張る。■プレゼント


     夜。リビングのソファで二人飲んでいると、隣でモクマが思い出したようにポケットを探った。なんだろう、と思っているとチェズレイになにかの小瓶が渡される。
    「これ、プレゼント」
     それはマニキュアだった。淡く透き通ったラベンダーカラー。傾ければ中でゆらりゆらり水面が揺れる。瓶には見知った高級化粧品ブランドの名が金色で書かれている。いわゆるデパコスというやつだ。彼がどんな気持ちでこれを買いに行ったのだろう、と思うだけで小さな笑いがもれる。
    「あ、気に入らんかったら捨ててくれちゃっていいから」
    「そんなことしませんよ。
     ――ねえ、これ私に似合うと思って選んできてくれたんでしょう? 私の顔を思い浮かべながら」
     モクマはぐい呑みから酒を飲みながら、「そうだよ」と答えた。
    「化粧品売り場のお姉さんに、『彼女さんへのプレゼントですか?』って訊かれちゃって、方便で『はい』って答えちゃったのがなんか自分でも納得いかんけど」
    「まあそこで彼氏へのプレゼントですなんて言ったら色々面倒ですしね」
     まだこの世界では、異性同士での交際が当たり前で、化粧をするのも女性だけだと思われていることが 818