冷や酒🍶☆quiet followDONE終わりました! Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 冷や酒🍶PROGRESS原稿2928一部2914あり魔法少女カヲシン①子供の頃……幼稚園児くらいの時の夢は、『正義のヒーローになりたい』だった。七夕の短冊にヨレヨレの字でそう書いたのを覚えている。あの頃は戦隊ものとか仮面を被ったヒーローが子供に大人気で、忙しい両親にねだってヒーローショーを観に行ったものだ。自分も大人になったら強くなって怪獣をやっつけたり、困ってる人を助けられるヒーローになりたい。そんな姿を純粋に夢見ていた。 けれど、それは夢であって現実ではない。怪獣と戦うヒーローはテレビの中にしか存在しないものなのだと、小学生になる頃には理解していた。そこから先の将来の夢に『正義のヒーロー』が候補に上がらなくなったのは言うまでもない。僕は自分が特別な存在ではないことを知っていた。学力も運動神経も普通か、ちょっと良い程度の一般人。とてもじゃないけれどこの程度では、学校の人気者にはなれないし何よりも僕は目立つのが嫌いだったんだ。……それなのに。 9180 冷や酒🍶PROGRESS貞オメガバ運命だから仕方ないの続き🔞(yes/no) 5086 冷や酒🍶MAIKING年下攻め貞53オメガバつづきを発掘してきたが、こんなの書いてたっけって気持ち 6109 冷や酒🍶PROGRESS5/3に発刊予定の2928カヲシン(家政夫シンジさんと職業不明の渚さん)オメガバース話のサンプル🔞ですPW(yes/no) 20937 冷や酒🍶PROGRESS原稿ヤバいよ 5303 冷や酒🍶PROGRESS原稿ヤバい 4195 recommended works garnet_briefDOODLE絵と食べ物のログ(順次更新) 7 冷や酒🍶MEMO2914ちゅーの練習の話。この後からR18になるよ。 8 冷や酒🍶PROGRESSこちとら年がら年中1108の日じゃい!って気持ちで書いてる。2914のえちちなやつ①「あっ……カヲルくん、胸は触らないで……」 そう言ってシンジはシャツの胸元を押さえる。伸びてきたカヲルの手がシンジのシャツを捲ろうとした瞬間だった。 「……どうしてだい? 恥ずかしいのかな」 「それも、あるけど」 「気になるね、とても。……僕には教えてくれないのかい?」 カヲルの視線が突き刺さり、シンジの頬が赤く染る。カヲルの手から身を守るようにシャツを掴んだ手に力が入った。どうしても? と、悲しげに見つめられるとつい許してしまいそうになる。秘密を守ろうと誓ったはずなのに、シンジの心はすぐに揺らぐ。カヲル限定で。 「僕に触れられるのが嫌になったのかな……」 「そっ、そうじゃないよ。違うよ、理由は……その」 理由を言わなければ納得してくれないだろうということは、向かい合った彼の目を見ればわかる。無理強いはしなくても、捨てられた犬のような目で見つめられると嘘をつけなくなってしまうのだ。 1893 冷や酒🍶PROGRESS1108はまだまだ続くんじゃーーえちちな291453②熱を孕んだ視線を向けられて、心臓がドクンと跳ねる。知りたいと、関心を向けられていることが嬉しい。確かめるように触れてくる手をシンジが拒絶するなんて出来るはずもなかった。そもそも両手を拘束されている身では、大人しく秘密を暴かれるのを待つしかない。 「……どうしても嫌かい?」 「…………っ」 羞恥心の方が強くて良いとは言えない。けれど沈黙を了承と解釈したらしいカヲルがシャツを引っ掛けた手を上へと移動させた。布地がするりと肌を撫でながら捲れ、ヒヤリとした外気に触れた肌が粟立つ。カヲルの手が一瞬止まったかと思うと、ガバッと胸元を晒された。 「……ぁ、っ……」 カヲルの視線が胸に集中しているのがわかる。見られてしまった。バレる前に剥がして置けばよかったと今さら後悔する。顔が熱くて火を噴きそうだ。 2751 冷や酒🍶PROGRESS結婚から始まるカヲシンっていいよね【庵カヲシン】偽装婚カヲシン①数年前両親が交通事故で他界した。当時小学生だった僕は親戚の家で生活することになる。引き取ってくれたことには感謝していたけれど、実際は家族と言うよりは小さな頃から家事を手伝っていたこともあり、家政婦のような扱いをされていた。 それでも邪険にされないだけでもマシだと思う。けれど僕が中学二年になった時、叔父の事業が失敗してしまい多額の借金を背負うことになってしまった。 昔、叔父たちが話しているのを聞いたことがある。もともと僕の両親が残したお金を、後見人になった叔父が勝手に使ってたらしい。一応後見人だし、身内だし、世話になってたからそのことは仕方ないと諦めてたんだけど……。 そしてついに借金返済出来ず、叔父の会社が大手企業に買収されることになった。叔父は職を失い、住む場所も追い出されるかと思ったんだけど、何故かそのままの役職で会社に残ることが許された。 4947 冷や酒🍶PROGRESS短編のはずなんですけど偽装婚カヲシン②当然そんな相手は存在しない。すぐに偽の婚約者を探そうと考えたが、そんなに簡単に見つかるわけがなかった。理由は簡単。彼がお金持ちの美男子だったから。 一目見れば記憶に刻まれる類稀な美貌に、本気にならない者はいない。きちんと条件を提示しても同じだった。本当に結婚するつもりはない彼にとって、本気で結婚を迫る婚約者など必要なかった。 必要なのは彼に惚れず大人しく報酬を受け取って、用が済めばすぐに別れてくれる偽の婚約者。それが女でも男でも構わない。歳が離れていようとも。行き詰まり、いよいよ追い込まれた彼がとった行動の結果が今の状況だ。 だからって家出少年を偽の婚約者にするとか、すっごく変。確かに僕は帰る場所がなくて、お金にも、彼自身にも今の所興味はないかもしれないけど。 5106 冷や酒🍶PROGRESSまだ続きそう。偽装婚カヲシン③指を絡ませるように握り込まれて、僕の心臓が驚きと羞恥できゅっとなった。冷静でいなくちゃいけないのに顔も熱くなった気がする。 「なっ、渚さんの、そういう所がいけないんだと思う」 「何がだい?」 含みのある笑顔を向け、絡んだ指をすりすりと擦り合わせながら渚さんが言った。本当にわかってないはずがない。その目は相手の反応をしっかりと確認している。 「結婚なんてする気ないくせに。……こんなふうに触れられたら女の人は本気にしちゃいますよ。僕は、勘違いなんてしませんけど……」 「君とは結婚するつもりだけど、それでもダメなのかい?」 「本当に、じゃないでしょう」 この契約がいつまで続くかは分からないけど、僕は渚さんを好きになったりしない。今の所、僕の恋愛対象は女の子だし。いくら渚さんが格好良くて素敵な人だとしても、別れることが決まっているのに好きになるなんて身の程知らずの馬鹿のすることだ。歳だって十五も離れている子供が相手にされるわけない。 4184 冷や酒🍶PROGRESS次からようやっと🔞になります偽装婚カヲシン④あったかい。ぼんやりとした意識の中で、僕は全身を包み込む温もりを感じていた。お風呂上がり、そのまま寝てしまったせいで冷えた身体。それを温めるようと丸くなる背中を誰かに撫でられている。 誰かって、誰? この世に僕を抱きしめてくれるような人はもういないのに。母さんも父さんももういなくて、親戚にも捨てられた。 ……僕は独りだ。でも、辛くなんてない。一人でいることにはもう慣れたから。それなのに、どうしてか目の辺りが熱くなる。寝ているのか起きているのか、はっきりとしない意識の中。僕は溢れてくる涙の存在を感じた。 「……泣いているのかい?」 知らない人の声。それから頬を撫でていく感触に、僕は夢から現実にゆっくりと戻ってきた。重たいままの瞼を持ち上げると、仄かな明かりの中に人の姿が映る。僕を覗き込んでくる赤い目がきらきらして綺麗だと思った。 5053 冷や酒🍶DONEヤキモチ妬いたり妬かれたり。2914バレンタインの話。(『ずっと待っていた』モデルであるカヲルがモテるのは分かりきったことだった。いちファンとして推しの人気があることを嬉しいと思うのは本当だ。 けれど実際にカヲルがファンからもらったチョコを山ほど家に持って帰ってきたのを見て、やっぱり僕なんかが好きになっちゃいけない人なんだと、改めて思う。焦って渡さなくて正解だった。シンジはキッチンに立ったまま、成り行きで作ることになったチョコ味のカップケーキのことを考えた。 これは別に初めからカヲルに渡すために作った訳じゃない。同級生の女子が作り方を教えて欲しいって言うので、一緒に作ったものの余り物だ。そうだ。あげるなんて一言も言ってなんだから自分のおやつにすればいいんだ、そう言い訳している自分に嫌気が差す。カヲルにはたくさんのファンがくれた食べきれない量のチョコがあるのだから、これは必要ないだろう。 6990