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    冷や酒🍶

    @hiyazakeumai

    カヲシンとか書いてる

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    冷や酒🍶

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    こちとら年がら年中1108の日じゃい!
    って気持ちで書いてる。

    #2914

    2914のえちちなやつ①「あっ……カヲルくん、胸は触らないで……」
    そう言ってシンジはシャツの胸元を押さえる。伸びてきたカヲルの手がシンジのシャツを捲ろうとした瞬間だった。
    「……どうしてだい? 恥ずかしいのかな」
    「それも、あるけど」
    「気になるね、とても。……僕には教えてくれないのかい?」
    カヲルの視線が突き刺さり、シンジの頬が赤く染る。カヲルの手から身を守るようにシャツを掴んだ手に力が入った。どうしても? と、悲しげに見つめられるとつい許してしまいそうになる。秘密を守ろうと誓ったはずなのに、シンジの心はすぐに揺らぐ。カヲル限定で。
    「僕に触れられるのが嫌になったのかな……」
    「そっ、そうじゃないよ。違うよ、理由は……その」
    理由を言わなければ納得してくれないだろうということは、向かい合った彼の目を見ればわかる。無理強いはしなくても、捨てられた犬のような目で見つめられると嘘をつけなくなってしまうのだ。
    「……か、カヲル君が……」
    「僕が……何かしたかな?」
    「カヲル君が、僕の……おっぱ、いを……触るから……」
    「……うん、そうだね」
    練習だと言いながら、カヲルはシンジの身体に触れてきた。柔く瑞々しい肌を撫で、か細い息を吐く唇を塞ぎ、自分さえも知らないシンジの奥へと侵入してくる。快感と羞恥と罪悪感を伴いながら触れる指にシンジの身体は一から作り替えられていた。
    「……乳首を触ったり、す、吸ったり、するから……」
    「それに、何か問題が……?」
    「だからっ……ち、くびが……腫れたまま、治らなくなっちゃったんだ……っ」
    カヲルには分からないだろうが、シンジにとっては由々しき事態であった。カヲルの愛撫に反応してしまい、腫れた乳首がなかなか元の状態に戻らなくなっていた。
    それだけでなく、ちょっとした刺激にも反応してしまう。シャツが擦れただけでも、シンジの乳首はぷっくりと腫れて、それがシャツの上からでも分かってしまうようになっていた。
    シンジはとても困っていた。学校指定のワイシャツの下に肌着代わりのTシャツを着込んではいるが、それだけでは心もとない。それに意識すればするほど、敏感になっていくような気がしていた。
    「体育の着替えの時とか、大変なんだよ。……他の男子は普通なのに僕だけおかしいし」
    見られないように、見つからないように、シンジは必死だった。からかわれたりしたら、恥ずかしくて立ち直れなくなる。
    「治らなかったらどうしよう……」
    いつかは治るものなのかもわからなくてシンジは不安だった。
    「そうだったんだね。シンジ君の悩みに気づけなくてごめん。大丈夫だよ、僕が治してあげるからね」
    「本当……?」
    「もちろんだよ。まずは、ヒリヒリして痛いのから治そうか?」
    カヲルの手がシャツの上からシンジの胸を撫でる。乳首の部分を的確にスリスリと擦られてシンジは息を詰めた。
    「だめ……っ、て言った……ぁっ」
    「シンジ君、そんなこと言わないで。僕が治してあげるから……ね?」
    いつものシンジなら頷いていた。でも今日だけは頷けない。胸を撫で回す手を掴んでシンジはじっとカヲルを見つめた。
    「……ね、カヲル君……今日は、やめよ?」
    「…………今日の君はいつもと違うね」
    「えっ!?」
    必死に胸を死守する姿は明らかに異常に見えた。隠そうとするあまり、挙動不審になってしまったようだ。わかり易すぎるシンジの挙動に気づかないわけがない。
    「その小さな胸に、一体何を隠しているんだい?」
    「かくし、てなんかない、よ」
    「シンジ君は、嘘が下手だね」
    シンジを見つめる瞳が、すぅっと細くなっていく。穏やかに笑みを浮かべる唇は同じように見えるのに、瞳の輝き方が違う気がする。嘘、と断言されても否定する言葉が出て来ず、シンジはカヲルの下で小さく震えた。
    「秘密というのはね。そうやって必死に隠されると暴きたくなるものなんだよ。特に君の秘密ともなればね」
    「ひ、秘密って……あっ」
    動揺しているシンジの手首をカヲルの手が掴んだ。大きな手に手首を一纏めにされ、頭の上で固定されてしまう。抵抗しようにも体格差、力の差がはっきりし過ぎていてピクリとも動かせなかった。こういう時、カヲルが大人の男なのだと嫌でも意識する。
    「カヲルくん、やだ……」
    「触れずに、確かめるだけならいいだろう?」
    カヲルが右手でシンジのシャツの裾を掬うようにして指に引っ掛けた。呼吸する度に、浮いた隙間から少し汗ばんだシンジの肌が見え隠れする。
    「カヲルくん……どうしても、やめてくれないの……?」
    「君の全てを、余す所なく知っておきたいんだよ」
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